茅ケ岳・金ヶ岳
1999.3.13(土)  


深田久弥自筆の言葉「ニセ八」は想像していたより、露岩が多くて、楽しかった。展望は期待通りお見事。

1台を東大宇宙観測所の奥の休憩舎、もう一台を深田久弥公園のある
大明神登山口にセット。

お米粒の下半分のようにしか道路が通じていないので、
セッティング、回収に結構時間がかかる。



歩き

 深田久弥公園といっても、自筆の記念碑と説明の看板があるだけ。
               現在、東屋と階段状の道を整備中だった。


登山コースに戻る (940m)。いよいよ林道を上っていく。
女沢沿いの道だ。多少岩が増えたところで、女岩
2箇所ほどつららもなっている。                                                   
女岩を過ぎると、すぐ岩が増え、ちょっと楽しい。
しかし、岩が終わると、雪融けで道はぬかぬかのところをつづら折り。

稜線に上がると、すぐに深田久弥終焉の地。刈り払われた先には、
金峰山の稜線がすーと聳えており、なかなかいいロケーションだ。

このぬかるみについに観念してスパッツをつける。
露岩が増えてくると、まもなく茅ヶ岳山頂 (1703.5m)。
振り返ると富士山が雲の上に姿を現している。

今日は、あいにく田植えの田圃のようにぐちゃぐちゃだが、 山頂の展望は見事。
『展望の山旅』のコピーは山座同定するのに本当に役に立った。

茅ヶ岳山頂からの展望

   北を見ると、瑞牆山・金峰山、国師岳の奥秩父主脈、西に目を移すと大キレットらしき北アルプスの姿、
   八ヶ岳連峰、乗鞍岳。南の方に目を移すと、堂々たる南アルプスの峰々(甲斐駒、アサヨ峰、鳳凰三山、
   そしてそれらの肩からほんのわずかながら一段と雪をつけている仙丈、北岳、さらに真っ白な南部の
   山々も望めた。)

茅ケ岳から金ケ岳へ
   賑やかな山頂を後にすると、いきなり急斜面。薄雪の下は凍結していて、しかも段差が結構ある。
   明らかにアイゼンをつけたほうが早いところだったが、慎重に下る。鞍部までは結構下る。

  石門をくぐると、ひんやりとした風。観音峠方面の岩が結構迫力がある。

  観音峠分岐にたどり着くと、木々の北側には

  まだ霧氷が残っている。(写真はE.F.提供)

  お腹がすいた身には、金ケ岳北峰 (1764m) は
  ひたすら遠く感じられた。時々振返ると、
  茅ヶ岳がおにぎり型の姿を見せていた。
  北峰は、八ヶ岳方面には木々が繁っているが、
  冬枯れで木々の枝の隙間から透けてみえる。
  堂々とした南アルプスの眺めを見ながら昼食。

浅尾原方面へと下山開始。
ちょっとぬかぬかした所を過ぎると、露岩がいっぱいあり、変化があって、楽しめる。
痩せ尾根だが、両端の傾斜は緩いところが多く、さしてこわくない。
ところどころ火山だったんだなあ、と実感させるような岩が残る樹林を下っていく。

下笹が生えている傾斜が緩い所に来ると、道路工事している音が聞こえてきて、
そのガードレールも見えてきた。そしてまもなく唐突に朝駐車した休憩舎横に飛び出した。



温泉明野ふるさと太陽館 0551-25-2601 700円 (3時間まで) 火曜、12.29−1.1休み
                茅ケ岳広域農道沿い。サウナ、ボディーシャンプ、シャンプ、ドライヤあり。

南アルプスの展望が開けている建物の南側がずーとガラス張りになっているのが印象的。
露天風呂はないが、お風呂の大きなガラス越しに大展望が楽しめる。