
台風接近の常念山脈
1998.9.14−17
9/14 秋晴れの合戦尾根〜燕岳〜大天井荘テン場
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9/15 大天井荘〜常念小屋 行動2時間半未満ながら、台風接近のため停滞
テン場では風がきつかった。直下からの有感地震が一回。
まず撤収前に、大天井岳 (2922m)
へ。悪天だ。
昨日の天気と対照的だ。
← この写真?と思えるが、
よく見ると雷鳥。
この日は朝早くから雷雨だったので、
雷鳥一家の移動も何回か目にした。
7:15 大天井荘テン場出発
早朝だというのに雷が近く、
ひたすらこわい。
途中避難小屋もないし、視界がきかず、
さすがにこういう時は単独行者としては
不安に駆られる。
横通のあたりで、後ろから中高年の5人パーティーが追いついてきて、
後ろを行かさせてもらうだけで、随分と安心し、体力回復。
台風接近で人気の稜線から人が激減
9:35 常念小屋チェックイン
台風の中テントを張る気になれない。
テント装備はあるので、「寝具なしでの泊まりって
出来ませんか?」と聞いたら、小屋のオヤジの山田さんに 「北アルプスにそんなものないよ。」と一笑に付された。
おいしいという噂の小屋食への興味から2食つきにする。 すいていれば個室、という謳い文句通り、
なななんと6畳の部屋に一人。(\8700)
(その日の宿泊客は全部で6人。スタッフは12人だったそう。)
宿泊者は3百数人→2百数人→110人→6人になったそう。

15時頃からガスがようやく取れはじめ、
東鎌尾根が見え始め、
16時頃からプリンスルームに数人集って、
槍が姿を現すのを待つ。
オヤジさんの山田恒男さんも屋根に出て
穂高や槍を撮りつつ、白旗氏や山田さんが尊敬する
故・田淵氏などのエピソードなど安曇野弁たっぷりで
色々聞かせてくれたずら〜。
少客時こそならでは。
この年は群発地震の影響で、岩の大崩落があり、
それまで常念小屋からは見えなかったヒュッテ大槍の白い壁が見えるようになったそう。
なかなかガスがとれない槍であったが、夕闇迫る頃の姿は美しかった。
18:00- 夕食
ハム、キャベツの千切り、茹でブロッコリーと人参、
ミニゼリー3個、味噌汁、ご飯

悪天なのに、よくいらっしゃいました、と小屋主から6人で常念ワイン2本のサービスつきだった。
9/16(水) 常念小屋〜蝶槍手前 ガス、雨、一日中強風
この日の常念小屋の朝食は6時から。
従業員の方が「みなさん、連泊ですよね?」と、まあ商売上手。そりゃ今日も泊まり客は1桁かもしれない。
台風がいつ過ぎてくれるかハラハラしながら、停滞せざるを得ない。テレビの台風情報に釘付けとなる。
ようやく10時半過ぎ、雨が小降りになり、出発を決意。
(この強風なら、蝶に行くより一の沢へ下ったほうがいいよ、とのアドバイスを受けたが。)
台風が過ぎても吹き返しがなかなか

11:12 常念小屋 (2440m) 出発
あまりもの強風にハイマツ帯の影を行き、巻道に入り込む。
分岐に引き換えすべきとも、地図で確認しようと思うが、
まぁいっか、と進んでしまう。
この巻道は前常念への道で、中級者以上のものだった。
赤テープの整備はよくされているが、3m登っては5m下り、
となかなか登らせてくれないし、II級?程度を登ったりする。
こちらのコースは安曇野方面の眺めは素晴らしく、
また虹が2度も見えたのが救い。
12:55 前常念への分岐(前常念まで15分ほどのところ)
常念へは、ひたすら幾つもの偽ピークを思いっきり戻る形になる。
13:55-14:00 常念岳(2857m)
小屋で一緒だったご夫婦と山頂直下で擦れ違ったのがこの日、唯一山中で会った人々となった。
下りではガスが濃く、木が分岐に見え、ちょっと砂礫を下り、コースアウトしていることに気づく。
稜線に出ると、槍沢方面の谷筋から
間断なく強烈な風が吹き付けてくる。
岩影間の距離がまあまああり、またハイマツも少なく、待避場所にも苦労。
まだまだ修行が足りんぞ!!という感じで、
凄い勢いで容赦なくふきつけてくる。
16:05 ダケカンバの樹林帯突入
天国のような秋らしい樹林に入れた嬉しさと、
我慢していても正直少し辛かったのが混じり、
思わず少し(TT)。
17:45 テント設営地点(蝶槍20-30分手前の樹林の中)
完全に暗くなる前に設営したく、
樹林の中に張らせてもらう
(指定地に到達できずごめんなさい。m(_
_)m)
展望の蝶が岳から下山