機動戦士Zガンダム レビュー2

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機動戦士Zガンダム・2

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 第14話 アムロ再び
2005/1/14

「何をする気だ、アムロ!」
「下がっていろ、シャア!」

つい口に出したその名を反芻し、首を傾げる2人。
なんでこんな名前を…<ニュータイプやから

肺を強化されておりますからと言うロザミア・バダム。
ニュータイプの能力を発揮する為にそれについていけるだけの身体能力を
人工的方法で向上させられたんだろう強化人間として登場。
確かにあれだけの感能力があるのに体がついていけないんじゃ使えないしね。

スードリを迎えに来てアウドムラの方に出会ってしまったロザミアたちと
戦闘に入ると、百式がドダイで外に出、カミーユたちには中からの迎撃を命令。
「口先ばかりで本当は戦争が好きなんじゃないのか」
ロベルトの死に動揺を見せないクワトロに反発して1人陰口を叩くカミーユ。
だからって「カミーユ、君は外で迎撃だ」とか言われようもんなら
「人にやらせてばかりでぇ!」とか怒るに違いないんだコイツは。

シロッコ同様モビルスーツに変形するMAギャプランを駆る彼女にまるで
「惹かれるように」飛び出して「どこのノーテンキだ!」とか言われてる。
さすがはニュータイプ同士、通信回線やチャンネルあわせなど無用で会話中。
しかしエースパイロットが大切にされるどころか一般兵と何ら変わらない扱い
ってのがガンダムらしいですな。もっと特別扱いされて然るべきだろうに。
「危険な感触でした…」
呟くように言うカミーユの言葉がホントにヤバそうだった事を物語る。

一方、フラウたちを見送りに来たアムロは空港に来たチャンスを生かして
脱出すればカラバのハヤトと合流できるかもしれないと画策し始める。
日本へ向かうフラウたちが拘束されないように…
「トイレはいいのか?」「行きます、オジさん!」「こいつぅ(怒)」
トイレの非常口から脱出したカツとそのオジさんは輸送機乗っ取りに成功。
あんなに簡単に乗っ取れるのか…アムロ、銃も持ってるし。軍人はフリーパス?

種デスだったらこの話だけでアムロ主人公で1話、カミーユ主人公で1話、そして
両者が対面する話が1話とムダに使うんだろうなと思いつつ、これはZなので
ストーリーはすいすいと進んでいく。ホントに速くて気持ちがよい。
ロザミア隊が戻った後、間髪いれずに新しい隊が出撃、攻撃を開始するのは
相手に休ませる余裕を与えないばかりか見てるこちらにも情報処理能力を
求められるので大変だ。誰だっけこいつと思ってるとストーリーはガンガン
進んじゃうし、わからないまま見てると前後の関係を見落としちゃうし…
見るのにやけに頭使うなぁ、もう<バカって言うな
ちなみにこの攻撃を行ったのは変形MAアッシマーに乗るブラン(調べますた…

今度はドダイに乗ってマーク兇盻亰癲百式とダブルで迎撃に出たものの、
まだギャプランに慣れていなかった(あれでか!?)ロザミアと違って
手練れのブランに苦戦するカミーユとクワトロ。
アウドムラってホントに「巨大輸送機」で全然防衛用武器装備してないらしくて
ロザミアに襲われた時も防御用・援護用にも何の攻撃も仕掛けてないもんな。
こんなデカい的が丸腰状態で飛ぶなんて恐い<そのためのMS搭載なんだろうけど

そこに突っ込んでくる一機の輸送機。
アリエナ〜イ!と思ったら変形したアッシマーが刺さってた。愉快すぎる。
でもここで落ちていく輸送機(アッシマー付)と上昇し進んでいくアウドムラが
わずか一瞬、紙一重ギリギリの幅ですれ違っていくのはさすがに燃える。

そしてついに そ の 瞬 間 が !
3人の運命が邂逅する。かつての主人公と現在の主人公。
そしてかつての敵であり今はその名も身分も隠すその人が。
あまりにもドラマティックな出会いと再会。いや〜、マジ燃えるわ。

アウドムラを守ったアムロはマーク兇鮓て「ガンダム…マーク供廚頒譴。
パラシュートで降下していくパイロットをマーク兇両犬琶欷遒垢襯ミーユは
「ご無事で?」と、その相手の事を知りもせず、普段どおり変わらない。
そして百式…金色の機体のコクピットから覗きこんだその姿はかつての宿敵。
クワトロの額の傷、懐かしくも複雑な想い…さすが今川泰宏、やっぱこの人の
演出好きだわぁ。エルガイムでもレッシィ活躍はほとんどこの今川氏だった。
そらGガン初め鉄人もジャイロボもミス味も彼の仕事は全部好きなわけだ。
(ハーメルンだけは未見だが周囲にはいいと言う人が多い)

「アムロ…アムロ・レイ」
「シャア…しかし…」

エヴォルヴのCMでリック・ディアスと闘う赤ザクに心震える今、
私は時の涙より時の流れを見る(Zの為に創刊したニュータイプが20周年ってなぁ…)


 第15話 カツの出撃
2005/1/21

「コロニーが落ちる光景、あれは宇宙が落ちてくるようなもの…」

ロザミアの言動がめちゃめちゃおかしい。
強化人間がどんな事されてるのかまだ明らかになってないけど、
コロニーが落ちてくるとか一極的な被害妄想っぽいことを口走ったり
相手との適性距離を保てずにいきなりしなだれかかったり…
怪しいとか変わってるってなレベルではなくおかしいよあのヒト。
「地球の汚染を嫌うのがエゥーゴだ。そこまではしない」
ブランはなかなか冷静な男らしくて彼女のおかしな部分を強化人間ゆえと
分析してて面白い。特に何度も同じ事を言う「癖」はまさしく○ス○ル○ーを
元にしてるみたいだ。人との距離のとり方が異常にヘタなところもね。

「俺を鍛えなおしたかったんじゃないのか」
出た出た、アムロ節だよ。
世界は自分を中心に回ってる的なこの考え方、アンタまさしくアムロだよ。
しかしここのハヤトとアムロの幼馴染たちの会話、それにマーク兇寮鞍をする
カミーユにまとわりつくカツとの会話も、アムロに失望した様子のカツに
輸送機をぶつけたのはすごいじゃないか、と少し慰めるように言うカミーユの
セリフなどお宝がいっぱいだ。うまいなぁ、この脚本。わずかな冒頭部分だけで
実に滑らかに、そして見事に全員の想いや立場を語らせた事に感服するよ。

「君を笑いに来た…」
なぜ地球に降りて来たんです?クワトロが自分になかなか近づいてくれないので
イラついて単刀直入に聞いたはいいけど、返された答えにはむっとするアムロ。
「そう言って欲しかったんじゃないのかね?」
クワトロはいつまでも子供のまま自分に注目して欲しがる彼に軽いジャブを
かます。ブライトだったらおまえの事なんか頭にもなかったとか言いそうだけど
むしろやんわりとこう言われた方がずっと恥ずかしいよね。お見通しって感じ。
アムロがカミーユに対して大して関心を示さないのは彼がガンダム乗りだから。
ガンダムをあんな若いやつに使わせて…そんな嫉妬ともコンプレックスとも
つかない思いに支配されて悶々とするところはホントに変わらんですな。

「平和なインテリジェンスを感じないわ」
平和なインテ…はい?なんスかそれは?
やけにおもろい事を言うパツキン美女ベルトーチカ・イルマ登場。
ニュータイプらしくアムロは彼女の心の底にある「恐怖」、つまりロザミアと
同じく「宇宙が落ちてくる」事への恐怖を感じ取り、ベルトーチカは
彼の猛々しい出撃意思と、その反面脅えきった心の不可思議な温度差を感じる。
ところで先々アムロとこの子って恋人同士になるんじゃなかったっけ<記憶があやふや

ギャプランの攻撃にマーク兇望茲蟾んで出撃するカツ…
何でも操縦できますとは言ってたけど、正規パイロットじゃないんだから
謙虚に汎用機のリック・ディアスとかジムにしとけばいいものを、パイロットが
決まってる機体に乗るなよ。どういう自信なんだそれは。図々しいわねもう。
「ザクとは違う!」そうね、でもそれグフでもないからね。ってか主役機だし。

案の定ズタボロにやられて、やっぱり顔が地味だといくら1stキャラだろうが
哀しいけどダメなのよね〜と思いきや、救助するカミーユの肩越しに
ギャプランの左足を撃ち抜くカツ。間髪いれずに百式が右足、カミーユが左肩を
撃って爆発させる。しかしあの速度で飛び出してヘルメットがなくても
「強化されておりますから」で全部カタがついちゃうのか?
どういうカスタマイズしてんだ強化人間は。

でもカツのおかげで珍しくリック・ディアスに乗ったし、親父の鉄拳を喰らう
カツをいっちょまえに「ダメだぞ」と穏やかに諭すカミーユが見られて笑った。
おまえいつからそんな兄さんキャラになったんだよ!面白過ぎるだろ!

