日本ガイシアリーナ(愛知県名古屋市)
月寒体育館(北海道札幌市)
アクアリーナ豊橋(愛知県豊橋市)
日光霧降アイスアリーナ(栃木県日光市)
神戸ポートアイランド スポーツセンター(兵庫県神戸市)
磐梯熱海アイスアリーナ(福島県郡山市)
ダイドードリンコ アイスアリーナ(東京都西東京市)
大阪プール(大阪市港区)
釧路アイスアリーナ(北海道釧路市)
白鳥アリーナ(北海道苫小牧市)
京都アクアリーナ(京都市右京区)
新横浜スケートセンター(神奈川県横浜市)
ビッグハット(長野県長野市)
滋賀県立アイスアリーナ(滋賀県大津市)
帯広の森アイスアリーナ(北海道帯広市)
 

日本ガイシアリーナ
所在地:愛知県名古屋市
開場:1992年
収容人数:3,500人

photo by 球場巡礼

 旧「名古屋レインボーアイスアリーナ」。2007年3月から日本ガイシがネーミング・スポンサーになったため、隣接するレインボーホールは日本ガイシホールに、周辺施設の総称は日本ガイシ・スポーツプラザに変更になった。名古屋に支社があり、春日井市に工場のある王子が定期的に公式戦を開催している。
 リンクは通年型ではなくプールとの二毛作。そのためスコアボードは片側のゴール裏一箇所にしかなく、もう一方のゴール裏には飛び込み台などが設置されている。スタンドは両サイドライン沿いにしかなく、ゴール裏には座席はおろか行き来できるスペースすらもない(反対側のスタンドへ行くには一度エントランス・ロビーまで出なければならない)。座席は全て一人掛けの跳ね上げイスで、うれしい事に全席クッション付き。前後の間隔も広く、フカフカで座り心地はすこぶる良い。場内の温度は適温でそれほど寒くないのがありがたい。スタンドは高さが結構あり上の方から見るとリンクをかなり見下ろす感じになる。ちなみにスタンドはサイドラインに平行ではなく、凹面を描くような角度がついているので端の方からでも見やすいように配慮されている。リンクとスタンドの間が離れているのは構造上仕方ないとして、国内の二毛作アリーナでここまで見やすいリンクは他にないかも知れない。天井のライトはジグザグに並ぶようにデザインされていてなかなか個性的。またスコアボードの脇に露出している極太のエアダクトも設計者の遊び心が感じられておもしろい。ここの製氷車はお馴染みのザンボニー社製ではなく日本製のFuji。王子製紙と日本製紙のゲームでは両社の社員が動員され、スーツ姿の方々がメインスタンドを占領する(アイスホッケーにしては)異様な光景が見られる。
行き方:JR東海道本線「笠寺(かさでら)」駅から連絡橋を渡り徒歩3分。笠寺には普通しか止まらないので注意。名古屋から3駅約10分。
観戦したゲーム(3):
2004.12.08 アジアリーグ 王子製紙−日本製紙クレインズ

