北陸・甲信越地方

敦賀市総合運動公園野球場(福井県敦賀市)
美浜町民野球場(福井県美浜町)
丹南総合公園野球場(福井県越前市)
福井フェニックススタジアム(福井県福井市)
弁慶スタジアム(石川県小松市)
小瀬球場(山梨県甲府市)
福井県営球場(福井県福井市)
城光寺野球場(富山県高岡市)
新潟県立野球場(新潟県新潟市)
三国運動公園野球場(福井県坂井市)
金沢市民球場(石川県金沢市)
石川県立野球場(石川県金沢市)
富山アルペンスタジアム(富山県富山市)
三条市民球場(新潟県三条市)
長岡市悠久山野球場(新潟県長岡市)
長野オリンピックスタジアム(長野県長野市)
 

敦賀市総合運動公園野球場
所在地:福井県敦賀市
開場:1987年
収容人数:15,000人

photo by 球場巡礼

 高校野球の名門・敦賀気比高校のすぐ近くにあるB級スタジアム。敦賀の市街地からかなり離れたスポーツコンプレックス内にあり、周囲は田んぼに囲まれのんびりとした雰囲気が漂う。内野スタンドは背もたれ付きの一人掛けセクションとベンチシートのセクションに分かれており、ファームの試合ぐらいなら余裕で開催できるグレードを備えている。これまでにウエスタン(2003年、2007年の中日−阪神戦など)、イースタン(もちろん読売主催)は何度か行われているが、なんといってもこの球場のハイライトは1988年に行われたこけら落としの中日−ヤクルト戦だろう。この規模の球場で一軍の公式戦が行われたとはなかなか信じられない偉業だ...開催に尽力した人達に拍手。BCリーグ設立以降は福井ミラクルエレファンツが年に数試合使用している。
 両翼97.5m、中堅122m。フィールドは天然芝でナイター設備あり。外野は後列半分がムキ出しのコンクリ席、前列が芝生席のハイブリッドタイプ。私が見たゲームでは外野席は解放されていなかった。中日主催のゲームでは試合前に中日新聞恒例の必殺技「ヘリから始球式のボールをフィールドに落とす儀式」がヘリの爆音の中でオゴソカに行われる。
行き方:JR北陸本線「敦賀」駅よりコミュニティバスC中央線で約15分、「運動公園東口」または「運動公園西口」で下車、徒歩5分。運賃は200円均一。敦賀駅からB市街地循環線(左回り)でも運動公園へ行けるがこちらの路線は本数がべらぼうに少なく、午前中の早い時間帯にしか運行されていないので野球観戦には事実上使えない。
観戦したゲーム(2):
2003.5.18 ウエスタン公式戦 中日−阪神
2016.8.27 BCリーグ公式戦 福井ミラクルエレファンツ−群馬ダイヤモンドペガサス

美浜町民野球場
所在地:福井県美浜町
開場:1989年
収容人数:2,000人

photo by 球場巡礼

・三方五湖のひとつ久々子湖(くぐしこ)のほとりにある町営のスモールスタジアム。周囲は田んぼに囲まれているが、スタンドからは湖と山々の素晴らしいビューが望める。
・パワーヒッターなら湖に飛び込むスプラッシュ・ヒットを狙えるくらい湖面が近い。
・美浜町総合運動公園内にあり、アリーナ、テニスコート、芝生の広場が併設されている。BCリーグのサイトによると正式名称は美原町民広場野球場。
・スタンドはダグアウトまでしかなく屋根もない簡素なものだが町営の割には照明灯やスコアボードは立派。2007年にアップグレードされている。
・外観は丸みを帯びたコンクリむき出しのもので、このクラスの球場ではお約束の様式。どこにでもあるタイプ。
・外野に観戦スペースはないが外周の歩道からは丸見え。
・スタンドは全てベンチシート。バックネット裏はグリーン、ベースライン沿いはピンクに色分けされている。10列しかないがちゃんと通路がある。トイレなどの設備はスタンド裏。
・フェンスはそれほど高くないのでスタンドの上段の方に座ればジャマにならず、湖をバックに気持ちよく観戦できる。
・ベースライン沿いに芝生席もあるが傾斜がほとんどなく、フェンスがモロに目に掛かって見にくい。現在、BCリーグの試合では開放されていない。
・両翼92m、中堅120m。プロがやるには両翼が短い。フィールドは天然芝でナイター設備あり。立派な電光のスコアボードはセンターに配置。スピード表示と選手名が出ないのは仕方なし。
・レフトのフェンスの向こうは道路になっているためボールが出ないように高いネットが設置されている。これが設置されたからBCリーグの試合を開催できるようになったとのこと。
行き方:JR小浜線「美浜」駅から徒歩30分。駅から西へ、線路を越えて久々子湖(くぐしこ)を目指し田んぼの中をひたすら歩く。駅前からコミュニティバス(「町民広場」下車)でも行けるが本数は少なく、運行時間帯もかなり偏っているのであまりアテには出来ない。美浜駅にレンタサイクル(4時間500円)があるのでそいつを使えば球場まで10分ちょい。途中にファミマあり。
観戦したゲーム(2):
2009.8.08 BCリーグ公式戦 福井ミラクルエレファンツ−石川ミリオンスターズ
2015.8.22 BCリーグ公式戦 福井ミラクルエレファンツ−富山サンダーバーズ・・・富山のタフィ・ローズ4番DHで先発出場

