過去1(マレー1)
お初の人向け
過去2(マレー2)
残ったファイルから
1ヶ月遊んだ時期
はてなから抜粋
その後らへん
はてなから

08/04/11

1日に最低でも1ミーティング、多いと6ミーティングをセットされている今日このごろ。 『デキる社員は残業しない』的な書籍を見るたびに、どこを削れば業務時間を短縮できるのか悩んでしまう。

1人でおとなしくモニターに向かっている貴重な時間、まとめて雑務を片付けるなり資料を作るなり、手を動かさなければいけないはずなのに、高確率でスナック菓子を食べている自分に気づいた。 ここが改善ポイントだ、おそらく。

ということで、お菓子を食べても良いメンバーとのミーティングは15時にセット。 「このミーティングはお菓子ミーティングです」と通知するルールを制定した。

お菓子とミーティングの相性は良い。 ミーティングが活発になる傾向がある。 

が、今日の手作りプリンミーティングは、おいしいだけで何一つ話が進まなかった。 

08/04/04

地引網やらない?って聞くと、地引網の説明から始めないといけないケースが多い。

「Uの字に網を張り、折り返している部分が沖ね。 両端が砂浜。 二手に分かれて、砂浜から網を引っ張り続けると、Uの中にいた魚が取れるでしょ」

「へぇー。 オモシロそう。 誰が沖に網を持ってくの? 水着着てやるわけ?」

「ちげーよ。 網元に頼むんだってば」

「秋本? 知り合い?」

「アミッ! アミモト! 職業だよ、職業。 船で網をセッティングしてくれんの」

「で、いつ? いくらかかんの?」

「これから予約する。 7月の3連休の土曜。料金は10万円÷人数。 100人近く呼ばないと、力的に足んねーし、高い」

「え”−。クルージングとかしたほうが良くない? バーベキューしようよ。 なんで地引網なわけ?」

地引網を知って数分で、地引網を否定された。 漁民の伝統と一般OLの感性がマッチするはずも無いんだろうけど。

ってことで、予約の電話入れたら「11月まで予約がいっぱいです。 地引網、年間行事にしているお客さんが多いから、予約は早めにしないと…」だそうだ。

11月の北風の中、朝早く砂浜で網を引っ張る物好きを100人集められる自信もなく、っていうか真夏の湘南でも集める自信あんまなかったんだけど、とにかく地引網は中止。

参加者をまとめようと、掲示板代わりにBlogまでこっそり用意した、途方も無いやるせなさは何にぶつければいいのだろうか。

バーベキューかな。

08/03/26

自分のサイトの素っ気無さに呆れた。 HTML1枚のサイトってなんなんだよ。

1年間ほったらかして、それこそページを開いたのも1年ぶり。 前回の更新から今日までのオレ・ダイジェスト→「結婚し、父が死に、昇進し、嫁が妊娠した」 

近況はさておき、地引網大会を計画中です。 

自分の都合で、6月21日(土)ならいいよ。 と言いだしっぺの会社女子に返答し、そろそろ予約入れようかな?というステージ。

茨城だか栃木だか、あっちらへん出身のその彼女に、

「地引網、100人前後でやる漁法だよ。 人たくさん必要だね」

と、変化球気味に「めんどくさい」というメッセージを贈ったが、友達に声をかけまくってでも実現したいと言う。 

先祖代々、浜辺で血をつなげてきた俺のDNAよりも、魚とりに執着する20代OL。 えびちゃんが載ってる雑誌に地引網の特集ページでも組まれていたのか?

07/02/16

犬に洋服を着せる愛犬家と、そうでない愛犬家。犬を飼っている人間を大きく分けるとこの2種類に分類され、小生は後者のタイプ。むしろ犬より猫が好きなのんびりやさんです。

そんな小生が愛犬を連れて散歩をしていると、着衣犬コミュニティに遭遇することがあります。昨今、良く見かける光景であります。

みなさんは、服を着た7匹の犬とその飼い主の集団を、すっぱだかの雑種を引っ張りながらすれ違った経験ありますか? うちの犬は絵に描いたような雑種なので、なんかものすごく汚いヌードを披露させているようで…、しかもヘア解禁ですし。被害妄想なんですけど、愛犬家マダム達に『その汚い体を一刻も早くおしまいなさい』って冷笑されているような錯覚。そんな趣味はなくもなくもないのに…。

なんだか話があらぬ方向に進んでしまいそですが、さて、犬というのはとても利口な動物です。何世紀にもわたり人間と寝食を共にしてきました。小生の飼っている犬にしても、親、その親、そのまた親と、何代さかのぼっても人間からエサを与えられ、その命をつなげてきたわけです。くっつきすぎず、離れすぎず、ちょうど良い距離での『人との関わり方』が犬の繁栄を支えてきました。

これだけ長いこと人と付き合ってきた動物ですから、本当はしゃべれるのかもしれません。しかし、あえてしゃべらない。つい本音を漏らしてしまい、逆上した飼い主に捨てられるリスクを知っているのです。縄文時代あたりはペラペラだったかもしれませんが、現代では必要最低限の言葉を聞き取るレベルで、人間語の習得を自粛していると考えるのが自然でしょう。

そして今、犬はあえて洋服を着せられていると思います。洋服を着て、愛嬌をふりまき、品種改良で体をちっちゃくされていますが、効率よく子孫を残すスタイルと割り切ってのこと。人間のもたらす悪事に起因する環境破壊、その壊れ行く自然環境のもと、絶滅の危機にさらされている希少動物を尻目に、人間と適度に付き合いながらこれからも個体数を増やしていくことでしょう。昨今では集合住宅にまで生息地域を広げています。

もし、『飼い主のエゴから服を着せている』と、かすかながらも心を痛めている愛犬家がいれば、「それほど心配しなくても良い」と、上からの目線で大変恐縮ではございますが、アドバイスを贈りたい。犬は、あなたに飼われることを苦にしていません。むしろこう思っているはずです。

ワンダフル。犬だけに。

グループ会社全体に配られる社内報の原稿依頼がまわってきてしまい、書いたものです。どうでしょう?

06/11/28

今のグループ会社に転籍して、かれこれ3年がたった。 ということで、人事考課を受けるのも3度目。 

今回の評価は良くもなく悪くもなく、「年功序列的にも1つ上の役職につけよ、そろそろ」といった話を担当役員からコンコンとされた。 概ね、「はあー」「ええ」「そうですね」という肯定的な相づちを打ってたわけですが。

「おまえも立派なSEなんだから、キャリアパスを考えて…」

と、役員の口からこぼれた言葉に、衝撃が走った。
『RIPPANAESUI-!?』

自分の職業がSEであること。 を、この日初めて知った。 それも立派な部類に入るSEだ。

メールで繰り広げられる様々な口論に参加し、時には会議を開き、何かが解決したんだかその逆だか分からない。 その繰り返しが、SE的な何かのようだ。 前職も似たようなものだったが、会社が変わるとSEと呼ばれるらしい。

ちなみに2年連続で教育委員会の副委員長という、何ら給料に響かない役職を頂いている。 他の社員と同様に、教育委員会に入りたくてこの会社に就職したのではない。

たぶんSEになりたかったんだと思う。

06/11/10

B型の男を好きになったというO型女子が、B型のわたくしに相談を持ちかけてきた。 なんでもB型を好きになったことが今まで無いとのこと。

5〜6分の質疑応答で拉致があかず、仲の良い2人のB型を加えてみた。 が、価値観がバラバラすぎで、ちなみに我々B男性チーム、それぞれの彼女(及び嫁)は、B、AB、Aだ。 今新婚旅行中のもう一人を加えれば、Oも揃っていた。