アムロは縞パン愛用だったけどカミーユさんはブリーフ派でした。
ブリーフって今履く人いるのかな…運動用もボクサータイプじゃないの?
今日の一言は「クワトロ大尉は」変なグラサンしてカッコつけて、考えてる
事はよくわからないしキザだしムカつくけど「本質的には優しい人だ」<え〜


 第16話 白い闇を抜けて
2005/1/28

長い間眠りについていたニュータイプが再覚醒するまでの葛藤。
圧倒的な力を持ちながらなぜそんなにも不安になるのかと思う人たちには
羊の群れにたった一匹混ざってしまった狼の絶対的孤独は理解しがたいもの。
カツがいかにハッパをかけようがカミーユが言い知れぬ怒りをぶつけようが
シャアが一体どうしたと問いかけようが、女の言葉と色仕掛けにはかなわない。

7年間、あなたは眠っていただけ。眼を覚ませばいいわ。
そう言いながらベルトーチカはアムロにキスをする。
戸惑うアムロに私にふさわしいいい男になって欲しいの…って、何様だっつの。
彼女が一体自分のレベルをどのへんだと思ってるのかぜひ聞いてみたいものだ。

それにしても前回出会ったばっかりなのに人目も憚らずちゅーちゅーとは。
ベルトーチカ・タイプの女がこの監督の作品には実に多く出てくるけれど、
きれいで色気と隙のある女になだめすかして奮い立たせて貰いたいという
彼の女性に対する願望でもあるのだろうか。全く都合のいい事で。

「モビルスーツを置いていってくれないか?」
キスですっかり元気になったアムロはウキウキとクワトロに交渉する。
もちろん僕といえばガンダムって事でマーク兇噺世い燭い箸海蹐世
今取り上げたらカミーユがキレそうなので仕方ない、リック・ディアスでいい。
「エゥーゴで開発したものだ。あれこそ置いていけない」
リック・ディアスをオマケみたいに言うなとクワトロちょっとムカッ。
信用がないのだなとムクれるアムロ。後で貰ってやるから覚えとけ。
アムロは宇宙の上下左右のない感覚が苦手だと言う。
ホントのところは重力感覚のないところではより感覚が研ぎ澄まされ、
ニュータイプとしての力が発揮しやすくなるので神経が尖ると思うんだよね。
それが生きていく上では精神的疲労やプレッシャーを生み出して厄介なのかも。

ヒッコリーはその姿を隠す為に敢えて霧の出やすい地形に基地を構え
着陸する機体があればそのたびに滑走路に火を炊いて合図するようだ。
じゃあ霧の出ていない時は何かでカモフラージュして着陸は不可能なのかな?
カツを宇宙に連れて行くだけで胸がときめいてる危ないオジさんクワトロと
カツのおかげで水浸しのマーク兇魑滕吋瓮鵐討靴道箸Δ呂瓩砲覆辰織ミーユ、
それに結局リック・ディアスに乗ったアムロとそれに同乗するカツが降下する。

ヒッコリーの位置を読んで襲撃してきたブランに気づいたアムロは離脱して
迎撃開始。リック・ディアスの位置がつかめなければカミーユのマーク兇、
マーク兇戻ってないとなればまたリック・ディアスがタッチ・アンド・ゴー
とまるでいたちごっこ。電波妨害で連絡がうまくいかないんだろうけど。

百式は時間切れで出してもらえないのと、カツがアムロから受け取った
想い出の銃…赤い彗星のシャアとやりあった時に使った銃をクワトロに
つきつけてシャトルの発進を促したのでクワトロはやむなく宇宙へ。
なおその銃は安全弁を外さないと撃てないというお約束。

なんとしても二人を宇宙に還すためシャトルを守ってみせる!
でも「君は間に合わない」とアムロに宇宙行きをダメだしされたので
仕方なく(?)シャトルを守るために共闘する事になったカミーユは
アムロの強さを目の当たりにして舌を巻く事に。
見えない敵に対して後ろにも眼を開けとわけのわからない
アムロのレクチャーにはさすがのカミーユも混乱しっぱなし。
「正面やや下…もっと下だ!」とか言われても全然見えないっつの。

「ランドセルだけ斬った!?」
ドダイに乗ったハイザックのバーニアだけを斬る不殺戦法のアムロに比べて
コクピットをやすやすと切り裂いて相手を殺してしまうカミーユ。
ウロチョロしているベルトーチカの事を気にして無事に着艦させると言う
アムロに対してカミーユは「こんな時に女の事なんか!」と怒っている
ようにも見えるし、単に余裕がないだけにも思えるし。

どちらにせよカミーユは初めて自分に匹敵する能力のニュータイプ、しかも
自分以上に戦闘経験を積んだニュータイプの力をまざまざと知る事になる。
一瞬の隙を突かれてアッシマーに襲われるマーク供
回避不能で「やられる!」と思った瞬間、カミーユの脳裏をファの姿がよぎる。
その時両者の間に飛び込んできたリック・ディアスがアッシマーを一閃。
うおぉ、カッコいいぞアムロ。

長くカミーユたちを手こずらせ、強化人間に対する冷静な判断や戦力分析など
軍人としてなかなかの能力の高さを思わせたブラン爆死。有能な敵が死ぬのは
ちょっと残念だな。ってか死んだ時に惜しいなと思わせる敵キャラを作れる事が
すごい。ただその時その時出せばいいってもんじゃない。短い時間でも印象に
残るキャラっていうのは作れるものだとこのZを見てるとつくづく思う。うまい。

クワトロはカツを連れて宇宙へ戻り、カミーユは地球に残された。
カミーユを引っ張ってきた1stキャラがクワトロからアムロへとスムースに
移行し、「ムラサメ研究所」という名前も出てきて物語はさらに核心へ向かう


 第17話 ホンコン・シティ
2005/2/4

「逃げた…なぜだ!?」

「ザラついてたから」「気持ち悪いから」「蛇が頭の中でのたうつから」

うーわー…ここまで言われていいのか主人公。
カミーユ、よほどキモい何かをフォウの脳に送り込んだらしい。
と言うわけでいよいよ強化人間フォウ・ムラサメが登場。
ブルーの口紅がオサレなフォウさんは今で言えばまさしく電波娘、
当時風に言えばぷっつんしちゃったってヤツです。
自由にさせてくれなきゃ日本に帰ります、ってすごい事言ってるなオイ。
ウォンさんが今ここにいたら修正されちゃうよ?

ホンコン・シティに降り立ち、ジャブローから新たに移ったティターンズの
本拠地ニューギニアを叩き、それによってエゥーゴを世界にアピールする。
要はこの内輪もめ戦いに世論の眼を向けさせる事が肝心なのだ。
久々に乗ったMSリック・ディアスで思う以上の戦果を上げられたせいか
意気揚々のアムロ。女を侍らせて彼女におだてられ元気ハツラツだなぁ。

一方もう仲間もいないアウドゥムラに置いてきぼりは食らうわ戦闘では
アムロのすごさを見せつけられるわであまり面白くもないカミーユは
やる事といったら整備くらいしかない。そこへお邪魔虫登場。
「何か用ですか?」
「用がなければ話しかけちゃいけないの?」
まぁ普通はね。仕事してる人の都合を考えましょう…
あれ?この構図、何かに似てると思ったらこの間のルナマリアとアスランか。
種デスって絶対Z意識してると思う。シナリオの質とレベルからは
似ても似つかないけどね。まったくもって真似るのもおこがましい。

で、何を言う気かと思えばこのアマ、マーク兇鬟▲爛蹐望れだと。
はぁ?何言ってんの?カミーユより先に私がキレそうになったわ。
アムロは英雄。英雄には英雄にふさわしい機体があると思わない?
ほう?それでその英雄にふさわしい女がおまえさんだとでも?けっ。
「僕にはふさわしくありませんか?」
珍しくカミーユが穏やかに切り替えしてて好感。
「あなたの事を問題にしてるんじゃないのよ」
あの…この人殺っちゃっていいと思いますよ、カミーユさん。

ここではおおっぴらに武器の補給は受けられないので闇で補給を受ける為
カイの情報を頼って羅商会に出かけたアムロはそこでミライと再会する。
エゥーゴに参加したブライトのおかげで地球での立場がヤバくなり、
宇宙へ上がる闇チケットを手に入れようと画策しているらしい。
いや〜、ヤシマ財閥のお嬢様も数奇な運命を辿ったなぁ…
ブライトからクワトロに託されていたミライがジャブローでは見つからず、
ここで出て来るあたりも憎い演出。放送時間は同じはずなのにどうしてこうも
運命とZは話の進み方に差があるんだ?Zのサクサク度はホントに素晴らしいぞ。

「未確認ではわからん!」
そりゃもっともだ。羅の娘ステファニーに囚われたアムロ、ベルトーチカと
共に逃げるミライ、マーク兇能亰發靴織ミーユが禍々しいものを感じ取る。
なんだかとてもイヤな感覚…黒い…そしてとてつもなく…

でかっっ!!!!!