丹南総合公園野球場
所在地:福井県越前市
開場:2013年
収容人数:3,500人

photo by 球場巡礼

・田んぼの中にある福井県が所有しているこじんまりとしたC級スタジアム。2013年9月にオープンし、同年9月23日に初めてBCリーグの公式戦が行われた。当日は3,156人ものファンが集まる祭りとなった。
・丹南とは福井県の敦賀市と福井市の間に広がるエリアの名称で、球場自体は越前市(旧・武生市)にある。多目的グラウンドや体育館を併設する立派なスポーツ・コンプレックス。
・スタンドはダグアウトの上までしかないショートタイプだが、すべての座席は一人がけでおしりの高さのもたれがついている。座席はバックネット裏がオレンジ、サイドライン沿いがブルーにペイントされている。スタンドは中段と最上段に通路が通っており、下段が4列、上段が5列になっている。
・例によって金網が高く、金網が目線にかかって見にくい。スタンド最上段に座るとかろうじてクリアに見えるが、最上段の通路で立ち見するのがベスト。
・ダグアウトから向こうは芝生席。
・スコアボードはバックスクリーンと一体型でセンターに配置。新しいがLED表示ではない。球速の表示がない。
・両翼100m、中堅122m。内野は土、外野は天然芝で照明は6基あり。ナイトゲームにも対応できる。
・スタンドからの眺望は里山や田んぼ、そしてその向こうに集落。日本の正しい田園風景が広がる。
・BCリーグの試合の時は本格的な越前そばの屋台が出ていた(1杯500円)。
行き方:福井鉄道福武(ふくぶ)線「家久(いえひさ)」駅から西へ徒歩20分。川を渡り、旧国道8号線を越え(交差点にセブンイレブンあり)、吉野小学校まできたら右手に球場が見える。家久は福井鉄道の起点である「越前武生」から3駅。越前武生から2つ目に「スポーツ公園」という駅があるがこちらは全く最寄り駅ではないので注意!
観戦したゲーム(1):
2014.5.24 BCリーグ公式戦 福井ミラクルエレファンツ−広島カープ

福井フェニックススタジアム
所在地:福井県福井市
開場:2008年
収容人数:10,000人

photo by 球場巡礼

・正式名称は福井市スポーツ公園野球場。福井市の中心部にあって便利だったが老朽化した福井市営球場に代わり、2008年に郊外に新しく建設された市営球場。愛称は福井市のシンボル「不死鳥(フェニックス)」を冠してフェニックススタジアムとした。通称フェニスタ。
・オープンと同時にBCリーグの福井ミラクルエレファンツが第二の本拠地球場として使用している。
・旧市営球場がクローズされたため市内のアマチュアによる使用が集中し、稼働率が非常に高い。よってグラウンドのコンディションがかなり悪い。
・どう見ても照明の照度が足りておらず、写真を撮るのも苦労するほど場内が暗い。
・バックネット裏スタンドにのみ屋根がかかっている。
・BCリーグの公式戦では外野芝生席は開放されていない。
行き方:JR北陸本線「福井」駅から京福バスの14系統「西安居線」で約20分、「北堀」停留所下車スグ。片道410円。京福バスの乗り場は福井駅から大通りをちょっと歩いた所にあり、14系統のバスはC番のりばから出ている。ナイトゲーム終了後に福井駅まで戻るバスはないが、ミラクルエレファンツのゲームがある日は往復とも無料のシャトルバスが用意されている。(11年7月現在)
観戦したゲーム(2):
2011.7.30 BCリーグ公式戦 福井ミラクルエレファンツ−信濃グランセローズ
2013.8.03 日米独立リーグ対抗戦 福井ミラクルエレファンツ−ハワイ・スターズ

