ナシ尾根から和名倉山・仙波尾根周回(奥秩父)

【注意!】ナシ尾根・仙波尾根は、迷い易い箇所・藪が多く、川又道・仁田小屋道ほど踏まれていません。
      ごく一部の踏跡を除けば、鹿道拾いと藪漕ぎに終始します。笹薮帯は、特に迷い易いです。

date 2015/11/21-22 晴、曇時々霧雨
コース 鮫沢橋ゲート〜大洞ダム〜ナシ尾根〜和名倉山〜東仙波〜仙波尾根〜井戸沢・惣小屋谷出合〜松葉沢下降点〜大洞林道〜鮫沢橋ゲート
実働 第一日:6h15m、第二日:8h18m、計:14h33m。
概要 ナシ尾根笹薮枯死化進行、仙波尾根上部笹薮少し成長。
メンバー Tn君、Km君、すうじい
行程 →:山道・踏跡、##:笹藪帯、\\:藪漕ぎ・不明瞭な踏跡、:溯行・徒渉、=:車

【11月20日】
自宅20:00=22:15影森22:30=23:15二瀬ダム23:30=24:00鮫沢橋(幕営)

【11月21日】 晴
鮫沢橋6:30→大洞ダム6:45→\\7:30 910M 7:40\\→1070M炭焼跡8:15→8:40 1200M肩8:50→1350M笹薮下9:20##9:55尻無ノ頭10:15##→1550二重山稜10:35##11:10 1700M 11:25##笹薮上11:55→12:15 1810M索道中継点跡12:40→\\13:10市ノ沢ノ頭13:30→\\14:00和名倉山14:10→14:20千代蔵ノ休場14:30→14:45 1975M平坦地(幕営)水場5分

【11月22日】 曇時々小雨
1975M平坦地6:10→7:20東仙波7:25\\##8:00カバヤノ頭南東肩8:20##桜岩8:50##9:40 1680M小広場9:50##10:10白樺広場10:30\\出逢いの広場11:10\\1219P西コル11:40\\11:50鹿の楽園12:00\\\\1124岩峰12:35\\→13:35井戸沢惣小屋谷出合13:5013:55堰堤下14:25→松葉沢下降点14:45→大洞橋15:10→鷹ノ巣橋15:55→16:18鮫沢橋16:47=22:50自宅
使用装備 軽登山靴、ヘルメット、コンデジTG620、GPS、ストック、幕営用具一式、ヘッドライト、食糧
不用装備 細引10m、スリング
記録  昨年11月末に下降したナシ尾根を、今回は登りに使って、仙波尾根を下降した。今回も、昨年の学生さんのうち二人と出掛けた。

【11月20日】
 午後8時に自宅を出て、待ち合わせの某駅ロータリーへと向かう。学生さん二人をピックアップして、関越道に乗る。二瀬ダムから大洞林道へ向かう途中、狼ばなしに夢中になって、いつの間にかヘアピンを過ぎ、三峰道路を少し登ってしまう。引返して林道を進む。

 鮫沢橋ゲート少し手前の路肩スペースに、テントを張って寝る。夜中に、鹿の鳴き声と落石の音がした。

【11月21日】 晴
 舗装された林道を、大洞ダム下降点まで歩き、ダムへの踏跡を辿る。左岸尾根の踏跡を登るが、落葉がやたら滑る。昨年正解尾根に復帰した、落石防止フェンスを見て、さらに踏跡を登る。

 やがて、針葉樹の植林帯を登るようになり、無線機の少し下で左手へとトラバースを開始する。馬酔木と落葉樹の尾根に乗ると、踏跡は不明瞭になるが、尾根沿いを適当に登る。910M付近で、小休止する。

 この後、尾根は広くなり、急斜面に吸収される。ここを登り切ると、傾斜が一旦緩み、・986付近を通過する。所々にある目印を参考にしつつ、落葉樹林帯を登って行くと、左手に針葉樹の植林帯が現れ、踏跡を辿る。

 1070M炭焼窯跡を確認し、左手の針葉樹植林と右手の落葉樹林の間を緩やかに登る。やがて急な尾根沿いを登るようになり、1200M肩に出て小休止する。1200M肩からは、藪の薄い明瞭な尾根を歩く。

 1350M付近から、かつての笹薮だが、枯死して倒れてしまっている。適当に、踏み付けながら登る。途中からは、笹薮が復活するが、かなり枯れているし、目印も多いので、さほど苦労しない。ただ、目印の踏跡は、かなり蛇行している。

 予想したより早く、尻無ノ頭に到達出来た。北方に垣間見える山々を眺めながら、少し長めに休憩する。・1550二重山稜までは、さほど苦労なく進む。その先は、笹薮はたいしたこともないが、少し傾斜が増し、疲れが出て来る。1700M付近で、小休止する。

