甲州高尾山・棚横手山

2001.2.25(日)     


展望を楽しむにはやはり冬が一番。昨年の4月に見送った甲州高尾山、棚横手山に行った。
山中は完全に私たち4名パーティーの貸し切り状態で大展望が満喫できた。

3/31までは菱山深沢林道は通行止めと、以前ぶどうの丘でもらった地図に書かれていたので、
前日地元のタクシー会社に確認した所、やはり前不動の少し上くらいが限度といわれ、
大善寺からのピストンとし、行きも帰りも展望を存分に楽しむ計画とした。

アプローチ
   中央高速勝沼ICから国道20号を笹子方面に戻ってすぐ。
   大善寺のホームページにイラストマップがあります。

いよいよ登山道へ

大善寺山門 (470m) の左手に、大きなガイドマップの看板がある。
大善寺境内の梅も咲き誇り、道標に導かれ、植林を登り始める。

まだ起ききっていない体にはなかなかのジグザグの急登。
しばらくすると、高速や深沢林道がよく見えてくるようになる。

送電鉄塔からは展望の尾根

送電鉄塔からは火事跡のせいかむき出しの尾根。日差しはきついが、風もまあまあきつい日だった。
南アは山頂部にところどころ雲がかかっている。

高尾剣が峰・高尾山山頂・富士見台:ちょこまかとしたアップダウン

御坂山塊の上に富士が頭だけ見え出し、登っていくにつれてだんだんその姿が大きくなる。
左手の樹林越しの南アルプスは相変わらず山頂部に一部雲。
尾根コースといっても少し尾根の下についてものもあるが、ここは本当に忠実に尾根の上。
ゆえに細かなアップダウンがあるが、下りで気分転換できてちょうどいい。

菱山深沢林道を横切ると、三角点峰の甲州高尾山剣が峰 (1091.9m)。
どこも険しくないのにどうして剣が峰なのだろうか?
まさか富士山の剣が峰が見えるからか?

少し歩くと、甲州高尾山山頂 (1100m)。
今日は行程は短いので、ゆっくりと山座同定に入る。
最初、笹子峠と思いこんでいたものはどうもお坊山から下ってきた大鹿峠だという結論になった。

富士山がだんだん大きくなるけれど、数回のアップダウンのせいか、富士見台 (1178m)が遠い。

大滝不動分岐から棚横手山まではなかなかの急登

大滝不動への2度めの分岐から恩寵林の標識も見られるようになり、りっぱなアカマツが増えてくる。

エアリアで嵯峨塩深沢林道につながる黒点線で記された横手道を見送ると、最後の急登
りんご2個、でこぽん1つ、苺いっぱいを差し入れとして背負ってきた10両級?のサンタさん(^。^)は
往復するならここで待っているよ、と根をあげそうになるほどだ。私もお腹がすいてきたぁぁぁ。
もう山頂まで10分ほどだったので、お互いに励ましあって、棚横手山山頂 (1306.2m) に到着。

山梨百名山の標識の横に、大富士見台の標識。
風をよけるべく、山頂から少し宮宕山側に陣取るが、カラマツ越しに富士山が大きい。

下りでは雲もとれて大展望を満喫!!

登りで時々太陽を隠していた雲は完全にとれて、頭上は真っ青。

富士山の左側(箱根側)は雪煙に加え、どんどん雲が湧いてきている。
八ヶ岳は編笠権現までで後は雲がかかっていて山容が確かめにくかった。
その前には、茅が岳金が岳帯那山水が森塩の山などが確認できる。

奥秩父方面も、昼食中に雲から姿を出し、千代の吹上げから上が真っ白な金峰山国師岳甲武信岳
台形状の破風山

大谷が丸滝子山大鹿峠お坊山笹子雁が原摺山三つ峠、棚横手付近からは御坂黒岳
甲府から見ると三角錐状の釈迦が岳、結構尖っている節刀ヶ岳

南アルプス方面の雲も山間部より高くなり、日光を受け、まさに輝く大屏風のよう。
甲斐駒北岳間の岳農鳥岳塩見岳荒川岳赤石岳聖岳
甲斐駒と北岳の間に白い峰が見え、アサヨ峰だ、いや仙丈岳だ、と意見が分かれたが、
冷静に考えると二つが重なっていたのかもしれない。

今回は余裕の行程なので、下りでは所々惜しむように大展望を満喫した。
最後は結構出だし急だったんだぁ、と思い起こさせられたが、もう頭は温泉でいっぱい(^。^)


(記録) ※4人でおしゃべりしながらのゆっ〜た〜りペース (途中、展望楽しみタイムもたっぷり)
7:56 大善寺駐車場発 9:13-30 甲州高尾山 11:30-12:45 棚横手山山頂  12:57 富士見台
15:09 大善寺駐車場発
参考にした資料
続・山梨のハイクコース  (山日ブックス), pp. 80-83.
・藤井寿夫『中央線の山を歩く』(新ハイキング社)
天空の湯     水曜休み 10:00-22:00 (600円)


ボディシャンプー、シャンプーあり。(脱衣場に100円が戻ってくるコインロッカーあり)。
ボディシャンプーまでもぶどうの香り。
露天風呂でも天井が伸びている所もあるが、ここは本当に開放的だ。
南アルプス、奥秩父までよく見える。
ただ、なかには富士山が見えないことを残念がっていた方もいらっしゃったが。
おまけ:ワイン・レストランで舌鼓

2000年4月の蜂城山の帰りについで2度目。
ぶどうの丘の施設内の3階にあるので、展望は見事。金峰山の五丈岩もよく見える。


お料理はワイン絡みのフランス料理風。同行の2人は少し味が塩っ辛いといっていたが、
わたしはおいしく頂いた。

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