機動戦士Zガンダム レビュー1

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機動戦士Zガンダム・1

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 第1話 黒いガンダム
2004/10/15

物心はつきまくってたので(『物心』とか言うレベルですらない)
一回しか見てないのに確かに見た記憶がある。

女性の名前にコンプレックスがあるキレキレ男カミーユ。
「まさみ」とか「ひろみ」「はるか」という名前と思えばいいのかな?

けど80年代の主人公ってこんな感じの人が多かった気がする。
あえてアンチ・ヒーロー志向っつか自分勝手というか。
何せガンダムの影響が今以上に強かったからね。

ティターンズが溜まる場所に出くわして井上ヴォイスのジェリド・メサに
いきなり殴りかかるカミーユさん。池田シャアにしても声優さん、若っ!
飛田展男氏だって当たり前だけど若い。声優さんも楽しみの一つだな。

ティターンズに対抗する勢力なのか「エゥーゴ」という名や
スペースノイドなど1stでは出なかった新名称もちょこちょこ。

さっそくコロニー内部に侵入するシャアに気づくカミーユとか
エマもいるし別シーンでブライトも到着してるし1話らしい詰め込み。
「黒いガンダム?」
サブタイもそうだったけど、青く見えるのは気のせいですか。

とにかく「描いてます」という感じのセル画に手間隙を見る。
エヴァも今よりはセル〜って感じだったけど、さすが80年代ものは違う。
背景はパソ画のリアルさはないけどその分水彩画ちっくで味があるね。

「怖いんです。殴る人は」
この子はどうしてこんなに相手の怒りツボを刺激するのか。
散々殴ったり殴られたりしながら大騒ぎを起こして
親呼ばれて、そのままフツーに帰ればいいものを
更に検問所を突破して逃げ出しておいて
「こんな事しちゃってオレどーするんだ」
こっちが聞きたいよそりゃ!


 第2話 旅立ち
2004/10/22

今回はシャアたちがガンダムマーク兇噺討个譴青い黒いガンダムを
奪取しに来た事、ティターンズというのは地球軍の一組織であり
ジオンの残党狩りを主な任務とするモサドみたいな部署である事、
そのボスがバスク・オム大佐である事などバタバタと明かされる。

ビーボォーフェイスになってしまったブライトさんが相変わらず怖い声で
民間人を巻き込むような状態を作ったと抗議したら3発も殴られた。
その後も殴る蹴るの暴行を受け、巨人はとんでもないチンピラ部隊と判明。

そのティターンズの天敵がエゥーゴらしいけど、シャアがエゥーゴ側なのかは
現時点では明かされていない。カミーユの住むこのコロニーは巨人の本拠地に
なっているのでスペースノイドからは敵視されている事がファと母親の会話から
推察される。

「オヤジのコンピュータからデータを盗み出したのが役に立った」
だからカミーユは操縦できるんですよと説明があったけど、わざわざ言い訳
しなくても「ニュータイプだから」で全て済んじゃうんだからいいのにね。
「すみません、ブライト中佐、エマ中尉」
ジェリド中尉といい、どうして階級つけるのにファーストネームなんだろ?

「そこのMP!一方的に殴られる痛みと怖さを教えてやろうか!」
おまっ…そんな事の為にマーク兇望茲辰燭里よ!
バルカン撃ってるよ!踏み潰しそうな勢いだよ!ゴジラかおまえは!
「ふふふ…ははは!ざまぁないぜ!」
ガンダムが悪者になっちゃったYO。正義の怒りをぶつけられちゃうよガンダム。
「なんだ?」と呆気に取られるシャアが最高でした。おもしろい。

マーク2号機の捕獲に協力するカミーユ。
「地球軍も嫌いだし、何よりもティターンズはもっと嫌いなんです」
トリモチを避けてコロニーに開いた穴から宇宙へと出るシーンは
少し緊張させて無事に旅立つ演出がオーソドックスながらうまいと思った。
追っ手がジェリドたちのザクというのがなんとも。

慣れないはずのこの宇宙が懐かしい…
なんとなく沁みる言葉だ。

2話も見るのはなんと19年ぶり(!)だけどちゃんと覚えてたな〜。
シャアが姿も見てないカミーユに対して大丈夫か、着いて来れるかと
聞くのが、この人が部下たちから慕われていた理由のような気がして嬉しい。


 第3話 カプセルの中
2004/10/29

「あなたは何やってんです、そんなところで!」

「これは軍のやる事ではありません!」
先週、理不尽に殴られるブライト中佐の姿に眉をひそめていた
エマもまたその交渉内容に驚愕する。これはただの卑劣な脅迫だ。

追撃をかわすためエゥーゴの新艦アーガマは再度グリーンオアシスへの
進路を取って地球に向かう事になる。今回はシャアが乗っていた機体が
リック・ディアス、ライラ・ミラ・ライラが乗る機体がガルバルディ、
そしてジェリドたちが乗る機体がハイザックである事、マーク兇
あくまでも「ガンダム」の複製としてほぼ同じスペックで作られ、
開発中の新型機に新装甲が使われる予定であることなどが判明。

