早戸大滝・丹沢山(丹沢)

date 2004/03/28 快晴
コース 魚止橋手前ゲート〜雷平〜早戸大滝〜大滝沢右岸尾根〜丹沢山(往復)
実働 6h10m。登り:3h55m、下り:2h15m。
メンバー すうじい(単独)
概要 大滝沢上部は雪に埋まっていたため、右岸尾根道を登下降して、丹沢山往復。
行程 →:登山道・踏跡、:溯行、\\:藪漕ぎ・不明瞭な踏跡、=:乗物
【3月28日】 快晴
さいたま4:30=7:10魚止橋手前ゲート7:30→雷平8:25→9:10大滝下9:55→11:00直下コル11:05
→11:35 P1375(縦走路)11:45→12:25丹沢山12:50→P1375 13:10→13:55大滝14:20→雷平14:45
→15:30魚止橋手前ゲート15:45=20:00さいたま
使用装備 革登山靴、スパッツ、ピッケル、ステッキ、E-1、広角ズーム、三脚
不要装備 アイゼン、望遠ズーム
記録  3年ぶりに、丹沢の早戸大滝見物に出掛けた。前週に降った雪が、結構積もっており、雷平(原小屋沢出合)から先の、川原の踏跡は雪で覆われていた。大滝より上部の大滝沢は、雪で埋まっていたため、右岸尾根道をラッセルして、P1375経由で丹沢山を往復した。

【3月28日】 快晴
 魚止橋手前のゲートまでは、雪が無い。路肩には、既に5-6台の車が停めてある。釣師の他に、山屋もいるようだが、何処へ行くのだろうか。

 伝道の先の作業小屋で、登山者カップルを抜く。早戸川には、釣師が数人。幸い、雷平までの徒渉点には、全て木橋が架かっていた。原小屋沢を木橋で渡り、本谷沿いの踏跡に入る。川原の踏跡は、雪に覆われているが、トレースが続く。何回か、水に濡れずに流れを渡り、大滝沢出合手前で、トレースの主である釣師に会う。

 大滝沢に入ってすぐ、右岸の高巻き道と分かれて、沢に入る。大滝前衛の4m滝下にある、小滝を左岸側から苦労して越え、ピッケルを出して右岸のカンテ状を雪を掻き落としながら登り、木の根伝いに急な泥壁をよじ登る。大滝下へトラバースする踏跡に合流し、崩壊した箇所を慎重に越えて、大滝下へ出る。結構、悪い。

 左岸側のザレ斜面を登って、三脚を立てる。11-22mmの広角ズームで、大滝全景を辛うじて収める。撮影に、45分も費やしてしまった。トラバース踏跡を慎重に戻り、高巻き道に入る。トラロープが張ってあるが、雪もあって、ちょっとイヤらしいトラバースが続く。

 再び大滝が望める痩せ尾根上に出て、立木・木の根を利用しつつ、藪っぽい急登が続く。大滝上に降りる地点で、大滝沢上部を望むと、雪に埋まっているようだ。こんな深雪ゴーロをラッセルしていては、時間切れ遭難は確実か・・・。大滝沢を断念して、右岸尾根道を登ることにする。

 やがて、尾根が広くなるが、急登は相変わらずである。登りやすそうな所を捜しながら、黙々と登って行く。いい加減ウンザリした頃、傾斜が緩み、幅広の尾根に乗る。傾斜が殆ど無くなるが、朝方は締まっていた雪も緩み出し、臑までのラッセルが大変だ。

 ちょっとしたピークを越えると、コル状になり、さらに急登が続きそうなので、小休する。左側の谷筋は、完璧に雪で埋まり、スキーさえ出来そうだ。気を取り直して、雪の斜面を登って行く。時折、後ろの方で、人の声がしたが、まさか同じコースを登るパーティがあるとは思わなかった。最後の方の急斜面を、迂回気味に越えると、鹿柵にぶち当たる。鹿柵沿いに進むと、やがてベンチのある縦走路に合流する。

 ここは、丹沢三峰縦走路のP1375付近である。ベンチで休憩していると、なんと私と同じコースから、年配の男性が現れた。ビックリしていると、後から後から、続々と10人ほどの中高年男女が登場した。どうやら、彼らにラッセル奉仕したようだ。本間ノ頭から下る予定という彼らを残し、丹沢山へ向けて出発する。

 縦走路は、トレースがバッチリだが、雪が腐って、結構潜る。40分ほど掛かって、雪の丹沢山頂に至る。山小屋の前の、ベンチで休憩だ。三角点まで行ってみると、純白の富士山が見えた。登山者はみな、この暑さにバテバテのようだ。程々にして、山頂を後にする。

 さすがに下りは楽で、20分でP1375に至る。シャーベット状に緩んだ雪の下りを、さらに45分で、大滝を望む痩せ尾根上に出る。この辺りの雪は、殆ど融け掛かっている。ここで、三脚を立て、大滝を撮影しておこう。近くの枝に、小鳥がとまったので、慌てて望遠ズームを出してみたが、既に姿を消していた。

 滑り易いトラバースを慎重にこなして、大滝沢出合まで下降すれば、あとは危険箇所も無い。雪の大分融けた川原の踏跡を辿り、雷平経由で山道を魚止橋へと下る。

アルバム

山岳写真アルバム 503早戸大滝・丹沢山」に拡大写真のアルバム(写真23枚)があります

風流閣・流の巻」に滝アニメ「早戸川大滝沢'04-03」があります

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