東吾妻一切経山〜谷地平〜東大巓〜人形岩

2002.9.2(月)-3(火) 


直前にネットで避難小屋などについて調べていたら、
一切経山−五色沼が崩壊のため通行止めという情報があり、谷地平経由のコースに決めた。
一切経山で五色沼から上がってきた方に確かめたらそのような問題箇所はないということだったが。

なだらかなイメージで出かけてしまったものだから、姥が原↓谷地平↑県境尾根には結構苦しんでしまったが、
谷地平という素敵な場所に出会えてその苦労も大いに報われた。
アブローチ

6:38 上野駅=新幹線 つばさ111号 ⇒ 8:00 福島駅   

8:15 福島駅=定期バス (1410円、駅で切符買うと吾妻小富士の半券)⇒ 9:25 浄土平


9.2(月) 秋晴れ 浄土平〜酸ヶ平〜一切経山〜谷地平
蓬莱山の斜面に広がるエゾオヤマリンドウの群落
浄土平レストハウスで焼きおにぎりセット(650円)で腹ごしらえ。
でっかい焼きおにぎり2個+きのこ、芋など具沢山の味噌汁付きで
素朴な味が嬉しいのだけれど
少し味噌が薄めだったのは朝一で煮詰まっていないせい?

花の情報をビジターセンターで閲覧。谷地平の標高などもチェック。(下り楽勝とこの時は思ったんだけれど。(T_T)

大半の人たちは急登ルートから一切経山をめざしているが、
最初の出だしが若干緩い酸ヶ平経由で行く。

エゾオヤマリンドウミヤマアキノキリンソウヤマハハコ、秋晴れに秋風が心地よい。

酸ヶ平避難小屋は新しくきれい。
収容10名となっているが、奥に4名、後は落ちないように寝るのは芸当のような作りで、
4名越えたら広い土間で寝るか?という構造。
またトイレがないため、樹林がない一切経山コースの人の白い落し物が小屋裏にいっぱい(‐.‐);;;

荷物を小屋の中にデポして、一切経山を往復することにした。

秋晴れで一切経山からの展望はバッチリ v(^_^)v 

浄土平からの道を合わせてしばらくして振り返ると、
東吾妻山の右手に♪会津磐梯山は宝の山♪が見えてご機嫌(^.^)
一切経山 (1948.8m) は不思議な山頂。平らの部分はわずかで
ぐっと五色沼の方に傾斜がついている。秋晴れで展望バッチリ。


一切経山は浄土平から日帰りで別の機会にしようかと当初思ったが、寄って良かった!!!

五色沼はどんな写真でもなかなかあの色は再現出来ていないほど魅力的な色で引き込まれてしまいそう。

蔵王連峰だけでなく、残雪が確認できる飯豊連峰、
三角に尖る朝日連峰が見えた。

ここで朝同じバスで不動沢から登ってきた健脚さんに

きらきら光る鎌沼と東吾妻遭遇し、冒頭で書いたネットで見た崩壊箇所はないことを確認。

荷物をデポした酸ヶ平避難小屋にそそくさと戻り、鎌沼へ。

一切経山から下山した人はほとんどこちらを回っていくようで
人がいっぱい。湖面がきらきらして穏やかな木道。

姥ヶ原に足を延ばす人は少ないが、ここもなかなか花がきれいだ。ゴゼンタチバナ、シラタマノキなどこの季節ならではだ。

楽園への道は三・重・苦

が、姥神石像からは世界が変わるとは全く思っていなかった。

オオシラビソ、コメツガなどの原生林の張り出した木の根っこ、
火山だったんだなぁ、という岩コロコロ、田んぼかよ、ずぼっとという泥沼。

こっちはスタンスが狭いのに、がっと下っていくので段差がある。念のためにテントまで
仕込んでいるので結構きつい。密度の濃い樹林で目的地が全く見えないのもつらい。

げっ、谷地平避難小屋の前では姥沢を渡らなければならない。飛び石するには荷物がでかい。
浅いところでジャブジャブとすっかり靴を濡らして小屋に辿りついた。
関東なら木橋か平らな石が設置してありそうだが。

りっぱな避難小屋を独占

谷地平避難小屋は平成9年に建て替えられており、板敷きで小屋自体はきれいで、
酸ヶ平と同じ収容10名とあるが、こちらのほうが明らかに寝るスペースが広い。
また、横に荷物が収容できる棚まである。ただ、スリッパ―、ビーチサンダルなどなど夥しい残置物が残念。

姥ヶ原の下りで、県境尾根への登り返しもこれ位きついなら嫌だなぁ、眠いし、と
あっさり本日のお宿はここと決定。大休止後、偵察も兼ねて、ビーサンで谷地平まで散策に向かう。

もう一度、姥沢を渡らなければいけない。そこの一区画だけ今回トリカブトを見た。

山の静寂に浸る:谷地平を一人占め

ほんの少し登ると、開放的な谷地平だ。足元にはエゾオヤマリンドウウメバチソウが咲いている。
コバイケイソウ?のドライフラワー群も凄い。なんといっても四方山に囲まれて素敵な場所なのに静かだ。
ここで浸っていられるのだから、谷地平泊まりにして正解だ!!

      ソフトで合成写真を作ろうとしたが、画像サイズが合わず、失敗。境目が消えず残念だが。

    


ただ、尾根は高く、明日あの尾根に登るかぁ、と大荷物を持って姥沢を渡ることが思いやられたが。
9.3(火)谷地平〜東大巓〜人形岩