霧の夜に会いましょう

フォグは 名前の通り霧用のランプです。まぁ、最近はファション化してますが、街中で煌煌とフォグ点けてると「頭弱いんじゃない?」って雰囲気を醸すんで、どうもなぁ〜ってのはありますね。
特に○ラウンとかのヘッドライトの横に付いてる黄色いフォグって、どこ照らしてるんだろうって角度で眩しいんですよ。

本来フォグは図の黄色部分のように下だけに光を配光します。


これは霧が地上数10cmは無い ってのを利用するためです。霧に遭遇したら、地面に這いつくばってみて下さい。目の高さでは真っ白でも地面近くはけっこう遠くまで見えたりします。面白いですよ。
図の水色のヘッドライトの配光では霧に乱反射して目の前が真っ白けになります。フォグは霧無い路面近くに配光しますので乱反射せず、ヘッドより視界が確保できるわけです。

また、フォグは低速での使用を考慮してか左右への配光が広くとられています。一般的な補助燈と言えば、フォグかスポットですが、フォグは上記のように霧用です。したがって、フォグの場合、光の到達距離がヘッドのロービームに比べてかなり短くなっています。手元(足元?)が明るくなると良く見えているように錯覚しますが、近くしか見えてませんので、要注意。

これに対して、スポットは高速巡航時の補助としてより遠方を照らす目的に使用します。ヘッドライトのハイビームのように遠方を照らす照射角度で、光の広がり角がハイビームより狭くなっています。スポットは前走車や対向車に対して非常に眩しい光束ですので、前後左右に自車だけっていう状況なんて考えられない日本の高速道路では使う機会って無いんじゃないのかなぁ...。街中で点灯してると頭弱いって程度の表現じゃ済まないですね(^-^;)。

 
こんな照射角度です----->

まぁ、昔はそーだったんですが、 最近は純粋な光量補助って感じでフォグでもスポットでもない物が多いです。純粋にファッション用の点灯するダケってのもあるし、まぁ、その辺は個人の趣味でお好きなようにって感じみたいですね。

最初に使っていたのは、ルーカスのφ150mmの丸型フォグ。これは純粋にフォグでした。車の前に立つと膝の所にクッキリと光の切れ目がありました。左右も異様なまでにワイド。

これは少々左右に開いた角度で取り付けて六○山の再○ドライブウェイを夜走るのに使ってました。山の登りは速度が遅く、タイトコーナの内側を照らしたい(溝があって怖いから)ので、遠方まで照らす必要もなく、用途ピッタリでした。

図のように左右に角度付けます。ただし車検時は×なんで、よろしく(^-^;)。

次に付けてたのが、PIAAのプロジェクタ型。ダイクロックバルブっていうスライド映写機用のランプみたいな物が使われているものです。 これはフォグでも何でもない奴ですね(笑)。上方へ思いっきり光漏れます(この手のプロジェクタみたいな奴は上方へ光漏れ放題ってのが多い)。スポット程角度狭くないし。暗い側道や路地を走る時や、上記のように暗い山道を走る時の補助燈と考えるとピッタリです。純粋なルーカスのフォグより上方に光が漏れるので、山や通勤で毎晩通る真っ暗な高速の側道では便利でしたね(^-^)Y 。

 
ルーカスのφ150mmのフォグ  PIAAのプロジェクタ型補助燈

画像のスケールが違うので解りずらいですが、ルーカスはバカでかいです。地面に擦って4個割りました(大馬鹿)。


配線について

NA6CEは標準状態でフォグ用の配線が一部されています。 フォグはディーラオプションですから、工場出荷後取り付ける事を考慮して、後から配線するのが困難な部分は事前に工場で取り付けられてるのでしょう(NA8Cは調べてないので不明ですが、わざわざ配線しない方が変ですよね)。

左図が純正の配線です。赤色の部分がフォグオプションに含まれる部分です。つまり黒いとこは最初から配線されてます。

今時の補助燈を買うとイヤでもリレーキットがセットで付いてくるので、この純正ラインに付いてきたリレーキットを当てはめてやると、無駄なく綺麗に取付できてGood!です。

付いてきたリレーキットをそのまま使おうとすると、バルクヘッド(エンジンルームとコクピットを仕切っている壁)を抜けているケーブル用の穴を拡張してケーブルを通す必要があるので、作業が面倒です。また、おまけで付いてくるスイッチはお世辞にも使いやすくないですし、ロドスタ専用じゃないですから、デザイン的にもどうもなぁって感じになります。