弁慶スタジアム
所在地:石川県小松市
開場:2008年
収容人数:10,000人

Photo by 球場巡礼

・正式名称は【小松運動公園末広野球場】。小松運動公園内にある。通称「弁スタ」...と言いたいところだが一般的には「末広球場」の名で通っている。周辺は住宅地。1塁側のスタンドの向こうに小松空港があり、旅客機や同空港に駐屯している航空自衛隊の戦闘機が轟音を響かせて離着陸するのが見える。
・初代は1954年に開場し、2006年まで使用。現在のは全面的に建替えられて2008年にオープンした二代目。旧球場時代の1990年には中日−オリックスのウエスタン公式戦が行われたようだが、新球場になってからはプロ野球の開催はない。石川県をナワバリとするBCリーグの石川ミリオンスターズが年に1〜2度公式戦を行っている。
・愛称の弁慶は「勧進帳(かんじんちょう)」の舞台となった「安宅(あたか)の関」が小松市内にあることから名付けられた(「勧進帳」とは義経を奥羽へ逃がそうとする弁慶一行が関所で捕まりかけたが、弁慶の機転でニセの巻物をあたかも勧進帳であるかのように朗読する有名な歌舞伎ネタ)。
・新しい球場だけあって観戦環境がかなり整えられており、おまけに駅からも近いということでB級地方球場としては極上の部類に入る。バックネット裏にはモダンなデザインの屋根もかかっていてデーゲームもどんと来い状態。隠れた名球場と言える。
行き方:JR北陸本線「小松」駅から西へ徒歩15分。
観戦したゲーム(1):
2012.8.04 BCリーグ公式戦 石川ミリオンスターズ−富山サンダーバーズ

小瀬球場
所在地:山梨県甲府市
開場:1986年
収容人数:19,955人

Photo by 球場巡礼

・正式名称は【山梨県小瀬(こせ)スポーツ公園野球場】。山梨県のメインスタジアムで同スポーツ公園内にはJリーグ・ヴァンフォーレ甲府のホーム【山梨中銀スタジアム】も併設されている。
・照明が球場の外周のさらに外側に設置されているが、これは2006年の改修で後付けされたため。照明が設置されたことによりようやく山梨県内でプロ野球公式戦の開催が可能となった。現在、公式戦は横浜が主催、オープン戦は読売の主催で開催されている。
・立派な球場だがスタンドには屋根がかかっておらず日陰は一切ない。
・四方を山で囲まれており雄大な景色が堪能できる。
行き方:JR中央本線「甲府」駅南口のバスターミナルG番乗り場から山梨交通バスの70系統「小瀬スポーツ公園」行きで。プロ野球開催時は南口バスターミナルから直通シャトルバスが運行され、通常片道350円のところを往復500円ポッキリで割引切符を販売している。所要時間は約20分。(12年3月現在) 
観戦したゲーム(1):
2012.3.20 オープン戦 読売−東京ヤクルト

福井県営球場
所在地:福井県福井市
開場:1967年
収容人数:22,000人

Photo by 球場巡礼

 福井運動公園内に位置する福井県を代表するスタジアム。中日の北陸シリーズが毎年開催される他、以前は何故か広島が主催試合を行っていた。現在ではBCリーグの福井ミラクルエレファンツの本拠地として認識されつつある。市街地からほど近く、外野スタンドの向こうには普通に民家やマンションが並んでいる庶民的なロケーション。60年代の開場なので外観を含めた構造的な古くささは否めずそれなりにボロい。何が古くさいって、内野指定席の席種がありがちな「内野A・内野B」とかではなく「内野い・内野ろ・内野は」となっている事。チケット売り場で「内野は」を買おうとすると「内野は指定席」の窓口に並ぶワケだが、「内野は指定席?はぁ?そんなもんわかっとるわ!」と本当の意味を知りつつもムリにつっこむヤツがいたりするのでうっとーしー。しかし、未だにいろは式を貫き通すなんてなかなかナショナリズム溢れる球場ではないか。
 グランドスタンドはバックネット裏から両翼に行くにつれて徐々に列数が減っていくタイプ。ネット裏最上段あたりは傾斜がキツくかなりの高さになるので、スタンドの中程に記者席・放送ブースが設えてある。ネット裏のブルーの座席のみ背もたれ付きの一人掛けで、その他の座席は全てベンチシート。フェンスが高いので中段くらいから上の方が観戦しやすい。
 両翼100m、中堅122m。フィールドは天然芝でナイター設備あり。2本足のスラッと伸びたキャンドルスティック型の照明灯が美しい。外野は全て芝生席で内野スタンドとは完全に分断されている。スコアボードは真ん中の時計がもっこりと山形に盛り上がってるヘンなカタチが特徴。スタッツやスピードが全く表示されないのでプロ野球の公式戦を開催する球場としてはややモノ足りない。
行き方:JR北陸本線「福井」駅から京福バスの70・71系統「運動公園線」で約20分。京福バスの乗り場は福井駅から大通りをちょっと歩いた所にあり、運動公園行きのバスはB番のりばから出ている。片道290円。(04年6月現在) 
観戦したゲーム(3):
2004.6.30 セントラル公式戦 中日−広島
2009.5.06 BCリーグ公式戦 福井ミラクルエレファンツ−富山サンダーバーズ
2011.7.31 BCリーグ公式戦 福井ミラクルエレファンツ−信濃グランセローズ

