楽器ギャラリー

 この楽器は構造的には非常にシンプルなものですが、一つ一つの管の選定、歌口の削り方など、非常に微妙で経験を要する部分も あります。製作に
当たっては音色はもちろんの事、仕上げ、楽器としての完成度も高めるよう常に心掛けております。Gスケール3オク ターブの楽器が標準的ですが、音
域、Keyなど御希望に沿うようにしております。材料は尺八の素材でもある高級な真竹製です。made in Japanとして常に最高のものを心がけています。

楽器の実際の音色をお聴きください!(写真をクリック)
楽器に関するお問い合わせは直接大束晋にご連絡いただくか(もちろん試奏できます)
またはギタルラ社/東京古典楽器センター及びクライス音楽事務所にお問い合わせください。

ギタルラ社/東京古典楽器センター(目白駅徒歩5分) http://www.guitarra.co.jp/
クライス音楽事務所(さいたま市) https://www.kreis.co.jp/


新作楽器
25管(テナー)
22管(アルト標準型)
15管入門用
パパゲーノの笛
2台出来上がってます。
2台出来上がってます。
1台出来上がってます。
1台出来上がってます。
写真をクリックすると実際の音色を聴けます!

価格変更について(2017年11月1日)
 
高品位標準楽器
25管 (最低音D 3オクターブプラス3管) 8万円より
22管 (最低音G 3オクターブ) 6万円より



15管 (最低音G 2オクターブ) 3万8千円


5管(パパゲーノの) 2万円


以上のように変更させていただきます。全て尺八と同じ真竹製です。

バスパンフルートほかのケースを作りました(2014年4月30日)
 
 バッハのチェロ組曲を吹いたりアンサンブルの低音パートを吹くためバスパンフルートを作りました。そしてハードケースも作りました。(右の写真)
普段使っている4オクターブ29管の楽器と一緒に持ち運ぶことが多いので両方とも収納できるケースです。バスパンフルートのためずいぶん大きなケー
スですが、それでも2つの楽器が入る割にはコンパクトでスマートです。左の写真は下から順番に2オクターブの楽器とケース、29管4オクターブの楽器
とケース、バスパンフルートの楽器とケースです。
 
この2つの写真はオーダーをいただいた2オクターブ15管の楽器とケース、2オクターブ半25管左利き用の楽器とケースです。パンフルートのためのハ
ードケースとしてはもっとも軽量コンパクトかつ丈夫で美しい形と思っています。興味をお持ちの方はお問い合わせください。(大きさにより1万円〜)

ハードケース改良しました(2014年3月11日)
 新しいハードケースを作りました。現在自分が使っている楽器について高音の管をプラスして29管4オクターブジャストの楽器を作りました。そしていざ
レッスンに出かけようとして今までのケースに入らないことに気づきました。またちょうどその頃ある方より25管の楽器とそのケースのオーダーをいただ
いていたので、ケースを新しく作ることにしました。
  
 今までのケースと異なる点・改良点ですが、まず単純にケースに関する製作技術が向上したこともありますが、大きな改良点は今まで天板(上部の細
いカーブした板)だけは薄い板を使っていましたが、他の部分と同様に1pの厚い板で作ることができるようになったことです。そのため強度が大きく向
上しました。またそのためにケースの厚さ自体をかなり薄くすることができ、とてもスリムになりました。見た目にもかなりスマートになり、なおかつとても頑
丈になりました。時間を見つけてお作りしますので、ご希望の方はご連絡ください。

新しい楽器とケースが出来ました(2013年2月28日)
 先日秋田のSさんより連絡とオーダーをいただき新しい楽器とケースを作らせていただきました。最低音G〜最高音Hの17管、左利き用のコンパクトな
楽器です。
    
 写真のように今回は油抜きの作業をしてみました。炭火であぶって中の油分を出すのですが、ちょっとこんがり焼けすぎた部分もありますが大体うまく
いきました。元々真竹は固くて密度が高いのですが、油抜きによってさらに固くなったかもしれません。割れなどについての効果なども今後検証していき
たいと思います。ケースについてはだいぶ洗練されて、結構良い線行っていると思います。

歌口のメンテナンスについて(2013年2月10日)
 歌口(内側)の削り具合により吹きやすさや半音操作、管の命中精度について大いに影響があります。また外側の削り具合は直接に音色に影響しま
す。内側については基本的になめらかででこぼこしないことが大事ですが、長いこと吹いているうちにだんだん減ってきてざらついてくることもあります。
そのため時には調整や磨き直し、削り直しも必要となってきます。

