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雲系の魔法(2004.8.12)

 このページでは、フォーセリア世界における雲系の魔法に付いて考察します。

雲系の魔法とは 効果の実態 息を止める 毒の無効化 空気?


雲系の魔法とは

 雲系の魔法とは、このページの造語で、フォーセリア世界の古代語魔法の中のある一群をさします。

 具体的には、魔法の名前を 〜クラウドと称される魔法群のことです。ソード・ワールドRPGではスリープ・クラウド、アシッド・クラウド、スタン・クラウド、デス・クラウド、の4種が有ります。

 これらの魔法は一定範囲の空気を変質させて、範囲内にいる者に影響を与えます。外見的には、呪文が発動した瞬間効果範囲にもやが掛かり、次の瞬間には消え効果が現れる、という現象が起きます。

 雲系の魔法は、空気に毒性を付与する魔術と定義されており、フォーセリアの古代語魔法の上で、付与魔術に分類されています。


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効果の実態

 雲系の魔法は空気に付与された毒性を体内に取り込み、働くことによって効果が発揮されます。

 すなわち、雲系の魔法には、1.毒性が体内に取り込まれる。2.毒性が発揮される。という二つの段階を経ない限り、効果が現れないのです。


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息を止める

 雲系の魔法は、その毒性を体内に取り込まない限り効果を発揮しません。

 毒性は空気に付与される訳ですから、空気を体内に取り込まなければ良いのです。

 一番簡単な方法は、息を止めることです。息を止めることで空気が体内に入ってくることは穂ドン度無くなります。雲系の魔法が襲ってくることが予想できるときは息を止めておきましょう。

 ただ、呪文が来たからといって息を止めることは出来ません(Q&A2000/10)し、(水中で)息を止めていられる時間は生命力と同じラウンド数までであることにも注意。それからアシッド・クラウドは息を止めていても目、鼻、耳等の粘膜部にダメージが加わります。

 予断ですが、ガスマスク、しかも全身を覆うようなタイプ、を装備していれば雲系の魔法は効果を表すことは無いでしょう。現在のフォーセリアの技術では広く頒布してはいないでしょうけれども。


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毒の無効化

 もし、毒が体内に入ってしまったとしても、毒が働かなければその影響を受けることはありません。具体的には毒に抵抗することです。

 抵抗力を高める魔法を唱えておくことによって、魔法の影響を受ける率は格段に低くなるでしょう。

 アイテムによって抵抗力を高めるのも、有効な手段です。

 最も有効なアイテムは、毒無効化の指輪、です。この指輪を嵌めておけば、雲系の魔法からの影響を一切受けなくなります。ただ、リプレイだけに出てきたアイテムで、ルールブックには載っていないものですので、取り扱いは慎重にする必要があります。


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空気?

 ところで、空気に毒性を付与する、というのはどういうことなのでしょうか?

 そもそも、フォーセリアに空気というものがあるのでしょうか? 生物は何のために呼吸をしているのでしょうか?

 まず、フォーセリアの生物が呼吸をしていることは明らかです。そのために雲系の魔法という者が発達したのでしょうし、数々の描写でもフォーセリアの生物が現実の生物と異なる呼吸をしていることを示唆するものは見当たりません。

 生物は何故呼吸をしているのでしょうか? 現実世界の生物は代謝のために呼吸を行っています。体内で作られた不要物を体の外に捨て、必要なもの、主に酸素ですが、を体内に取り入れるのです。

 フォーセリアはファンタジーの世界です。代謝? 酸素? いかにも似つかわしくない概念です。

 「呼吸」をフォーセリア風に解釈すれば、生命維持に必要な精霊力を体内に取り込む、ということになりましょうか。通常の呼吸ではシルフの力を取り入れている訳ですが、ウォーター・ブリージングの魔法をかければウンディーネの力も取り入れることが出来る訳です。

 シルフは風の精霊です。呼吸に必要な空気に関しては強い関係は無いようです。水の精霊ウンディーネの魔法によるウォーター・ブリージングで水中での呼吸が出来ることからそれは明らかです。呼吸によって空気を動かすことこそが生命の維持に必要な精霊力を作り出しているのかもしれません。

 また、気圧が存在しないとバブリーズのリプレイでは言われています。気圧は空気の重さから来る現象です。フォーセリアの空気には重さが存在しないということも考えられます。

 完全な私見ですが、フォーセリアにおいて空気というのは「場」に過ぎないのではないかと思います。位置を示す座標に過ぎないのです。その動きにはシルフという精霊が宿りますが、止まっている空気は存在しないも同然です。

 これらを踏まえますと、空気に毒性を付与する、というのは、場に毒性を付与する、ということと同じです。

 現実世界で空気は物質です。私にとって、物質に性質を付与する、というイメージは持ちにくいものでした。物質の性質が変わればそれは別の物質になった物だという常識があったからです。しかし、場に性質を付与する、というイメージは理解できます。私にとって、いかにも古代語魔法らしいイメージです。

 この場合の魔法の効果は、雲系の魔法が掛かった場が(呼吸によって)体内に入ることによって魔法の効果が現れる、ということになります。


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参考文献


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