話の内容をダイジェストで書くと、B型の男はなんでメール返してくれないの? は?俺すげーメールすんよ、ほんとほんと、こいつ1時間おきにメールしてんじゃん、結婚してんくせに。 うちも1日最低2往復。 えー、なんかそれBじゃなくない? は? 何それ? 誰がいつ決めたんだよ! だいたいお前は男を血で判断すんのかよ、じゃあ俺たち全員好きってことになるじゃんか。 まあまあ好きだよ、ちょっと遠くから見てるぶんには。 あ、そ、それは、どうも…、まあお前は女をみがけ、紙やすりで。 全然ワケわかんないんですけど、じゃあOの女の人好き? しらねーよ! 誰がOなんだよ? 〜さんとか。 あ、それ無理。 生理的にうけつけねーっつーか、オバサンじゃんかよ。 え? 何言ってんの? 中村さんとタメだよ。 え”?? まじで? じゃあ俺Oダメ。 つか、Oのメガネかけて老け気味で空気読めない人、NGです。 じゃあアタシは? はいはい。 かわいいかわいい。 …。 

話のコマを進めていくうちに、B男子陣の興味は自分達自身に移り、『一体俺たちは何型の女性と相性があうのだろうか』を討論しはじめた。

今の相手がなんか一番うまくいっている。 という点で意見は一致するものの、血液型で好みを絞るこむのが厳しい。 3人のうち2人が、血液型グランドスラムを経験しているけど、自分に限って言えば、兄弟構成のほうが大きく関係している気がする。 一人っ子が苦手で、3人以上の真ん中が今まで3人いる。

ただ、苦手だった一人っ子は、それ以前に躁うつが激しかったので、一人っ子が苦手なのではなく、精神的に病んでいる人が苦手だったのかもしれない。

そもそもうちらが同じくくりに入るのがおかしい。 3人の共通項は『コーラが好き』、『会社の野球部所属』くらいしか見当たらない。 それぞれが、『俺は、俺型だ』と主張し、その主張がB型っぽいね。 ってことにうすうす感づいたところで昼休みが終わった。

サイドスローの左ピッチャーじゃないんだから、対策を練らなくても良いと思うのだが、実際のとこそんなに大変なんだろうか。

暇な女子で、且つB型対策が必要と感じた経験のあるなんて方、下のほうにあるフォームでご意見を。 うちの会社の子に必勝法を伝授してあげてください。

06/11/05

生まれて初めて、社長に「ナイスショット」と言った。 ゴルフを始めて10年、コントでしか見たことない『社長、ナイスショット!』を経験し、僕のゴルフ人生も折り返し地点をまわった感じだ。

というわけで、仕事とスポーツのコラボレーション、社内ゴルフコンペが今年も催された。 いつの間にか幹事、そして社長とラウンド。 社長以外の2人も社外の人間で、ほぼ接待。 オトナの階段100段のぼった1日だった。 心臓はりさけん勢いでかけのぼった。

今でこそ1年に1ラウンド(=コンペのみ)しかコースに出ないが、若かりし頃は月に15ラウンドとか普通だった。 自転車の乗り方を忘れないのと同じように、ドライバーを振れば弾丸のように吹っ飛んでいく。

立場上言っている「ナイスショット」に、立場上言われている人間の、「ありがとう」という空返事。 OBにならず、ある程度飛んでくれ、まじで。 と、他人が打つたびに祈る。 そんな4時間半だった。

 

あれだけ気まずい空気を共有した社長から、先日一通のメールが届いた。 

今年最後のゴルフ、一緒にまわらないか?

06/09/16

2日間の講習+60分の認定試験という、システム会社に勤務しています的イベントに参加させられた。

オマケでくっついている『認定試験』がクセモノでして、合格率85%というゆるさ。 ゆえに、合格してあたりまえ、落ちた奴はケチョンケチョンにけなされ、そのけなされている人間が僕の上司だった人だ。

彼は4ヶ月前に受講し、試験に失敗し、その直後から僕の上司ではなくなった。 別に所属部署が変わったわけではなく、事実上の降格に等しい。

そんな会社の上下関係をも揺るがしてしまう、恐怖の講習1日目。 受講者8人は自己紹介を披露するよう促され、あ、先に言っておきますけど、僕は試験に受かりました。 (大人気ない勉強量と、禁断のチェックペンを使って)

参加者の自己紹介の平均値が、「〜システムの〜です。 会社の方針で、システム運用方法をITILにのっとた方式に切り替えようと準備しはじめていて、会社を代表してこの講習に参加しました」といった内容だった。

本当に、キッチリ仕事をしているんだろうなあという口調で、社名がすごいんで、実際もすごいんだろうなあと思いつつ、僕は僕の自己紹介を。 『なんで参加したか』が重要である、と講師の方に言われていたので、そこんとこ強調して発表しました。

「〜システムの中村です。 うちの部の予算の関係で、あと1人この講習に参加しないといけない状況でして、年功序列のはずが、ありもしない拒否権を(年)上2人が行使し、僕も負けじと自分の忙しさをアピールしました。 

報奨金の1万円は、落ちたときのプライド損失には決して見合わない、等価交換できる代物ではなく、できれば1万円払ってでも拒否したい。 そんな風潮が社内に流れています。 

3人が押し付けあう、あまりにも醜い争いを無言で見守っていた部長が、無言であみだくじを作り、見事に当たりを引いてしまい、今日は新宿くんだりまで出てきました。 よろしくお願いします。 死んでも受かります」

講師の人が、とても優しくしてくれた2日間でした。 合格したとき、手を指し出してくれ、「ここで講師をしててはじめて握手しました」と、そんな関係を2日間で築いた。 もちろんアドレス交換も。

バント世界記録を塗り替えた川相が、お立ち台の上で声を上ずらせていた心境が分かった気がする、そんなイベントだった。

06/08/24

「アタシのBlog見てみて」って、気軽にカミングアウトできるんですね、最近は。

若者の普通にアレな文体に写真が付いたあんな感じの、極めて女子的なページが飛び出すわけで。 おそらくその日記を書くのに要した時間の倍以上、その子を傷つけない感想を考えたと思う。

で、いくつか候補をあげて、結局、『イイ意味でダメだね』を採用することにした。 URLを叩く前から予想した、ツマンナイが奇しくも正夢になり、予想通りリアクションに悩み、夕食中に一人脳内会議の夏の夜。

『イイ意味でダメ』が形容しているのは、披露できる範囲の自虐ネタだったり家族のアレコレ+6文字以内の感想(例:サイアクー!)を添えた日記内容。

『イイ意味で』は、本当に便利だ。 何が後ろにくっついてきても、ある程度は何とかしてくれるマジカル作用。 このフレーズを頻繁に使い、また聞き、日常会話に溶け込ませて久しいが、改めてイイ意味の良さに触れた気がした。 つまんない自虐披露、自虐自慢に、『イイ意味でダメ』という『イイ意味褒め言葉用法』がとてもしっくりくる。

悪い意味でダメなblogに、イイ意味でダメという世辞の言葉。 国民総ブロガーな世の中、利便性の高いフレーズ。

06/05/24

夜中に電話がかかってきた。 前日から何度か着信があり、こちらからも折り返していたものの、なかなかタイミングが合わなかった。 一度だけ、まっ昼間に電話がつながったが、「ちょっと今立て込んでて。 数分で済む話じゃないんだ」と、仕切りなおした経緯があった。

無尽蔵に時間を費やせる24時過ぎ。 「このたび離婚が成立しました」というドッキリ報告を受け、そこに至るまでのあらすじを1時間聞かされ、最後に彼が締めくくったメッセージを要約すると以下になる。

『離婚会見を開くからみんなを集めてくれ、君の家に。 で、君の作る豚の燻製が食べたいから、作っといてくれ』

いつから根付いた習慣だか知らないが、『結婚式に参列した仲間には離婚報告』をする義務があるらしい。 夜の持つ魔力と、早く電話を切って翌日の出社に備えたい睡眠欲によって、引き受けてしまった。 