街を破壊して歩くゴジラそれこそ「黒いガンダム」スードリにも入らない
今までにない大きさのモビルスーツ・サイコガンダム出たー!!
マーク兇鮹気弘戮世韻乏糠鵬。なんかもうメチャクチャだ。
当時はこのデカさが大変話題になったものです。あまりにもデカいガンダムが
出たと聞き、私も本放送時、もうちょっと後で見てズッコけちゃいましたから。

ドカドカと街を破壊しながら飛び回り、MS形態になってからもあちこちを
ガシガシ壊し、ブレストビームを放つ姿がもうおかしくておかしくて。
マーク兇覆鵑所詮は人形じゃないか。簡単に壊れてしまう人形だ。
ビームを跳ね返されたり弾き飛ばされて吹っ飛んだり散々なカミーユは
「目を狙えば…」とアイカメラに照準を合わせ、フォウに直接プレッシャーを
かける。う〜ん、追い詰められた「殺意」「殺気」とでも言うものかなぁ?
カミーユの感情の不快さにこてんぱんにやられた純粋培養強化人間のフォウ。
サイコガンダムに乗らないお偉いさんにはあのキモさはわからんのです。

アムロは街中で応戦するカミーユにぶーたれ、そんな場合かいとステファニーに
怒られる。確かにこんなところで人の戦いぶりを解説している場合ではない。
とはいえこの危険な敵の事を察知したならば、カミーユこそ宇宙に戻り
エゥーゴの為に戦うべきだと激励する。

今日の一言は、地球の重力は魂を地底に引きずり込むとゲンナリして言う
アムロに地球に来て日の浅いスペースノイドのカミーユが言った言葉。
「でも、魂を生んでくれたのは地球ではないのですか?」
おや?ベルトーチカの時といい今日はカミーユがすごくいい男に見えるぞ?


 第18話 とらわれたミライ
2005/2/11

「ヤキモチを妬くさ」
グライダーを追うフォウに見とれてたら逆ナンされてほくほくドライブへGO。
アムロとララァがそうだったように、ほんの少し前に出会ったばかりなのに
お互い惹かれてしまうというのがニュータイプのニュータイプたる所以なのか?

女名前を気にするカミーユならではの名前に関する会話は面白い。
カミーユが言いにくいとけなしたフォウの名前は、
もしかしてただのナンバリングかもしれない。
逆に「優しい名前ね」と褒めてくれるフォウに返す言葉がないカミーユに、
自分の名前が嫌いなのねと気持ちを汲み取ったのは本当に彼の顔色を
見たからなのか、もしかして気持ちの変化を読み取ったからなのか。

ミライを人質にとるウッターはアウドゥムラの投降をエゥーゴ、
まぁ正確には支援組織カラバに対して呼びかける。
そこへ誰にも相談なく飛び込んで俺とミライ親子を交換だと言うアムロ。
うわ、出たヒーローごっこだ!<アスランさん出番です!
どうしてこんなに種デスとトラバるのだ<どう考えても種デス側が狙ってるんですよ
でも「正義の怒りをぶつけろガンダム」の主人公だからいいんだったこれで。

「アムロさんは甘いんだ!」
全くだ。アムロよ、せめて自分を渡す前にミライたちを引き渡させて、
安全なところへ逃げたのを確認してからにしなさいよ。いやそもそもハヤトに
相談してからでも時間的には十分間に合っただろうに…一体何を焦ったんだ?
ホワイトベースの名操舵手ミライが操縦するタグボートをガッシリ掴む
マリンハイザックには笑った。なんだあれ。なんで寝てんだ<浅瀬だから?

マーク兇能亰發靴茲Δ箸垢襯ミーユ、いつも通り頭に血が上っているので
ステファニーが冷静にやってちょと命令。命令権はありませんよと言いつつも
ホンコン・シティの安全を願う彼女の柔らかさを感じちゃうカミーユ。
フォウとの出会いで心が開いたせいか女の気持ちの違いまで嗅ぎ取れるように
なったらしい…けどこのセリフをここに入れなければならない理由は不明だ。
この頃のトミノアニメってこういう本編に関係するんだかしないんだかわからん
謎ゼリフが満載で、それが見るのを疲れさせる理由でもあったんだよなぁ正直。

アウドゥムラが降伏したフリをして近づき、マーク兇漏つ譴ら密かに
近づいて騒ぎを起こす作戦らしい<実は今レビューを書いてて意味がわかった
すごいよ、ブリーフィングもなしでやってのけるとは!<おまえがバカってホントの事言うな

ハサウェイが投げ出されたのを見てああ、こんなところでアンタが死んだら
「閃光のハサウェイ」はなかった事になってしまうじゃないか!と心配する<するな
でもアレ普通は死ぬ。ハイザックとマーク兇撃ち合ってる水面で無事なんて
ありえない。ミライもそもそも後ろ手に縛られて飛び込んだアムロも死んでる。
マーク兇肋しは遠慮せんかカミーユ!と思うくらいやってるし。
水の中ではバズーカ、そして海面から飛び出させてビームサーベルで一閃!
水の中でも敵なしだな。しかしあのランドセルのスラスター、推進剤と酸化剤
載せまくりなのね。でも推進はともかくフローティングはどうも納得がいかん。

頭痛に悩まされるフォウがムラサメにあって取り戻さねばと思ってるのは
順当に行けば「記憶」かな?でもホントは記憶なんかなかったりして。

しかしベルトーチカ、ウザい。
まずは無断で出かけたアムロを探しに来たカミーユにギャンギャン喚く。
「アムロさん、なんで黙らせないんです」
ホントホント。野放しはやめろアムロ。
「傷を舐めあうような男と女なんて」
ベルトーチカにもなんか傷があるのかなぁ?よくわからない。
「あなたがいけないのよ!」
ミライと会ったからアムロがこんな危険なことをやるとミライを責める。
おまえらのおかげで子供ともども死にかけたミライこそそう言いたかろう。

至近距離のモビルスーツ戦に巻き込まれても傷一つなくミライもアムロも奪還、
アウドゥムラも無事に離陸したのでウッターの人質大作戦は失敗に終わる。
「アムロみたいな子?」
「いや…僕なんかよりずっと見込みがある」
マーク兇濃袈兇鮑錣蠅泙って、しまいにはズボッと落っこったけどね。

あとミライさん、人工呼吸は鼻塞いでからじゃないと意味ないよ!


