三俣蓮華岳、双六岳、弓折岳
99.8.21-22   

情報鏡平小屋99年7月新築された。
       食堂が談話室兼用とされていて、また自炊場は屋外ではあるが、
       女性用更衣室、乾燥室(物置状で結構広い)もある。

       また、食事は黒部五郎小舎よりいっぱい出て、満足できる内容だったらしい。
       (と、ここで私は自炊に切り替えたので、食べていませんが。)


メンバー 3人    N(リーダー),H,私

8月21日 晴れのち曇りのち雨

    6:20 黒部五郎小舎発  8:50 三俣蓮華岳  10:30-50 双六岳  11:50-12:05 双六小屋
      13:17 鏡平分岐     13:27  弓折岳    13:34   鏡平分岐     14:10 鏡平小屋 

前日、赤木沢と黒部五郎岳と今回の主目的を果たしたので、この日はすっかりのんびりムード。
最後から2組めくらいで、黒部五郎小舎(2518m)を出発。

2661mピークあたりだっただろうか、雲の平山荘の赤い屋根が望める。
ただだんだんと稜線に雲が湧き始めている。
三俣蓮華岳 (2841.2m) への登りでは、まだ咲き残る花々の話題になる。
ウサギギクヨツバシオガマダイモンジソウ、ヤマハハコ、ミヤマアキノキリンソウ
ハクサンフウロチシマギキョウミヤマリンドウトウヤクリンドウなど。

三俣蓮華岳 (2841.2m) 山頂ではまたガスの中。
   雲の平で幕営した浦和の高校山岳部のたくましい部隊が到着。

双六岳への登りでは硫黄尾根が間近に望めて迫力がある。
聞くと、リーダーは、昔バイルなしでピッケル一本でそこを登ったそうだ。
その上部の槍はまだ望めなかったが、一瞬雲が薄くなり、
まるでシルクカーデン越しともいえるような状態で、北鎌尾根を従えた槍がようやく望めた。
これが今回の稜線歩きで唯一槍を望むチャンスとなってしまった。

またしてもガスの中のピーク。双六岳 (2860.3m) でコーヒータイム。
ケルンも点在する尾根を下って双六小屋 (2600m) へ。
樅沢岳からの北鎌尾根と槍ヶ岳というテレカを持っているが、
その日は樅沢に登ってもそのような展望が得られそうにない曇り空。

ここで、本日の宿泊地を決める作戦タイム。
双六岳には中学生+引率の120名のパーティーが入るということで、
前泊まった時に池に移る槍穂高連峰の眺めが素晴らしかったというHさんのお勧めもあって、
鏡平小屋に進むことにした。

双六池は最近新田次郎の短編「風が死んだ山」で読んで、すごく神秘的なイメージを持っていたが、
何か水量が少なく正直ちょっとガッカリした。

2622mピークあたりでまたしても雨。午後になると本当に天気が不安定だ。
このあたりから双六小屋を目指す中学生の団体とすれ違い始める。

鏡平分岐をちょっと過ぎ、一登りで弓折岳 (2592m)。急にひっそりとしている。
今回は悪天のために見送った笠が岳の稜線の出だしを確認して満足し、鏡平分岐まで引き返し、
多くの人々とすれ違いながら鏡平小屋をめざす。

鏡平小屋 (2300m) に着いた頃には、結構本降りになっていた。
夕食の準備の時間まで食堂を談話室代わりにくつろぐ。ジョッキ入りのビールがおいしそうだった。

   一畳1−2人。

8月22日 雨のち曇り

    6:05 鏡平小屋発 8:25-8:35 わさび平 9:30 新穂高温泉BT

10:30 新穂高温泉−(バス)−11:03 平湯温泉

小池新道
   あいにく雨具を着ての出発となる。小池新道は岩が多いが、歩く面は平らに置かれていて、実に歩きやすい。
   ソバナも見られるようになると、林道終点。
ワサビ平小屋 (1400m) で一本いれるということになったので、ラムネの誘惑に負ける(^^)
気持ちいいブナ林で思いっきり深呼吸。
ここからはダムの工事を見ながら、自然と前に足が出てしまう下り。

  新穂高温泉アルペン温泉
MMLでもおなじみの村営のバス停前の温泉(コインロッカー100円)へ。
露天ではないものの、100Mほど先の対岸がよく見えるガラス張り。
長湯もできそうなぬるさで心地よい。


皮肉にも下山した翌日、8.23高山の飛騨の里から夏空のもとの稜線が眺められた。
黒部五郎 水晶岳                         笠が岳         槍〜南岳