さっそく一人づつ電話であたり、「ある人物が重大な発表がある。 X月XX日、うちにきてくれ」と召集をかけまくる。

「一体なんなんだよ」という、ヤボな質問をする奴がいるわけで、「今は言えない。 とにかく来い」と理論もへったくれも無い、強制参加の匂いを強く嗅がせ、電話を切っていった。

当日。 野球の試合も入っていたので、ギリギリのスケジュールで動きまわり、ギリギリで豚の燻製をあぶり、高速回転しているうちに、ちらほらと人が集まりはじめる。 きまって、参加者は何かしら持参してきた。

「なかたく、結婚するんだべ?」と、ワインやシャンパンのボトルが冷蔵庫に収まっていく。 オレの結婚報告と勘違いするバカがいるだろうなと思ったが、ほぼ全員が勘違いしてくれた。 何も持ってこなくていいと言ったのに、それがオレの謙遜さみたいに取られたのだろうか。 謙虚な奴は、わざわざ自宅に人を集めて結婚報告などしないだろう。 

「じゃあ、そろそろいいかな」

オレは、今日の主役に視線を投げかけると、「実は…」から始まるエピソードが語られた。 最初の15秒で、テーブルに並べられたケーキとワインと、それらを持ってきた人間が凍りついた。 ものの、まあ次第に、話は和みモードになり、ワインとシャンパンは開けることにはならず、離婚者みずから持ってきたサガミビールで乾杯を。 乾杯だか献杯なんだか微妙だったが、とにかくお祝いカラーのお酒はそのままうちで保管することになった。 

家じゃ飲まないのに、ワイン2、ビール6、マリブ、カルア、サンザシ2、焼酎、ブランデー、ジンがキープされ、それこそ結婚報告会をいつでも開ける状態だが、肝心な相手が。 

06/04/19

うちの会社には、『12月30日は有給を使って休みなさい』というルールがある。 よほどのことが無い限り、社員の冬休みはこの日から始まり、僕もそのように年末年始を過ごした。

前年度に行使した有給が、この1日と、9月30日の日記で書いた、県庁に出向いた午後半休のみだった。 ということを昨日知った。 

さて、今朝方。 10分寝坊してしまい、これは精神的な疲れに起因していると断定し、ならば有給を使うべきだと、前年度を反省をふまえた形で会社を休むことにした。 

そして、もう飽きた。

いいともを見始めるまで、つまり午前中はQRコードについて調べていた。 上がその結果。 自分の携帯で読み取れる限界をさぐってみたところ、Version 19というのまではOKだった。 (AU/PENCK)

去年の今頃の日記をQRコードにし、もはや接写モードではおさまらないサイズを読み取った瞬間までは楽しかったが、段々とあきてきた。

1人で楽しんでるからつまんねーだ。 会社の友達にQR化した卑猥な文章を次々と送りつけ、「仕事しろ!」という熱いメッセージを、普通の文字列で返信頂き、本当に仕事をすることにしました。


またちょっと作っちゃった。


QR化サイト、Q作くん
 http://kaz.k2.xrea.com/qrcode/

06/03/02

Singapore記-07 

稀に見るような美女を連れてホテルへ戻ってきた。 エレベーターのドアが開き、部屋までエスコートし、レディファースト方式で最終目的地へ到着。

彼女が浴びるシャワーの音を聞きながら、ベッドに腰をかけ、ミネラルウォーターのボトルを開けた。 

酔ってジンジン痛む側頭部。 一昨日ノーディンに連れられて風俗へ行ったばかり。 相手が誰であろうと、とうてい無理なコンディションだった。 

もうひとつ。 確実にコンドームを強制させられるだろうし、そもそも付けないとおっかない。 わたしは、コンドームをつけた瞬間から、セックスにならない体質なので、今夜はヤればやるほど睡眠時間を奪われてしまうだけだ。

交代で、シャワーを浴びるが、どんなに頭を冷やしても体が無理だと訴えてきた。 セックスの預金を扱う銀行があれば、確実に今夜を預けておくだろうな。 もし相手と会話ができるなら、誠心誠意をこめて、傷つけないようにお断りをするのに。 

今のシチュエーションを客観的にとらえると、セックスの神様及びアダムとイブに怒られそうだ。 お湯と冷水を交互に浴びながら、くだらないことばかり考え、タオルで体をふくときには、指を折って今夜の睡眠時間を数えていた。

ベッドに戻ると、ルーティンワークのように女はわたしをうつぶせに寝かせ、指圧もどきのマッサージを行う。 このまま寝たフリを試みたが、あおむけに反転させられ、案の定アレは寝たフリができていなかった。

裸を見せながら体をさわればある程度固くなる。 固くなればコンドームをつけて入れる。 上で動く。 上で動く綺麗な裸と表情を眺めててもイク気配は微塵も感じられなかった。 当初はがんばったものの、開始3分であきらめた。

最後の眠気を追い払い、正常位に転換させ、本気で相手をイカせに入った。 左胸に耳を押し当てて、心臓の動きに合わせて指を動かし、十分に濡らしてからもう一度挿入する。 両手で腰を浮かせさせ、後頭部を枕の上に置き、両ヒザを自分の肘にかけた状態にし、一気に突いた。 

確実に相手がイったのを見てからゆっくり抜き出して、ゴムをティッシュに包んで捨てようとしたが、彼女に見られた。

「コンドーム一つしかない」

と、たどたどしい英語を、軽い悲痛の声色に乗せてきたが、もういいから寝ようと、通じてるか分からないけど、そう言い返して先に寝た。 

ツインの部屋なので、バラバラに眠りについた。 お互いすぐに熟睡に入った。 夜の仕事をしている人間だから、夜通しテレビを見るのかなと思ったが、おとなしく寝てくれた。 

起きると、いつの間にかこっちのベッドに潜り込んでいた。 キスから始まり、昨晩わたしがしたのと同じ動きでヤラれてしまった。 良く分からないけど、1勝1敗という結果に終わり、良く分からないけどタクシー代が無いと言われ、何ドルか手渡した。

何のための出張だったのか最後まで分からなかったが、女が部屋を出てから出社支度をして、朝食を食べ、会社へ出て、18時にホテルへ戻り、土産を買い、23時57分の飛行機で日本へ飛んだ。 7時前に成田に着き、9時出社し、あたりさわりのない報告を済ませ、9時間働き、飲み会に出席し、翌日は今年度第一回目の野球部の活動だった。 このあたりで、『疲れた』と思った。

06/03/01

Singapore記-06 

30代に持ち越したオトナ遊びに、『キャバクラ』がある。 なんせ今、キャバクラと入力した最初の変換候補が『伽場蔵』だった。 それくらい縁がない。

きっと、今回連れて行かれたカラオケ屋が、限りなく『日本のキャバクラ』に近いのではないかと勝手に想像していた。 いや、これはキャバクラじゃなくて、クラブ?というのか、スナックなのか? こういう分別方法が良く分からないが、一つ言えるのは、バーやレストラン、カラオケボックスとは違う料金体系であろうということだ。

12畳ほどの個室に入ると、壁には備え付けのモニターが2面。 両方とも同じ映像が映り、カラオケが流れる。 部屋の隅には冷蔵庫があり、黒服な人がとめどなくウィスキーを作りテーブルに置いていった。 

コの字型にソファーに座り、客1人対して2人の女性が付いた。 中国のどこかしらから輸入された子のようで、英語があまりしゃべれず、アンディやアランに習い、キスをしたりしてた。 1人はかわいく、もう1人はものすごく美人だった。 美人なほうは長谷川京子にすごく似ている。 ヒールをさっぴいて考えても165はありそうで、スタイルがめちゃくちゃ良い。