 第19話 シンデレラ・フォウ
2005/2/18

「人と人の関係は時間をかけてじっくりと作っていくものよ」

土台がメタメタな関係はクラス替えや、片方が就職したり都会に出たりしたとか
環境の変化で簡単に瓦解する。どっちかがソッポを向いてても携帯が鳴れば
出ずにいられないこの時代でも、向き合って会話をし、理解しあって関係を築く
作業は多分古今東西変わらない。この関係をアナログな人間関係とするなら
ニュータイプの人間関係はデジタルだ。記号の一致だけですぐ共鳴してしまう。

そう、なんて言うか、引き寄せられるような…
気になるとか、好きだとか、そういうのとは違う、もっと硬性の…
街角で出会い、ほんの一瞬時間を共有しただけのフォウの事を思いながら
自分の持ったが感情が何の意味を持つのか理解しあぐねるカミーユ。

「カミーユ、危険だ。その女には近づかない方がいい」
彼女がカミーユにとってどんな存在なのかはわからない。
けれど意味もなく惹かれると言うのはとても危険なシンパシーだ。
深く入りすぎれば相手の心に捉えられ、身動きできなくなる…俺のように。

ララァとの事をアムロは語らず、ミライも詳しい真相は知らない。
けれど彼らの間には時間も愛もなかったのに、電波何かがあったと語るミライ。
だからそういう事するとこの1から10まで知りたい突撃野郎カミーユは
「仲間はずれにされた!」と勘違いして飛び出すわけです。
でもホントはフォウに会いたかっただけだと思うな。

なんでか抱き合ってるし。なんでか踊ってるし。いつからこんなにラブラブに?
「ねぇ、頼める?」
キスして…

今の施設で4番目の子だったから、ナンバー4<うわ、ホントにナンバリングだった
私には記憶がないの。昔の事が知りたい。自分の事を知りたい。
「記憶なんかこれからいくらでも作れるじゃないか」
慰めてるつもりなんだろうけど実際には無神経な事を言うカミーユ。
あのな、フォウは今君に強く抱き締めて慰めて欲しいんだよ、ここで。
そんな前向きで明確な目標なんぞ聞きたくないのだよ。
まさしく「地図を読めない女」と「話を聞かない男」の会話だなこれは。
まぁこの男と女のズレが生殖目的以外で相手を求める永遠の起爆剤なんだが。

スードリの空爆でホンコン・シティが焼かれていく…
ベン・ウッターが操るサイコ・ガンダムを外から感応操作して呼ぶフォウは
怒りの感情を顕わにして去って行ったカミーユの思念があの気持ち悪いヤツの
ものだった事に気づいて愕然とする。うぇ、あんなのとキスしちゃった…<違
1stでニュータイプは万能でも超能力者でもないって言ってなかったっけ?
と思ったらウッターが「人間の意識と機械を繋ぐシステムが完成したのか?」と
ナイスフォロー。多くのロボものではいまや神経接続はデフォルト設定だけど、
この兆しを見せてたのもガンダムだったんだなぁ。同時代のアニメでこんな事
言ってたのなかったと思う。あの頃は確か異星人ハーフキャラ全盛期だった。

「嫌いだぁ!」
孤独はイヤ。孤独を紛らわせる想い出もない…
昔の事がわからないのに今の記憶があったってなんになるの。
あんたを倒せば記憶を、私自身を返してくれるって言った。
優しくしてよ。いじめないで。

本当はフォウは戦争孤児でも記憶をなくした子でもなく、ある時点で
サイコガンダムのパイロットとして目覚めさせられた実験生命体なのでは?
カミーユがフォウを説得しようとアムロを止めてコクピットを叩く。
フォウ、一緒に宇宙に行こう。エゥーゴの科学力なら君の記憶を取り戻して
くれるかもしれない…優しくしてほしいと今度はハッキリ言ってる女に
またもや前向き発言をするカミーユ。とことん女心のわからんヤツ。

アムロはシステムを壊そうとしたけど場所の特定が出来ず失敗。
システムさえ壊せば強化人間の呪縛が解けてフォウとカミーユは
幸せになれるかも、と思わせる悲劇の布石を打った感じだな。

「あなたは不用意に人の心に入りすぎます」
「あたしは今、自分の心を正直に話したつもりです」

「ベルトーチカ、急いではダメよ。人との関係は時間をかけて…」
「よくわかりません」

というわけで相変わらずベルトーチカの暴走セリフは健在。
っていうかこのベルトーチカのお相手が揮いつきたくなるようないい男なら
彼女のこういうセリフもわかるんだけど、対象さぁ…アムロじゃん。
アムロなんか恋愛相手としてはホントにどうでもいいよ。

ところで軍曹の命令違反はどうなったんだろう。減俸されないか心配だ。
留守にしていたカミーユを殴ったステファニーさんが「なら出かけないで
下さい!」と言うと「遊んでたわけじゃありせん」と言い返すカミーユ。

ウソだ、コイツ女と遊んでましたよステファニーさん。


 第20話 灼熱の脱出
2005/2/25

「僕は君に言い残したことがある」

すごい事してますよカミーユ!
ハイザックは全部片付けてスードリはアウドゥムラに真っ直ぐ特攻を
仕掛けてる最中なので、リック・ディアスのアムロが乱心しない限りは
攻撃を受ける事はないとは言え、フォウのコクピットに入り込んでます。
スーパー展開に笑っていいのかツッコんでいいのか…

ところがここでカミーユが眼の前で失った両親の事を語り、彼らの事を怒り、
彼らへの腹いせにエゥーゴ入りしたような想いを吐き出すシーンはよかった。
カミーユが持ってるもやもやした怒り、イラつき、曖昧さ、自己中な性格…
それは全て両親に向けられたものであり、同時にそれを眼の前で失った事への
やるせない哀しみ。ところがそれらの感情をどうしていいのやらわからない
もんだから、更なる怒りに転化してしまう。彼の心はいつも憤怒でいっぱいだ。
安らぎがなく、何よりそんなの本人が一番疲れてしまう。

だけどフォウの前で泣くカミーユはヘロヘロだ。
そのヘタレっぷりや実にアッパレ。
ツメを噛むのをやめなさい…やめなさい、カミーユって言うんだ…
カミーユって名前、嫌いだった。女の名前。だから男になりたかったんだ。
ムチャクチャな事をしてでも僕は男だって…証明したかった。

親は「男の子である自分」にすら気づかず女の名前をつけたんじゃないか…
生まれた時から僕はもう見捨てられてたんじゃないか…
僕はここにいる。僕はここに生きてる。僕を見て。
「今でもカミーユって名前、嫌い?」
「好きさ!自分の名前だもの」

過去も名前もないフォウに語りまくってスッキリしちゃったもんだから
フォウの怒りはマックスに。ああ?自慢か?そりゃ自慢なのか?
「てめぇいい度胸だ出てけコノヤロー」
と銃を向けられて結局は放り出されてしまったカミーユ。
しまった、失敗だったか…あーあ、幼馴染の女の子なんて言うんじゃなかった。
幼馴染はいるけどガンダム強奪現場で再会して本気で殺し合ったくらいだから
疑われるような仲じゃないと言っておけばよかった<それは17年後のなんちゃってガンダム

でもドサクサにまぎれてフォウのお股に顔を突っ込んで
思いっきりくんかくんかできたのでゴキゲンのカミーユ。
今夜は素晴らしいおかずをアーガマに持ち帰れそうでウッキウキ♪

アムロはリック・ディアスでスードリのハイザックをほとんど落とし、
一度はサイコガンダムにホールドされたものの、ニュータイプの毒気に
あてられたのか激しい頭痛に襲われたフォウの隙を突いて脱出。
「完璧なニュータイプであると証明する事」
それがフォウに課せられた使命であり、記憶を取り戻す為の条件だ。
戦いなさい!できるはずよ!
ナミカーは苦しむフォウにむちゃくちゃな事を言う。
記憶を返すよう上申するのは私なんだから、と脅しもかけて出撃させる。

ナミカーもひどいがベルトーチカはもっとひどい。
「ベルトーチカさん、カミーユは?」
「私はあの子のお守りではありません!」
隠しカメラを仕掛けられて子供を虐待してるシーンを全世界に
放映される鬼のベビーシッターになると思うねこの女は。

「アムロのこと、好きでしょ?」
「おまえは心底嫌いだけどな回りくどいな。なんなんです?」
「アムロをあなたの傍においておきたくないの」
あなたの傍にいるとアムロが頑張りすぎてしまうから。心配なのよ。
それ、全然理由になってないよな。
カミーユはそう言われましても…って感じだと思うよ、どう考えても。
カミーユがアムロを呼んだわけじゃないし、そんな責任ないじゃないか。

女のワガママが男を殺す事だってある。
上空何メートルか知らんがマーク兇らサイコガンダムのコクピットに
飛び移って彼女のお股とフトモモをくんかくんか嗅ぐる男のワガママと同じくらいの致死量か?