 この削り具合というものは楽器の製作者や奏者がそれぞれのフィーリングや好みにより行っているため、それぞれ違いがあり千差万別です。私自身も
色々試してみて、以前と比べるとけっこう変化してきました。また、ルーマニアのパンフルート奏者コルネル・パナさんが来日されたときには実際に楽器を
手に取り見せてもらい、大いに参考とさせていただきました。そして自分なりに現段階としての一つの形・削り方のスタイルというものを持ち得たと思って
います。

 そのようなわけで、もしざらつきなどのため調整してほしい方、あるいは現在お持ちの楽器について確かめてほしい方などいらっしゃいましたら私の自
宅においでいただければ見させていただきます。また現在の私の楽器の削り具合など実際に試していただいたうえで、良く相談の上で削り直すことも可
能です。

 奏者と楽器は相釣り合っているものであり、良い奏者はそれに応じた良い楽器を使うべきであり、実際にそうなっていると思います。またそれぞれの演
奏レベルに見合った楽器を持つべきでもあります。私が現在使っている楽器については、大体自分の現在の演奏レベルに見合ったものだと思っていま
す。演奏がレベルアップすればそれをフィードバックして楽器に反映させることが出来、その逆も然りです。実際にどのような演奏かということはコンサー
トや録画したものをご覧いただければと思います。そのうえで皆さんの判断に任せるしかありませんが、良くも悪くも現在の演奏レベルに見合った現在の
楽器です。もしご希望であれば同じ楽器をお作りすることが出来ますし、同じように調整・削り直しさせていただくことができます。お気軽にご連絡いただ
ければと思います。

ハードケースお作りします!その2(2013年1月28日)
 
 先日ハードケースについて書きましたが、その後何人かの方より製作の依頼があり、順番に作っています。はじめは試行錯誤の連続でずいぶん手間
がかかりましたが、いくつか作る中でだいたい手順が出来上がってきました。どのような順番で組み立てると狂いが少なくうまく出来上がるか、大体解っ
てきました。上の両方の写真とも左は自分が使っているもので右側の明るい色のものは塗装前のケースです。軽量で落としても壊れないくらい頑丈で
す。
色々考えてきましたが、現在のところこの形が一番スマートで理に適ったものと思っています。一つ一つ手作業なのでゆっくりですが、注文いただければ
お作りします。

ハードケースお作りします!(2013年1月5日)

 パンフルートのハードケースをお作りします。以前よりソフトケースは存在していましたが、しっかりしたハードケースの必要性を常々感じていました。自
分自身普段自転車で移動するため丈夫で軽量、雨天でもレインコートの中に収まり寒い時期も寒風から楽器を守るようなものを作ろうと思い立ちまし
た。


  
・丈夫で軽量(万一落としても楽器を守ります。ラッシュアワーでも安心です。)
・肩にかけて自由に持ち運べます。
・お持ちの楽器に合わせてのハンドメイドです。

標準的な大きさ(22〜25管)ハードケース 1万円〜

新しい楽器が出来ました!(2012年7月20日)
 



 2つの楽器ができあがりました、25管最低音Dのテナー管(真竹製)と29管4オクターブ最低音Cの大型バス管です。25管テナー管は現在私が使って
いる楽器とほぼ同じ大きさで、真竹らしいシャープな音色です。バス管はとにかく大きいです。低音が欲しい人には最適です。どちらも自宅(埼玉県新座
市)においでいただければ試奏できます。


 楽器のメンテナンスについて 2012.2.11

 竹を材料とするパンフルートは他の管楽器同様に割れたりカビが生える恐れは常にあります。しばらく前まで主に篠竹を材料として作ってきて、乾燥し
た冬場などでも割れが頻発するなどの事態はほとんどなく、それほどメンテナンスに関して神経質になる必要がありませんでした。しかし、より硬質な真
竹を材料にした楽器に関して、特に屋外での演奏により割れが生じるケースがあり、メンテナンスや扱いについて一般的なことをまとめておこうと思いま
す。

 まず篠竹についてはある程度弾力性があり、温度や湿度の変化に対して相対的に強いということがあるようです。もちろん割れるときには割れます
が、それほど神経質にならなくとも大丈夫のようです。一般的なことで、
・吹き終わったら管内の水分をよく拭き取っておく。
・急激な温度変化は避ける。

 真竹はより硬質で楽器の素材として大変優れていますが、その分デリケートで急激な温度や湿度の変化に耐えられず割れることが多くなります。従っ
て真竹に関しては他の木管楽器・リコーダーやクラリネットなどと同程度の注意は必要だと思います。また、割れる可能性についても同程度はあると考え
るべきです。具体的には

・吹き終わったら水分をしっかり拭き取っておく。

・急激な温度変化は避ける。楽器が冷えた状態で急に吹いたりせず、徐々に暖めてから吹く。

・特に寒く乾燥した時期に屋外で吹いていると外側は冷えた状態で縮むが、管内は息で暖まり、かつ水分が竹の内側に染みこみ膨張するため、割れる
リスクは大変多くなります。

