大文字山
                                        1999.2.14(日)



手軽に登れる低山ながらも、大・大・満足できる山でした。
午後から大阪での用事の前に、冬の京都を少しでも見たくて、大文字山を選んだ。

大正解。たった466mの山ながらも、展望は絶品。
静かな山科側から登り、朝の散歩風の市民ハイカーであふれる銀閣寺側に降りた。



登り
  毘沙門堂から、後山階陵分岐までは疎水に沿っての車道。
  車道を離れ、林道に入ると雪がある。杉の切り倒し作業中だった。
  切り倒された杉が登山道に数百mかぶさったままで、いきなりイケズな歓迎やわ、と内心思いながら、
  障害物競走?を行く。
  
  登山道には薄く雪がついており、しかもそれが凍結ぎみである。
  関東なら、これくらいの雪ならこんな状態にならず、融けてしまうだろうのに。

  沢沿いの道を離れて、登りが急になると、分岐が幾つか出てくる。
  歴史のありそうな道になんとなく鎌倉の天園を連想する。

  稜線に出ると、杉一辺倒から植生が変り、右手には琵琶湖の南と思われる山々が
  しっかり雪化粧しているのがところどころ樹林の間から覗ける。
  山頂まで実に静かな一人旅だった。

山頂
  山頂に着くと、一人休んでいて、その方の視線の先には京都の展望が開けていた。
  資料には、山頂はあまり展望がよろしくないとあるが、冬枯れのせいか、結構よく見えて、
  「これはすごーい。」と思わず口にしていた。

  山頂には、大文字山という標識はないが、菱形基準と三等三角点があった。
  銀閣寺方面から、朝の御散歩といった雰囲気の方々が次から次へと登っていらっしゃる。
  静寂だった山科からとの道とは対照的だ。
  山頂直下は、ちょっと滑りやすそうな雪のつきかたで、スピードを抑えぎみに下ると、大文字の火床に出た。

火床から銀閣寺へ:整備し過ぎという気がしないでもないが
  コンクリートの階段があり、大の字の中心になる弘法大師の像がまつられているところには、
  城陽市からの市民登山の会が50人近くいて大賑わい。

  ここからの展望のほうが切り開かれている分、山頂よりさらによい。
  平安神宮の鳥居がはっきり見え、雪をつけた比叡山に手招きされている気もしたが、
  午後の予定に間に合わせるべく、ところどころ舗装もされてしまっている無雪の道を銀閣寺まで駆け下りる。



アプローチ
   今回は時間的制約があったので、車道歩きはタクシーを利用した。

5:35 八王子−(横浜線)−6:20 新横浜 6:30−新幹線−8:54京都着予定
(が、米原付近の雪で若干遅れ)京都  9:05発− 9:10 山科駅着 (タクシー\620)9:15前後 毘沙門堂

コースタイム
9:20 毘沙門堂    9:25 後山階陵分岐 9:55 三井寺分岐 10:08 南禅寺分岐 10:22 大文字山頂
10:39 火床 11:04 銀閣寺