アウドゥムラがニューギニアに攻撃を始める前に足止めをしなければならない。
しかし敵のモビルスーツはそれを許さず、こちらの被害は甚大だ。
髪型はダサいが一本芯の通った武人らしいウッターは退艦命令を出し、
乗員を安全に避難させて艦橋に一人残る。大和魂が炸裂だ。

奇しくもスターシップオペレーターの神龍に怒りまくった週に、
たった一人でアウドゥムラに特攻をかける隊長がここに!
ついでに言えばジパングのハットンやアムドラのシーンも似たような事を
したので今週のレビューのテーマは「特攻禁止」<あまりにもタイムリー過ぎんか?
とはいえ数人であってもお供しますと言われるのはいつの時代の日本海軍だ
上官冥利につきますなぁ。ぶっちゃけあまり意味のない自爆テロだったけどね。

スードリのどてっ腹に突き刺さるフォウ。
フォウが急にカミーユを宇宙へ返そうと思ったのはなんでだろう?
アムロの「カミーユを宇宙へ生かせてさらに可能性を拡げたい」という
強い思いを接触した時に感じたのか、それともカミーユ自身に会って
そのナチュラルなニュータイプとしての能力に当てられたのか…

「カミーユ、宇宙へ」
さようなら…
ウッターに撃たれたフォウが呟くのがなんだか哀しかった…
とはいえここでは死なないけどな。

いやー、今日はホントに最初と最後でここまで話が動くとは思わなかった。
このストーリー運び、怒涛の展開なのにきちんとまとまるのは実にうまい。
全然心に残らない会話にまるまる一話かけたりする種デスとは根本から違う。
ってかこれが普通だよな。1話の中に色々な要素が盛り込まれてて面白いもん。
今回も戦闘、人間模様、フォウのキャラ立ち、ウッターの特攻ありで盛り沢山。
そしてカミーユはついに宇宙へ帰ったわけなんだが…

なんたって人間魚雷みたいなマークにぶったまげた。
おいぃ、それで宇宙行くんかい!それいつの時代の人間の妄想だよ!
そんなおならロケットみたいな姿でやってきたマーク兇鬟▲鵐ーフックで
しっかり捕獲するアーガマもアーガマだ。すごいぞブライト。

帰ってきた宇宙。懐かしいアーガマ。
行きはよいよい帰りは怖いそのままに帰ってきたカミーユはキョロキョロと
乗員たちを見て聞く。エマもいるのに聞く。
「ファは?」
ファだのフォだのヘだの最後まで愉快なカミーユくんだった。


 第21話 ゼータの鼓動
2005/3/4

「ファ…会いたかったよ…しばらくこのままにさせておいてくれ」

ファとアポリーが艦長と話しているのを外からそっと窺ってるカミーユが
ちょっと可愛かった。そういえばカミーユを可愛いなんて思ったの初めてだ。
少し照れながらファを呼び止め、抱き締める…と言うよりは抱きついてるよ。
温かくて懐かしい、ずっと一緒に育ってきた女の子に。

通りかかるブライト艦長の「俺は何も見なかった」という顔が最高ですな。
カミーユを寂しいからと言って甘えてるなと叱咤したエマはエマで彼女に
まさしく甘ったれているカミーユを見てやや嫌悪の表情を浮かべてるし。
エマはああいう慰め方はしないだろうからな。

いや〜、ジェリドの姿を久々に見たなぁ。
殴られたりしつつも必死こいてシャトルに乗ろうとしてた時以来だなぁ。
…あれっ!?
マウアーって、「ジャブローの風」でジェリドをシャトルに
引っ張り上げてくれたあの時のきれいなお姉さんじゃないですか!
うわ、いきなり出てきたキャラじゃないんだ!?へぇ〜…そうか。

ジャミトフも久々に登場。
ティターンズの次の大作戦は月のフォン・ブラウン市の制圧だそうな。
0083ではここでヘロヘロになったコウがケリィと出会ったんだった。
ジャミトフへの忠誠を誓う誓約書にそんなもん押されてもキモいし怖いのに
血判を押す時代劇フリークのシロッコは、ジェリドとマウアーに
新型の可変型モビルアーマー、ガブスレイを与えてその先鞭を切る…
予定だったがまずはやっぱりその前に主人公にご挨拶を。

「私は私がいなければ時代は変わらないと思っている」

なんかスゴい事言ってるよこのヒト。自分大好き電波発生源だ。
そういう事言ってると煮えたぎる湯をおなか一杯飲まされるのだよ天才さん。
戦争で社会構造をめちゃくちゃにした後、再構築を図って世界を導くのは
女性だと思っている。ってわけで実は私、女だったのよね〜とか言ったら
おもろいけど(いや、おもろくもなんともねーよ)その為なのかどうなのか
それとなくマウアーを口説くシロッコ。私と組んずほぐれつ組まないか?

右にプレッシャーを感じる…アーガマと接近したシロッコがジェリドに試運転
かたがた出撃を命ずる。ジェリドが1人で何かをやり遂げた事などないので
マウアーを待機させるのは正解。その時すれ違う下士官に疑念を抱くマウアー。
なんだこのピンク頭は…まだ紹介されてもいない。

「地球で恋をしてきたんでしょ?」
ブリッジで大喧嘩→自習室行き…荒れ気味のカミーユはエマにまで叱られて
むしゃくしゃ。地球に行ってそこでも立派に戦ってきたという自負があるのか
どうもエゥーゴの面々にはカミーユの態度が鼻につくもののようだ。
「エマさん!」
馴れ馴れしく上官を呼ぶカミーユの公私混同にエマは答えてくれない。
「男って戦争になると頭も回るようね」
バカみたい…と心の中の呟きが聞こえそうだ。

ジェリドが強いとモビルスーツの性能がモノをいう時もあるんだなと(失礼な!)
思ったりするが、何しろ戦艦クラスの火力を備えてるらしいガブスレイに
リック・ディアスは破壊され、エマはポッドで脱出。
しかしエマさん、ちょっと弱すぎない?出るたびに手足もがれてるし。
「パイロットの養成にはお金がかかるんです!」
どうやらティターンズは人材育成に対してはかなりのケチ…とメモメモ

マウアーが止めを刺せと言ってるのにジェリドがいつも通り駄々をこね、
マーク兇聾紊蹐らガプスレーに羽交い絞めにされて内臓が飛び出す
コクピットの扉が開いてパイロットが投げ出されてしまうというアホ展開。
ジェリド、あんたは一体何をしたかったのだ。
ただ宇宙へ帰ってきて久々に会ったマーク兇鯤っこしたかっただけなのか。

「これが甘えだというのか」
戦場で役にも立てずに俺はこんなところで窒息して死ぬのか…
親のところへ行くのか…宇宙空間で死んでいった彼らのところへ…俺も…
さすがにパニックにはならなかったけど、カミーユがこんなに焦るのも
珍しいんじゃないか?そんなカミーユの命を救ったのはなんとファだった。
ゼータを運んできたのよ。カミーユ、無事でよかった…
輸送機のパイロットになったファが、カミーユの背に身を寄せるのが甘い。

なかなかいい動きをする戦闘機がガプスレーに攻撃をし、結局ジェリドは
やられてマウアーに連れられて離脱。ダメダメさは変わってませんなぁ。
なぜあんな子供に構うのかね…大人に似合うのは大人の女だけだよ。
わざわざこんな医務室の前までまたマウアーを口説きにくるシロッコに笑う。
よっぽど好きなんだねぇ。


 第22話 シロッコの眼
2005/3/11

戦争はヒロインごっこじゃないわっ!!<違う違う!