1人をヒザに乗せ、もう1人の肩を抱き、皆が歌う中国語の曲を聞き、ウィスキーを飲む。 いや、ウィスキー好きじゃないので、途中からは水ばっか飲んでいた。

あんまり日本語の曲は入っていないし、そもそも日本の曲をあまり知らないので、歌は歌わなかった。 ただ、一応『ゲスト』ということで、気を利かせた女の子が日本のメジャー曲を入れてくれた。 Say Yesを。 お前らのその親切心が、余計なものだ。

ほんと、正直、帰りたかった。 酒はそんな好きじゃないし、どんなに美人な子がヒザに乗っていたところで、別にセックスするわけじゃない。 ちょっと重いし、頭も痛い。

キャバクラを敬遠している理由にもなるが、セックスをしないのに、女の体を触ったりキスをする意義が私にはよく分からない。

さて、どらくらい経ってからだったか。 帰りたい欲が、あらゆる欲に打ち勝ち、10ゲーム差くらい離したころ、アンディが、部屋を出ろという合図を送ってきた。 

平日のどまんなか。 店内は、うちら以外には客がいないようだ。 廊下に出てしまうと、静まり返っている。 誰もいないのに、アンディは小声でしゃべりだした。

「タクオ、右の子を連れて帰れ」

「は?」

「右の子を予約して、店に金を払った。 これは、オレとボスが決めたことだから、連れて行ってもらはないと困るんだ」

「え、ええ?」

「あの子じゃダメか? 断ったりしたらあの子が傷つくだろう」

美人な方、非の打ち所の無いスタイルと、小さな顔に、中国人にはとても見えない綺麗な顔立ちの女性。 と、私を乗せてアンディはホテルまで車を走らせた。 持ち帰れと言われてから10分後には、ホテルの入り口にいた。

06/03/01

Singapore記-05 

朝っぱら会社に着くと、受付のオバちゃんからプレゼント用に包装されたうすっぺらい箱を手渡された。 アランタンからだという。

アウトルックを立ち上げて、届いていた彼からのメールを要約すると、「タクオが今までシンガポールに関わってきた数々のパートナーシップを称して、ギフトを送る」と書かれていた。

今のシステム会社では特に役職がついているわけではないのに、シンガポールのトップから直接このようなメールとギフトをもらえることを大変光栄に思う。 みたいなことを書いて返信した。

たまたま役回りとかが普通の人と違っていただけの話で、本当にラッキーなんだと思う。 40代の日本人のGMクラスでさえ彼と飲む機会が無いらしい。

ということで、自分なりのエチケット。 早速その日のディナーで彼からもらったネクタイをしめていった。

やはり、あのマフィア面のオッサン、家にあまってたネクタイをオレによこしたな。 全然気づいてないうえに、「おい、タクオ。 シンガポールは暑いんだからネクタイなんか取って、蟹を食え」と言われる。

ディナーはシーフードだった。 ネクタイはバッグにしまい、蟹やでかい貝、フルーツを食べた。 そこにいる全員が、僕のマンゴー好きを知っていたので、好きなだけ食べさせてくれた。

で、そのディナーを食い終えた後、カラオケ屋へと向かった。 おのずと、メンバーは男だけに絞られている。 先週、アンディに言われたシンガポールのホットで怪しいカラオケ屋だ。 

次回、シンガポール出張日記
女が両サイドに密着するカラオケ屋ーアンディの送った刺客にご用心、の巻

 

06/02/25

Singapore記-04 

さてさて、わたしがシンガポールにいるというのに、日本から苦情に限りなく近いメールが次々とこちらの会社に向って放り投げられている。 そこをなんとなくうまくやり過ごしていくのは至難である。 が、まあ3年後くらいに今日という一日を振り返ることがあったとしたら、記憶に残っているのは別の出来事だと思う。

まず、ランチにAMARAホテルの四川料理に連れて行ってもらった。 ホテルそのもののデザインや内装も、都内で見るホテルよりも洗練されて、素敵にスタイリッシュ。 これはこれで印象的だったが、レストランで出てきたお茶だ。

茶碗の中には、茶葉のほかにも、クルミ、アーモンド、龍眼やクコの実など、数種類の漢方薬的植物が入っている。 そこにお湯を注ぎ、蓋をし、お湯に色がついてきたところで飲むのだが、まあ、日本でも見たことはあるような感じ。 おととしあたりから中華街で良く見かける、一杯7〜800円で飲めるものと限りなく近いが、お湯の注ぎ方が面白い。

「アラジンと魔法のランプ」で出てくるランプに、1メートル半はありそうな細長い注ぎ口がくっついている、ヤカンと言っていいのやら、お湯注しと呼ぶのか知らないが、そんな鉄器が登場する。 カンフー映画に出てきそうな真っ赤な衣装に身を包んだ、短髪の「注ぎマスター」が右手で鉄器のとってを持ち、左手で注ぎ口の先端をコントロール。 

鉄器の全長が長いので、例えばとって部分を顔の前に右手でかかげると、注ぎ口は左手をいっぱいに伸ばしてつまむことになる。 例えば、と、表現したのは、彼はいろいろなポーズでお湯を注ぐのである。 

右手と左手の関係は弓矢を構えたときの形で、その矢を40センチ前方の地面にめがけるようなポーズ。 ビリヤードの、背中にキューをまわしてショットするときのようなポーズなど。 あと、よく見てたら、右手と左手をスイッチしていることもあった。

注ぎ口から茶碗まで、数10センチくらい離しているため、勢いよくお湯が走っていくのが見える。 細長い一本の筋となったお湯は、茶碗の内側の壁に滑るかのごとく注ぎ込まれ、茶碗の中でお湯が渦を作りながらカサを増していく。

絶妙なコントロールで一滴もこぼさない。 俺が幼稚園児だったら100%将来の夢は、車掌から注ぎマスターに変更かかってる。 というか、今から転職したいくらいかっこよかった。

さて、夜になり、本当に仕事の話が一切出てこなく申し訳ないが、ノーディンと何とかって奴と遊びに行くことになった。 何とかって奴は、今まで会話したことはない。 

ノーディンの三菱の車に3人で乗り、運河近くのマリンスクエアだかなんだかって名前の場所へ行く。 何とかって奴は、日本のドラマを始め、韓国、香港などのアジアドラマをこよなく愛しているので、日本のことにも詳しかった。 日本の四季の話になり、彼は秋がロマンチックで落ち葉の中を美人な日本人と歩いてみたいと言っていた。 松島菜々子が好きだそうである。

ノーディンはイイ男だ。 普通に日本にいたら、めちゃくちゃモテると思う。 ただ、彼はイスラム系の人間。 連れられたお店は、ハラル(イスラム認定レストラン/ちなみにマックやKFCもハラル免状を取得している)で、もちろんお酒も無しだった。 

「酒が無くて悪いな」と、言われたが、自分は周りが飲めば飲むし、飲まなきゃ飲まない。 本当にそうなので、その通り伝えた。

出てきたのは、ジョホールでも食べれそうなものに、若干手を加えて高級感を出したもの。 フィッシュフライ、ウドンをインドネシア風にアレンジしたもの、羊、あとサテーもあった。 テタリがあるのを見逃して、オレンジジュースにしてしまったのはしくじったが、他は懐かしい味ばかりでうれしかった。

食って、ジュースを飲んで、ミネラルウォーターが二杯目で、テラスで風を受けながら他愛も無い話をした。 金と時間が十分にあったらどこに行きたいかという議題に、ノーディンは日本と答え、俺はタイでのんびりが良いといい、もう一人の男はリタイアしたら世界中を回ると語った。

