KN-Q7AにラジケーターのRF power meter / S meter完成
JA6GQX/JA2CW Urasawa


「KN-Q7A自分好みに改修」を2012/08/04(土) に投稿しました。

改めて改修項目を列挙します。
1 ラジケーター新設 RF power meter / S meter
2 IFgainVRを半固定としAFgainVRを新設(今はIFgainVR削除)
3 RX−TXインジケーター新設

  2012/08/04投稿時、RF power meter は動作しましたがS meterは未完成でした。
本来、S meterはRF回路のAGCを利用して振らせます。いろいろ挑戦しましたがAGCは
獲得できませんでした。今回の投稿はAF回路でS meterを振らせるご報告です。

YouTubeへアップロードしたS meterのHD動画です。

(クリックして拡大)

 S meterアンプはリニアではなく、AGC特性に似た飽和曲線を描くアンプが必要です。
そこで発想の転換をはかり、通常は絶対避ける、過入力によって飽和する非直線部分と、
1N60の非直線部分を組み合わせて、簡易なAF型S meter回路を作りました。

アンプはお馴染みAE-7368(秋月300円)にしました。アンプの入力VR500 ohmは現回路
に合わせ10K ohmに変更、非直線部分の活用から入力VRは最大値です。S meterゲイン
は、追加回路の出力VRで調整します。肝心なslow AGCの振れに似せるマジックは、倍
電圧整流後の1000uFがタネです。

 信号S9+10dBをICOM IC-736と比べて較正しました。AF型S meterながら振れ具合は、
想定以上の出来映えと自画自賛しています。Sの指示はメーカーや機種によってかなり違
いがあり、誤差は許容範囲と甘受しています。(笑)

  AFgainVRを新設。IFgainVRは削除し、基板のVR中点からGNDに落としました。削
除してもAFgainVRは9−13時の範囲で実用になります。例え1kw局S9+40dBでも歪み
ません。明らかに歪むのは過変調の1kw局?。これらはIFgainVRでも救えません。信号
強度による音量差はありますが、IFgainVRのようなTune並の微調整は必要なく加減は
ラフになりました。AFgainVRをお薦めします。
 RF power meter の5w10w目盛は正確です。やはりリグはS meterやRF power meter
があると楽しさは倍増します。「耳エス」と言う言葉も死語になりました。(笑)


KN-Q7A自分好みに改修
JA6GQX/JA2CW Urasawa


 凝縮された英知を超コンパクトボデーに納め、作り易さ
と低価格を追求したキットです。受信感度も良し、ノイズ
に囲まれた我が家でも恐ろしいほどの静けさ、大手ブラン
ドも脱帽でしょう。そんなリグを自分好みに改修するのは
改悪にも繋がりそうです。しかし改修と言っても着せ替え
人形の服を替えた程度です。


■ラジケーター新設 RF Power Meter / SMeter
 ラジケーターは100円 Shopで求めた乾電池チェッカーの
流用です。ラジケーターは独特のチャカチャカした動きが
嫌いで、既設のリグのような落ち着いた針の振れに近づけ
るため100uFを付けて改善しました。(回路図参照)振れの
戻りも120mm大型50uA計なみにゆっくり下がります。Meter
新設のためマイク8pコネクターはリアパネルへ移しました。

 SMeterは未完成で絵に描いた餅状態です。まずMGCから
AGCに変更することが必要です。そこでミニ基板にオペAmp
でOffset電圧をつくり、それに検波出力を重畳させIFamp
MC1350の5pにAGC電圧を供給しました。しかしOffset電圧、
検波出力、CR定数変更などいろいろ試みましたが思うよう
な結果は得られませんでした。


■IFgainVRを半固定としAFgainVRを新設
 既設のMGCは良音範囲は狭くTune並の微調整が要求され
ます。ほとんどの歪みはAFamp TDA2822Mへの過入力が主因
と思われます。そこでTDA2822Mの7p入力前にAFgainVR10K(A)
を新設しました。(写真参照)IFgainVRは青白3pVRに変更
し基板へ移し、最大値で半固定にしました。

 MGCのため音量差は改善されませんが、IFgainVR方式より
良音範囲は広がり音量微調整も容易になりました。3インチ
以上の音圧効率の良いスピーカーなら、AFgainVRは9〜12時
の範囲で実用になります。改めて2.1サウンドで聞くと驚く
ばかりの良音に驚きます。50mm0.5W程度のスピーカーは問
題外で歪みから解放されません。
友人局はIFgainVRを基板へ移して半固定、フロントパネ
ルはオリジナルのままでIFgainVRの位置へAFgainVR10K(A)
を付けました。


■RX−TXインジケーター新設
 既設のリグのように受信時は緑色LEDが点灯し、送信時は
赤色LEDへ変わります。LED電源はMICプリアンプでお馴染み
の+8VTからTX電源、そのすぐ下の+8VRからRX電源を取り出
します。(写真参照)このリグは飾りLEDなどを削除し省電
力化に前向きです。そんな主旨に逆行するようで肩身が狭
い思いがします。


以上

スペアパネルを活用いただき、
素晴らしい改造を御紹介ありがとうございました(JL1KRA)