城光寺野球場
所在地:富山県高岡市
開場:1973年
収容人数:8,600人

Photo by 球場巡礼

・高岡市の北に広がる二上山(ふたがみやま)の中腹に位置する高岡市営のB級スタジアム。敷地内には球場の他に天然芝完備のサブ球場と陸上競技場が併設されており、一帯は城光寺運動公園というスポーツ・コンプレックスになっている。スタンドからは眼下に高岡市街が見渡せ、目を上げるとはるか向こうに北アルプスの山々が望めるという爽快な景観が売り。
・1970年代にはプロ野球の公式戦を開催したことがある由緒正しい球場。現在はBCリーグの富山サンダーバーズが主催試合を行っている。試合のある日は球場の外に売店が並び華やぐ。
・外観は日本中どこにでもある量産型地方球場そのもの。オフホワイトかベージュかわからんようなちょっと汚れたコンクリ造りで二階建ての平べったい感じ。1階の中央に関係者入口があり、スタンドへは脇にある階段を上ってアクセスするスタイル。
・内野スタンドはダグアウトの上までしかないバックネット裏とフィールドと同じ高さのベースライン沿いに二分されている。スタンドは一直線ではなくポールに向かって緩やかなカーブを描いているコロシアム型。各スタンドは完全に分断されていて行き来はできない。ベースライン沿いのスタンドはいつものように高いフェンスが視界を遮って見にくい。フェンスを避けたいなら上段で見るしかない。
・ナイター設備がないのでデーゲームでしか開催できないがスタンドには日陰が全くない。真夏はかなりキツイ。
・バックネット裏のオレンジ色の座席は背もたれのない一人掛け、それ以外の座席は全てベンチシート。外野は芝生席。
・両翼91m、中堅122m。センターと両翼のギャップが激しすぎる。なぜセンターがこんなに深いのだ?
・スコアボードはバックスクリーンと並んでライト寄りに設置。球速以外は一応全て表示できる。
・BCリーグの試合がある日は万葉線「米島口」駅と球場を往復するシャトルバスが運行される場合もあるので要チェック(万葉線とはJR高岡駅前から発着している路面電車)。
行き方:JR北陸本線「高岡」駅の正面口C番のりばから加越能バス「城光寺運動公園行き」でキッカリ20分。終点の「城光寺運動公園」下車スグ。片道340円。高岡駅へ戻る最終バスは16:20発。(10年8月現在)
観戦したゲーム(1):
2010.8.29 BCリーグ公式戦 富山サンダーバーズ−群馬ダイヤモンドペガサス