勝手にリック・ディアスに乗り込んで出撃し、かつ戦場でも従うべき
アポリーの命令を無視して被弾したファにエマのビンタが冴える。
感情で行動する事は互いの命を危険に晒す。
自分も何かせずにはいられなかった…その気持ちは理解できるけれど
あなたのコントロールしきれていない感情の乱れはとても危険なの。

「でも人間は感情の動物です!」
フォローしてくれたブライトにすら反抗するファに再びエマの平手が飛ぶ。
だから何!?
その1人の感情のせいで戦艦を沈めるわけにはいかないのよ。
殴られたショックで泣きながらようやく素直に謝罪するファ。

ここまでファを追い込んだのは僕だ…カミーユは、もともとそんな好戦的な
タイプではないのに私も戦えると言い張り、それでこそ、いやそれでしか
自分の価値が確認できない…そんな焦りで一杯の痛々しいファを見ながら思う。
目覚めつつある内なる力と、それを共有する事が出来るただ1人の女性…
つい追い求めてしまうフォウの残像にファはうすうす気づいている。

君には戦いから遠いところにいて欲しいと言うカミーユにいらつくファは
「あなたみたいな考え方を中性的って言うのよ!」
と盛大に噛み付く。皆がみんな戦ったら、戦いが終わった後はどうするんだよ?
そんな事は勝った方が考えればいいわ…ファは投げやりに言い捨てる。
「そりゃ乱暴だよ」
もーうっさいなーカミーユは!と延々と言い争いの続く2人。
その大騒ぎが中尉と艦長の耳に届くまでとなれば相当の言い合いだったのか。
こんな風にケンカが出来る相手がいるっていうのはすごく貴重なんだけどね。

パイロット同士のいがみ合いは戦場での遺恨になりかねない。
ちょっと、イザークもシンもブライト艦長の言う事をちゃんと聞きなさい!
もう終わりました。男のクセにしつこいんです、カミーユは。
はい、わかってます。そうしないように心がけるつもりです。
なぜもうしませんと言えないのだと呆れるブライト。19歳にして手のかかる
アムロのお守りをした艦長も素直じゃない二人にジェネレーションギャップを
感じたのかエマになんとかしてくれと珍しくまる投げしそうになる。

エマが「あれはレクリエーションでしょ」と言ったのは吹き出しそうになった。
やっぱり実に聡明だねこの人は。
自分がカミーユの憧れ=母親像の投影である事をちゃんと知っていて、
だからこそ甘やかし過ぎないように適度な距離をとってる。

ジェリドの失敗を責めないシロッコは2人のニュータイプを部下として与え、
小隊長を任ずる。前回マウアーが誰だ?と言ってたピンクヘアがサラ、
もう1人がシドレーでどちらも曹長の地位にあるようだ。
ジェリドもピリピリしてるからすぐ熱くなってサラを怒鳴るし、サラはサラで
人を殺しに行くのではない(じゃ何をしに?)とか戦争は必要悪なので戦って勝利する
(必要って言い切ってますな)とか死にたくありません(皆そうだろうなぁ)とかジェリドがキレて
「ではなぜ軍人をやってる!」と聞く気持ちもわかるくらい支離滅裂。
しかもそこでシドレーが「軍は個人的なことに関与しないはずでは」と絶妙の
ツッコミ。面白いわぁ。種デスの戦争の根っこがどうのなんてデュランダルの
選挙演説よりこういう言い合いや人間と人間のぶつかり合いで描かれたもの方が
よほど面白い。いやアニメなんだからむしろそれで描いてくれんとね。

偵察に出ただけのガプスレーとマラサイ部隊はレコアの移送機を発見。
ホント、こういう運がいい分勝利の神様からは完全に見捨てられるみたいだ。
「レコアさんが来るのでしょう!?」
綺麗で優しいレコアさんが来るとなればファとのケンカなんぞ忘却の彼方、
前は優しかったのに最近は耳の痛い事ばかり言うエマさんも二の次だ。
いよいよ出ましたZガンダム!!
今日からアイキャッチもマーク兇らZガンダムに変更だ!

これがZか………
………顔、怖くない?

全体的なフォルムはいい感じ。足先まですーっと細身で。
顔はこりゃまたアゴが尖ってるなーとビックリした。
前回アポリーが操縦していた通りモビルアーマー可変型なのでカミーユも
まずはモビルアーマー姿でジェリドと交戦。エマ、アポリー、ファと
続々応援もやってきて、サラもシドレーも思ったような戦闘が出来ず
キレそうなジェリド。まぁ偵察だけだと言われてたのにアーガマ憎しで
戦闘に突入しちゃったバカは放っておけとシロッコも高みの見物。

しかしニュータイプは能力は高いかもしれないけど扱いにくいね〜。
敵の意思が固まって私を襲う!そりゃあっちも死にたくないだろうしね。
それを敏感に感じてはいちいちひゃーひゃー騒いでたら全然使えんじゃないか。
シドレーが戦死しサラはそれこそ脅えまくってなんと敵前逃亡してしまう。
大変なのはZを相手にしてるジェリド隊長。こら、サラ!逃げるな!みたいな。
種でのザラ隊長ほどの立場もないジェリド隊長。爆笑。面白すぎるよアンタ。

へンケン・ベッケナーから預かったプレゼントがレコアからエマに渡される。
好きでもない人から好意を持たれるのはその人が悪い人でなければないほど
困るもの。エマは困り顔でどうすればいいですかなんてブライトに聞いてる。
そこに今日の一言決めゼリフ。
「さぁ…僕へのプレゼントじゃないから」
その答え、思いがけず面白かったよブライトさん。欲しかったの?


 第23話 ムーンアタック
2005/3/18

エゥーゴ敗北。
強行突入したドゴス・ギアはフォン・ブラウンの港を開かせ制圧してしまう。
ガンダムはこういう時もあるさという厭世的なところが面白い。

エマさんのお顔にタッチする白ブリーフがステキ過ぎる。あのイヤそうな顔!
この当時のビーボォはなぜか白ブリーフに異常なまでの執着があり、
L-GAIMではダバが拳銃をブリーフに隠すという股間のマグナムギャグも
行われていた。あんなところで暴発したらエラい事になっただろう。

「自分が殺したパイロットの事を考えるようになっています」
もう被害者意識がどうのと言ってる場合ではない。
カミーユはなんとビックリ、彼らのために日々祈っているようだ。
無宗教と言ってたけどロウソク立てと言うよりは香炉みたいなものがあった。
自分に対しては喜怒哀楽の浮き沈みが激しいが、
それゆえに相手の気持ちには冷たく無頓着なところがあるカミーユ。
でも最近は功を焦ってジリジリしているファに優しい心遣いを見せたりと
やや成長しているようにも見える。基本的に気まぐれなので安定しないけど。

そのファはといえばカミーユとエマが仲よさそうにしているのを盗み見て
少しヤキモチを焼いたのか、敢えてカミーユを無視してエマに教えを請うたり
レコアに教えてもらっておきながら彼女を出し抜いてモビルスーツで勝手に
出撃してしまったりする。ファってどうしてもそういうドキュソタイプには
見えないのに、こういうハイテンションな事をされるとこっちが混乱する。

ファとカミーユのこの微妙な温度差が結構面白い。
カミーユに対してファが持ってるコンプレックスは到底かなうはずのないもの。
二人はお互いをよく知る幼馴染であり、ファはカミーユのどうしようもない
ダメダメさを知ってるのからこそ、今のカミーユが腑に落ちないんだろう。
カミーユもまたファが気になるのに、だからと言って簡単にファに
手を差し伸べる事が出来ない。なぜならカミーユは究極のマザコン甘えっ子。
今のファに関わるという事は彼女を包み込めるだけの大人の男に成長しなければ
ならないので、まだまだマージナルマンでいたいカミーユには重荷だからだ。

でもファのピンチに駆けつけるZはなかなかカッコよかったぞヒーロー。
Zの手首からガシャコンと出たランチャーに燃えた。

ジェリドはサラたちを伴ってガプスレーで出撃し、クワトロもビックリの
フォン・ブラウンへの単独部隊アタックをかける。えぇ?無謀だろそりゃ…
実はアーガマやZガンダムを見ると猛ってしまうクセをしっかりとシロッコに
利用されて足止め役にされてるんだが、それに気づいたマウアーが彼を救いに
やってくる。もうホントこの人いつでもどこでもジェリド・セイバーだな。
Zと組み合ってごろごろ転がりまくるジェリドを見てるマウアー機がラブリー
でも彼女自身もマウアー隊の隊長なのにこんな勝手な行動、いいのか?
部下達はさぞや困惑しただろう。えぇ?隊長、俺らはどうすれば?!