トヨタのマーク兇出たこの頃、マーク兇辰討い
言葉がちょっとだけだけどアニメ界では流行ってたんだよね。
そもそもZの直前までやってたエルガイムでダバが乗った
ニューヘヴィメタルがマーク供MK-2)で、Zの設定公開がされた時
なんでガンダムなのにZがその名称を引き継ぐんだよと思った覚えがある。
Zにも永野護が参加してるから無理ないのかもしれないけどね。

聞き慣れたルナ2はともかくグリプスなどの新名称も出てきた。
そのグリプス駐屯のバスクたちが乗る戦艦はアレキサンドリア。
ルナ2の部隊ボスニアの追撃が第1波で、ライラは停船を呼びかけるけど
当然エゥーゴは応じない。
「了解をした。撃沈をする」
うおぉいそこの戦争好きのアンタ、えらいハッキリ言うな。

カミーユがニュータイプである可能性を認めるクワトロ。
カミーユが発したチョー不愉快電波をモロに捕らえてた
ジェリドも当然ニュータイプなんだろうな。エスパーじゃないけど
感度がいいんだからドーパミン量が普通よりかなり多いんだきっと。
だからカミーユはラストで気が…げへげへごほ…<自主規制

戦闘状態に入ったアーガマの中でレコア・ロンドに案内されて
パイスーを身に着けるカミーユ。なんとなくその緊張感に
ウキウキしているらしく「これならすぐにでも戦えそうですね」
とはしゃいで少尉にたしなめられている。
まさか自分の(夫婦仲の悪い)両親が騙されて連れて来られ、
マーク曲峇塒弋瓩凌夕舛砲気譴討い襪箸六廚い發擦困法

「なんとハレンチな!」
バスク・オムの親書に憤りを見せるブレックス准将たち。
ヤツらは軍隊ではなく私兵(Militia)だ。
「地球の引力に魂を引かれた人々の私兵だよ」
それよりこの時代にもヤクザがいる事が驚きです閣下。

何も知らされずただ親書を渡せと言われたエマ、後方で射出された
カプセルに何が入っているのかやはり知らされもせずに撃ち落すよう
命令を受けているジェリド(カプセルが強化ガラス張りなのはご愛嬌で)
踊らされている自分たちがまだ年若いあの少年の家族を殺した…

カミーユは慟哭する。
大人は子供の足を引っ張るだけだと言いたげな表情で
それでも助けたかった母親の最期を目の当たりにして。

おもしろすぎるよこれ。やっぱガンダムってこうじゃないと!


 第4話 エマの脱走
2004/11/5

「こいつだ、こいつだ、こいつがやったんだ!」
ハイザックに向かって行き力づくで抑え込むカミーユをマーク1号機のエマと
クワトロが止めにかかる。
殺す事はなかった…殺す事なんかなかっただろう…
親を憎みながら気にかけずにはいられないもどかしい感情をもてあまし、
カミーユはハイザックを殴り続け、ビームサーベルを抜く。

ライラたちの再出撃もあり、エマは事態の収拾のためにそれを止める。
クワトロの判断はマーク兇肇ミーユを引き渡す、つまりはバスクの要求を
無条件で呑む事。今はそれが得策だ。エマ・シーンという人物は信用できる。
彼女はバスクのやり方に疑問を抱いているに違いない。

リック・ディアスに抑えられている間にハイザックは逃げ出し、カミーユは
「うるさいよっ!離してくれっ!」と怒り狂う。
男のヒステリーはオステリーみっともないわと叱咤するエマに
「眼の前で親を殺されたんだぞ!よくもそんな事を」と答えてたので
ちょっとビックリ。正当な事言うじゃないか、言い方はともかく。

マーク兇了悗砲篭欧蕕人間の体組織が付着してるんだろう、
あれはウソでも幻でもなく自分の母親だったとカミーユはエマに告げる。
さらにカミーユはコクピットを出て父に母が死んだと怒りをぶつける。
父親を怒っても仕方のないことなんだけど、こうでもしないと気持ちが
治まらないだろうし、母親を捨てて若い愛人に現を抜かしている父親も
許せないしと怒りのコンプレックス現象で見下したように笑い出す。
「若い恋人とうまくいくね。マルガリータとかってさ」

感情的にグッチャグチャの状態のカミーユに更に追い討ちをかけるように
母殺しの張本人であるジェリドがフザけたように絡んでくる。
カミーユは殴りかかろうとして踏みとどまり、怒りに燃えながら言う。
「軍人は事態の善悪などわからずに上官の命令に従うんだものな」
俺は知らなかったのさ。命令でやっただけだよと逃げのジェリドに対して
か〜な〜りキツイ一言。自分の頭で考えもしないバカには何もわからない。
だから僕はおまえを許してやるよ。
「私に汚名挽回のチャンスを」なんて言ってるもんなぁ、ジェリド<汚名返上だろ
とんでもないおバカさんだけにこの口ゲンカはカミーユの完全勝利。

バスクにメチャクチャなリック・ディアスの強奪作戦を命じられるエマ。
自分に逆らうヤツはトコトン排除する気なんだなコイツは。
でもエマはその意図を先読みしてカミーユとフランクリンを連れ出し
アレキサンドリアを脱出する。再々奪取され行ったり来たりのマーク供

「なんで撃てないんだ!」
すいません、ニュータイプじゃないもんで。
「なんでエネルギーが切れるんだよ」
撃ったから。
問答する気はないんだけどついツッコみたくなる独語だ。
親父もおふくろも邪魔ばかりする。カミーユ、ホントにウザそう。

