【狭山市掘兼の雑木林】   2000年11月  
                            油彩画 15F 65.2×53.0cm    楽環 


2000年10月の前半は所要があって、ロシアを訪ね、帰国したのは19日であるが、帰国後も日本列島

の南岸に停滞する秋前線の影響で、生憎の天候が続き、初めての秋晴れとなったのは、明けて11月

の5日のことである。この日は休日で早朝に目を覚ますと快晴で、狭山市の掘兼目指して路を急ぐ。

雑木林は木によっては若干色付いているものもあるが、未だ本格的な紅葉も、まして落葉もしていない。

次にここを訪れて仕上げたのは11月11日であるが、この日は風が相当あり、川越の今福から県道

入間線(茶摘街道)に入ると、雑木林を背にした屋敷林から吹雪の如くケヤキの葉が風に舞う。これぞ

武蔵野の秋だ。雑木林に分け入ると、木々はザワザワと強い風にゆすられて唸りなら、上部の枝や梢が

大きく揺れ、陽光が葉に反射されてキラキラと舞っている。雑木林は一段と明るく、光は散乱度を強め、

空はより青紺色を深め色付きを増している。前回遠景には点景が見分けられたが、今回はその

デイテールまでが手にとるように判る。画き残した葉を一気に画き上げて作品を完成させた。



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