新潟県立野球場(HARD OFF ECOスタジアム新潟)
所在地:新潟県新潟市
開場:2009年
収容人数:30,000人

Photo by 球場巡礼

・鳴り物入りでデビューした久々の3万人クラスのスタジアム。ネーミング・ライツにより愛称は【HARD OFF ECOスタジアム新潟】で、普段は【エコスタ】と省略されている。
・新潟駅の南、鳥屋野潟(とやのがた)の周辺に広がる鳥屋野潟公園内にあり、道路を挟んだ北側にはJリーグ・アルビレックス新潟のホームでもあるビッグスワンこと【新潟スタジアム】が併設されている。
・初のプロ野球開催は2009年7月7日の広島−阪神戦。2010年には県内初のオールスターゲームも開催された。なおこの球場が完成するまで新潟には県立の野球場がなく、県庁所在地である新潟市では1996年の近鉄−西武戦以来13年間もプロ野球は開催されていなかった。
・年に数試合行われるプロ野球の他にBCリーグの新潟アルビレックスがホームゲームをちょこちょこと開催している。この球場の完成により、それまで新潟市内のメインスタジアムだった【鳥屋野球場】は完全にアマチュア用に格下げとなった。
・見た目も立派でそれなりのハコではあることに異論はないが、球場マニア目線で見ると悲しいかな20世紀末に次々と造られた同規模の地方球場となにも変わっていない。いつまでも変わらないコンクリ打ちっ放しの無機質な外観、観戦にジャマな無意味に高いフェンス、とことんシンメトリーなおもしろみのない構造、フィールドとスタンドの高低差、そして極めつけは建設費・管理費がかさむという理由で平気で人工芝を敷いてしまうそのセンス。人工芝の弊害はさんざ指摘されてきたにもかかわらず未だに人工芝を選んでしまうその無神経さに、ハッキリ言って失望以外の感想は出てこなかった...。
・オープン・コンコースが採用され、フィールドレベルのスタンドにはシェルターのような出入口がバックネット裏にしかなくすっきりしている。スタンドはダブルデックで2階席はほぼ屋根に覆われている。また2階席はフィールドレベルにほとんどかかっていないので、頭上の威圧感というのはほとんど感じない。
・座席やフェンスなどは全てネイビーで統一されている。コンクリの白とネイビーのコントラストが美しい。内野の座席は全て一人掛け。ただし全てがハネ上げイスではなく、一部の座席は背もたれが半分くらいしかないのもある。
・内野フェンスは一直線ではなくポールに向かって緩やかなカーブを描いている。
・両翼100m、中堅122m。照明塔は4本で、内野の照明は屋根の上にサーチライトタイプのものが設置されている。フィールドは全面人工芝。塁間の本来土の部分は人工芝を茶色くペイントしているだけ。
・外野席は芝生席ではなく地元の木材を使用したベンチシート。外野スタンドの向こうにはサン・ディエゴの"Petco Park"を模したような芝生の広場が控えている。普段はクローズされているが、ここを解放するような大きなイベントの時はキャッチボールをしたり寝ころんだりと思い思いの過ごし方ができるらしい。それはなかなか悪くないアイディアだと思う。
・新潟アルビレックスのゲーム前には「新潟県民歌」の斉唱がある!
行き方:JR信越本線「新潟」駅南口@番のりばから新潟交通バスで約20分、「スポーツ公園」下車スグ。片道260円。(10年8月現在)
観戦したゲーム(1):
2010.8.28 BCリーグ公式戦 新潟アルビレックス−信濃グランセローズ

三国運動公園野球場
所在地:福井県坂井市
開場:1983年
収容人数:11,253人

Photo by 球場巡礼

・陸上競技場やインドアプール、ゲートボール場などを併設する三国運動公園内にある。
・球場の建設工事中に6〜7世紀の古墳跡が発見された。
・BCリーグの福井ミラクルエレファンツが公式戦を年に数試合開催している。過去にはファームの試合が行われたこともある。
・黒ずんだコンクリ打ちっ放しの外観の通り全体的にそれなりに老朽化しているように見える。ただし、外野フェンスはきれいにグリーンに塗り直されており、ミズノなどの大手企業の広告も入っているので順次改装される可能性はある。
・内野スタンドはベースライン中程までしかない。スタンドはなだらかで高さはあまりない。ただしフェンスが最小限の高さしかないのでジャマにならず視界はかなり良い。未改装の手つかずの昭和球場はたいがいどこも見やすいのでウレシイ。座席は全席ベンチシート。バックネット裏はグリーン、その他はイエローに色分けされているがグレードの差異はない。
・屋根はない。デーゲームの場合、太陽を遮るモノは皆無。
・外野席はすべて芝生。内野スタンドとは完全に分断されていて行き来出来ない。BCリーグ開催時は外野席は開放されていないが一応芝生のメンテはされてるようで、一部だけきれいに刈り込まれていた。
・バックネット裏はゆるやかなカーブを描いているタイプで直線部分は一切ない。ゆえにファウルエリアがかなり広く、両翼は逆に狭くなっている。フィールドが横に平べったいこのようなオーバル構造のスタジアムを「コロシアム型」と呼ぶ好事家もいる。
・バックネットが結構広範囲にひろがっている。ちょっと支柱が目障りな感じ。
・スタンドからは球場の外周に植えられた樹々しか見えない。港が近いので海が見えてもよさそうなものだが...何も見えない。
・ダグアウトや記者席、放送ブースはスタンドの下。日本の球場はほとんどがこの構造なので今更説明するまでもないが。
・スコアボードはバックスクリーンと一体型でセンターに配置。言うまでもなく手書き・手差しだがこのグレードの球場で選手名が出るのはありがたい。前述の通り外野フェンスはきれいにグリーンに塗り直されているのにスコアボードはほったらかし。フェンスの色と全くマッチしない色褪せた水色がやけにみすぼらしく、場末感を煽る。次年度のスポンサー費でグリーンに塗り直してください。ついでにシートも塗り直してもらえるとそれだけで全体的にキュッと引き締まった印象になると思われます。
・両翼92m、中堅122m。フィールドは天然芝でナイター設備あり。照明は結構新しい感じがしたので増設されたものかも知れない。
行き方:えちぜん鉄道三国芦原線の終点「三国港(みくにみなと)」駅から徒歩15分。丘の上の照明灯を目指して歩けばOK。
観戦したゲーム(1):
2009.9.6 BCリーグ公式戦 福井ミラクルエレファンツ−石川ミリオンスターズ