ノーディンが会計をカードで済ませ、「この辺を少し歩こう」と、他の人たちがそうしているように遊歩道を歩き始めた。 そういえば、レストランの近くでは野外ホール、200人くらいがコンクリートに座れる大きさの会場があり、昔のメジャー曲をボーカルつきで演奏していたが、それももう終わり、余韻だけ漂っている。 丁度良くオープンスペースが保たれているので、高層ビルの夜景が綺麗だった。 よく見てみると、この場所はホテルからさほど離れていないことが分かった。

運河の脇を3人で歩きながら、ノーディンがふと聞いてきた。
「拓雄はマーライオンを知っているか?」
「うん。 あれだろ、マーライオンチョコのマーライオンだろ」
「ははっ。 そうそう。 日本人はみんなシンガポールといえばマーライオンだよね」
「みんな、それがランドマークだと思ってるからね」
「タクオは見たことあるの?」
「無いよ。 シンガポールはこれが何度目か分からないし、パスポートのスタンプの数をカウントすれば、それこそ20回近くシンガポールへ入っている。 けどね、観光らしきことは一度もしたこと無いよ」
「そうか。 じゃ、見せてあげるよ。 マーライオン」
「へ? まじで?」
「左。 あそこんとこ、見えるだろ」
「あー! すげー! なんだよ。 初めて本物見たよ!」 

マーライオンを見た大多数の人から、「思ったより小さかった」って感想を聞かされていた。 何十回となく空港の免税店でチョコや置き物などを見ているし、ゲロをするさまを「マーライオン」と比喩しているのを聞いたりと、マーライオンの形状と大体のサイズは知っていたのだが、まさか運河に向って水を吐いているとは思わなかった。 何度となく近くに滞在していたにも関わらず、至近距離にこんなものがライトアップされているとは。 勝手に、『どっかの公園の噴水』だと決め付けていただけに、自分としては十分に迫力があった。 

はしゃぐ俺も、さすがにマーライアンを10分20分ながめるほどバカじゃないので、コンプレックスの屋上テラスで一服し、車で帰路につくことにした。 なんとかって奴を、近場の地下鉄駅でドロップしたあと、ノーディンが聞いてきた。 

「タクオはもう眠いか? 明日早く起きる予定があるか?」 
別に何も無いことを告げると、じゃあもう一箇所、いいところに行こうと、彼は車を走らせた。 たしか、9時半くらいだったと思う。

東西南北、どちらの方向に向っているのかもわからないが、少しづつ街並みがジョホールバルのそれに似てきた。 路上でドリアンを食べる人がいて、服装もTシャツに短パンルックが目立ち、シンガポールで初めて『東南アジア』を感じる地区に入る。 

で、一気に人の行き交いが激しくなると、そこは完全に風俗街だった。 安いホテルがいくつか連ね、8本のストリートに囲まれたエリアで確立されているという。 アジア各国の女性が路上に立っているが、ノーディンが言うには、こいつらは交渉しだいだが大体80ドル。 しかも、違法だから、万が一警察にバレると買ったほうも捕まるそうだ。 

ちゃんとした合法の店がいくつもあるから、そっちを見て回ろう。 と、ようやく見つけた駐車スペースから歩き始め、立っている女に声をかけられるのを聞き、その都度、「あれは中国人」「今のはタイ人」と教えてくれた。 

ピンクの、ちょっと見間違えると80年代のアイドルのような服を着ている、ショートカットの女が良かったが、ノーディンが、「外の女は絶対にNGだ」というので我慢していた。 他にも、歩いている途中に、3人は確実に美人な子がいたが、仕方なく合法の店から選ぶことになる。 ちなみに、街頭には信じられないようなブスも、その倍以上はいた。

1本のストリートに数件点在する『合法のお店』というのは、ジョホールにも建っているような家と同じ作りをしていた。 玄関が空きっぱなしの状態で、男が数人立っている。 中を入ると、片側にカウンター、もう片側がガラス張りの4畳半ほどのスペース。 ガラスの向こうでは、薄手の服の胸に番号札をつけた風俗嬢が、ソファーに座りながらこちらに手招きをしたり声をかけてくる。 良ければ指名、悪ければ店を出て次の店へ。 

声を出していないし、それほど周りの中国系の人間と見てくれも変わらないと思うのだが、どうやっても現地人じゃないことがバレてしまい、80ドルを請求されてしまう。 日本の相場がどんなもんか分からないけど、例えばコンドーム付けてのセックスに1時間5800円払う価値があるかどうか。

どうもゴムを付けてセックスするくらいだったら、無しで手なり口でのサービスのほうが自分には向いている。 というのが、つくづく分かった。 

ノーディンにホテルまで送ってもらい、なんとなく飲みたくなってきたのと、一昨日のウェイトレスの顔を見たかったのもあって、バーに寄り、2杯飲んでから部屋へ戻った。 一昨日、ビールを一杯くれたのは、どうも店のレギュレーションだったのではないかと思う。 見向きもしてくれなかった。

06/02/24

Singapore記-03

先日の、アランタン向け『怒りメール』FROM JAPANの余波が残り、まあとりあえずこっちのみんなで頑張ろうみたいな話に。 アンディとMホテルでビールを飲んでたころ、オフィスでは大変な騒ぎになっていたらしい。

ということで、まあ、マレーシアプロジェクトの時と同じような状態、『日本が無茶を言う→現地で結束』の構図が出来ただけの話で、今回は期間が短いので全然許せる範囲。 様々なシチュエーションを経験すると、人間性の厚みが増すと思う。 

人間関係がぐちゃぐちゃしているところに放り投げられて、その中で踊るのは苦手ではないのかもしれない。 踊りながら周りを丸め込んで、みんなをその気にさせる技術が、社会人になってから一番の武器なんじゃないかって気がする。 業務知識とか英語とか、そういうのは二番、三番目のツールだと思う。 ここ数年、開発にいたもんだからスッカリ錆ついてと思ったが、自分が最も適している仕事は、たくさんの人と仲良くなり、協賛を得る作業だとつくづく感じる。 

怒りをなだめるために、アランタンへ個人宛のメールを出しておいた。 普通に、よさげなメールだ。 アランタンとアンディの3人で、そのあやしげなカラオケで遊べればこの上なく嬉しい。

さて、結局2週間弱の滞在が決定したので、お昼休みにトラウザー、会社用のパンツを買いに行った。 普通な紳士服のお店で、1本1000円くらい。

ただ、ズボンの丈がギリギリで、裾を折れる幅が1センチくらい。 しかも、そのお店ではやってくれず、はす向かいのショッピングモールの2階に持っていき、5ドル払ってくれと言われた。 

マダムなんとかってババアが、どう見ても家庭用ミシンでお裁縫をするようなお店へ着くと、カウンターの中に通され、背の低いマダムにパンツを渡した。 あー、こりゃ、裾をキレでたさなきゃダメだねーと、言われ、わたしは隅の背もたれの無い丸イスに座らされた。 

〜時間後とか〜日後に取りに来るのではなく、ババアが今からスタートするのを待ってないといけない雰囲気。 で、コトコトとミシンを動かし、他の客が入ってくると、そいつの裾を測り、お金を請求し、で、なぜか他の人には「月曜日でいいか?」と尋ねて了承を得ていた。

たまたま良いタイミングで入っちゃったみたいで即作業に取り掛かった様子。 他の客が来るたびにババアの手が止まるのを容認し、合計30分くらいかかり、無事に僕のパンツの裾上げが完了した。 ちなみに、とちゅうからおなかが空いたので、隅っこでバーガーキングを食っていた。 ババアが、「時間がかかってごめんねー」みたいなことを言ったが、こっちにしてみれば、別段ランチが15分伸びたところで、誰に迷惑がかかるわけじゃないし、オーケー・ラ、と言って金を払う。

