晩秋の四万十

 今年最後の四万十川に言ってきました。
5月の連休に行ったときは,雨の後で濁流と化した四万十だったのですが
今回は,これが同じ川かと思うほど、水が少なかったです。
 その水量の少なさから,下流域しか川下りは無理でしたが
本当に静かな四万十川でした。
 水面に出てみると,季節を少し外れているためか,全く人の気配がありません。
僕と,同行した友人の二人だけ。
小春日和の中,音もなくカヌーは水面を滑っていきます。
 空の青と,山の紅葉が,鏡のような水面に映り,上からも下からも
僕らを大自然の一部として迎え入れてくれるようでした。
癒しとか,なごみとか,そういうものをはるかに超えて,
その時僕らは確かに大自然の一部だったような気がします。
すべてが,僕らを迎え入れてくれるようでした。
"自分”という個体意識がなくなり,すべてのものと一体化が出来るような気がしました。
 いつもは,こみ上げてくるような笑いを求めて川へ行くんですが
たまにはこういう静かな川くだりもいいものです。
心がすっかり洗われたようでした。


  
う、うつくしいい!!


 しかし,その晩は,またすっかり俗物に戻り、
合流した仲間たちと,焼酎を浴びてしまった僕たちなのでした

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