3人の行き先はアーガマだ。
私は自分が信じるように生きていたいと思うだけ。
エマを迎えるクワトロは確信が事実に変わった事を知る。

「そういう組織そのものを憎む事を今日、僕は覚えた」
軍隊や巨大な組織になればなるほど末端の人間は歯車でしかない。
ハガレンでマスタングが間違った命令には従うべきではないと言っていたように
善悪の判断を過たず良心に従って行動する事は人間としては当然やるべき事だ。
けれど軍隊においては疑念を抱かず命令を忠実に確実に遂行する事とそれは
矛盾する時もある。

今日よかったのはクワトロがエマにカミーユを刺激するなとたしなめた事。
シャアの人となりってホント不思議。


 第5話 父と子と…
2004/11/12

カミーユのテンパリ具合が頂点に。もう怒ってるんだか哀しくて仕方ないのか
わけわからんぞ。子供じゃありませんと言っておきながら子供は親の勝手に
振り回されてばっかりですと喚く。都合のいい時は大人で都合悪くなると子供。
まぁこの年頃ってマージナルだからしゃーないけどさ。
それにしてもよく知りもしない大人にえらい素直に感情ぶつけるなコイツ。
少しは警戒心を持たんか。

青い黒いマーク兇塗り直されてようやくガンダムカラーに。
リック・ディアス(しかも赤)を盗み出したフランクリンを追ってクワトロが
マーク兇謀訃茵シャアがガンダムだって。時代が変われば乗るMSも変わる。
リック・ディアスを持ち帰ればバスクに借りができてティターンズでの地位が
揺るぎなきものになる。第一フランクリンには元々エゥーゴに入る気など
サラサラない。グリップスに囲っている若い愛人を手放す気がないからだ。
このスケベオヤジが!

「コイツは左腕を外してしまった」
「ライフルは撃てる」
アストナージくん、助けに行った連中に無事に救出されたんだな。よかった。
カミーユはエマが乗ってきたバラし中の1号機で父を追う。
自分の手で撃てるのか?オフクロを無視して若い女に現を抜かす父親を…
「カミーユ!一号機の傍で何をしている?!」と驚くブリッグスに
「音声回路損傷」と会話を遮断するのにウケた。強引だなぁ。

捕捉したもののアレキサンドリアの援護でマーク兇留βをトバされる
クワトロ。さらに逃走するリック・ディアスを今度はカミーユが捉える。
「撃つのか?親を?!」
そんな風に育てた覚えはないぞと言いながら息子を撃ちまくる<あのなぁ…
「来るなー!」
「やめなさいよ!」
なんだそのオバハン風のセリフは。ずっこけちゃったよ。やめなさいよ。

ロックオンしようとしてもやはり手は震え決心がつけられない。
尊属殺しには大罪と背徳がつきまとうもの。
その時何者かが撃った砲がディアスの腹を貫く。

さすがに汚名より名誉を挽回した方がいいと考え直したらしい(2回も言ってるし)
ジェリドも出撃。あんまり見せ場はなかったけどね。
しかしこの混乱に乗じてバスクのブルネイへの乗り換えもやってるんだから
ティターンズもしたたかだ。むしろ眼を逸らせて万々歳かもしれない。

「あんなの、親じゃありませんよ」
だけど僕はあの人たちに親をやってほしかったんです…
組織に1人で対抗しようとして失敗したバカな人も今はかける言葉が
見つからない。大尉は僕の何なんですか!?もちろん赤の他人です。
ってか偉いなぁ、シャアもエマもレコアも。
だってこんな支離滅裂くんの話をちゃんと根気よく聞いてあげてるもんね。
そしてアーガマはものすごい泣き顔<怖っのカミーユを乗せて地球へ進路をとる。


 第6話 地球圏へ
2004/11/19

「Zガンダムって、名前もつけてみたんです」
地球にデブリが流星となって降り注いだその日、タイトルのZの名が初登場。
ところで本物のZガンダムはいつ頃出て来るのかのぅ。

「用がなきゃ来ちゃいけないんですか?」<当たり前です
なんかカミーユってさ、もう小学校高学年なのに「僕はまだ子供だから女湯に
入ってもいいですよね」って銭湯の女湯に堂々と入ってくるガキって感じ。
注意したくても本人は確信犯だし、子供である事は事実だし…でもやっぱりもう
おかしいよなぁ、みたいな<例、長っ!