2007.12.19 アジアリーグ 王子製紙−日本製紙クレインズ
2014.11.18 アジアリーグ 日本製紙クレインズ−王子イーグルス

月寒体育館
所在地:北海道札幌市
開場:1971年
収容人数:2,321人


photo by 球場巡礼

 札幌冬季オリンピックのアイスホッケー会場としてオープン。当時の名称は月寒屋内スケート競技場。札幌は日本のホッケー処である北海道の中心都市だが意外にホッケー熱は低く、残念ながら現在のところここをホームにしているアジアリーグのチームはない。ただ、毎年クリスマス時期の土日に行われる日本チームによる集結戦「クリスマス・ゲームズ in Sapporo」は月寒恒例のイベントとして定着している。また、2008年には日本では25年振りとなるIIHF世界選手権が開催され、局地的にではあるがそこそこ注目を集めた。
 周辺の環境が住宅地であるという配慮もあるのだろうが、ブラウンを基調としたのっぺりと平べったい外観は思いっきり地味で、かつてオリンピックの舞台となった存在感やオーラの類はほとんどない。もし何も知らない人がクルマで前を通りかかったとしても工場か物流倉庫と思われるのがオチだろう。しかし、オリンピックに関わった施設だけが掲げることを許されている憧れの五輪マークはアリーナ正面に燦然と輝いている。正面入口を入るとロビーになっており試合のある日はチームショップやうどんの売店などで賑う。スタンド裏のコンコースはコの字型に配置されているのでエントランスロビーと反対側のゴール裏は通行できない。スタンドは基本的には両サイドライン沿いにしかなく、ゴール裏にはイス席が1列、木製のベンチシートが壁面にへばりつくようにして1列あるのみ。スタンドの中程には通路が通っていて、そっから上段がベンチシート(自由席)、下段が背もたれ付きの一人掛けイス席(指定席)になっている。最上段の数列は階段状の木製ベンチシートになっており、主に立ち見スペースとして利用されている。スコアボードは吊り下げではなく両ゴール裏の壁に掛かっている。スコア、時間、ペナルティの表示の他に1行ほどの電光メッセージが流れるスペースがあり、シロートのためのペナルティの解説が表示される。場内のインテイリアはベージュで統一されていてちょい暗めの照明とも相まって一昔前のアリーナ独特の薄ら暗い雰囲気を味わえる。外観やスタンドはそれなりに老朽化しているように見受けられるが、2003年にはスコアボードやリンクのサイズ、照明などに改修の手が入っている。今度は外観があまりにもひっそりとしすぎているので、ライトアップでもしてちょっとくらいは華やいだ雰囲気を演出してほしい。敷地内には天然芝の月寒屋外競技場(競輪場の跡地に造られた)と2012年9月にオープンしたどうぎんカーリングスタジアムが併設されている。
行き方:札幌市営地下鉄東豊(とうほう)線「月寒中央」駅下車、3番出口から徒歩1分。
観戦したゲーム(11):
2008.04.18 IIHF世界選手権 デビィジョンT エストニア−リトアニア / 日本−ウクライナ
2008.04.19 IIHF世界選手権 デビィジョンT リトアニア−クロアチア / 日本−エストニア / ウクライナ−ハンガリー
2011.12.24 アジアリーグ 日本製紙クレインズ−東北フリーブレイズ / 王子イーグルス−日光アイスバックス
2013.12.21 アジアリーグ 日本製紙クレインズ−東北フリーブレイズ / 王子イーグルス−日光アイスバックス
2013.12.22 アジアリーグ 日本製紙クレインズ−日光アイスバックス・・・寒さに負けて第1試合で途中退出
2014.10.12 アジアリーグ 王子イーグルス−日光アイスバックス

アクアリーナ豊橋
所在地:愛知県豊橋市
開場:2005年
収容人数:2,011人

Photo by 球場巡礼

・三河湾に面した総合スポーツ公園内にある国内では最も新しい部類に入るアイスアリーナ。周辺はたんぼに囲まれたのどかな田園地帯。公園内にはbjリーグの浜松・東三河フェニックスがホームゲームを行う豊橋市総合体育館も併設。また道路を挟んだ向かいにはリゾートホテルシーパレスも見える。夏場はプールに変わる二毛作アリーナである。
・2006年11月に初めてアジアリーグの公式戦:王子−チチハル2連戦が行われた。2012年11月に2度目の公式戦が開催され、初めて国内チーム同士の対戦が実現した。
・製氷車はカナダ製のオリンピアを使用。ボディには「豊橋市アイスアリーナ」とペイントされていた。
・スタンドはいわゆる2階席で両サイドラインのみ。全席背もたれ付きの一人掛けで座り心地は快適そのもの。スタンドは両端がリンクに近くなるオーバル状。
・コンコースは京都アクアリーナと同じくオープン・スタイルを採用。スタンド最上段にコンコースがありリンクを見ながら場内を一周することができる(ただしゴール裏にはトイレがあるのでリンクは見えない)。
・天井はドーム状になっており、天井が高く非常に開放感がある。
・スコアボードはゴール裏に一カ所のみの壁掛け型。もう片方のゴール裏には幼児用プールがある。
・場内がやけに暖かく薄手の防寒着でも十分観戦できた。そのせいか氷がやわらかいらしく、表面がえぐれてピリオド間の製氷に時間がかかった。またピリオド間のイベントで場内を暗転させたのはよかったが、照明が再び明るくなるまでかなり時間がかかりゲーム再開が遅れるというアクシデントもあった。
行き方:JR・名鉄の豊橋駅西口バス乗り場Fから豊鉄バス「総合スポーツ公園」行きで約25分、終点「総合スポーツ公園」下車すぐ。運賃は片道390円。だいたい1時間に1本ペースだが土日は朝夕の本数が平日より劇的に多くなる。アジアリーグの公式戦があるからと言ってシャトルバスなんぞ出ないのは言うまでもない。(12年11月現在)
観戦したゲーム(2):
2012.11.17 アジアリーグ 東北フリーブレイズ−王子イーグルス
2012.11.18 アジアリーグ 東北フリーブレイズ−王子イーグルス