・水分が竹に出来るだけ染みこまないよう、内側に薄く油を塗ることをおすすめします。種類としては出来るだけ無添加の亜麻仁油(ホームセンターや自
然食品店などにあります。)やクルミオイル、オリーブオイルなど、薄く表面をコーティングするつもりで時々塗っておくことをおすすめします。外側につい
てもニス処理していない楽器の場合時々油を塗っておくと表面保護とつや出しの効果があります。

・もう一つ大事なことは他の管楽器ほどデリケートではないかもしれませんが、新しい楽器についてはある程度の期間慣らし吹きをすることをおすすめし
ます。新しい木や竹は吹くと急激に水分を吸収し、歪みが生じ割れや狂いが生じる危険性があります。リコーダーなどの例だと入手してすぐに思い切り
吹いてしまうと割れだけでなく音的にも悪影響があるようで、吹きたいのを我慢して最初の一週間は5分だけ、次の週は10分というように徐々に慣らして
いくようです。パンフルートの場合そこまで神経質にならなくて良いかもしれませんが、基本的に同じ管楽器ですから丁寧な扱いが必要だと思います。

 以上のことは管楽器の扱いとしてはごく一般的なことと言えます。竹である以上割れるリスクは常にあるわけですが、あまり神経質になっても吹けなくな
ってしまいます。従って普段から一般的な注意は怠らず、それでも割れてしまったら修理すれば良い位の気持ちだと良いかもしれません。

 木や竹を素材にした楽器はある意味生き物のように呼吸しているとも言え、愛情ある丁寧な扱いが望まれると思います。もし割れてしまった場合、応急
処置でしばらく何とかなる場合もありますし、必要があれば分解してその管を取り替えねばなりません。しばらく前より脱着式の台を付け始めましたの
で、この点ではだいぶ簡単に交換できるようになりました。

 
入門者用楽器およびキットの販売について

 
 入門者のための楽器をお作りいたします。日頃演奏を行いレッスンを行う中で、初めての方が「ちょっとやってみたい」と思った時に手が届く入門者用 の楽器の必要性を常々感じていました。
・本格的なものは数万円はするのが相場で、敷居が高いのが現実です。
・同時に、入門者にこそちゃんとした良い楽器を使って欲しいという気持ちもあります。
・大きな楽器を作っていく中で今まで無駄にしていた材料(いわば間伐材)があり、何とか有効に利用したいという気持ちもありました。

 以上のことから音域は狭いがちゃんとした楽器をお作りすることにしました。また、組み立てキットも用意しましたのでトライしてみてください。写真のよ うにかなりの部分まで下準備しましたので、どなたでもちょっとがんばれば完成できます。

 何人か集まるようでしたら製作のワークショップも行います。親子での工作にも良いと思います。

13管、Gスケール(H1〜G3) ソプラノリコーダーとほぼ同じ音域です。
完成品 1万5千円  組み立てキット 1万円
興味をお持ちの方はご連絡ください。
実際の音は動画ユーチューブをご覧ください。
http://www.youtube.com/user/musicapan

 真竹製の楽器

 真竹製(尺八と同じ)のパンフルートを製作いたします。今まで基本的に日本では一般的な篠竹を用いており、音色も柔らかくてとても良い素材です。し
かし昨年ルーマニアのパンフルート奏者コルネル・パナさんが来日された時、しきりに「黄色い竹はあるか」と聞いてきました。初めどの竹のことか分から
なかったのですが、ちょうどその頃自分でも試しに真竹製の楽器を作り始めました。そしてパナさんが言っていた黄色い竹というのはまさにこの真竹だと
いうことが分かりました。真竹はきめが細かく密度が高く、作ってみると大変素晴らしい材料であることが分かりましたが、パンフルートにふさわしい形状
の真竹はなかなか見つけるのが難しく、篠竹と比べて材料をそろえるのが難しいです。しかし大変素晴らしい音色ですので、興味をお持ちの方は是非吹
きに来てみてください。


 
 
 Gスケール22管(G1〜G4)3オクターブ 真竹製 6万円より


Gスケール25管(D1〜G4) 篠竹製、破竹製、真竹製 8万円より


Gスケール27管(C1〜A4) 真竹製
現在自分が使っている楽器です。

 
入門者のための楽器 Gスケール13管(H1〜G3) 篠竹、破竹、真竹など
完成品1万5千円、組み立てキット1万円


パパゲーノの魔笛です。1万円


最低音Cのバスパンフルート 業平竹製 音域等注文に応じます。

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