というわけで(どういうわけだ)優しい美人レコア少尉とキリリとした美形エマ中尉の
間で揺れ揺れのカミーユ。やっぱりガンダムと言えば年上の女性に憧れる童貞
思春期脱皮中少年がウリだよなぁ。でも気をつけろ、お姉さまたち相手はキミが
思うほどにはキミを相手にしとらんからな。

防衛衛星を攻撃しながら目的地に向かうアーガマを追う連邦軍。
そこでは歴戦の凄腕ライラとティターンズでありながらイマイチパッとしない
ジェリドがご対面。いきなり女性に殴りかかるジェリドもジェリドだけどヒール
で顔を踏みつけるライラもどうかと思う。力の差を思い知らされたジェリドは
急遽ライラに弟子入り志願。見た目も軽薄だがやる事も軽薄だなこの男。
適応と対応は違う。次の戦闘で見せてやろう。
マーク兇鯏櫃靴燭ぁ△發辰半紊帽圓ために。その野心だけは買ってやるよ。
私の戦闘を見せてやろう。あとは自分で何を学び取るかだ、小隊長殿。

30番地の暴動事件で、G3ガスを使ったんですよ、バスク・オムと言う男は。
コロニーで毒ガス?まさか、ありえません…
地球に降りるレコアから植物の世話を頼まれるエマ。まだ観察処分中の彼女に
レコアなりに彼女が本当にエゥーゴの一員となるようにという配慮なんだろう、
なぜティターンズという組織が許されないかと言う事を語り始める。
エゥーゴは好戦的と言ったエマは混乱する。戦争を起こしたいのはどっちだ?

「大尉も人を信じないから闘うんですか?」
エマには相手にされなかったカミーユは今度はクワトロに絡む。
「ティターンズが暴走を始めたから闘う」そういう君はどう思うんだ?
(問答と言うのはこういうものだよキラきゅん。答える前に相手に聞くなっつの)
「わかりません…でも今はこれでいいと思っています。
ならそれでいい。明確な答えなどないのだから。

レコアに会いに行ったのにけんもほろろ(当たり前)にされたカミーユだけど、
ジェリド小隊の攻撃にマーク兇能亰癲
防衛衛星を破壊していくマーク兇離ワトロと共闘する。しかし発進許可も
ヘッタクレもありませんなアーガマ。出たい時に出られるザルハンガーだよ。

ジェリドは赤いの(リック・ディアス)に乗ってたヤツ(クワトロ)とカミーユの区別は
ちゃんとついてるらしい。一応ニュータイプなんだね、彼も。
でもこの人ガルバルディの動きを見ながら「むっ、何も見ずに」とか今さら
宇宙戦闘をイチから学ぶってどうなんだ。そんなんだから初心者のカミーユに
まんまとアーガマから離されて気づきもしないんだよ。ダメダメだなぁ。

モンブランが撃沈されたもののレコアのシャトル「ホウセンカ」は無事に射出。
「バカな子…」
でも一生懸命自分を守ろうとした少年をレコアはまた会う日まで忘れない。


 第7話 サイド1の脱出
2004/11/26

DESTINYにキラきゅんが出て来た事にはブーイングしまくったのに
先週アムロが出てきた事には一言も触れなかったヘボレビュー。
いつもの事なのでまぁ気にしない。気にしたら負け。
とりあえずコンスタントに面白い。Zってこんなに面白かったんだなぁ。

アーガマはホワイトベースのようだ。ライラはジャマイカンに呟く。
戦闘そのものは素人同然のクセに向かい合うと無手勝流のような力を感じる。
ニュータイプ…これがそうなのかと思わせるような…
「ニュータイプなどいない!」
ジャマイカンは否定する。なんだ今さら。キートンさんニュータイプ否定派?

そのニュータイプの1人であるカミーユはブリッグスやヘッケンから
パイロットになるよう勧められている。
皆が持つのはニュータイプである自分への興味…
「興味だけで一人の少年を戦争に駆り立てるんですか」
な、なんかすっごく客観的な言い方ですねカミーユ先生。一人の少年<自分じゃん
アムロ・レイのその後の足跡がわからない。それが連邦のやり方だ。
クワトロは言う。利用するだけ利用して邪魔になれば封じ込めるという事か。

でもこのクワトロとカミーユの会話はとてもいい。
戦うべきなのか悩むカミーユを強制するでもなく、突き放すでもなく、それでも
力を持つ君は戦うべきじゃないかなとやんわり意思を伝えているように思える。

なぜこんな事をするんです?なぜこんなに人間を殺せるんです?
30バンチの惨状を見て素直な疑問をクワトロにぶつけるカミーユ。
「直接刃物を手に持って殺さないからだ」
手に血がつかない人殺しでは痛みがわからない…クワトロはそう答えていたけど
モビルスーツ戦だって対艦戦闘だって決して直接手に血がつくわけじゃない。
誰かが撃った弾が誰かに当たった…それでは人殺しの実感は沸かないままだ。

地球を甦らせる為に人類はコロニーで暮らすべきだと主張しただけで殺された。
スペースノイドが宇宙に適合し、ニュータイプになっていく事を恐れたせいだ。
ウソだ!暴動はジオンの残党が起こしたはずだ!
軍に刷り込まれたステロタイプの意見をぶつけるライラ。
ライラは実力があるからこそカミーユの技量が読み取れてしまったんだろうな。
その底知れぬ力とただならぬ可能性に、まずい、これは潰さねばと反感を持つ。
それこそが「新しき者」に対する「旧き者」の脅威であり怖れなんだろう。

この時代に「ニュータイプ」というガンダム概念を植えつけられた人(私も)は
まさかこの後生まれる世代は例えば異常にアレルギーが多い、というような
マイナス面を持つなんて考えてなかったもんな。
まぁ私はニュータイプを「感受性が強くて情報を受け取りすぎる分、その処理に
追われて感情のコントロールが出来ずキレやすい」と勝手に解釈してるんだけど
それも果たしてノーマルタイプ(どうもオールドタイプって言い方に反感がある)より
優れてるとは言いがたい気がする。ドーパミン出すぎだよ絶対。

