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◆影響する影響しない出産確率
先天異常(奇形とか代謝等の機能異常)を持って生まれてくる新生児は100人中4人とされています。2年前は500人に1人とされていた日本の統計ですが、3年経っただけで増加しました。女性出産率が低下している中、増加って、、? 何故ならば、前のページにURLを貼り付けた約9000の症例中、日本で判断していなかった事例について、改めて追加されたからです。そのうちの多くは歯並びが悪い、まぶたが上がりづらい、アザ、手足の変形などといった命にかかわることのないものが多く、約1500人中1人に重症と呼ばれる大奇形、つまり入院や手術が必要な新生児が生まれてきます。そして3万人に1人の割合で、深刻な病名を告知されます。
胎児奇形の発生(催奇形性)に起因するものは、薬、放射線、感染症と、代表の3つが挙げられています。その影響は妊娠12週の終わりまでが一番影響を受けやすく、器官形成の臨界期と呼ばれています。このうち、過去のサリドマイド(催眠薬の一種。妊娠中服用した妊婦の報告で明らかになった。手足の短縮・欠如した奇形児が出生)のデータから、妊娠4週〜7週が一番影響を受けやすい時期で、絶対感受期と呼ばれています。
◆薬剤の影響
バルビツール系催眠薬サリドマイドの服用で、アザラシ状奇形児(フォコメリア)が生まれてから、現在では妊婦が飲むことができる薬剤は少なくなりました。というか、14周期目まで飲んではいけません。ただ、ウラン劣化のような何周期目でも影響されてしまう薬剤報告もあります。もちろん私の知り合いは、妊娠中、タバコやお酒、市販の薬を飲んでも5体満足の健康的な子供は生まれましたから、一概にどうのこうのとは言えません。
明らかに強い薬を飲んでない限り、(医者から特別に処方されている薬以外)2,3回服用したからすぐに奇形に繋がるわけではないので安心したほうが良いです。
何故ならばこのサイトはこういった事も事実的にありますというだけで、
ほとんどの妊婦さんは健康な子供を産めるからです。
サリドマイド(催奇形因子)が確認されている薬剤は、注意書きは義務付けられているので(動物実験で催奇形性が認められているので、妊婦への投与は注意してください等)、服用する際は医師と相談する事をオススメ致します。ただ、動物実験といってもとんでもない量を投与しているし、遺伝子構造やそもそも染色体等ネズミさんとは体の仕組みが違うので、動物実験の結果が必ずしも人間に通用しない事も認識しておくべきだと思います。
薬剤の詳しい症例についてはこちらの下のほうに記載しています。ステロイド剤は注意したほうがいいと思います。
※男性が飲んでいる薬は基本的に劣勢を含まないので奇形を誘発しません。
その他、常用量を超えたビタミン剤や大量のカルシウム は
催奇形性があるので注意して下さい。
◆妊婦中のレントゲンについて
微量の放射線は奇形にならないと定義で記載しましたが、ここ最近では、妊婦の骨盤部にある程度の放射線被曝を受けると、生まれてきた新生児が白血病になる可能性が高くなるかもしれないと論文で発表がありました。骨盤部CT検査(放射線量:100ミリグレイ程度)は妊娠中や妊娠している可能性がある場合は、避けたほうが良さそうです。内科の場合、前もって妊娠反応をチェックするようです。
100人中96人の人は、健康な赤ちゃんが生まれます。残りの4%は誰しもが平等にリスクを持っているので、心にゆとりを持って下さい。
※一部抜粋してあります
◆ダウン症候群と母体年齢の影響
母体の年齢が高齢になればなるほど、ダウン症候群のような染色体異常の新生児が生まれてきます。
| 年齢(才) リスク値
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年齢(才) リスク値
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| 20 1/1177
21 1/1161
22 1/1140
23 1/1114
24 1/1081
25 1/1040
26 1/990
27 1/930
28 1/861
29 1/784
30 1/700
31 1/613
32 1/526
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33 1/442
34 1/365
35 1/295
36 1/236
37 1/186
38 1/145
39
1/112
40 1/86
41
1/66
42
1/50
43
1/38
44
1/28
45
1/21
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(資料:米国データ)
表の読み方: 20歳のお母さんがダウン症候群胎児を妊娠している確率は1,177分の1、あるいは1,177のうち1人がダウン症候群ですが、残り1,176人はダウン症候群胎児ではないことを示しています。45歳では21分の1、つまり21人のうち1人がダウン症候群で残り20人がダウン症候群ではありません。
3. 感染症の影響
