松田ハーブガーデン・曽我丘陵
2003.2.21   
曽我梅林が見頃を迎えた。
ついでに、伊豆まではちょっと行けないが、松田ハーブガーデンカワヅザクラが移植されているので見ていくことにした。

ピンクが濃いめのカワヅザクラ

小田急線新松田駅で下車し、御殿場線松田駅に向かうと桜まつりののぼりが乱立している。
松田駅から桜まつりの間、30分置きに会場行きバス(百円)が出ている。

駅から山の中腹にある円筒形の松田ハーブガーデンがよく見える。
ジンチョウゲやアセビが咲く民家の横を過ぎ、東名高速をくぐると車道の傾斜が増し、
山道の入り口となる。富士山がど〜〜んと大きい。
つづら折りを一回曲がる毎に合目があがる。なかなかきつい坂だが、
カワヅザクラに励まされながら登る。まだ蕾のものも目立つこともあり、
咲きそろった木の下には本格的カメラを構えた方々が立ち並んでいた。


大展望を楽しむサンルームのようなレストラン

ハーブガーデンの建物の3Fで、ハーブ入りパスタと桜葉ワインを注文。
富士山から海の方角はガラス張りで、さんさんとふりそそぐ陽光のもと、
大島、箱根連山の展望を満喫。ゆったりとした気分に。


富士山と桜は、、、

下りながら桜と富士山を写せる場所を探すが、片側桜でもう片方はガードレールの車道しかない。
ハーブガーデンで何色かのクリスマスローズが咲いているのを見て、松田駅に向かった。

次は曽我梅林が定番コースか

1時間に一本の御殿場線を富士山を眺めながら待った。
次は曽我梅林というコースが定番らしく、下車駅は幾つめか騒いでいるオバちゃんグループがいた。

のどかな農村をそぞろ歩く

2つ目の無人駅の上大井駅で降りると、大井町の花の水仙を植えた観光案内板以外は閑散としたロータリーだ。
町で道標はバッチリ整備していて、迷うことはない。
水仙や梅を見ながら一丘を越えると、あぜ道の向こうに了義寺の墓所が見える。
山田の水車の横には説明の看板はあるが、歯車がこわれていた。
町はずれの斜面のみかん畑を登っていくのだが、価格低迷のせいか廃棄されたみかんの山も随所で見られた。

いこいの村あしがらからは丹沢の大パノラマが


いこいの村あしがらを廻りこむと、うわぉ〜、なんと丹沢の大パノラマが広がっていた。
そのドラマチックなあらわれ方にいにしえの旅人の峠越えの気分を味わった。

尾根はスギとアオキのうっそうとした林
なだらかとあるが、テニスコートやみかん畑の横はなかなか急に感じる。
浅間山中継所のまわりを歩いてみたが、展望があける箇所はなさそうだった。

みかん畑から西側の展望が
車道が通っている山の宿命か、ところどころに不法投棄のゴミが見られ、残念だ。

前を行く二人連れが尾根から横にそれ、「眺めがいいですよ。」と声をかけられた。
なるほど、そこはスギ林が途切れみかん畑越しに相模湾、すっとのびる真鶴半島、箱根連山が見事だ。
数時間前に見えた富士山は雲の中だが。

鞍部に車をとめた二人とのしばしの会話の後、不動山 (327.7m) へ向かった。
植林の中に三角点があったが、少し歩き廻ったが不動明王の石祠は見当たらなかった。
最近ウォーキングイベントがあったのか、ずっと張ってある「六本松峠へ」という白い紙に従って
植林を進んでいく。

うわぉ〜〜、梅林を前景に海の大展望が

植林を飛び出すと、ここにも電波塔があり、斜面にずらっと広がる梅林を前景に海が広がっている。
翌日行く三浦半島、湘南平の電波塔が東京タワーのミニチュアのよう。
その弟のように東にある丘は吾妻山だろうか。
こんなに素晴らしい景色なのに、ここにいるのはカラスの群れと自分だけだ。
海に向かって爽快に下っていく。六本松峠は大山道にちなんだ史跡だ。
なぜもっと海岸沿いに行かずわざわざこの丘の峠を越えていったのか少し不思議だったが。
見晴らし台で梅林を見下ろす
梅林への近道を見送り、見晴台をめざす。
キゥイ畑などの横を下っていくと、ベンチや山名入り鳥瞰図のある見晴台だ。
35000本の梅林についての説明などもある。
ここでやっと梅林が白い絨毯になっている様子が眺められた。
ここはまだまだ高台で、まだかなり下らないといけない。

夕暮れの梅林にはさすがに人影はない。静かに鑑賞しながら、歩を進める。
道標に従って二宮尊徳遺髪塚を見、しばらく行くと松田国府津線にぶつかる。
国府津行きのバスを目の前で逃し、あまりにもの交通量の車道沿いに歩くのをおそれ、
下曽我小学校沿いの梅林を歩き、下曽我駅へ。