大岳山 鋸尾根
98.3.15(日)  

単独行の虫がうずきだし、ずっと行きたいと思っていた鋸尾根をようやく辿った。
強風注意報が出ている中しばらくは小雪も舞ったが、後半は晴れて気持ちよい散歩が出来た。

アプローチ
6:39 立川発(青梅線)    7:51奥多摩駅
      吉野梅郷など沿線のも賑やかなほどに咲いている。
      電車は、中高年グループで実に賑やか。御岳で大半降りたが、隣のグループは鹿倉山行き。


登り
8:18 奥多摩コンビニ出発 
      今回はバスは関係ないし、マイペースですっかりのんき。コンビニでフィルムを買い、いざ出発。
      きっと表示があるだろうとたかをくくって、奥多摩分校の前に来て地図を確認。
      なんと登山口は氷川キャンプ場の向かいとわかる。

8:40 鋸尾根登山口
      威圧感のある凄い石段(188段)である。倒木が片側をふさいでいた。
      出だしから、「健脚コース、事故多発注意。」と脅しの看板が幾つか見られる。(ちょっとビビル)

      階段を登っていると、雲行きが一気に怪しくなり、小雪が舞い出す。
      進むべきか、引き返すべきかちょっと考えるが、ツェルトもあるし、せめて鋸山までは、と決める。

9:05   愛宕山(507m)
        尾根に出ると、スゴーイ風。姿勢を低くして前進。
       悪天なので無理せず、知らず知らずのうちに鎖場を随分と階段で巻いてしまったようだ。
      
      岩登ったら、大天狗小天狗の後ろに出て、なんじゃいなあ、と思う。

      下草としてが生えているのが、新雪がまるで綿飴をスプレーしたようできれい。

      コースは、新雪のおかげで多少歩きやすくなったが、その下は凍結が始まっており、
      念のために軽アイゼン持参がのぞましいようだ。
      結構雪が固まってテカっているのにストックを持参していなかったので、
      えらく一歩一歩慎重に急登を進んでいる自分がもどかしかった。

10:50-11:00 三等三角点(1047m)
      業を煮やし、腰掛けて、六つ石山などの景色を堪能しながらアイゼン装着。

      が、皮肉なもので、装着した地点から5分もせず、土が露出していて、アイゼンは全く必要なくなった。

11:15  鋸山(1109m)
      奥多摩の山にありがちな、山頂直下は急だが、あとはうそのように平坦でなだらかな道が続く。

11:30-40 御前山への分岐
        御前山などの眺めも良い快適なプロムナード。
        日も差し込み、ぽかぽかで気持ちいい。広葉樹が生い茂り、実に伸びやか。
        みなさんもよかったら、ここだけでも歩いて!っていうくらいお薦めの道。

        大岳山が近づくにつれ、杉の暗い樹林もところどころあり、たっぷり雪が残っている。
        (ノーアイゼンで問題なし。)

12:30   大岳山まで20分という分岐
        大岳山の手前の偽ピークの岩場では、下山者が降ってきそうでこわい。
        ちょっと疲れもあり、慎重に行くが、腰がひけている自分自身に苛立つ。
        ここが一日通して一番きつかったかな。

13:05-13:35  大岳山山頂(1267m)
        奥多摩の低山からなかなか富士山を眺められずにいるが、今回も裾野しか眺められず。
        しかし、丹沢方面は大山、丹沢三峰、主稜などが実に素晴らしい!!

下り
        大岳直下の露岩。パーティーとの擦れ違いもあり、面倒。

        山頂直下の急な道は雪もたっぷりあり、傾斜も急で、ちょっとこわい。
        エイ、滑り台だ、と尻制動で降りたら、気持ちよかった。もっと上から滑ればよかった。

13:55   大岳山荘の横のトイレに寄って、後は快調に降りる。
        中高年の方々は軽アイゼン4本爪を装着していたが、なしでも何の問題もない。
        がんがん快適に、カードラジオから流れる♪Stones♪特集に乗って小走り。
        奥の院の道を見送り、真ん中の道を行く。あっさりした道だった。

14:15 芥場峠(1067m) 14:25 岩石園入口休憩所  14:50長尾平

御岳に近づくにつれて悪魔の木々からたっぷり花粉をつけている毒々しい光景のむこうに
東京の眺めが広がっている。(翌日、鼻をかむと充血しているひどい状況であった。)

14:55-15:10  御岳ビジターセンター(ここは靴を脱がずに済む。ホッ。)

15:10 表参道入口  15:40 滝本ケーブル下バス停 16:03 御岳駅行きバス発


雪の状況
三等三角点手前の急登は、北に面していて、日当たりが悪く、だんだん凍結ぎみ。
ここを除いては全くアイゼン装着の必要性は感じなかった。

食いしん坊万歳!! 手打ちそば処の玉川屋 0428-78-8345(代)
中高年の山会が実に賑やか。このお店はちょっと有名になりすぎてしまっているようだ。
掛け軸は、昨年の秋に訪れた時とは違い、梅林が描かれたものだった。
(鱒の塩焼き600円、ライス200円、もりそば500円。)

役に立った主な資料
☆ 『青梅・御岳見て歩き』(幹書房、pp.56-59)

☆ アルペンガイド『奥多摩・奥秩父・大菩薩』(山と渓谷社,pp. 50-53)