日光霧降アイスアリーナ
ホーム:日光アイスバックス
所在地:栃木県日光市
開場:1992年
収容人数:2,000人

Photo by 球場巡礼

 1999年に廃部になった日本リーグの古豪・古河電工を引き継いだ日光アイスバックスの本拠地。アーデル霧降スポーツバレイというコンプレックス内にある通年リンクで、内地のHockey Townの名に恥じない立派なアリーナ。正式にはアタマに「栃木県立」が付く。
 緩やかなカーブを描く鉄骨ムキ出しの天井がやけに本格的で期待感を煽る。しかし通年リンクなのに何故かスタンドの構造はプール兼用のそれと全く同じで、ゴール裏にはスタンドがなく、サイドライン沿いのスタンドもいわゆる2階席になっている。せっかくアイス専用のアリーナなのに選手と同じ目線で観戦できる座席がないのは物足りない。日本のアリーナや野球場はたいがいどこでもプレイを一段上から俯瞰するようなスタンド構造になっているのだが、それって著しく臨場感を損なっているような気がするのだが...。ゴール裏にスタンドはないが通路上でガラスボード越しに立ち見できる。座席は全席背もたれ付きの一人掛けでなんと木製。ユニークではあるがクッション製が皆無なのでハッキリ言ってケツがイタイ。座席の下にはありがたい事にヒーターが仕込まれており、一応極寒の中でゲームを見る人の事をきっちり考えて設計されている。スコアボードは4面ではなく2面のものが天井に設えてあり、そこいらのアリーナの壁掛けタイプとは一線を画す。フィギュアの得点も表示できるがこれは日本では珍しくない。アイスバックスのゲーム開催時にはゴール裏にグッズ販売のブースと「シカッチのおみせ。」という売店が出る。この売店の名物は具が盛り放題のホットドッグと具だくさん豚汁。売店の売り上げはアイスバックスの運営の手助けになるらしいのでご協力お願いいたします。
行き方:ゲームのある日はJR日光線「日光」駅、または東武鉄道「東武日光」駅から無料のシャトルバス有り。バスの出発時間は試合開始の1時間前と30分前。帰りのバスはアリーナ前から試合終了の15分後に出る。シャトルバスのない日はJR日光駅から東武バスの「霧降高原」行き(東武日光駅経由)で「丸美」まで(約5分・200円)。丸美バス停からアリーナまでは徒歩約15分。案内表示を見て歩けば迷うことはない。霧降高原行きバスは冬季になるとアーデル霧降行きに差し替えられるので直接アリーナまで行ってくれる。駐車場がかなり広いのでクルマでのアクセスも問題なし。徒歩の場合は行きはひたすら上り坂で40分弱、帰りはひたすら下りなので5分くらい短縮できる。
観戦したゲーム(6):
2004.10.03 アジアリーグ 日光アイスバックス−チチハル
2009.08.29 プレシーズンゲーム 日光アイスバックス−東北フリーブレイズ
2012.11.10 ソチ冬季オリンピック男子1次予選 ルーマニア−イギリス / 日本−韓国
2012.11.11 ソチ冬季オリンピック男子1次予選 韓国−ルーマニア / イギリス−日本・・・日本が負けてイギリスが1次予選突破