いい男になってくれたら、もたれかかって酒が飲める…
道を模索してるあんたはまだまだだけど、素質はあるよ。
焦るばかりで空回りするジェリドを導いてくれた女は眼の前で散っていった。
これでジェリドとカミーユ、一勝一敗の五分<えー


 第8話 月の裏側
2004/12/3

MSの装甲越しに相手の気分とか心情を読み取る事が出来ると思ってるんですか?
それよりなんで会話しながら戦えるのってそっちの方がよっぽど気になるよ。

なぜかヒネくれているカミーユから始まったので1話トバしたかと思ったよ。
だって先週はハンガーで艦長にまで出迎えられてご機嫌な感じだったから。
ライラの死の感覚を受け取ってしまって気が立ってるという設定なのかな?
やけにイラつくカミーユにエマが話をしにやってくる。
やっぱりこの「話をする」というシーンは必要だよね、邪険にされてもさ。
(SEEDは苦しんでいる人の話を聞くシーンが本当にない。制作者がそもそも人の話を聞かないのかな)

エマはアムロに出会ったことがあると告白。
その時は彼がそうだとは気づかず、宇宙に上がって確信したそうだ。
親の遺産でのうのうと暮らしてる暗い青年だと思ったっつーのが笑った。
アーガマの空気ってなんだろう。ニュータイプを否定しない事?
ティターンズという共通の敵に対して怒りを覚え戦うという意志を示してる事?
それに溶け込む心地よさを感じられる事?
アムロが求めるものが私の求めるものだったからと遠まわしに言ってるのかな。

「ならばシャア・アズナブルのような人がここにいると思ってるんですか?」
え?ドキッとするエマと2人の会話を盗み聞きしていたクワトロ。
アムロが安らげるのはシャアのような人がいるところだからなんだろうか。
それはわからないけど、アーガマに行きたいという熱狂的な思いは今はもう
ないと告げるエマ。なんせ脱走までしてアーガマへ来たんだもんね、彼女は。
ここにはニュータイプを惹きつけるような何かがあるのか。ネコにマタタビか。
「じゃあシャアには会ってるんだ」
何気ない一言が逆にカミーユの凄さを物語るようで面白かった。

ガルバルディに乗って出撃してきたジェリドとの月面戦闘は最初ちょっと
わかりづらかった。つかマーク兇縫蹇璽蕁璽瀬奪轡紊弔い討襪茲諭
バッタバッタと走るMSってあんまり好きじゃないのでちょい乗り出した。

「無駄な殺生をまたさせるっ!」
地表に引力はあるのに1/6Gなのでバーニア不要で飛び上がれるとかリアルに
「初戦闘の戸惑い」を描いてるのが面白かった。しかもクワトロの援護が
なければ多分負けてたって言うのも、ニュータイプという力は持ってても
カミーユはまだ不安定な子供だと言うのが浮き彫りにしてたし。
ってか殺生しなくて済んでよかったね★

「次は君が死ぬ番だ」優しい声音で厳しい事を言うクワトロ。
「誰が死ぬもんか」それが事実と知りながら毒づくカミーユ。
なんかZ見てると脚本の裏にあるものを自分なりに読み取ることも面白さの
一つなんだなと思えてくるから不思議だ。これぞニュータイプ・アニメ?

アレキサンドリアは月基地グラナダへ、アーガマはその裏のアンマンへ。
そして「アクシズ」が地球に向かっているという情報が入る。
クワトロ、ハマー・カーン」って言ったよね?
この頃の設定ではまだ「ハマーン」じゃなかったの?それとも単なる間違い?
クワトロと出資者の話ではエゥーゴは今後ジャブローを攻撃する様子。

カミーユの方はジェリドの次はカクリコンの仇討ち襲撃を受けハロをゲット。
なんでハロがこんなトコに?!
仇討ちしてもライラさんは喜ばないし生き返らないぞ!
だからもう殺しに来るのやめてねと言うカミーユが最高に笑えました<言ってねー


 第9話 新しい絆
2004/12/10

「エマさんをいじめたな!?」

百式出たー!金色だ!ピカピカだ!肩に「百」イカすー!
味方に撃たれないどころか敵から一番に狙われそうなんだがそれはおいといて。
「新たなる絆」と言うより「新たなる傷多数」という感の殴られまくりの回。
暴力はいけませんよって言い方がおっさんくさいカミーユ、ボコられまくる。

エマに殴られるのはともかく、まぁこのウォンさんがすごい。
「ツベコベツベコベと。なぜごめんなさいと言えない!」
いや、アンタ絶対カミーユがごめんなさいって言ったら言ったでまた殴るだろ。
「簡単に謝るならなぜそんな事をするのだ!」
とかなんとか言っちゃってさ。そういうタイプと見たね。
ただの子供を殴るのが好きな小父さんに決定。「小父さん」ってなんかマヌケ。

カミーユにも驕りがあって、集合時間をわざと守らなかったり責任感の乏しい
ところがある。エマに指摘されると「僕は自閉症の子供なんです」とおっと、
それ修正入っちゃうよというセリフ。まぁせいぜい「適応障害」くらいで。
自分の都合で大人と子供を使い分けるなとエマも言われるカミーユ。
ハイティーンのマージナル世代はこれだからな。逃げ道があっていいですな。

