お知らせ

かもがわ出版より出版された『これってホントに科学?』(ニセ科学関連の話題を扱っています)と『ホントにあるの?ホントにいるの?』(超常現象関係の話題を扱っています)に、7項目ほど執筆しました。

著者は安斎さんになっていますが、中身は安斎さんとJapan Skeptics 教育分科会有志、ASIOS蒲田で書いています。本の奥付を見ると、各著者の担当項目がわかるようになっています。

青少年向けというコンセプトで、なるべく分かりやすく書くように努力していますので、この分野にあまり詳しくない大人の方にもおすすめです。是非、手にとってみてください。

 

What's About?

このページはロズウェル事件(Roswell Incident)懐疑的調査結果をまとめたものです。日本語で読めるロズウェル事件資料として最も高い信頼性と詳しさを目指しています。これは努力目標です。

このページは、どの時点でも完成ではありません。既に書かれている項目に関しても不定期に細かく書き換えが行われる可能性があります。特定のバージョンの記載を保存したい場合は、コピーしてローカルに保存してください。

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拙い英語力で訳出している箇所も多いため、訳の間違いなどがありましたら(あるはずです)ご指摘頂ければ幸いです。英語が読める方は原文の方を参照してください。

このページは以前『科学勉強サイト』にて公開していた情報をベースに間違いの訂正、情報の補足及び再構成して公開しているものです。諸事情により以前のサイトは更新不可能になってしまいました。

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ロズウェル事件とは

事件の概要

1947年7月8日のロズウェル・デイリー・レコード紙 夕刊に、ニューメキシコ州ロズウェル北西約120kmにあるJ・B・フォスター牧場に「空飛ぶ円盤」が墜落し、その残骸を軍が回収したという話が載った。

残骸を見つけたのは、W・W・ブレーゼル。フォスター牧場の管理を任されていた者である。彼は物体の発見をジョージ・ウィルコックス保安官に連絡した。

保安官はロズウェル陸軍飛行場へ電話をした。ウィリアム・H・ブランチャード大佐の指示により、情報将校のジェシー・A・マーセル少佐、対敵情報部隊(CIC)のシェリダン・キャビット大尉、キャビット大尉の部下であるウィリアム・リケット軍曹が送られ、残骸を回収した。

ウォルター・G・ハウト中尉は、マーセル少佐の承認のもと公式報告をリリースし、各紙がこの事件を取り上げることとなる。マーセル少佐は残骸と共にフォートワース第8航空軍司令部へ飛んだ。

第8空軍司令官のロジャー・M・レイミー准将に届けられた残骸は、フォートワース基地の気象官アーヴィング・ニュートン准尉により識別された。「空飛ぶ円盤墜落」というプレスリリースは、レイミー准将のラジオ報告により、その日のうちに「気象観測用の気球だった」と訂正されることとなる。

墜落した残骸はフォートワース基地での検分を終えると、ライト・フィールド基地へ運ばれた。

次の日のロズウェル・デイリー・レコード紙には「謎の物体の正体は、ただの高高度気象観測用気球であり、墜落した空飛ぶ円盤ではなかった」との記事が載り、熱狂はあっという間に収まった。

ロズウェル事件はそれで終わった話であり、その後に組織された空軍のUFO調査プロジェクトが取り上げることは無かった。民間のUFO研究グループも全く相手にしなかった。

ロズウェル事件の伝説

この事件はすぐに忘れ去られたものの、スタントン・T・フリードマンの働きで30年の時を越えて1978年に復活を遂げることになる。復活直後は数多のUFO事件のひとつでしかなかったが、1980年代後半から大いに注目され、1990年代以降はUFO問題の柱とも言える状態になる。

復活後は、政府文書の体裁をとった文書が登場したり、驚くべき証言をする証言者が次々と現れた。証拠といわれるものには異星人解剖フィルムなども存在する。

現在は、多数の伝説に枝分かれしており、詳細は伝説を語るストリーテラーによって様々である。最大公約数的に言えば、宇宙人の乗った円盤がロズウェル近辺に墜落し、墜落した円盤と宇宙人の死体を軍(アメリカ政府)が回収・研究し、その内容はTOP SECRETとして現在も継続して固く守られているといった話となっている。

ロズウェル事件の真相

ロズウェル事件の真相は、空飛ぶ円盤の墜落でも、気象観測用気球でもなく、プロジェクト・モーガルの気球が墜落したものだった。ただし、プロジェクト・モーガルはまだ初期段階にあり、気球の性能テストを行っているような状態であった。そのため墜落した気球を構成している部品は気象観測用気球とそれほど違うものではなく、ネオプレン製の風船とレーダー反射板(レーダー・ターゲット)等を組み合わせたものだった。

UFO信奉者の言う「見た目はバルサ材と同じだが非常に軽く驚くほど強靭な梁状物質」や「非常に薄く、くしゃくしゃに丸めても皺ひとつなく元に戻る物質」といった、不思議な性質を持った残骸は、それを手にしたいう証言が多いにも関わらず、一切現存していない。

逆に、当時の情報から分かるのは、回収されたものが、ネオプレン製の気球とレーダー反射板と考えてまったく矛盾がないということだけである。残骸に関する混乱はレーダー反射板を識別できたかどうかという点に絞られるように思われる。

空飛ぶ円盤墜落の証拠となっているものは、ほぼ全てが1978年以降に出来上がったものである。現在、円盤墜落説の根拠と呼べるものは、円盤の残骸や宇宙人の死体を見たという証言だけである。しかも、その証言者達は、基本的に1978年以降に初めて登場した者であるうえ、証言の問題が指摘されている例も非常に多い。

海外では、空飛ぶ円盤の実在を信じている人の中でも、証言者や文書、ビデオを信憑性のないものと見る人が多くいる。それは、とても妥当な判断だと思う。

 

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