今日は結局、ノーディン(以前から知ってる男)と二人きりになるまで仕事をし、彼が帰ると言うのでしぶしぶオフィスを出た。 別システム、EUと意見交換のメールを書ききらず、7時前に退社。 バグだらけに関わらず誰も残業をしていないという報告を行うと、戦争になりかねないのであたりさわり無いメールを日本に送っておく。 

一昨日以上に場末な食堂で食べ、店員とくっちゃべりながら、一昨日と同じ味のするチャーハンを食べてホテルに戻った。

06/02/23

Singapore記-02

朝起きて、ホテルのテラスというか、人通りに面したところでかっこよくブレックファーストを食べる。 なんだか、まわりのビジネスパーソンと肩を並べているようでかっこいいが、実際の仕事内容で大きく水を空けられているんだろうなーと思わないように努力した。

歩いてオフィスへ。 思ったとおり、10分もかからないことが判明。 うざいのでタクシーはやめることにした。

さて、本題の仕事はというと、『システム完成』ってことになっているのに仕様の確認が始まった。 とてもじゃないがそのまま日本に報告できるような話ではない。 だが、システムのデキみたいのは日本からもチェックされるので、アランタン(シンガポールのトップ)宛てに痛烈なメールが送信された模様。 送った本人からうっすら電話で聞いてはいたが、相当の内容だったようで、アランタンがディナーをキャンセルした。 メールを見てキャンセルしたのか、本当に用事ができたのかは知らないが、僕は前者だと思う。 アランタンは、自分が冷静じゃないときは、こういう席に出て失敗をおかさない人間だ。 彼は、真のボスだと思う。

夕方になり、就業時間が過ぎたと同時にアンディ(ナンバー2/マレーシアの仕事で深くかかわっていた)がホテルまで送ってってくれて、9階のバーへ連れてかれた。 ディナーまで時間はまだある。 そこで色々な話をした。 書くほどの内容じゃないが、本当に他愛もないことから、次の彼の日本出張の話とか、マレーシアオフィスの拡大、シンガポールの怪しいカラオケの話と、そこへ連れて行ってくれるという約束やら。

どのウェイトレスもエキゾチック系モデル系美人でビビったが、その中の一人が僕にビールをくれた。 アンディはもらえなかった。 すごく脈ありだねー、みたいな話でちょっとだけシンガポールに来て良かったとおもう。 今度一人で来ようかと思わせるほどの思わせぶりのウェイトレスと、赤道直下の暑い日ざしに乾杯。 どうでもいいけど、アンディはGMという地位まで昇り、ちゃっかり自家用車のレベルが上がっていた。 

さて、ディナーになり、アンディ言うところの「シンガポールで一番おいしいステーキ」を出す店へ。 メンバーは、いつもの女性二人とアンディと、あと今回のプロジェクトのプログラマー2人。 見た目高校生みたいな24歳の男と、眉前で前髪を揃えてる女の子だ。 こいつらが、はた目から見て、自社の開発部隊で例えると2年目くらいのプログラマー(並レベルの)というデキ。 バグの温床がここに2つあるわけで。

細長い、名物らしきステーキは、普通にまあまあだった。 そんなに唸るほどのステーキじゃないし、人生の中でこれより上のレベルの肉は、一般的な日本人なら数え切れないほど口にしていると思う。 が、アンディには100点満点のリアクションをプレゼントしてあげた。 こういう積み重ねが、デビ婦人の言うところの「真のコスモポリタン」への成長だと、私は信じて疑わない。

だが、前菜で出てきた、エスカルゴの件を書かなくてはなるまい。 なるまいって、孫にでも伝える日記かって雰囲気になってきたけど、とにかく書いておく。

っていうか、なぜ、はるばる日本からやってきたオレが2つしか食べていないのに、バグをこさえてるお前が5つめを食おうとしてるんだよ! 人の皿の上にのっかているデンデン虫の殻の数を数えてから手を伸ばすのが礼儀だろ。 俺みたいなコスモポリタンは、顔に怒りを浮かべない訓練ができてるけど、他の日本人だったらブチ切れてるぞ。

であるからして、おじいちゃんはな、デザートのアイスクリームを2つ食べることで、心の怒りしずめたんじゃ。 

06/02/22

Singapore記-01

おそらくこういうのって、何も知らない高校生とか大学生の時分に憧れていたシチュエーションだと思う。 

例えば金曜日の午後一あたりに出張命令が出て、月曜の夜にシンガポールへフライト。 翌朝から現地でミーティングして仕事を始める。

憧れとか夢みたいなものは、叶ったりしちゃいけないと本気で思った。 こんなのは、アフリカからアメリカまで強制的に運ばれた奴隷と、あまり差がないのではないか。 なんか色々な要素でかき消されているけど、本筋だけを見ると同じことのような気がする。 

ということで、今日が終わった。 長い1日だった。 昨日の朝から日比谷で仕事をし、夕方に成田へ。 明け方2時に到着する便にてチャンギ空港に着き、タバコを吸い、適当にタクシーを拾ってMホテルまで。 3時に寝て、6時に起き、飯を食べ、8時に関連会社へ着いた。

じゃあこれからのスケジュールはあーしてこーしてみたいな話をし、早速プログラムを触りはじめる。 またたくまにバグが6個。 仕様の確認なんてできるレベルでは無い。 

人件費の高い国からわざわざ移動してきて、1泊2万円以上するホテルに泊まりながらやる仕事が、結果的にバグつぶしというのがすごい。 バグ1つにいくらかかってんだ。 ブラックジャック先生が包茎を治療しに外国へ行くようなもんだろう。 いや、ブラックジャックほどの腕はないかもしれないけど、罪の無い町医者が報酬ゼロで赤道まで強制的にふっとばされて、「この包茎治してください」、みたいな話じゃん。 

さすがに疲れちゃったので、今日はディナーをアレンジしてもらわず、とっととホテルに戻ってきた。 夜ご飯は、場末の店まで歩いていってチャーハンを食べる。 マレーにいたときと同じようなチャーハンで、普通においしかった。

先々週あたりに出張に出されてました。 そのときの日記を載せていきます。

05/10/04

我が家を設計した友人より電話があった。 何を言い出すかと思ったら、「テレビに出てくれ」とのこと。 新築祭りはまだ終わらないようだ。

『こだわりの家 自慢の我が家大公開スペシャル(仮)』という、日曜の夕方に2時間、10チャンで放映予定の番組。 誰になるか分からないが、芸能人レポーター様がやってきてアレコレするらしい。

「悪いが、俺は(家に)こだわってない。 こだわったのはむしろ君だろう。 君がこだわったから安藤さん(大工)が苦労したわけだ。 大公開するのは構わないが、こだわった君が出るべきじゃないか?」

彼は、「あー、それはすごいところに気づいたね」と、的を得た僕の意見を正面から受け止めた。 

「これ以上無駄に有給を使えない。 唯一空いているのは22日の土曜日のみ。 で、レポーターが小西真奈美様だった場合に限り、家を公開する。 その日は、くぼやん(共通の友達)の結婚式打ち合わせも兼ねるから、そこんとこよろしく」

と、会話は終わり、僕的には柔らかく断ったつもりだが、ひんまげた解釈で出演OKととらえられた場合、テレビに出てるかもしれません。

05/09/30

僕の長期ローンこと自宅が神奈川建築コンクールで優秀賞を受賞した。 

ジャニーズのオーディションじゃないが、「姉が勝手に応募しちゃって…」と状況は一緒だ。 設計者である友人が応募し、とある平日の真昼間に審査員が家へやってきて、知らないところでいつの間にか投票が終わり、『賞をあげるから県庁まで来てください、金曜の14時に』という、一方的な手紙が送られてきた。 

彼の事務所の宣伝にもなるので、依頼された雑誌取材なども全て引き受けてきた。 おそらくこれが最後の行事になるだろう。 10連休を終えた直後に有給を申請する、そんな勇気を奮い立たせ、コンクールのページを眺めたりしていた。