しかしエゥーゴってのは盗賊団か?今度はグラナダで戦艦を奪取。
初めて銃を撃つカミーユが目を閉じてセイフティを外さずどひゃーと脅えて
トリガーを引いてるのを見たら、なんか初めてカミーユが可哀想になったな。
民間人の野戦任官だった割にアムロは意外とすんなり銃を撃ったからね。
クワトロが「安全弁を外さなければ撃てん」と落ち着いて言ってくれたけど。
でもカミーユはこれまでクワトロについては特に何も感想を述べてなくて
それなりに尊敬してるのかと思ってたんだが
「嫌いだな…ずっと試されてるみたいで」
と嫌い宣言してた。ウォンの件で冷たくされたからかもしれないけど。

一方MSが出払って手薄になったアーガマはカクリコンに襲われ(まさにこのへんが
ガンダム)迎え撃つエマの気配をニュータイプアンテナで感じ取るカミーユ。
ウォンの一件で今までアーガマではキミに甘すぎた、と言ってたわりには
やっぱり少し甘いのがシャアの性格の特徴なのか、ワガママは…なんて
おっとり諭してておかしい。そんなんじゃありません!カミーユは訴える。

悲鳴をあげてるようなエマさんが…ふわっと…
勝手に戻ってきたんじゃないかと叱り飛ばそうとして、誤解だとわかれば
優しく笑って「ありがとう」エマ中尉のポケットには飴と鞭が山のようだ。

「木はよけてもいい!」
ジャブローではジャングルに白スーツで乗り込むフリージャーナリスト、
カイ・シデン登場。本放映で見た回だけどほぼ記憶の間違いなく覚えてたな。
おちゃらけた感じがなくなってシリアスモードだけどかなりデコが気になるぞ。
レコアと共にジャブローへ潜入開始。うぉい、ここの防衛網はザルか。

気になった一言はジャマイカン。
「マシンは気合では直せんぞ?」
ですよねー。


 第10話 再会
2004/12/17

「ウォンさんの修正を受けるわ」

独善的修正はめちゃくちゃ迷惑なんだけど…神様何様ウォン様だなホントに。
しかも戦場だってのにやたらと強気な作業員オヤジがいるなぁ、危ないぞ、
と思ったらそれこそウォンさんだったのでたまげた。
しかもデカいランチャー撃ってるし!何やってんのこの人!?

ウェイブライダーなる大気圏突入用のブツの名前が明らかになったけど
まだ試作段階との事なので詳細は不明。この会話から「大気圏突入用のモノが
なんで必要なのか」と進んで「ジャブローに降りるんだ」と流れていく。
作戦はあくまでも下っ端には遠いところで決められてる軍の体制をさりげなく
匂わせるあたりがガンダムの脚本のうまさだと思う。

ところでこのアストナージくん、なかなかの好男子ですな。
顔なんか飾りです。腐女子がたにはそれがわからんのです。
男はまずどれだけ有能かだよね。でも顔がいい事に越した事はないけどね。

横から見るとギーガーのエイリアンみたいな頭のマラサイが登場。
顔がスズメバチみたいでステキ。肩のショルダーに刺さったら痛そうでステキ。
ふくらはぎのぶっとさとかこの頃の大河原メカっぽさが出てるなぁ。
アナハイムがティターンズのご機嫌取りにお届けしたMSって事で
エゥーゴのデータバンクにも登録済み。ガルバルディもそうだけど今のところ
オレンジレッドの機体が多いのは「大尉の色は人気ありますからね」なのか?

2人で1人に見せかける二人羽織作戦て。しかも一人がジェリドて。
なんかそれだけで既に失敗臭がぷんぷんするんだけどなぁ…
と思ってたらいきなりカミーユに「2機!?」と言われててウケた。
ダメじゃんあんたら!全然息合ってないじゃん!

アーガマが出るに出られず立ち往生しているところに撃ちこまれたミサイルを
一発の散弾爆雷で打ち消すマーク兇砲呂舛腓辰肇轡咾譴拭おお、頼もしい!
そうだ、迎撃ってのはそういう武器と正確に撃ちこむタイミングと技術が
あってこそだ!マルチロックオンなんかズル過ぎる!つかできるか!
でもクワトロの武器は凄すぎないか?要塞でも攻略する気ですか?
メガバズーカランチャーって名前からして既にちょっとなのに物自体もでかっ!

謎のモビルアーマーでバプテマス・シロッコが初登場、そしてまたも自分の艦を
失ったブライト艦長が再登場。2話以来ご無沙汰だったファ・ユイリィも
フレイさんばりのタックルで登場。忘れてたなぁというギリギリでうまいこと
出てきた感じ。まぁ彼女はEDでは毎週走ってるんだけど、ずっと出てもいない
ブライトのキャストヴォイスも出てて差し替えしろよと気が気ではなかった。

クワトロに会って「大佐」と呼んでしまうブライト中佐。
私は大尉ですよ中佐。そう、今はまだね…


 第11話 大気圏突入
2004/12/24

シロッコがジュピトリスで試作した新型のMSの名はメッサーラ。
これさえあれば旧式のモビルスーツなど使う必要はない。不遜な若造は言う。
そのお披露目のためにテンプテーションを追ってみせたのだから。