神戸ポートアイランド スポーツセンター
所在地:兵庫県神戸市
開場:1981年
収容人数:3,000人

Photo by 球場巡礼

 ゴダイゴの歌でお馴染みの神戸ポートアイランド博覧会(ポートピア'81)の会場となった人工島ポートアイランド(通称ポーアイ)内にあるアリーナ。近年よくボクシングの世界戦が行われる【ワールド記念ホール】と隣接している。通年リンクではなく夏場はプールになる。日本リーグ時代からシーズンに1試合は神戸シリーズとして公式戦が定期的に開催されており、ホッケー不毛の地にしてはそれなりに一般の固定客がついている。その密かな人気に目を付けた日光アイスバックスは日光での観客動員の不振を補うため2005-06年シーズンより神戸をセカンド・ホームと位置付け、チーム名を"日光神戸アイスバックス"と改めた。しかし神戸でのゲームには韓国チームや中国チームとの不人気カードばかりを当てたため客足が全く伸びず、たった2シーズンでスゴスゴと神戸から撤退するハメになった。アイスバックスが定期的に開催するようになる以前のゲームの方が客の入りも良く、会場もはるかに盛り上がっていたのは皮肉なハナシだった。
 アリーナへはまず階段を昇って2階にあるエントランスから入場する。アジアリーグ開催の日はエントランス・ロビーにておでんやヤキソバなどの売店、グッズショップが並びゲーム前やピリオド間はそれなりの賑わいを見せる。スタンドは両サイドライン沿いにあるのみで、ゴール裏には観戦スペースはない。スコアボードの反対側のゴール裏にはプールの飛び込み台があるので通路すらもない。スコアボードは大きくて見やすいがビデオ・スクリーンはなし。ゴールが決まると反射的にVTRを求めてスコアボードに目をやってしまうが、画面がピクリとも動かないのは実に悲しい。メイン・スタンド側は全てセパレート・タイプのイス席、反対側は全てベンチシート。天井には採光のためのガラスがはめ込んであり、日中の場内はかなり明るい。
行き方:JR神戸線「三ノ宮」駅、阪急電鉄・阪神電鉄「三宮」駅より神戸新交通ポートライナーで10分、「市民広場」駅下車徒歩3分。運賃は片道240円。(12年2月現在)
観戦したゲーム(5):
2000.11.29 日本リーグ 雪印−日光アイスバックス
2004.01.27 日本リーグ 王子製紙−日本製紙クレインズ
2004.12.22 アジアリーグ 日本製紙クレインズ−王子製紙
2006.11.29 アジアリーグ 日光神戸アイスバックス−アニャン・ハルラ
2012.02.04 アジアリーグ 東北フリーブレイズ−チャイナ・ドラゴン

磐梯熱海アイスアリーナ
所在地:福島県郡山市
開場:1995年
収容人数:216人+仮設スタンド532人

Photo by 球場巡礼

・天井が低く、客を入れてゲームを見せるアイスアリーナとしてはかなり手狭な感は否めない。オフシーズンはプールではなくインドア・アリーナになる変わりダネ二毛作。
・ユラックス熱海という温泉施設と隣接。アリーナで冷えた体を温泉で温めるという夢のような観戦プランが人気。
・東北フリーブレイズの親会社ゼビオが郡山市に本社を置いていることもありフリーブレイズの創生期には準本拠地的なポジションを確立していた。2009年12月のアジアリーグ公式戦初開催を皮切りに翌2010-11年シーズンには6試合も行われたが震災の影響か2011-12年シーズン以降はパタリと開催されなくなった...。
・アジアリーグのゲームの時だけ532人収容の工事現場の足場のような仮設スタンドが主催者ゼビオによって設置される。このスタンド、死角が多くて手前のボード際が全く見えないという欠点もあるのだが手作り感満載でゼビオの好意を感じる逸品である。
・スコアボードは入口の反対側の壁に掛かっている。また試合の時はスクリーンがリンクの4コーナーに設置される。
行き方:JR磐越西線「磐越熱海」駅より徒歩10分。駅から東へ歩き、郡山北警察署(駐在所)を越えると右手に温泉施設が見えてくる。アリーナはその奥。パーキングは温泉の分も含めるとかなり豊富。
観戦したゲーム(1):
2010.12.11 アジアリーグ 東北フリーブレイズ−アニャン・ハルラ