リンクをたどってたら、別の何かに応募した形跡を発見。 現地審査を経て…って書いてあるんですけど。 また偉そうな人がたくさんやってくるんでしょうか。 サラリーマン宅へ平日に。 

05/08/23

短パン一丁でクールビズ。

そんな主張を試みたが、「クールだろうけど、ビズじゃねー」みたいなことを目上の方に言われた。 だいたいお前のスネ毛は公にさらせる代物じゃないとのこと。 

みんなで温泉入ったとき、フルチンだったじゃん。 じゃあ、社内だったら短パンでもいいんじゃねぇ? そのかわり、客先行くときはネクタイをしめてやる。 もちろんシャツも着る。

これが僕の持論だったんですが、どうも人間40を超えると考え方が固くなってしまう。 オッサン連中の、ゴルフ帰りみたいな格好のほうが見るに耐えかねると個人的には思うのだが。 

結局クールビズ論争は、役員の髪型(バーコードハゲ)に言及したところで終了した。

05/08/21

大船でアパート暮らしをしていたころ、桜木町にある風俗店が提供する、『出張サービス』範囲内だったことに驚いた。 陸続きとはいえ、京浜東北線10駅分も離れた僻地へ風俗嬢を送り込めると、そのお店のサイトには掲載されていた。

業種が違うので単純に比較できないのは重々承知なんですけど、メールや電話で済みそうな話を、わざわざシンガポールへ出張までして行うことになった。 話をするためだけに、わざわざ往復16時間。 

意味があった行動といえば、握手くらい。 それ以外、僕の体を必要とする場面には出くわさなかった。 

もちろん前述のような出張サービスを提供することもなかった。 一体何のために呼ばれたんだか。 

デリヘル嬢を呼んで、世間話を交わして帰しているようなもんだ。

05/08/13

トンボが飛びながら交尾をしていた。

思えば、トンボの交尾を見るときは、いつも飛んでいるような気がする。

イヌや猫が日中堂々と公開セックスを繰り広げているのを、『節操が無いな』と感じるが、目の前を交尾しながら浮遊するトンボには卑猥な感じを受けなかった。 屋外でやっている男女を見るのと、屋外でやっている男女が空を飛んでいるのでは、受けるインパクトが全然違うと思う。 前者は犯罪なのに対し、後者は人類の憧れである。

トンボを眺めながら、『人間の背中に羽根が生えていたら、もう少し優雅な体の重なりを正常位と呼んでいたのだろうか』と、思いふけるお盆だった。

05/06/14

生まれて初めて、『教えてGOO』に質問をしました。

お暇な方は是非教えてください。 メールフォームからでも構いません。




   

05/05/29

生まれつき桑田圭祐のモノマネができる人とできない人がいる。 僕は前者に部類されることは以前にも書いたが、30歳目前にしてまた一歩近づいた。

今までは桑田風で桑田のような桑田気取りに、意識した桑田だった。

先々週あたりだったか、地元仲間、男4人、4時間カラオケdeソフトドリンクという女子高生風なイベントに参加した。 そのときに感じたものが、今夜確信へと変わった。

今日の僕は無意識に桑田だった。 マネではなく、ウェ"リゥイーと喉からしぼり出す発声は、無理に作ったものではなく、あの高さの音程でエリーと口から出そうとすると、ウェ"リゥイーにしかならなかった。 場のリクエストで叫んだ、「カモンアリーナ」はウケるという次元を飛び越えていた。

カラオケから遠ざかり、久しぶりに発声したら桑田になっていた。 皆さんにとってはどうでも良いことかもしれないが、自分の中に桑田が宿っていることを知った今、残りの人生も幅が広がっていくと思う。 

05/05/22

車の運転をしないかわりに、週末は自転車に乗ることが多い。 免許のない僕にとって愛車=自転車なわけですが、よくよく考えてみたらこの自転車だって僕のものではないって、書きながら気づきました。

普段、コンビニくらいしか行かないのですが、今日のサイクリングは買い物ではありません。 軟球とグローブをカゴに入れ、壁に向かってピッチング練習をする、その壁までペダルをこいだ。

目的の壁は自宅から近く、普段なら歩けるようなディスタンス。 しかし予想通り、スケボー少年がたむろしていた。 そこを割って入るにはいささか年をとりすぎている。 

コンクリートで作られた壁、壁というかスケボーでもハーフパイプって呼んでいいのか知りませんが、半円状の坂はどう見てもピッチャーが練習するよりも、彼らの用途のために作られている気がする。

ということで、ここはあきらめ、軟球をぶつけられそうな壁で、そのような行為を行っても大人に怒られないスポットを探そうと、町内をまわりはじめた。

思いのほか住宅が増えているので、10年以上立ち寄っていないような場所は迷子になりかける。 さすがに迷子にはならなかったが、思い描いていた道順を外れることはあった。

くまなく町内を見て回ったのだが、母校でもある小学校は存在していたはずのボール当て壁は撤去されているし、公園にいたっては公園ごと異次元に消えていた。 鵠沼は、ピッチャーの育ちにくい街に変わってしまった。

TPOに合う壁を見つけられなかった、そんな週末でした。

05/05/12

お金をもらう。

オフィスに集う人間の目的は一つなのだが、その人間性は様々である。 この場所で働いているというだけで、そのほかの共通項はこれと言って見当たらない。 しいてあげれば、全員が成人の日本人ってところだろうか。

会社ではおとなしいが、ドメスティックバイオレンスに日夜はげんでいる極度の内弁慶もいれば、僕みたいに隠れてホームページを更新している物好きもいる。

国民の中からランダムに選ばれた人間が一つの会社に集まり、ささやかな時差をあけて同じ便器を共有するわけです。

どこのどいつがやったのか知りませんが、いや、うちの会社の誰かがやったんでしょうけど、個室に入ると水しぶきが便座に飛び散っていました。

この光景を見るといつも思うのですが、ウォシュレットを最強にする意味がどこにあるのだろうか。 自意識過剰にもほどがある。 事実、おまえのケツはその水量を抑え切れていないのだから。

温度も最高にセットされているのですが、これはもうケツを清潔に保つという本来の目的から逸しているような気がする。

ちょっとした好奇心から試してみたが、洗浄ではなくプレイに発展した、そんな午後の一時だった。

05/05/04

アグラで宙に浮く。 
(向かって右側、短パン一丁の好青年が僕)

左側の少年は僕の甥っ子なんですが、血ですかね。 僕がこの技を覚えたのも、今の彼と同じような年のころだったと記憶しています。

体勢の保ち方が僕よりも安定しているし、足の浮き具合も優れている。 もうこいつに受け継がせて間違いないんじゃないかって確信しました。

05/04/26

スポーツと仕事が融合した奇跡のイベント、ゴルフコンペが今年も催された。

社長をはじめ、外部内部のお偉いさんと一緒に、『ゴルフをしよう! 自費で』という発想に疑問を感じるわけだが、そういう会社なのだから仕方がない。

ボランティアで参加してやっているこのイベント、去年までは千葉や茨城のゴルフ場で開かれていた。 喜んで参加している人口分布がチバラギ近辺に偏っていたためだ。

人数を減らす意味と、ボランティア系の人々が神奈川や都内に住んでいることから、今年は箱根で開催することになった。 ゴルフ派閥のトップが役員を退任し、社内での権力を失ったという背景が、若手幹事に自由な選択を促した。 というか、予算内でおさまるコースで僕の家から一番近い場所がそこだった。