今回ヘッケンがアーガマの艦長を辞し、ブライト中佐にその席を譲る。
クワトロたちには見送りはいらないと言ってたくせにジャブロー斬り込み隊長
として作業に忙しいであろうエマを呼び出すとは。艦長、公私混同です。
「遅いぞ」なんて言われてエマはちょっと迷惑そうなのがヘッケン哀れ。

再会したはいいもののカミーユはヨソヨソしくてファの話を聞いてくれたり
慰めてくれるでもない。幼馴染なら浮き沈みが激しくて不安定なカミーユの
性格もわかってるはず。カミーユもまた今回の件で母と父を失い、自らはもう
後に引く事も出来ずこうして戦争に巻き込まれている。
「あたしだって子供なのよ!カンベンして欲しいわ」
出た、免罪符。子供だからって言えば全てが許されると思うな?

ジャブローへの降下作戦はシロッコの襲撃、さらにはジェリドたちの追撃も
あって一気に緊張が高まる。すごいな、結構な大部隊になってるじゃん。
これだけの戦力をジャブローにつぎ込むって事だもん、たとえ失敗に
終わってもエゥーゴの力を世界に知らしめる事は十分だよね。

でも先陣を切るはずだったエマがメッサーラを見てなんで急に方向転換して
編隊を離脱したのかは謎。ティターンズが!?と言ってたので新型MSの
開発をしていたという事になにかひっかかるものがあったのかな?

マーク兇倭芦鵐▲好肇福璽犬準備していた通りウェイブライダーで大気圏に
向かい、他のモビルスーツは一寸法師のお椀のようなバリュートシステムで
(バカでかいパラシュートと考えていいのか?)大気圏突入を行う。
でもすんなりといくはずもなく、眼の前には大気圏、後ろからは敵と言う
二つのものが部隊を襲ってきてる。カミーユはエマを追ってシロッコと再戦。
メッサーラはなんとMSに変形できるという(しかもビミョーにかっちょ悪い…)機能を搭載。
2機がかりでかかっても落とすどころか一矢報いる事すら出来ずに逃げられる。

リック・ディアスの腕を損傷したエマはブライトの命令で居残り決定。
そうそう、コロンビアもわずかなタイルの剥がれで空中爆発起こしたんだから
やれるわけないでしょうが。ところで帰ったら艦長に鉄拳修正されたのかな?
ブライトは口では怖い事を言っても意外とフェミニストでもあるのでエマや
セイラみたいなキリリとした知性派には弱いよね。じゃ独房1日かしら。

ジェリドとカクリコンもバリュートを開かねばならない座標まで降りてきて
しかしまだ撃ちあってるよ。余計な動作すると燃えちゃうよアンタたち。
コズミック・イラじゃないからザクは大気圏突破できないんでしょ?
それはマラサイやリック・ディアスとて同じ事。
口ではでかい事を言う割りに度胸がからっきしのジェリドは早々とお椀に
収まってまな板の上の鯉に。いやある意味ここでどうにでもしてくれいと
大の字になるのは度胸が据わってるといえなくもない…のかなぁ?

「もっと離れてれば撃たなかったのに!」
カミーユ、殺人前の呪文を唱えつつさらに加速してきたカクリコンが
バリュートを開いて無防備になったところを撃破。うわー、なんかエグい。
色っぽい金髪の女アメリアを残してカクリコン、南米の空に爆散す。
それを見てもライラの時ほどの動揺を見せないジェリドが男として
ものすごーく正直でナイスだと思った次第です。

本日の一言は弾幕を張れと命じた後のブライト新艦長の愚痴。
「全く手が遅いんだから」
イヤになっちゃうわもう…おばはんかあんたは。


 第12話 ジャブローの風
2004/12/31

出てこなければ死なずに済んだのに…
いや、ってかカミーユが撃たなければ死なずに済んだと思うんだけどなぁ…

ジャブローに降下し、エゥーゴの部隊は突入を始める。
ウェーブライダーはホバー機能までついてるとは実に多機能ですな。
地球の重力を肌で感じるカミーユを、地球ではティターンズの我々こそ有利な
ハズだとわけのわからない理屈でどっちかっつーと低重力障害起こしてない?
という感じのジェリドが執拗に追う。

カイとレコアはとっくに捕まってたんだ?
やはり簡単に入り込めるほど天然要塞ジャブローはザルじゃなかったか。
ところで捕まって屈辱的なことって何をされたんだろうかレコアさんってば。
あと捕虜収容が男女同室とは人権無視だよね。第一結託するかもしれないから
同室にするなんてありえん。

大した反撃にもあわずエリア1、エリア2と制圧されて行く。
おかしいな…下士官を締め上げろと命ずるクワトロ。
「ジャブローは引越し中です」
あーなるほどねぇ…ってか引越して。なんともノンビリしてますなぁ…
しかし仕掛けられた核はそんなノンビリしたものじゃない。
奥深くまでエゥーゴをおびき寄せて条約違反の核で一挙殲滅を狙い、
残された連邦側の人間はそれと知らず防衛し、囮となって散る。

事態を知らず相変わらずマーク兇鯆匹辰討襯献Д螢匹蓮百式に出会うと
味方を盾にして逃げシャアの不興を買う。その後も撤退を申し出るハイザックを
押しのけて爆破させちゃうし脱出艇に乗る時のものすごい力技はもう呆れるやら
感心するやら。この執念、ジェリドって最後まで生き残るのかな?