金沢市民球場
所在地:石川県金沢市
開場:1990年
収容人数:10,000人

Photo by 球場巡礼

・金沢城北市民運動公園内にある金沢市の野球場。金沢市内には県が所有している【石川県立野球場】もあり、プロ野球は専ら県立の方で開催される。運動公園内にはサッカー場が併設されている他、芝生広場やパーキングが豊富にある。
・こけら落としとして開催された日韓親善高校野球大会(石川県選抜−韓国選抜)で星陵高校の松井秀喜が球場の第1号HRを放った。そのホームランボールはエントランスロビーのショウケースに恭しく展示されている。
・外観、内装、スタンドの構造などどれをとっても何の個性もない量産型地方球場。しっかりメンテナンスされていて清潔な印象。こじんまりしていて独立リーグのゲームを見るにはちょうどよい感じ。
・両翼99.1m、中堅122m。フィールドは天然芝でナイター設備あり。スコアボードはバックスクリーンとの一体型でセンターに配置。青色発光ダイオードを使用している。
・郊外でもないが街中からはちょいハズれているのでスタンドからの眺めは殺風景。
・内野スタンドはキャパが少ない割には結構高さがあるので上の方の席だとフェンスが目にかからなくて良い感じ。バックネット裏の座席はオレンジ、ベースライン沿いの座席はブルーでペイントされており、全席背もたれ付きの一人掛け。プロ野球の開催が一切ない球場にしては贅沢な造りである。バックネット裏にのみ屋根がかかっている。
・外野は芝生席。
・BCリーグ開催時にはスタンド裏コンコースに飲食の売店が出る。しかしカレー700円という価格設定は如何なものか...。
行き方:北陸鉄道・浅野川線「磯部」駅から徒歩15分。またはJR北陸本線「金沢」駅西口から北陸鉄道バス86系統で「田中南口」下車。石川ミリオンスターズのゲームがある時は北陸鉄道・石川線「野町」駅から香林坊経由の球場行きシャトルバスが出る。
観戦したゲーム(1):
2009.5.05 BCリーグ公式戦 石川ミリオンスターズ−群馬ダイヤモンドペガサス

石川県立野球場
所在地:石川県金沢市
開場:1974年
収容人数:17,126人

Photo by 球場巡礼

 金沢市のダウンタウンにあった旧【兼六園野球場】に代わって1974年にオープンした石川県を代表するスタジアム。北陸自動車道「金沢西IC」近くの西部緑地公園内に位置する。富山とのセットで中日の北陸シリーズが毎年開催される他、読売のイースタン戦も定期的に行われている。日本の球場はどこも押し並べて広いファウル・エリアを備えているが、その中でもここは「フットボールとの兼用か?」と思わせるほど内野のファウル・グラウンドがバカっ広い。内野スタンドから見ると明らかにバッテリーが遠く感じるし、多分フライ・アウトも余所の球場より多いのではないだろうか?プレイする側にとってはどおかわからないが、少なくとも見てる側からすると広いファウル・エリアには何のメリットもないような気が...。
 外観は敢えて言うまでもなくコンクリ打ちっ放しだが、格子のような細い支柱が等間隔に並ぶ様は日本的でなかなか良い。スタンドは切れ目なくフィールドをくるりと囲んでおり、特に両翼ポール辺りのスタンドが美しいカーブを描いて外野スタンドに繋がっているところが高ポイント。内野席は背もたれ付きの一人掛け、外野側がベンチシート、そして列数が半分になっている端っこの方はコンクリの階段席、と言うように一度に三段階の変化が楽しめてしまう。特筆すべきは内野フェンスの低さ。だいたい大人の胸ぐらいまでしかないので、なんと一列目に座ってもフィールドがスッキリ見渡せてしまうのだ!この視界の良さは(一軍の公式戦が行われる球場としては)国内屈指だと言える。目立たないが実にいい球場だ。
 両翼91.5m、中堅122m。両翼の割にはセンターがかなり深い。フィールドは天然芝でナイター設備あり。外野は芝生席ではなく、ポール際の内野席と同じくコンクリの階段席。バックスクリーン一体型のスコアボードはスピード表示はもちろん、風向きや風速表示まで出るスグレモノ。一見見逃しがちなX型の立派な照明灯は、実は兼六園の名物「徽軫灯籠(ことじとうろう)」をかたどったモノらしい。そう思って見ると趣のあるような...?
行き方:JR北陸本線「金沢」駅から北陸鉄道バス56系統で「西部緑地公園」下車。地理的には金沢駅ではなく、金沢のひとつ西側の「西金沢」駅からの方が近い。
観戦したゲーム(1):
2005.5.4 イースタン公式戦 読売−楽天

