ソードワールド考察の目次へ

巨人=神変身説(2)〜考察編〜

ソードワールドRPGの世界であるフォーセリアにはたくさんの謎があります。
その中でもフォーセリアの賢者の頭を悩ませているといわれているのが

巨人族が何なのか?ということです。

そんな疑問を抱いた、もーりょが大した思いつきもなくひらめいたのが、

神獣になった神がいたように巨人になった神もいたのではないか

ということでした。
この説に則ってソードワールドの記述を見ていくと
もーりょにはなるほど符合するなと思うところがあったのでした。


さて、もーりょの提案する巨人=神変身説について、考察してみたいと思います。
巨人=神変身説の内容についてはこちらを参照下さい。

上のリンクの中でフォーセリアの賢者の唱える説についての疑問点をあげてあります。
それを再掲しますと

○神々の大戦の終わりに全ての神が滅ぼされたと伝えられているのに
  神々と同一視されていたという巨人が生き残っている。
○ジャイアント語は神の言葉とされる上位古代語に似ていない。
○サイクロプスや、他の異形の巨人が存在する。
○知能が低く魔法も使えない巨人が多い
○神と一緒に生きていた時の記憶や伝承が巨人たちにないのはどうしてなのか?

となります。

以上のことはすべて小説の中の記述やルールブック、ワールドガイドから読みとれます。
なので、以上の各点をフォーセリアの世界で事実である、と私は考えているのです。
(納得できる説明が付けば別ですが)

この疑問点を巨人=神変身説に当てはめてみると、うまく説明できることに気が付きます。

まず最初の
○神々の大戦の終わりに全ての神が滅ぼされたと伝えられているのに
  神々と同一視されていた巨人が生き残っているのはおかしい。
ですが、これは竜王にも、伝承する人間たちにも
「神」とそれが変身した「巨人」とは別の種族だという認識が有る
ということで説明できます。
急に巨人族が現れて神と巨人の関係を疑わないのかということもあるでしょうが、
神は巨人になるとき、何かうまい偽装をしたのでしょう。

次に
○ジャイアント語は神の言葉とされる上位古代語に似ていない。
ですが、これは神が変身するときにジャイアント語を創ったとすることで説明できます。
上位ジャイアント語についても今のジャイアント語と同じく創ったか
もしくは変身説を気づかせないために存在を匂わせたのでしょう。

次々といきますと
○サイクロプスや、他の異形の巨人が存在する。
○知能が低く魔法も使えない巨人が多い
ですが、これは神が変身するときにいろいろ試したときの名残だとすれば説明できます。
従来の説では妖精妖魔の類ではないか、と思われていた
オーガーやトロールといった下等な巨人族さえ
この説によって統合して巨人族の仲間に入れることが出来ます。

最後に
○神と一緒に生きていた時の記憶や伝承が巨人たちにないのはどうしてなのか?
ですが、これについても巨人に変身するときの試行錯誤の段階で
記憶をなくしたとの説明が出来ます。
さらにもう一歩踏み込めば、
竜が殺したのは、神としての記憶を持った種族だということも言えないでしょうか?

以上の考察から、かなり疑問点が説明できていると私は思います。

しかし、この巨人=神変身説にはいろいろと穴もあります。

その中で、最大のものはクリスタニアの巨人の存在でしょう。

神々の大戦で中立神が南へ逃げ、クリスタニアを結界で閉ざしたのは
神が巨人に変身したことよりも明らかに前です。
残されし神々の一部が
クリスタニアの結界の中に入り込んで巨人に変身した
というのはあまりに不自然です。
クリスタニアまでいくことが出来ているなら神獣になればよいのですから

巨人=神変身説におけるクリスタニアの巨人に対する残された解釈は

クリスタニアの巨人は神々の戦争後に何らかの力で結界を突破して入り込んだものである。

とするしかないようです。(何とも苦しすぎる解釈ですが)
まあ、他の説でもクリスタニアの巨人の解釈は結構苦しいものがありますけれども、、、

この説を唱えているのは今のところ私だけで、公式には無茶な設定です。(と思われます。)
しかし、この説を採るといろいろな説明が付くと思いますし、
巨人を使ったシナリオの裏設定としても使えるのではないかと思います。
(例えば、変身する前の神の弱点が巨人にも残されているとか、、、)
何かの折りに使っていただければ幸いです。


ソードワールド考察の目次へ


初めての方はゲストブックへご記帳でも。
ご意見、ご要望は掲示板もしくはメールまで。