ようやく出会えたマーク兇魯薀ぅ侫襪エネルギー切れを起こし丸腰同然だけど
あれ?ビーム撃ちあってない?なんで?何撃ったのカミーユ?
結局相打ちパワーはマラサイを爆発させたのでジェリド負け負け。
「ライラの仇だ!」と意気込んだけどダメだったねぇ。
それにそもそもライラじゃなくてカクリコンの仇じゃなかったっけか?

未だ何も知らないハイザックが攻撃を加えてくる中、エゥーゴはガルダで脱出。
レコアとカイを見つけ出して救出したカミーユも続く。
手を伸ばすマーク供△修譴鬚靴辰と掴む百式のダムダムレスキューだ。
宇宙世紀もマニピュレーターの強度はハンパじゃないのよガンダム。

誘導はハヤト・コバヤシ。カイ・シデン…ああ…クワトロは思い当たる。
発掘されていくかつての戦争の爪あと。核がまた地球を汚す。

「捕虜もですか!?」
「あたりまえだろう!」
心底、なんでそんな事を?と言う感じのシャアがいい。
ブライトの家族を保護しようとする事も忘れないし、義理堅い人だね。


 第13話 シャトル発進
2004/1/7

ティターンズの創始者ジャミトフ・ハイマンの名前が登場。
ストーリーの方はといえばグリプスの軍事要塞化が進み、ティターンズが今一番
何に対して警戒しているのかが明確になっていく。なかなかハードで面白い。

とはいえ今回はカミーユがぶん殴ったクワトロがギャグなのか?と思えるような
「これが…若さか」
とほざく名台詞も登場。なんか泣いてるし。そんなに痛かった?

ハヤトは反ティターンズのカラバの一員としてエゥーゴの支援をしている。
宇宙にいてティターンズとエゥーゴの対立は見知っていても、戦いの奥に
カミーユが入ってくれば来るほど更に深い根っこが見えてくる。
スペースノイドであるカミーユの想いが「地球を汚さないで宇宙で暮らせばいい
だけなのに」なのもいい。重力に引かれ、地球に拘りながらも核を放つ矛盾よ。

現在放映中のガンダムSEED DESTINYは前作の主人公にスポットを当てると
そちらばかり、新作の主人公にスポットを当てると今度はこちらばっかりと
どうにもバランスのとり方が悪いのだがZは実に絶妙なバランスで両者を扱う。

今回はハヤトの妻と子、即ちかつてのフラウ・ボゥと孤児トリオのカツ・レツ
キッカがアムロを訪ね、ことに大人になりかけているカツは一年戦争の英雄
アムロ・レイにこんなトコで腐ってんなよオヤジと視聴者に代わってハッパを
かけてくれるのだからたまらない。前作を知り、アムロを知っているからこそ
そうだカツ、もっと言ったれ言ったれと思うのだ。このへんは本当にうまい。
「せめて『地下にモビルスーツが隠してある』くらい言ってください!!」
は吹き出しそうになった。種デスでは隠してあったのでさらにウケた。

一方旧主人公のドラマには屈せず、現主人公はカイ・シデンが投げた小石で
波紋のように広がっていくクワトロ・バジーナの正体についての疑問を言及。
名前を隠してかつての敵陣にもぐりこみ、連邦と戦うのは卑怯だ…
今の私はクワトロ・バジーナ大尉だ。それ以上でもそれ以下でもない。
否定するシャア。買いかぶってもらっては困るとのらりくらりと素晴らしい。
やっぱアスランもこれくらい頑張らなきゃダメだろとつくづく思うよ。

ケネディからシャトルで宇宙に出てパイロットを各艦に戻すため、
アポリをシャトル操縦士に任命し、カウントダウン開始!
…と言われておとなしくしてられないのはもはやいつものとおり。
射出準備に入っていた2機のシャトルのうち1機は襲撃で爆破。
襲撃してきたのはMSに変形する新型MAアッシュマーを擁すブラン小隊。
へぇ、Zってこんなに「MAから変形する」MAっていうのが主力にあったんだ?

「カミーユ、百式の肩に乗れ!」
シャトルはもう宇宙に出る以外何も出来ないから結構緊迫感があった。
すぐ近くに着弾するし。マーク兇班桓阿捻戦し、飛び立ったシャトルに
しつこく追いすがるアッシュマーを百式+マーク狂車ロケットで追撃。
ギャグなんだか真面目なんだかわからないんだけど意表をついて面白い。

そして今度は逆にマーク兇百式の手をがっつりキャッチ。
殴った事も殴られた事も渋いベテランパイロット・ロベルトの戦死で
なんとなくしんみり仲直り。クワトロって温厚だなぁ。偉いよ。
シャトルは無事アーガマへ。そしてカミーユたちはヒッコリーへ。

本日はカミーユがちゃっかり「そんな大人修正してやる」とウォン教を使って
クワトロをぶん殴った事かな。なんでおまえがいきなり殴るんだ!
全然殴るような雰囲気じゃなかったのにホントにキレやすいなぁカミーユは。


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