富山アルペンスタジアム
所在地:富山県富山市
開場:1992年
収容人数:30,000人

Photo by 球場巡礼

 正式には【富山市民球場】という平凡な名前があるのだが、愛称の【アルペンスタジアム】がウケて地方球場の中でも全国区に。96年にはオールスター・ゲームが行われ、近年では中日、ロッテの北陸シリーズや読売のイースタン戦が毎年開催されている。緑豊かな田園地帯の真っ只中にで〜んと建っており、真っ白に塗られたコロシアム風の美しい外観が一層映えて見える。浮世離れした存在感というか、まさに”地方球場へようこそ!”と言った感じだ。しかし、中に入ってみると日本海の冬を彷彿とさせるドヨ〜ンとした雰囲気で、外観とのギャップを感じずにはいられない。スタンドの地肌のコンクリが全面的に黒ずんでいて非常に陰気な感じがするのだ。グランドスタンドはすり鉢タイプで屋根はなし。バックネット裏のみ背もたれ付き一人掛けであとは全てベンチシート。外野上空がぽっかりとワイドに広がっており、スタンドからの眺めはすこぶる爽快。天気が良ければ立山連峰も望める。
 両翼99m、中堅122m。広さはさすがのゆったりサイズ。フィールドは20世紀型毒々人工芝でイタダケナイ事この上ないが、外野席は全てほんまもんの芝生席。スコアボードは文字が薄くかなり見えにくい。とにかく一刻も早く人工芝の張り替えをするべし!
行き方:JR北陸本線「東富山」駅より徒歩約30分。球場は駅から見えるが、実際歩いてみると意外と遠い。踏切を渡り、延々と道なりに行けばOK。ちなみに道中にコンビニは一軒たりともない!試合のある日はJR富山駅より臨時直通バスが出る。所要時間は約25分で運賃は片道540円。(04年6月現在)

観戦したゲーム(2):
1999.8.25 パシフィック公式戦 オリックス−日本ハム
2004.6.27 パシフィック公式戦 ロッテ−西武・・・ロッテ先発のD. セラフィニ来日初勝利


三条市民球場(三条パール金属スタジアム)
所在地:新潟県三条市
開場:1995年
収容人数:14,800人

Photo by 球場巡礼

 槻の森(つきのもり)運動公園というきれいに整備された公園の中にある立派なスタジアム。新潟市に県立球場(HARD OFF ECOスタジアム新潟)ができるまでは県内でNo. 1の球場だった。1995年にはこけら落としとして近鉄−日本ハムの公式戦が行われている。しかし一軍の試合はそれっきりで、プロ野球に関しては近年ではなぜか阪神がウエスタンの試合を主催している(阪神以前には長岡と同様に毎年夏前に読売のイースタン新潟シリーズが行われていた)。もちろんBCリーグの試合は毎年行われている。グランドスタンドの席種は2つ。ひさしのあるネット裏の席が背もたれ付きの一人掛けタイプで、ベースライン沿いのオレンジの座席は一人掛けだが背もたれはなし。スタンドへの出入口がド派手なイエローでペイントされてる以外はさしたる特徴もなく、照明のデザインも至って平凡。ホームプレート後方には白ヌキで”SANJO”の文字が。ありがたい事に内外野ともにフェンスが低く、どこに座っても結構観戦しやすいので最近の球場にしては配慮が感じられた。
 両翼99m、中堅122m。フィールドは天然芝でナイター設備あり。外野は全て芝生席で通路が三本も敷いてある。わざわざ「スンマセン」と言って通らなくとも行き来できるので快適。また外野の外壁にはツタが這わせてあり夏場は涼やか。コアな球場マニア以外には全国的にあまり知られた存在ではないが、設備やフィールド・サイズは全国に多々あるB級スタジアムの中ではまぁ上位にランクされると思われる。
行き方:JR信越本線「東三条」駅かJR弥彦線「燕三条」駅より市内循環バス「ぐるっとさん・Cコース」で「市民球場」下車スグ。ただし循環バスが「市民球場」にとまるのは4〜10月の土曜・休日のみ。平日は「月岡西小路」で降りて球場まで徒歩約7分。運賃は150円均一。(04年6月現在)
観戦したゲーム(1):
2004.6.20 イースタン公式戦 読売−西武