風疹の影響が一番よく知られています。学童期にワクチン接種が行われるようになり、抗体の保有率が向上していますが、依然、妊婦さんの10人に1人が抗体を持たず、風疹にかかる危険性があるのが現状です。この原因は、一部の学年では、ワクチン接種がなされなかったこと(昭和54年〜62年生まれの人の約半数)と、ワクチンを打っていても免疫ができなかったり、できていてもいつの間にか下がってしまうことによるとされています。また、以前は風疹は終生免疫といって、一度かかったら二度とかからないと考えられてきましたが、必ずしもそうではなく、再感染することが知られてきていますので、注意が必要です。
できればブライダル・チェックとして、結婚前後に抗体検査を受け、抗体がないか抵抗体価(16倍以下)の場合は、ワクチン接種により免疫を獲得しておいた方がよいでしょう。なお、風疹ワクチンは生ワクチンなので、接種時期は月経期間中であり、2〜3ヶ月間の避妊が必要となります。抗体がないからといって妊娠中にワクチンを接種することはありません。
風疹にかかると重複奇形といって図のような複数の奇形が発見されます。
妊娠時期が早ければ早いほど重症度が上がるとされていますが、妊娠12週(器官形成の臨界期)をこえても難聴の危険性は残るとも言われています。
・白内障
・小眼球症
・網膜症
・先天性心疾患
・肝腫大
・骨病変
・低出生体重
・精神運動発達遅延
・髄液細胞増加
・緑内障
・角膜混濁
・全身リンパ節腫大
・心筋障害
・皮膚紋理異常
・黄疸
・肝炎
・再生不良性貧血
・溶血性貧血
・軽性四肢まひ
などなど
胎児奇形に関係する感染症としては、風疹以外にトキソプラズマ・サイトメガロウイルス感染症・コクサッキーウイルス感染症・りんご病などがありますが、感染が心配な時は、受診時にお尋ね下さい。
なお、はしか・おたふくかぜ・インフルエンザなどは胎児奇形を起こさないとされています。
◆子宮奇形による不妊症、月経痛
子宮奇形とは?
子宮の形の先天的な異常を子宮奇形といいます。子宮は胎児期の早い時期にミューラー管と呼ばれる子宮のもとになる器官が左右から癒合してできあがりますが、これが途中の段階で止まってしまうのが原因です。女性の5%にみられけっして稀な状態ということではありません。発生学的に関連があるために腎臓の異常を伴うことがあります。
子宮奇形の診断や治療については、専門性が強いので、こうした病気を専門的に取り扱っている婦人科医に受診されるようお勧めします。大学病院だから、大病院だから大丈夫というわけではありません。場合によっては、セカンド・オピニオンを求められたほうがよいでしょう。
子宮奇形には、さまざまな種類があります。
・女性生殖器の概略
・中隔子宮 (単頚)
・双角子宮
・双頚双角子宮
・重複子宮
・副角子宮と単角子宮
子宮奇形の症状
子宮に形態的な異常があることが、習慣流産や不妊、早産、難産の原因になることがあります。しかし、特別な問題を引き起こさないことのほうが多く、子宮の形に異常があるからすぐに何らかの処置が必要ということではありません。担当医と処置のメリットとデメリットについてよく相談してください。
そのほか、月経痛や下腹部痛、性交痛の原因になることがあります。これは月経血の流れに異常が起こるためと考えられます。
子宮奇形の診断
子宮奇形は習慣流産の検査で見つかったり、内診や超音波検査でたまたま発見されることがほとんどです。子宮奇形は、内診、クスコ診、超音波断層法検査、子宮卵管造影検査、子宮鏡検査、MRIなどで総合的に診断されます。中隔子宮か双角子宮かを区別する場合や副角子宮の状態を確認するために、腹腔鏡が行われることがあります。そのほかレントゲンの透視検査などさまざまの検査が用いられます。腎臓や尿管の異常を伴うことがあるので、その検査も実施されます。
子宮奇形の治療
形態的な異常があるので、手術療法が必要かどうかが一番の問題です。奇形があっても全く無症状であったり、指摘されている症状と子宮奇形に因果関係がないと考えられる場合もありますから、手術療法の適否については担当医とよくご相談ください。
次のような場合は手術をお勧めすることがあります。
1) 流産や早産を繰り返す双角子宮や中隔子宮の場合
2) 他に明らかな原因のない不妊症で、子宮奇形の関与が推測される場合
3) 月経痛、下腹部痛、性交痛が子宮奇形と関係しており、
手術によって症状改善が期待できる場合
手術には、次のような方法があります。それぞれの奇形の種類や程度、
症状にあわせて手術を行います。
1)中隔子宮に対する子宮形成術:ふつう、腹腔鏡で中隔子宮であることを確認後、
そのまま子宮鏡で膣の方から中隔を切除します。腹腔鏡は子宮鏡の手術が終わるまで装着したままにし、子宮鏡下手術をガイドします。術後の分娩には経膣分娩も可能です。
2)双角子宮に対する子宮形成手術:ふつう、腹腔鏡で双角子宮であることを確認後、
そのままお腹をあけて、ストラスマン手術と呼ばれる形成術を行います。
術後の分娩には帝王切開が必要です。
3)副角子宮の切除:この部分に月経血が貯留し、あるいは腹腔内に逆流する場合は、
強い月経痛の原因になります。副角子宮で正常な妊娠が継続することは
将来あり得ないので、副角子宮だけを切除します。
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