ヤマハ・YDS1クラブマンレーサー
(グンゼ12)

完成日:’09.11.20

 グンゼのハイテックモデルのひとつ、ヤマハ・YDS1クラブマンレーサーです。

  パッケージに「上級者向け」と書いてある通り、私にとっては形にするだけでも大変なキットでした。

取り敢えず、パッケージの完成写真のように組み上げるのだけを目標にし、何とか形になりました。

やれやれ…。


基本、キット指定通りの”素組み”ですが、やむを得ず手を入れた部分もあります。
右前からの眺め。

フレーム,エンジン,前後サスと殆どの部品が金属製ですので、組み上げると独特の重量感があります。

実際、完成品を手にすると持ち重りのする重量感が感じられます。なかなか好ましいです。

右後ろからの眺め。

大型タンクとシートストッパーのあるシングルシートのみが目立つ、レーサーらしいマッシブなスタイルが好ましいです。


ただ、ハイテックモデル全体に言えることですが、プロポーション的には少し「?」な部分も見受けられます。

まぁでもコレはこれで良いと思っています。


前後リムはキット指定のままだと接合線が残ってしまいますので、メッキを落として接着、整形しました。
リムの塗装はメッキ調塗料である「アルクラッド」を使いました。
皮膜が弱く、経年変化に耐えられないと聞きますが、塗装後5年程経過しましたが、まだ金属光沢は十分にありますね。
(接触にはかなり弱いです)
左サイドの眺め。

ほぼキット通りに組めたと思います。

(が、スタンドの高さが少し高すぎたかも?)


タンクの艶具合とシートの質感は、思ったようになり満足しています。


このキットの最大の難点は前後ホールハブにあります。
スポークを差し込むフランジ部がエッチング製の平板になっていますが、実車には傘状のテーパーがあります。
テーパーが無い分、スポークとの角度が合わず上手く差し込むことが難しい形です。

ここはテーパーを持たせた部品を自作して差し替えたいところです。
左前からの眺め。

金属製のレーシングスタンドは、付属の金属線(1mm径のメッキ線)を曲げた上でハンダ付けして組んだものです。

初めての工作でしたが、まぁ何とかなりました。

フラックスを使うと、ハンダが”ダマ”になることなく、すんなりと流れてくれるので、案外簡単に組めます。

タンクパッドの塗り分けがちょっと汚くなってしまいました。
左後ろからの眺め。

短いマフラーがのぞくリヤエンドは、なかなかの迫力があると思いますがどうでしょう?

このキット、マフラーの取り付け固定もなかなかの難物です。
  フレームに接する部分に足付け(金属線を差し込む)して、フレームに固定してあります(が、左右で少しずれてしまいました(笑))
エンジン右側。

ガソリンホースの差込部分は、わざと真鍮線にして色味を持たせています。実車でもホース差込部分は真鍮色の場合が多いようなので。

ステップラバーは軟質ゴムのパーツなのですが、うっかり強く押し込んだら割れてしまいました。
使い込んだ実用車のようなディティールになってしまい、ちょっとトホホです。
エンジン左側の眺め。

こちら側のガソリンホースの取りまわしがちょっと不自然なのはご容赦下さい。

エンジンフィン,キャブレター,クランクケースカバーの各々の質感の違いが簡単に出せるというのも、このキットの特徴と言えるかも?

クラッチケーブルとタコメーターケーブルの取り出し部分にゴムチューブを被せて一段太くしてあるのは、ちょっとしたディティール追加です。
クラッチケーブル側は金属色にした方がよかったかも?
シリンダーフィンの眺め。

このキットの特徴でもあるエッチングにより再現されたエンジンフィンは、2ストロークエンジンの薄くて深いフィン形状をよく再現していると思いますねぇ。

このエッチング製フィンの組立てをやってみたくて、このキットを組んだようなものです。

慣れないせいで、ちょっとギクシャクしています(笑)。

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