長岡市悠久山野球場
所在地:新潟県長岡市
開場:1967年
収容人数:8,218人

Photo by 球場巡礼 

 (問)野球マニア以外の一般人にこの球場の存在意義を説明せよ。(答)イチローがプロ入り初HRを打った球場。しかも相手投手は野茂英雄。
 これ以上わかりやすい答えは他にないでしょう。新潟名物の「柿の種」や「ばかうけ」(by栗山製菓)は知らなくてもイチローと野茂を知らない人はいないはず。何の特徴もないありふれた地方のB級スタジアムだが、実は、まさにメジャー級のデキゴトが歴史に刻まれていたのだ。93年6月12日の近鉄−オリックス戦。当時は無名だったオリックスの鈴木一朗が、近鉄のエース・野茂英雄から記念すべきプロ初HRをかっとばした。後に活躍の場をMLBへ移す事になる両雄の、単なる偶然では片づけられないような初対決の舞台として選ばれたのが何故かここ長岡だった。野球の神さんも気まぐれな演出をなさる事よ。
 96年までは近鉄などが公式戦を主催していたが、現在は夏前に行われる読売のイースタン新潟シリーズが唯一のプロ野球。恐らく一軍の公式戦が開催される事はもお二度とないだろう。球場のスペックは最低限でどこを探しても特徴は見あたらない。グランドスタンドは内野側と外野側に分かれて、行き来はできない構造になっている。座席は全てベンチシートでひさしは全く付いていない。01年の改修であまりにも狭すぎた外野を拡張し現在のサイズになったのだが、その際に外野スタンドを半分削ったのでキャパが大幅に減ってしまい、1万人を割ってしまった...。
 両翼98m、中堅122m。フィールドは天然芝でナイター設備はない。外野は全て芝生席。外野の壁の向こうの森にタダ見スポット有り。木陰が多く、夏場はスタンドで観戦するより快適そうだ!
行き方:JR信越本線「長岡」駅東口より、越後交通バスの「悠久山」行で終点「悠久山」下車スグ。 
観戦したゲーム(1):
2004.6.19 イースタン公式戦 読売−西武

長野オリンピックスタジアム
所在地:長野県長野市
開場:2000年
収容人数:30,000人

Photo by 球場巡礼 

 市街地から遠く離れた南長野運動公園内にあり、正式名称は【南長野運動公園野球場】。1998年に行われた冬季オリンピックの開閉会式に使われた会場で、オリンピック終了後に野球場に改装された。規模と出来はかけ離れているが、日本版"Turner Field"といった感じか。オリンピックや球場建設に係わっていたのが堤氏率いる西武グループだった事から初のプロ野球も当然西武の主催試合が行われ、以降も毎年西武主催の公式戦やイースタン戦が開催されている。
 世界中に映像が配信されるので気合いが入ったのか、余所ではちょっとお目にかかれないような面妖な外観をしている。曰く、桜の花びらをイメージしているらしいが、どお見ても”皮をむきかけのみかん”に見えてしまうのは私だけではないハズ(笑)。スタンドは入場したところが一階席の最上段コンコースになっているアメリカ式で、一階席と同じくらいの規模の立派な二階席がある。シートは非常に趣味のいいラベンダー色で統一されており、ネット裏席のみが背もたれ付きであとは全てベンチシート。人工芝のドクドクしい緑色とのコントラストが世界一の不気味さを醸し出している...。ただし観戦環境は非常にいい。ファウル・ゾーンはそれほど広くなくフィールドが近い。また内外野ともにフェンスが低く、スタンドの傾斜も適度にあるのでプレイがクリアに見える。これでフィールドを天然芝に張り替えれば国内でも有数の球場になれるのだが...。
 両翼99m、中堅122m。フィールドは全面人工芝でボールのはずみ方を見る限りクッション性は皆無。かっちょいいデザインの照明設備あり。外野席は長野らしくゆったりと広めにとられた純正芝生席。フィールドの人工芝との違いが際だっております。ハイ。
行き方:ゲームのある日のみJR信越本線「長野」駅東口から川中島バスの直通シャトルバスが運行される。球場まで約25分で運賃は片道500円(往復では800円になる)。シャトルバスはJR「篠ノ井」駅からも運行されており、こちらは所要時間約10分で片道170円(往復では300円)。球場には一般人のための駐車場は皆無なのでクルマの人は要注意!普段は球場への交通機関はなく、最寄り駅のJR「篠ノ井」駅から徒歩でのアタックになる(30分程かかるらしい)。(03年10月現在)
観戦したゲーム(1):
2003.10.11 ファーム日本選手権 日本ハム−阪神
・・・阪神が完封リレーで2年連続3度目の日本一