 1700M-1730M付近の緩傾斜笹薮帯は、踏跡不明瞭だが、歩き易そうなところを適当に進む。意外と楽に、尾根に乗る。やがて視界が開け、1750M笹薮上に至る。振り返れば、白岩山・芋ノ木ドッケ・雲取山が目に入る。

 1750Mを過ぎると、笹薮はほとんど気にならなくなる。馬酔木や黒木の藪をかわしながら、尾根を登って行くと、やがて1810M索道中継点跡に出る。この分だと、明るいうちに、本日の幕営予定地まで行けそうだ。小休止して、甘いものを頬張る。

 索道中継点跡から、登り30分で、市ノ沢ノ頭に至る。ここでも小休止して、和名倉山頂への稜線漫歩に入る。1990M付近からは、南東面を巻き気味に登り、少し開けた斜面から山頂密林に侵入する。最後は、意外とあっさり、三角点に至る。

 登頂する登山者が増えたためか、密林も心なしか明るくなっているようだ。三角点南の開けた場所で、数人の単独登山者と出会う。天気が良いので、富士山が見えるのでは、と千代蔵ノ休場へ向かうことにする。

 開けた斜面に出て、踏跡から離れて少し登り、振り返れば期待通りの姿が見えた。満足して、幕営予定地:1975M平坦地へ向かう。このサイトは広く、また水場へ5分の好立地である。カラマツ林の中にあるので、富士山は垣間見える程度だ。

【11月22日】 曇時々小雨
 翌朝、1950M平坦地のテントを撤収し、南下する。八百平を経て、東仙波近くまで来れば、数パーティの登山者と擦れ違う。曇天であり、風は冷たい。

 東仙波で小休止し、南尾根に誘い込まれそうになる。直ぐに気付いて、今度は東尾根を下る。他の登山者には、方向を間違えていると勘違いされる。殆どの和名倉山登山者は、将監峠からの尾根道しか知らないようだ。

 仙波尾根上部の笹薮は、3年前よりも成長しているようで、少々歩き難い。カバヤノ頭へは、ほぼ忠実に尾根を登り、笹の急斜面を下るのに消耗する。霧雨から小雨に変わり、カバヤノ頭南東肩で、雨具を着込む。

 ガスのため、地形が判り難く、ルーファイ・踏跡探しに苦労が続く。桜岩付近でも、踏跡探しが容易ではない。笹薮漕ぎで最も難儀したのが、桜岩から1680M小広場までの間であった。小広場〜鹿の十字路〜白樺広場は、迷うことなく楽勝。

 白樺広場で休憩した後、時折見かける目印を頼りに、踏跡不明瞭の斜面を下る。ガスはますます濃くなって、出逢いの広場に出たときは、かなりホッとした。1219P西コルからは、右手の広い浅窪状を下り、鹿の楽園に出る。

 1124岩峰への踏跡を辿り、岩稜沿いに進んで、東側から岩根沿いに北へ下る。北側斜面で、踏跡の目印を見付け、踏跡に復帰する。ジグザグの踏跡を下って、井戸沢・惣小屋谷出合に出る。

 渡渉用の運動靴に履き替え、井戸沢を徒渉する。大洞本流の堰堤を右岸から巻いて、堰堤下で左岸へと渡渉する。足が冷え切ったので、湯を沸かし、熱い茶を飲む。

 松葉沢を渡り、林道へと登る。あとはひたすら、荒れた林道歩きだ。大洞橋を渡れば、舗装された林道となるが、先は長い。大洞ダム下降点のモノレールを見れば、鮫沢橋は間もなくであった。なんとか明るいうちに、車に戻れた。

GPS軌跡とアルバム

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その1:
GPS軌跡
その2:
鮫沢橋〜ナシ尾根
1750M笹薮上
鮫沢橋ゲート 大洞ダム 落石防止柵 無線機下トラバース 1070M炭焼跡
1350M笹薮下 尻無ノ頭 1550二重山稜 1750M笹薮上 1750M笹薮上から
その3:
1810M索道中継点跡〜
和名倉山1975M平坦地
索道中継点跡 市ノ沢ノ頭 和名倉山頂 和名倉山頂 富士山遠望
千代蔵ノ休場 飛行機雲 千代蔵沢水場 平坦地からの富士
その4:
東仙波〜仙波尾根
〜鮫沢橋
東仙波へ向かう 東仙波南尾根 カバヤノ頭 カバヤノ頭から東へ 出逢いの広場
鹿の楽園 井戸沢惣小屋谷出合 井戸沢徒渉

MR725, ナシ尾根末端偵察'15-04

MR721, 滝川右岸道・八百尾根から和名倉山・ナシ尾根下降'14-11

MR683, 仙波尾根から和名倉山・ナシ尾根周回'12-04

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