やはりニュータイプとして鋭い感覚があるのか、
敵の強い意志の矢を受けて恐怖にすくんでしまうファ。
それを精神力で抑えこみ撤退命令が出た事にも気づかないほど
戦場の熱に浮かされて戦い続ける。なぜ!?あたしまだ戦えるのに!
アンタが戦えても仕方がないでしょと言いたいのをこらえて引っ張るエマ。
これ以上戦っても犠牲が増えるだけ。作戦は次のPHASEに移行するのよ。

「男の戦場に、こんなにまで女性が出てきている事が異常だ」
エマ、レコア、ライラ、ファ、ロザミア、そしてフォウ…
宇宙世紀だと言うのに前時代的なアタマのカミーユには笑ってしまうが
ヤツはなにせ母性への憧れが異常に強くて、女性には地母神的な神秘性を
求めてるんだからしゃーないね<男は基本的には大なり小なり皆そうだと思うし

Z放映時の1985年周辺は円高不況もあったが女性の社会進出が目覚しかった頃。
男女雇用機会均等法が制定され、所謂「女性総合職」が誕生した。
Zガンダムでの女性の活躍が目覚しいのはこういう社会背景があったのだ。

今回一番面白かったのはジャマイカンがシロッコを殴りに行ったところ。
そりゃ行くわな。自分たちを囮にされて、さらにジェリドまでも当て馬にして
自分だけ突っ込んでんだから。それでいてあなたに制圧したフォン・ブラウンの
支配権を差し上げましょうとしっかり供物を差し出すあたり、わずかなセリフの
やりとりでシロッコの狡猾さジャマイカンの底の浅さをよく表している。
「与えられた役割をこなすというのは難しい」
またまた。そんな事これっぽっちも思ってないクセによく言うよ。

しかし底は浅いがバカでないジャマイカンはあそこでエゥーゴが賢明な判断、
つまりフォン・ブラウンを守るために撤退した事をちゃんとわかってる。
だからもしあそこでアーガマが引かなかったらどうするつもりだったと怒る。
この軍人気質、ホントにどこぞでその作戦はダメだ、全然と言う作戦を
立ててる隊長に爪の垢でも煎じて飲ませたい。鼻から。


 第24話 反撃
2005/3/25

今日の都合で魂を売った人々の決定など明日には崩れるものさ…

シャア節炸裂!
やっぱこうでないといけませんな赤い彗星は。

OPが「水の星から愛をこめて」に変更。画もマーク競瓮ぅ鵑らZに。
若き日の森口博子嬢の歌声で心が洗われるようです。

もう 泣かないで…今、貴方を捜してる人がいるから おまえに会いたいよと♪

あの僅かなパートに起承転結を閉じ込めてドラマにできる
プロの作詞家がいた頃の歌ってやっぱり違うなと感心した。
日本語の響きや意味をとても大切にしてるし。

さて本編ではフォン・ブラウン制圧でティターンズの力が世界的に誇示され
事態が動いているため、クワトロとブレックスは地球へ降りて議会に出席。
場所はアフリカらしく、ブレックスがここアフリカの2/3が砂漠化しても
なお地球で暮らそうとするナチュラルアースリングたちの思想を嘆く。
でもやっぱ地面を完全に離れて生きるってのは抵抗あるよ私だって。

ブライトは反撃の機会を狙ってカミーユをスパイとしてフォン・ブラウン市へ
降下させる…でもこの人選、なんでカミーユなんだ?下っ端だから?
でも何もパイロットを行かせなくてもねぇ…何かあったら大きな損失になる。
それにしてもカツのこの異常なまでにアグレッシブな性格はなんなのだ。
やっぱり、カイの言ったように
「今まで何度も何度もドンパチの中、俺達と一緒に潜り抜けて戦って」きて、
「想像のつかない地獄をね、このちっこい目でしっかり見てきた」からなのか?
やっぱりあの時子供達はジャブローで預けるべきだったんじゃないの。
麻痺した感覚のまま闘う軍人さん=ヒーローになっちゃったんじゃないのか?

「ミズサカレッジの一年生、シュリー・クライム」がカミーユの偽名らしいけど
いきなりジェリドに出会って締め上げられてるので名乗る間すらない。
なんだよ、カミーユカミーユって初っ端からバレバレじゃねぇか。
「僕はシュリーです」と踏ん張れ。あと変装ぐらいしろよ。基本だ。
子供じゃないかと手を緩めるマウアーにコイツはニュータイプだと断言。

「僕はニュータイプなんかじゃない」
「ならライラやカクリコンは普通の子供に殺されたって言うのか!」
「あなたはそればっかりだ!!」
うわぁ、いいなぁ。いや、何がいいってわけじゃないんだけど、やっぱり
やられた人間を知る人間から見たらやったものは敵でしかないよなと思って。
で、そう言うジェリドだって同じ事はやってるわけだし。それどころか
カミーユの母親=無抵抗の人間を知らなかったとは言え殺しちゃってるし。

まぁ拘束されるところをくっついてきたカツがここでは役に立って脱出。
「待て!」
待てってより撃てよ。
マウアーの言うとおり街中での銃撃はまずいけど公園の中では撃てよ。

一方アーガマに戦闘を仕掛けてきたのは血気盛んそうなヤザン。
レコアさんもファと先陣争いしないで下さいよ、いいオトナなんだから。
しかもハロに躓いてスッテンコロリンって。バナナの皮に滑って転ぶような
もんだろ。一瞬重力はどうなってるんだと思ったけど月なので1/6Gはあるのか?

戦闘がフォン・ブラウン市を巻き添えにし始めた事でシェルターに
避難するカミーユとカツ。そこで出会ったのは…あ、あれっ!?
ジャマイカンがジェリドたちを呼び戻せと命じたら行き先がわからないと
通信士が答えたんだけど、ヤツは「空襲警報を出せば済む!」と断言した。
なるほど、それで緊急事態とわかるから二人はアレキサンドリアに帰るわけだ…

帰ってないやん。

おまえら…ドゴス・ギアには置いていかれ、アレキサンドリアの緊急通報には
間に合わず、せっかく遭遇したエゥーゴのニュータイプを拘束できず…
ダメダメ軍人じゃん。絶対艦内とかティターンズではこの2人はいつも
「乳繰り合ってて間に合わない」とか噂立ってるよね<下世話な事を言うな

よせ…カツ。
シェルターで鉢合わせたジェリドとまたぶつかるカツの事を
この戦闘で迷惑してるのはフォン・ブラウン市の人たちだぞと
力のある獅子はいちいちネズミに騒いだりしないといわんばかりに
カミーユが諌める。こいつ「よせ」って言うだけで止めておけばいいのに
多分皆のハナにつくような事を一言余計に言っちゃうタイプなんだろうな。
白々しいと言うか芝居がかってると言うか…不定愁訴の多い人みたいな感じ。
(私はカミーユは嫌いでもアンチでもない。むしろ非常に興味深い。アムロよりずっと)

Zにレコアが乗ってくるという変則騎乗でカミーユはZに。
発電施設を抑えたエゥーゴの動きとヤザンを追い詰めたアーガマの働きで
アレキサンドリアは離脱したけれど、この戦いでフォン・ブラウン市は
多大な犠牲を出してしまった。それを避けるために我々は徹底抗戦を
断念してあそこで引いたと言うのに…傷つけた事に変わりなくなってしまった。
誰も失われる事なく勝利して喜ばしいはずなのに、アーガマのブリッジの
どんよりとした雰囲気は、ただ「勝てばいい」というものじゃないという事を
無言で教えてくれているようだ。練りこまれてる感じがして面白いね。

ティターンズの配下に下った地球ではブレックスが暗殺される。
駆けつけたシャアに、君が後を継げと虫の息で伝える准将。
エゥーゴの指揮を取れ…シャア・アズナブル…君が。

ところで予告では「コロニーが落ちる日」と出てるのに
小杉氏は「コロニー落ちる日」と言った。脚本のミス?
あとヘッケナーさんエマさん見すぎ。ブライトに注意されるくらい見過ぎ。
恋する男も一途だねぇ。


 第25話 コロニーが落ちる日
2005/4/1

またあのガキの言う事を信じるのか…相変わらずウォンさんがトバす。
ニュータイプは万能じゃない。助長させたっていい事なんぞない。
そう言いつつもアーガマの力=カミーユの力に賭けて、グラナダ市民の避難は
待ってくれと頑張る。でも回避できなかったらアンタ大変な事になるじゃんか。
トンデモ親父だよホントに。

マラサイじゃなくてハイザックで白旗をパタパタするサラがアーガマへ。
今回のこの陽動作戦はシロッコの作戦なのかな?それともジャマイカン?
サラはジェリドたちと違ってドゴス・ギアに乗ってる筈だけど
作戦の中身はなんとなくジャマイカンが立てそうな内容の気がする。

確かにサイド4の27バンチが動き出している。
コロニーが落ちれば罪のない人たちがたくさん死ぬのでしょう…
ロザミアもそうだったけど強化人間はコロニーが落ちる事を異常に怖がる。
アースリングならさしずめ揺るぎないはずの大地がぐらりと揺れて
地割れに飲み込まれていく恐怖を感じるみたいなもんかな。

