Night In Tunisia


 チュニジアの夜という曲がある。実質ディジー・ガレスピーの作とされる。チャーリー・パーカーをして、これ以上のソロフレーズは吹けないと言わしめた、フェイマス・アルト・ブレイクでも有名な曲。ラッパを吹いていれば一度はやったことがある人が多いと思うが、ブレイクの後の出だし、そして最後のカデンッァとハイトーンと、なにしろプレッシャーのかかる曲だ。

 以前イタリアに行ったときのこと、ピサの斜塔の入り口の露店で、おもしろい民族楽器を売っている黒人の人と話をした。「どこから来てるの」って聞いたら、彼は「チュニジアから来ているんだ」と言った。チュニジアはイタリアからだと地中海を挟んですぐ対岸の国である。その時に頭をよぎったのが「チュニジアの夜」のメロディ。海を挟んだ向こうにはあのチュニジアがある。チュニジアの夜ってどんなんだろう。きっと夜でも暑いんだろうな・・・ 「チュニジア〜のよる〜 夜でも暑い〜♪」 ちょうど語呂もあってるし。

じゃあ本当はチュニジアの夜はどんな夜なのか。歌詞がついているようなので調べてみると・・・

「あなたの頭上で冷たく光を放つ月。
その同じ月がこのうえなく響きわたる
チュニジアの夜。
大空には無数の星が輝き荒涼とした
砂漠に私を導いていく。
・・・・・・・
疲れから解き放される一日の終わり。
すばらしい夜。
静けさに満ちたチュニジアの夜。」
(金子晴美訳詞、ジャズライフ・月刊スタンダードより)

チュニジアの夜は静けさに満ちた夜だったんだ。

 ということで、それ以来、いろいろな所の夜が気になるようになった。絵はがきにも、夜の情景をうつしだしたものがあることに気がついた。ということで、ジャズとは全然関係ないのだけれど、夜の絵はがきを集めることにした。うーむやっぱりコレクターだなぁ私は・・・ まだ数枚しかないけれど、自慢の(笑)コレクションを見てやってください。

 Washington D.C.の夜
 Grand Canyonの夜
 West Virginiaの夜
 Pusanの夜 


Last Update:2003/07/12