ダイドードリンコ アイスアリーナ
所在地:東京都西東京市
開場:1984年
収容人数:2,482人

Photo by 球場巡礼

 元々は西武鉄道のホームだったが、西武鉄道は2002-03年シーズン終了後にコクドに吸収合併されて消滅。コクドはそれまで新横浜をホームとしていたが合併を機にこちらへ移ってきた(コクドは後にSEIBUプリンスラビッツと改称したが2008-09年シーズン終了後に解散)。駅前の住宅地にあり、薬局が併設されている庶民的なアイスアリーナ。観戦中に冷えすぎてお腹が急降下しても、飛び出したパックが頭に直撃してカチ割れてもお薬屋さんが近いので安心できる♪1997年にサントリーとスポンサー契約を結び、【サントリー東伏見アイスアリーナ】と名を変えた。当時ネーミング・ライツは欧米では既に常識となっていたが、日本で初めて命名権を売ったスポーツ施設が実はここだった。そしてサントリーとの10年契約が切れた2006年9月からは新たにダイドードリンコと契約を結び現在の名称になった。今さらネーミング・ライツには反対しないが、できれば混乱を避ける為にアタマかオシリに「東伏見」と地名を入れるくらいの余裕はほしかった。
 「関東ホッケー界の聖地」と呼ばれているだけあって国内では数える程しか存在しない360度全方向タイプのスタンド+吊り下げ式スコアボードを擁する本格的なアリーナ。座席は8列しかなく、前4列はベンチシート(自由席)、後4列はセパレートのハネ上げ椅子(指定席)になっている。指定席の方が見やすいのは言うまでもない。通路は最上段の背後に設けてあり、座席へは階段を下りてアクセスする構造になっている。この通路は立ち見席も兼ねているが、実は座席に座るよりもここから観戦するのが一番見やすかったりする。とりえずトイレの男女マークのパネルがおもしろいので見ておこう。男は青でアイスホッケー選手のシルエット、女は赤でフィギュア・スケート選手のシルエットになっている。さりげない小ボケだがちょい滑り気味?
行き方:西武鉄道新宿線「東伏見」駅下車、スグ。JRから接続する場合は新宿ではなく山手線の「高田馬場」駅が便利。アリーナ周辺にコンビニ、松屋、オリジン弁当、マクド、アイスホッケー用具のショップなどあり。
観戦したゲーム(8):
2006.09.24 アジアリーグ SEIBUプリンスラビッツ−王子製紙 / 日光神戸アイスバックス−日本製紙クレインズ
2009.02.14 第76回全日本選手権 準決勝 SEIBUプリンスラビッツ−日光アイスバックス / 王子イーグルス−日本製紙クレインズ
2009.02.15 第76回全日本選手権 3位決定戦 日光アイスバックス−王子イーグルス / 決勝戦 SEIBUプリンスラビッツ−日本製紙クレインズ
2010.10.02 アジアリーグ 王子イーグルス−ハイワン / 日本製紙クレインズ−アニャン・ハルラ

大阪プール
所在地:大阪市港区
開場:1996年
収容人数:3,464人

Photo by 球場巡礼

・夏季はプール。水泳の国際大会も行われるなど、大阪を代表する本格的なアリーナである。
・あまり客は入らなかったが日本リーグ時代の末期には何度か公式戦が行われていた。
・八幡屋(やはたや)公園内にあり、園内には約1万人を収容できる大阪市中央体育館も併設されている。
・スコアボードは片側のゴール裏壁面に組み込まれている。もう片方には飛び込み台。
・天井が高く、場内はゆったりとしていて非常に広く感じる。照明も明るいのでもし客が入るなら国際大会の会場としても十分対応できそうな感じ。
・スタンドは両サイドライン沿いにしかない。山型の座席配置でセンターラインあたりが一番列数が多くなっている。座席は全てハネ上げの一人掛けでおしりと背中にフカフカのクッションが付いている。
・スタンド裏がコンコースとエントランスになっており、観覧者はアリーナの外にある階段をあがって2階から入場することになる。
・製氷車は日本製のFuji。車体前面には大阪市の市章「澪標(みおつくし)」がペイントされている。
行き方:大阪市営地下鉄・中央線「朝潮橋」駅下車、スグ。
観戦したゲーム(2):
1998.11.3 日本リーグ 古河電工−日本製紙クレインズ
2010.01.9 Jアイス・ウエスト 大阪選抜−広島選抜