「あの娘は危険だ」
奇しくもフォウに対してアムロが言った言葉を、サラをやたらと
チラチラ見てお近づきになろうとするカツに向かって言うカミーユ。
仲間になってくれればそりゃいいけど、テストは厳しくしなくちゃね。
ファ、カツと食事をするカミーユがカツに再びあの子には近づくなと警告。
サラを気にしてるほのかな恋心やカミーユへの嫉妬心でモヤモヤするカツは
そんなの聞く気もない。プンスカするカツにファがフォローを入れる。
カミーユはあなたのためを思ってるのよ…あれ?ファも意外と
冷静だなと思ってたらカツが去った後でいきなりカミーユに詰め寄る。
そうか、カツがいなくなるのをちゃんと待ってたのね。
「いきなりアップになるな!」
でもだからって鍵をかけた部屋で別に2人きりになる必要はないでしょ!?
ごもっとも。カミーユは重度のマザコンなのでガキには興味ないだろうけど。
「悪かったよ…」
やだわ、謝るカミーユ可愛いんだけどホントに。

ラーディッシュに廻されたエマはヘッケナーの熱い視線と熱い想いに辟易。
コロニーは核バルスエンジンで動いてるから爆発でもしたら
被爆する危険がある。きみが赤ちゃんを生めなくでもなったら
ぐへぇ!キモい、キモいんですけど艦長。
若い女性がこんな事言われたら「私の体を心配してくれるなんて♪」と
思うより引きまくるっての。そういう具体性のない未来を語るなっつの。

「私は結婚考えてませんから!」
やけにビジュアル的にいいカップルがお喋りしてる休憩室で1人座り
昔の喫茶店にあったような占いマシンでおみくじみたいな占いをするエマ。
なんでこんなん置いてるんだ?艦長の遊び心?
「あらやだ!縁談アリだって!」
え、縁談って…古い、古いよこのおみくじ。

サラに見事に騙されてまんまと逃げられるカツ。
「アタシ、あなたの活躍見たいな…」
うっ、でも可愛い…このサラの小悪魔のような顔と喋り方は騙されるかも…
「優しい」という事は大切だけど使い方を間違えると大きな危険を呼ぶ。
厳しく冷静な人間がいるからこそ他者の優しさも引き立つんだと…え?それは
優しくない人間が好き放題やりたい放題言いたい放題するための言い訳ですか?

前回出てきたヤザンが顔をしっかり見せて再登場。噛み付いております。
やらせろ〜、俺にやらせろ〜。いいねぇ、こういう猪突猛進キャラ。
カミーユはそのヤザンを抑えたものの今日はエマが大活躍だった。
Gディフェンサーが使えないなんてとぶりぶり怒ってたけど、背水の陣で
戦えば何とかなるもんだ。ハイザックの首を素手でぶっ飛ばしたり、
ヤザン隊の攻撃を避けながら(援護もないのに普通は無理だろ!?)核パルスエンジンを
破壊してコロニーのグラナダ直撃を回避。すごいよエマさん。

今日は本当にシナリオの一つ一つのセリフもストーリー運びも面白くて、
しかもコロニーがちゃんと回避される戦闘も描かれるという古典的ながらも
これがないとやっぱり締まらない「起承転結」に感動。

「ニュータイプに年は関係ないのでしょう?」
カミーユは直感だけの行動に加えて用心深さを身に着けてきた。いい事だ。
ブライトも大人になってきてちゃんと部下の成長を認めているようだ。
けれどあれがニュータイプだとはまだ認めていない。
あの子がすぐカッとなるからですか?と聞くレコアに
なんて答えるのかなと思ったら「ああ、私と同じだ」だって!
ホントにキャラ一人一人が個性的で面白い。ファーストがどうのなんて
忘れちゃうくらいZはZとしてちゃんと物語が確立してるのは見事だ。
しかし艦長は綺麗なお姉さんの給仕つきでお食事かよ!?すごいな。

で、もう1人の艦長の方もまた笑いを提供。
「死んじゃダメだ!みんなが不幸になる!」
おまえがだろ!


 第26話 ジオンの亡霊
2005/4/8

おまえの息子は預かった!
返して欲しければゼータガンダムかマーク兇鬚靴箸瓩突茲ぁ

アドル曹長受難。相手がヤザンってのが拍車をかけて受難。
ちょっと可愛い顔してるとやっぱこんな洗礼アリですか軍隊ってまさかね

サラの密告はシロッコの「オペレーション・ジャマイカン・ジャマー」だった!
でもそんなこと匂わせるようなこと、前回チラリともなかったよね?
推測するとしたら「サラが来た」って事だけ。難しくないか私がバカだって事は却下で

「エマ中尉、お茶つきあわないか?」
「ダメです」
ダメダメだこの艦長。
積極的だし断られてもメゲない不屈の精神力でアタックするのはいいんだけど
いかんせんタイミングが悪くて雰囲気や流れを読めないのでどうしようもない。
大体艦長がGディフェンサーはどうかと聞いたら、いつ戦闘になっても
おかしくないこの状況ではパイロットならすぐ確認しておきたいに決まってる。

ヤザンの攻撃で出撃するエマにまたしても噛み付くカツ。
もういいよ、キミうるさい。何度かはかなり役に立った事があるのは認める。
でもだからっていつもいつもそうとは限らないし、力不足がありありと
わかってるのに使えるわけないじゃないか。この間だってブライト艦長に…
…あれ?そういえばなんでコイツがラーディッシュにいるんだ?
もしかしてベッケナーとブライトで定期的に押し付けあってるのでは?

こないだのヤツかと斬りかかるヤザンに私はブリーフ派じゃないと怒るエマ(違
結局また無理やりGディフェンサーに乗ったカツは敵に追われて照明弾発射!
おいおい照明弾て、ギャグ?ボクはここですって合図したかったんかい。

でもなんでアドルと戦ってたカツがグワジンの中へ入ったのかようわからん。
Gディフェンサーは後で合体したから動けなくなったわけじゃないし。
ジオンの旧軍艦の中でアドルVSエマ&カツ。
曹長って呼んでたけどパイスーに昔の古巣の階級章でもついてたのかな?

「精神的なプレッシャーは感じない。ただ強いだけだ」
そかそか、じゃぁ全然大丈…ん?「ただ強いだけ」っておいおい。
エマさんが助けを求めています…またしてもカミーユのブリーフきたーーーー!
布団から跳ね起きたからうわ、また見たくもないアレかと思ったらやっぱり!!
ヘルプミーはむしろ生身のカツの方が求めてたんじゃないかと思うけど
カミーユ・レーダーはフォウ、レコア、エマとファなど女しか拾わない。
あ、あと時々シャアを拾うくらい。アムロも。

おお、ゲルググがっ!!痛々しい、なんて痛々しい。
「使える!」ゲルググといえばの違い刀の薙刀を持つヤザン。泣かせるぜ。

ゲルググ、昔は大して好きではなかった。
なんかあのコンパクトな頭が肩にめりこんでるのがスマート・エリートっぽくて
イヤだった。どういう理由だそれ。あとふくらはぎも発達しすぎだと思った。
でもココ最近は結構好きなMSに上昇中。

Gディフェンサーとの合体に失敗するカツとエマ。
今なら「合体」した瞬間にエロスになりそうな気もするがカツとエマじゃね。
この時代はハードボイルドでよかったよガンダムも。
なんとか合体に成功し、Gディフェンサーを装備して火力が増したマーク兇
ヤザンを狙う。よし、おまえらを十分近くまで誘導してきたんだ。
「外すなよ…」
放たれたハイパーバズーカをひらりとよける。すごいなヤザン。
そしてその射線上にはなんとアレキサンドリアの艦橋が!マジすごいなヤザン!

今日のテーマは「部下は増長させてもいけないが邪険にしすぎてもいけない」
寝首をかかれるとはまさしくこの事だなジャマイカン。
生き残った方が強いのだ。歴史は生きている者が書き換えていくのだふはは!
有能な上司に無能な部下がつき、無能な上司に有能な部下がつくのは世の常。
さらばジャマイカン。
それにしても最近のエマさんの八面六臂の大活躍ぶりがすごい。

マーク競妊フェンサーはなかなか気に入った。
肩のシールドがデカくていい。ハイパーバズーカも長くてナイス。

グワジンが沈みます…アレキサンドリアの砲撃を受けて爆散するジオン軍艦。
そして次回のサブタイがシャア。シャアって。クワトロでなくシャアって。
ジオンが何かしら動き出してるという示唆なんだろうか。


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