下にPIAAのキットのスイッチの画像を載せてますが、非常に小さなスイッチが使われており、ON時の凹み方が手で識別できません。横にあるLEDランプもON時に点灯しますが、運転中に見ないと解らないようでは困りますよねぇ。ケーブルが生えてるのもかっこ悪いっす。

で、スイッチは純正品を使いましょう。大きく動くスイッチなので、手先だけでONかOFFか判断できて使いやすいです。また、純正品を使うと先に説明した純正配線が使えますので、バルクヘッドにケーブルを通す必要もなくなります。純正スイッチの品番は以下です。

部品番号 部品名 単価
BW0G 66 4B0 補修用フォグランプスイッチ ¥2,340.-


PIAAのキットのスイッチ    マツダ純正スイッチ


マツダ純正スイッチ
左はOFF状態、右はON状態。クリック感も硬く、手でON/OFF位置を確認できるのでGood!

 
コネクタのピン配置と接続されているケーブル色を示します。

E-05コネクタの赤黒線は2本共コンビネーションスイッチからの配線です(1本はFOG用、1本はスイッチのイルミネーション用電源)。緑黄はそのままバルクヘットを貫通し、E-06コネクタへの接続されます。黒(整備書では黒ですが、うちの車は赤だった)はスイッチのイルミネーション用のアースです。
ただ、テスタで確認しただけで、根っこまで追いかけて確認したわけじゃないのであしからず(まぁ、合ってますけどね)。


補足情報


NA8CのSr.1から、またはSr.1の途中から(Sr.1.5から?)スイッチに接続されるコネクタが変更され、ハードトップ用の熱線スイッチとフォグのコンピーネションスイッチになっています。
このコンビネーションスイッチの品番は、N021 V7 237 (SWITCH DUAL)。

フォグスイッチを購入される時は、ディーラでどのスイッチが適合するか確認して下さいね。

画像左端のスイッチがSWITCH DUALです。
画像提供: 都築さん


取付

**注意**
ここからの作業は必ずバッテリィのマイナス側のケーブルを取り外して行うこと。

プラスを外そうとすると工具がボディに当たってショートします!。マイナス端子を外してください。

純正のスイッチは コラム右下のブランクパネルが3つ入っている所へ取り付けます。画像では右側のブランク部分からE-05コネクタ(スイッチを接続するコネクタ)が出ていますが、本来は左側に入っています(右の方が視認しやすいので、移動させました)。
純正のスイッチは差込むだけでOKです。これで車内側配線終わり(笑)。

 
純正のスイッチを取り付けるだけで、スモール連動フォグ消燈&スイッチイルミネーション

フォグランプ側は キットに付いてきたものをそのまま使います。
リレーのON/OFFはE-06コネクタの緑黄(緑に黄のしましま)線が、さっき付けたスイッチからの線です。これをリレーの制御線へ接続します。商品名は忘れたんですが、ケーブル挟んでペンチ等で潰すと圧着接続できるプラスチックに金属の爪がついてるような奴で接続しました。
制御線はそんなに電流が流れるとこじゃないので、テキトーでもOKです(ヲイヲイ)。

 
ボンネット内の右側です。E-06は白いT字型のコネクタ。

フォグへの電源の供給は メインフューズボックスの+主幹より行います。
バッテリィから引いた方が良いという話がありますが、通常の走行状態では電気の供給元はオルタネータですから、電圧変動を極端に嫌う高級オーディオでもない限り、バッテリィから引く必要は無いでしょう...。

メインヒューズボックスを取り外すと、側面に+のターミナルがあります。これが+の大元ですので、作業後は緩み等ないようにね=緩むと電装系全部死ぬよん(^-^;)。ここからフォグのリレーへ接続します。

左画像参照(白いケーブルがフォグの電源線)。

後はアース線を 手近なシャーシに止っているネジに共締めしましょう(止める部分が塗装されている場合はマイナスドライバ等で剥がすか、菊座のワッシャを挟みます)。最初テキトーなとこに止めたら導通してませんでした(-_-)。

最後に追加したケーブルを綺麗に結束して(ナイロンタイとかナイロンストラップって言う商品名で売られている奴を使います=○ートバックスとかの量販店で売ってます)、バッテリィのマイナス側を付け戻して完了です。
ちゃんと結束しとかないと、振動で擦れてショートするからねぇ〜。


フォグ付き状態の図(でも今はフォグつけてないよ=「AT車のフォグランプ」の項目参照)

 

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