釧路アイスアリーナ
ホーム:日本製紙クレインズ
所在地:北海道釧路市
開場:1996年
収容人数:2,539人

Photo by 球場巡礼

 国内のホッケー選手の半数以上を輩出しているんじゃないかと思われる氷都・釧路のランドマークにして強豪・日本製紙クレインズのホームリンク。国道38号線(鳥取大通)沿いの日本製紙釧路工場の近くにあり、クレインズの旧ホーム【十條スケートセンター】も隣接している。釧路に棲息する特別天然記念物の「丹頂鶴(Crane)」にあやかって【丹頂アリーナ】という愛称でも呼ばれている。日本国内では東伏見とここにしかない吊り下げの4面スコアボードを備える本格的な通年リンクで、キチンとデザインされた外観からは"ホッケー選手の名産地"を自負する釧路市のプライドが十分に感じられる。ガラス張りのゴージャスなエントランスから入場すると1階はロビーになっており、壁にはクレインズの選手の巨大パネルがズラリと並んでいる。スタンドへは階段を上がって2階から入場する。スタンドはリンクを360度取り巻く全方位型だがリンクとスタンドの間は離れていて最前列でも2mくらい上からリンクを俯瞰する構造になっている。座席は全て背もたれが付く一人掛け。木製なのでおしりが滑って座り心地はあまり良くない(たいがいの人はクッションを持参しているが)。座席の背もたれの上部は半円状に赤くペイントされている。これは丹頂鶴の頭頂部を模した意匠らしいが、私は初めて見たときはその赤丸が何を意味するのか全くわからなかった...。サイドライン沿いの記者席がジャマでボード沿いのプレイは少々見にくいが、全体的には相当見やすい部類に入る良いアリーナである。
 ゲームのある日は1階・2階のロビーに売店が出るが座席での飲食は禁止されている。ゲームを見ながら飲み食いできないなんてそんなアホな!1階ロビーの自販機コーナーには長野オリンピックの日本選手団のブレザーなんかが展示してある。
行き方:JR根室本線「釧路」駅からくしろバス36系統の白糠線で約15分、「鳥取大通三丁目」下車スグ(進行方向右側にケーズデンキが見えてきたら降りる準備を!)。運賃は片道250円。平日は1時間に2本、土日祝は1時間に1本しかない。バス停前にびっくりドンキー、ケンチキあり。駐車場が豊富にあるのでバスで観戦に来る人はほとんどいない...。(09年11月現在)
観戦したゲーム(2):
2003.11.09 日本リーグ 日本製紙クレインズ−コクド
2009.11.22 アジアリーグ 日本製紙クレインズ−アニャン・ハルラ

白鳥アリーナ
ホーム:王子イーグルス
所在地:北海道苫小牧市
開場:1996年
収容人数:3,015人

Photo by 球場巡礼

・長野市のビッグハットと並ぶ国内最高峰のアイスアリーナ。ビッグハットが冬季オリンピックのために建設された施設であることを考慮すると、単独のアイスアリーナとしては間違いなく日本イチのグレード。まず敷地が広い。アリーナ周辺のスペースが豊富に取られており、周囲の歩道や植え込み、モニュメントなんかがゆとりを感じさせる。外観もしっかりとデザインされており、公式サイトによると屋根のアーチは白鳥が羽ばたいている様をイメージしてデザインされているとのコト。施設は苫小牧市が所有している。白鳥は苫小牧市の市鳥。
・1年の内4月〜6月の3ヶ月間だけインドア・アリーナとして利用される。
・スタンドはリンクを360°取り囲む全方向タイプで座席は全てハネ上げの一人掛け。しかも全座席にヒーターが仕込まれているので観戦中もお尻はポカポカ。内地で観戦するよりよっぽど暖かくて快適。トイレも暖房が効いているので寒さはそれほど気にならない。
・リンクサイドには観戦スペースはなく、スタンドは地上2階から始まっていてリンクまでちょっと間ができるのが残念。まぁ、でも、日本の二毛作アリーナはほとんどこの構造になっているので仕方ないと言えば仕方ない。
・天井の骨組み部分からは自然光が入る設計になっており、場内はアイスアリーナとは思えないほど明るい。また音響もバツグンにいい。
・アリーナの1階ロビーに王子イーグルスの資料展示室がある。モノクロの写真から王子製紙アイスホッケー部と苫小牧のホッケーの歴史がヒシヒシと伝わってくる。
・同じ通り沿いに王子の旧本拠地、王子製紙スケートセンターが隣接している。こちらにも王子製紙アイスホッケー部の歴代ジャージーなどが展示されているので要チェック。
・紫色の派手な製氷車(ザンボニー社製)には王子グループのひとつ、王子サーモンの広告ラッピングが施されている。
・苫小牧市のマンホールのデザインはホッケー選手。そして苫小牧名物ホッキ貝のイメージキャラクター「ホッキー君」はなんとホッキ貝に手と足が生えてホッケーをしてるデザイン。これが絶妙にキモカワユイので是非検索してみて!
行き方:JR「苫小牧」駅から南へ徒歩10分。市街地のほぼ中心に位置する。アリーナの前には道南バスの「若草5丁目」バス停があるのでバスでもアクセスできるはずだが、わざわざバスに乗る距離でもない。
観戦したゲーム(1):
2009.11.21 アジアリーグ 王子イーグルス−東北フリーブレイズ

