
今年は紅葉がいまいちということだが、一面に広がっているカラマツの黄葉はやはり圧巻。
登山口までの舗装道歩きはやはり辛い。最初ちょっと遠回りになるが、アルペンガイドで変化があると
書かれている三国峠方面の道を行く。が、しばらく行くと飽きて、直線道に戻る。
農道で大型トラックが何台が過ぎていく。テント装備(冬用外張含む)はさすがに重く、
最後の小川にかかる橋を渡るあたりでヒッチハイク。
それまで1時間以上も歩いていたので、5、6分のドライブはそれこそ天国の心地。
毛木平にはテント禁止の看板が目立つ。林道終点にも、3、4台とめられるスペースがあった。
実に緩やかなアップダウンを繰り返していく。
日だまりに袖をまくり、木陰が若干ひんやりとするくらい。
岩に48と赤ペンキで記されているあたりは、沢の流れのそばが
広々としていて、大きな岩の庭園と言う感じで実に気持ちよい。
何か一日ぼーと過ごしたいくらいだった。
ようやくナメ滝。
流れを離れて、ケルンが積んであり、さらにトラロープが張ってあるところになると、
千曲川・信濃川水源の立派な道標が見られる。
フラッシュがなく、 うまくとれなかったが、うっそうとした苔むした原生森。
ここから主脈めがけての急登が始まる。
ここで、ようやく登山道に入って今日はじめて人と出会った。
主脈にあがると、樹林ながらも今日はやはりポカポカしている。
シャクナゲの木々が多くみられる。山頂への最後の一登りはガレている。
13:30 ようやく甲武信岳山頂 (2475m)
到着。
下山も気にしながらも、 しばしたった一人の山頂での憩いの時。
八が岳、蓼科山、金峰山までの奥秩父主脈、
そして霞みはじめながらも北アルプスも見えた。
ついつい目は以前登った金峰山に行き、五丈岩雲に隠れないで!と思いながら、眺めてしまう。
翌日再会した山頂で一瞬擦れ違ったオジサンによると、三宝山の横に浅間山、両神山まで
確認できたとのことだった。
下り
13:50 出発の準備をしていると、毎日旅行御一行様(28名)が到着。
当初のプランでは、甲武信小屋前で幕営するつもりであったが、
次の日天気が崩れるとのことで、
西沢渓谷の入り口にあるというキャンプ場をめざす。

山頂から甲武信小屋までエアリアでは10分と
あるが、なかなかガレの厳しい下り。
鞍部に立つ小屋から木賊山 (2468m) までの登りも、距離の割にハード。
登りついた山頂は展望がないながらも、
シャクナゲに囲まれた雰囲気のあるところだった。
戸渡尾根
樹林に迷い込まないようにあっちこっちトラロープが張られ、 赤テープも多く、
実によく整備されている。
最初ふかふかの土壌で楽に思えたが、そのうち木の根っこを使って降りたり、
岩で向きを変えるところで、なかなか重荷の身には時間的には厳しかった。
ヘッドランプでどうにか降りようか、いや明日歩いたほうが安全か、と迷う。ガレのマークもあり、
結局ヌク沢の沢音が聞こえる1500m地点で一晩森の住人にさせてもらうことにした。
翌朝、30分ほどでヌク沢の丸太橋を渡り、枝沢を2箇所くらい渡る。
ヌク沢までしつこいくらい赤テープがあったのに、あらまあ、ない、と若干不安になる。
ようやく問題のガレ場。幅50cm以下で、遠めにはあの先に道があるの?という感じ。
そこを通過してしばらく行くと、入山者たちと擦れ違い始める。
ようやく下山口が近づいていることを確信ながら、なかなか飛ばせないながらも足を速めようとする。
堰堤の手前を西沢渓谷にむかうハイカーたちがいっぱい見え始めると、そこは戸渡り尾根の入山口だった。
東沢山荘の展望風呂
0553-39-2256 500円 村営駐車場前
バス停そばの山荘の御風呂は、温泉ではないにせよ、バス利用者には利用価値大だと思う。
御庭のモミジ越しには、黄葉している山肌と雁坂トンネルに向かう大橋が見える。