さて、今回。 遠かったからという理由で参加を見合わせていた人が加わり、あろうことか定員をオーバー、キャンセル待ちまで発生しました。

何を勘違いしたか、ゴルフクラブを握ったことのない女の子まで参加することになり、そのうちの一人を面倒みてやることになってしまった。

彼女の最初の一打。 前の組の4人が打っているのを真剣に見つめ、ティーグラウンドに立った。 

見よう見まねで、彼女なりに一生懸命やっていたとは思うが、手に持っていたアイテムが若干違っていた。 

ボールはこの上に乗せない。

05/04/24

友人が運営する設計事務所のホームページを一新しようではないか。 

という話が出たのは、僕も友人もゴールデンウィーク中、予定がないからだ。 なぜ予定が入っていないかというと、彼は職業柄仕方なく、僕の方は彼女と絶縁状態なのが主たる原因だと思う。 もう2ヶ月は声を聞いていない。 もちろん声帯除去をなされたわけではなく、いや、もしかしたらそういう重い病気にかかっているのかもしれませんが、残念ながら情報が無いので詳しいことはここに書けません。 すまない。

さて、ホームページにテコを入れる前に、閲覧者の統計を調べることにした。 サーバーのログからリンク元とIPアドレスを抜き取り、どんな検索ワードで引っかかってきたかなど、簡単なプログラムを作りながらデータを作成していきました。 ゴールデンウィークどころか普通の土曜日もたいした予定が無いってことなんですが。 

3時間かけて一週間のログを解析した結果、いろんな人が見ているというのが分かった。 細かいことは分からないが、たくさんの人が訪問しているらしい。

よくよく考えてみれば、ログをチェックしたところで、知りたいことなど記録されていない。 OS、ブラウザ、訪問する時間帯、IPなんかはどうでもよい。 僕が知りたいのは男か女か、年齢、携帯番号、ゴールデンウィークに僕と遊んでくれるかどうか。 僕のサイトでは、そういった情報が有益であり、友人のサイトなら家を建てる予定があるか、年収、予算、訪問者の所有する敷地図あたりまで分かれば御の字である。

あ、ただ、今回事務所ページのログから一つ、面白い情報を得た。 リンク元のページに僕の家が載せてあり、踊り場の照明がデザイナーオリジナルだと書いてあった。 始めて知った。

   

05/04/21

わが社というか、グループ全体の過保護な体質のせいか、普通の一流企業なら真っ先にリストラするであろう人材がたくさんいる。 都内の空なら、肉眼で確認できる星の数ほど残っている気がする。

その星の中でも綺麗に輝いちゃってるタイプのオバちゃんを招いた会議に、丸2日間参加させていただきました。 なぜこのオバちゃんを混ぜなきゃいけなかったかというと、今回入れ替えようとするシステムのユーザーだから。

どうでもいいけど、始めて職業に関わる日記を書いている気がする。

さてさて、導入を考えている新システムは、外国のグループ会社が作ったものなので、必然的に会議やらデモンストレーションは英語で進みます。

そんな中、ババアはオール日本語で質問するんですね。 外人の目をまっすぐに見つめて、「えー、これ、ここ押すだけで終わっちゃうの? ほんと? ねぇー、しってる? わたしたち、紙に書いておいて、手が空いてから一つ一つ、これ、ここんとこ。 分かる? ここんとこに後から手入力してんのよ。 もー、ほんとテンテコマイマイ。 マイマイ!(側頭部にうずをまくしぐさで)」

最後の『テンテコマイマイ』が彼女なりの英語だったらしいが、実に二日間もの間、彼女は『ブッキング』という単語以外は日本語で通しきった。 ブッキングシステムの会議で、出てきた英語がブッキングだけだった。

よく、『最低限の英語』という表現を聞くが、極限を見てしまった気がする。

05/04/19

携帯にオッサンの電話番号を2件追加した。

   

05/04/17

『自分のペースを崩さないタイプ』と聞くと、「あらら、のんびりやさんなのね」と頭の中に描くと思う。

が、本当の意味でマイペースな人っていうのは、ハイペースだったりスローペースだったり、自分がやりやすい、もしくはやろうとしていることに相応しいスピードをキープする人だと思う。

で、ハイペースなマイペースで仕事を続けた結果、スパイラルに仕事が舞い降りる今日このごろ。 そういう30歳になるんだろうなと23歳のころに思っていたが、そうなった。

ただ教育委員会副委員長と野球部部長という、給料や人事考課に1ミリたりとも響かない仕事が舞ってくるとは想像できなかった。

学校が大好きな中学生みたいだ。

4/4日更新時にお約束した手紙を希望者に送信しました。遅くなってすいません。
   

05/04/13

世間から目をはなしているすきに、トリビュート対象ジャンルにマンガが仲間入りしていた。

トリビュートはお金を運んでくる。 ってことに気づいた人が、音楽以外にも取り入れているらしい。

そういえば漫才のトリビュート、あとタップダンスのトリビュートってのも見たことがある。 もうだたのモノマネだったんだけど、マンガではどんな感じに仕上がってるんだろう。 ブラックジャックは全巻読んだことあるんで興味がわくところ。 売れているのだろうか。

まあ、造幣局をトリビュートした作品が手っ取り早く金になるんだが。

  05/04/08

会社の友人が運営する、独自の世界感を彼なりにあらわした個人サイトが、会社バレをした。 ウェブ上ではよく読む話だ。

あのサイトが赤の他人の手によるものなら、「ああ、よくあるお寒いページだな」と、無難にバックボタンを押すかブラウザを閉じるところだが、これが知人のものとなると、話は違ってくるようだ。

リンクされていないファイルまで露呈され、ここ数日、身内だけでカウンターをまわしていた。

彼を見る周囲の目も変わりまくった。 新人のかわいこちゃんの大きな瞳に、不敵な光が宿っている。 あの目は、うちの犬が小型犬を見つめるときと同じものだ。

僕は、知人に知られたら『一人閲覧者が増えたね』ってスタンスで運営することを余儀なくされています。 あきらめました。 今の会社ではバレていないと思います。

05/04/04

母の遺伝だと思うが、手紙を捨てることができない。

E-mailもそうだが、紙の手紙も大切に保管してある。 靴箱にギッシリと詰まった中身は、18歳から22歳までに受け取ったものがほとんどだ。

前回この箱を開けたときに、出し忘れたと思われる女友達への手紙を見つけた。 切手まで貼ってあり、あとは投函するだけの状態だった。 そういえば、この手紙を読み返したときのことを、以前日記に書いた気がする。

手紙の内容は、若気の至りとか、痛さとか、そういうレベルをはるかに凌駕しており、当時ラブラブだった年上の彼女との結婚宣言で終始一貫していた。 途中から、フィアンセ自ら筆を取り、『妻として共に生きます』的な文章の挿入もあり、最初で最後の共同作業だ。

今日現在、僕は結婚も離婚もした覚えがないということは、結局この人とは普通に別れたわけだ。 一方的に捨てられたような、そういう別れ方だった。 今読み返してたんだけど、これ、付き合い始めて一ヶ月目で書いた手紙だ。 熱の犯され具合が半端ではない。 この手紙を出さなかったことは、人生最大のファインプレーだろう。

さて、久しぶりに開けた手紙箱あらためパンドラの箱。 手紙に同封されている写真が少なくないので、きちんとアルバムに保管しようと、全ての便箋をくまなくチェックしていた。

すると、またもや私の直筆文章が出てきてしまった。 これまた20歳の頃に書いた手紙。 今回は友人宛てではなく、僕の妻となるはずだった女性へ送る手紙だ。 日付的には、プロポーズから2ヵ月後にしたためたご様子。 

『〜〜ちゃんへ。 これが最後の手紙になるかと思うと寂しいです』

これ以上は怖くて読めなかった。

この手紙は、スキャナーで読み込み、希望者に送信しようかと思う。 手紙を一字一句入力してたら、その内容にもだえ死にそうなので、あえて現物を。 応募方法は、ページの下にあるメールフォームでその旨を書き、魂を込めて送信ボタンを押してください。 

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