京都アクアリーナ
所在地:京都市右京区
開場:2002年
収容人数:1,000人

Photo by 球場巡礼

 宝ヶ池にプリンスホテルがある関係だと思われるが今は亡きSEIBUが定期的にアジアリーグの主催試合を行っていた。西京極総合運動公園内に位置し、名前からもわかる通り夏はプール、冬はアイスリンクの二毛作。エントランスはコンクリ打ちっ放し&ガラス張りの気合の入ったもので、まるで安藤忠雄建築のようなイデタチ。近未来的なモノトーンのロビーや内装などは美術館のようでしっかりとデザインされている。特に夜は室内の明かりが外に煌々とあふれ出していて美しい。
 リンクの片側の壁は全面ガラス張りになっており、照明が明るい事もあって非常に開放感がある。場内は日本のアリーナでは珍しいオープン・コンコース・スタイルを採用。わざわざスタンド裏に行かなくともトイレに行けるのでありがたい。スタンドは基本的にはサイドライン沿いに配置されているが、ゴール裏にも1列だけベンチのようなものが用意されている。一応3階席もあるが、席数が少なくアジアリーグの試合では開放されていなかった。座席は背もたれ付きの一人掛けで、全席イエローにペイントされている。これがなかなか快適で前後の幅も広く、文句なしに心地よい。スコアボードは吊り下げではなく、ゴール裏に固定されているタイプ。反対側のゴール裏には飛び込み台などがあるのでスコアボードは片方にしかない。スタンドはシンメトリーではない。ロビーへの出入口のあるメインスタンドは比較的列数も多く、規則正しく並んでいるが、ベンチのあるバックスタンドは2〜4列しかなく、リンクに近づいたり、離れたりと変則的なカーブを描いている。広島カープの本拠地マツダスタジアムのデザインを手掛けたことで知られるあの「環境デザイン研究所」が設計しただけあって、公営施設でありながら見た目のインパクトは他のアリーナとは比較にならない。惜しいのはプール兼用であるためスタンドとリンクの間に結構キョリがある事。アリーナの空間自体も広いので、専用リンクのような一体感に欠け、何となくよそよそしい雰囲気があるのは否定できない。
行き方:阪急電鉄京都線「西京極」駅より徒歩3分。西京極球場に隣接。
観戦したゲーム(1):
2007.12.05 アジアリーグ SEIBUプリンスラビッツ−チャイナ・シャークス

新横浜スケートセンター
所在地:神奈川県横浜市
開場:1990年
収容人数:1,500人

Photo by 球場巡礼

 2002-03年シーズンまではコクド(後のSEIBUプリンスラビッツ)がホームとしていたが、コクドの東伏見移転後はセカンド・ホームに格下げされ試合数もめっきり減った。2009年にSEIBUプリンスラビッツが解散してからは年に1度だけ国内4チームによる集結戦が行われるのみとなり、現在ではアイスホッケーよりもフィギュアの練習場としての方が有名。
 外観は一見すると劇場ホールか美術館、はたまた図書館か病院を思わせるようなモダンなデザインでクセがない。通りに面して建っているせいもあってか違和感なく街中に同化しているように思える。場内は外から見ての通り「カマボコ型半円ドーム」になっている。天井が高くて開放感のある空間なのだが、残念な事に小賢しいシャンデリア型の照明のおかげで場内はやや暗い(写真を撮るとよくわかる)。スタンドはサイドライン沿いにしかない。下段が自由席のベンチシート、上段が指定席でハネ上げタイプのイスになっているのは東伏見と同じ構造。もちろん上段であればあるほど観戦しやすい。スタンド最上段の通路とゴール裏の通路が立ち見スペースになっているが、実はここからの角度が一番見やすいのはホッケーファンの間では周知の事実。もっと見やすいであろう2階席はしっかり「特別指定席」になっているのでチケット・プライスは高めに設定されている。スコアボードは吊り下げではなく両サイドのゴール裏に設置されている。コイツはホッケーのスコアだけでなくフィギュアの採点結果も表示できるスグレものでなかなかお目にかかれるシロモノではない。コクド時代に引き続きSEIBUのゲームのある日は、チーム専属のオルガニスト「Himeこと旭野 奈々さん」(←オフィシャル・サイトの解説より)がノリノリの生演奏を披露してくれる。その心地よい音色はラーメン博物館をも凌ぐ新横浜の名物なのだとか...。
行き方:JR横浜線「新横浜」駅より徒歩5分。
観戦したゲーム(3):
2007.01.13 アジアリーグ SEIBUプリンスラビッツ−王子製紙

2007.11.25 アジアリーグ 日光アイスバックス−王子製紙 / SEIBUプリンスラビッツ−日本製紙クレインズ

ビッグハット
所在地:長野県長野市
開場:1995年
収容人数:4,039人

Photo by 球場巡礼

 正式名称は長野市若里多目的スポーツアリーナ。1998年の長野冬季オリンピックのアイスホッケー会場として使用された。2階席からでもリンクが近く、間違いなく国内で最高クラスの観戦環境。以前はコクド改めSEIBUプリンスラビッツが毎シーズン公式戦を開催していたほか、海外からにわか作りのナショナル・チームを招いて「長野カップ」なる国際大会が毎年行われていた。
 座席は全席フカフカのクッション付きの跳ね上げイス。プラッチックじゃない時点で余所のアリーナとは建設予算が違うぜ!とケツで直に感じる事ができる。スコアボードこそ吊り下げではないが(各コーナー、4ヶ所に設置)、スタンドはリンクを360°取り囲む全方位型。スタンド裏のコンコースも広くて暖房が効いていてトイレも清潔で、さすがオリンピック用に建設されたアリーナだと感心させられる。日本にも北米のトップ・マイナーリーグに肩を並べるアイスアリーナがあったのだ!
行き方:JR信越本線「長野」駅東口より徒歩30分弱。イベント時は東口よりシャトルバス有り。運賃は片道170円。(05年1月現在)
観戦したゲーム(2):
2005.1.29 長野カップ ロシア−カナダ・・・Team Canadaにカリヤ三兄弟の末弟マーティン・カリヤが参加
2005.1.30 長野カップ 日本−ロシア

滋賀県立アイスアリーナ
所在地:滋賀県大津市
開場:2000年
収容人数:2,400人

Photo by 球場巡礼

 滋賀は神戸と並ぶ関西のホッケー処。アクセスが不便なのとスタンドとリンクの間が広いのに目をつぶればなかなか立派なアリーナ。大津市は堤一族の出身地なのでコクド(後にSEIBUプリンスラビッツに改称)の主催試合が定期的に行われていた。試合当日にはアリーナのロビーにプリンスホテルや西武グループ関連企業のブースが並び賑わっていた。
行き方:JR東海道本線(琵琶湖線)「瀬田駅」より帝産湖南交通バス111系統「大津公設市場」行きで約10分、「県立アイスアリーナ前」下車スグ。
観戦したゲーム(2):
2000.11.22 日本リーグ コクド−西武鉄道
2003.12.25 アジアリーグ コクド−ハルラ・ウィニア

帯広の森アイスアリーナ
所在地:北海道帯広市
開場:1987年
収容人数:1,500人

Photo by 球場巡礼

 ひろ〜い帯広の森運動公園内に立地し、敷地内にはプロ野球が行われる帯広の森野球場も併設されている。以前は日本製紙クレインズのセカンド・ホーム的存在で毎シーズン公式戦が開催されていた。スタンドは両サイドライン沿いにしかなく、ゴール裏は立ち見スペースになっている。座席は基本的にベンチシートで、一部のプレミアムシートだけが背もたれ付きのセパレート・タイプになっている。天井がものすごく低く、場内はダイ・ハード的な寒さが支配する氷の世界。まるで巨大冷凍庫の中で観戦してるようでシートクッション、膝掛けは必須。この寒さは内地の人間にはチトつらい。
行き方:JR根室本線「帯広」駅より十勝バス7系統(大空団地線)・8系統(白樺学園線)で約30分、「体育館前」下車スグ。ただし本数が少なく、試合終了後のバスもない。どうしてもバスで帰りたい人はいったん西20条通りまで歩いて、そこで北海道拓殖バスか十勝バスをつかまえて帯広駅まで。
観戦したゲーム(1):
2003.11.8 日本リーグ 日本製紙クレインズ−コクド