こんぴら歌舞伎

こんぴら歌舞伎に行ってきました。

今まで金毘羅さんはなんか好きな所で一年に必ず何回かは行ってました。
どうしてでしょう。落ち着くんですよね。
おいしいいうどんも食べられるし。
其れでも参道から左に少し外れる海の科学館や金丸座の方は
案内図を見るだけでまったく向かおうともしませんでした。
それが何故でしょう。
去年あたりからこんぴら歌舞伎にすごく興味が出てきました。
少し齢を重ねてきたと言うことでしょうか。
せっかく近くに住んでいるんだから(と言っても130kmほど離れていますが)
一度見てみたい、とそう思うようになりました。
でもなかなかチケットを取るのが大変なんですよね。
まあそのうちにもし縁があれば何とかなるだろうと思ってたら
本当に縁があってチケットが手に入ったのです。
色々とお世話いただいた方がいらっしゃるのですが本当に有難う御座いました。

さて、歌舞伎が見れると決まってからそれからがまた大変でした。
何しろ歌舞伎初体験です。
服装を始めマナーのようなものやそもそもの観劇のシステムがまったくわかりません。
それからインターネットで調べてたり、「こんぴら歌舞伎」という本まで買って
予習にいそしみました。
なになに、お弁当付ってのがあるぞ。途中でお弁当食べるのか。
ああなるほど、幕間が20〜30分くらいあるんだ。結構長いな。
その間に腹ごしらえとかするんだな。
という具合。
もちろん演目のあらすじなんかも完璧に調べ上げました。


其れでもまだ見ぬ歌舞伎。
未知のものへの期待感と、果たして自分が本当に楽しめるのかという一抹の不安もあり
ちょっと複雑にわくわくしながら当日を迎えたのでした。

時間に余裕を持って琴平町に到着。
参道を少し上がりいつもチラ見をしながら直進する小道を左折。
坂を少し上っていくとどこどこ太鼓の音が。
周りには同じ方向に向かう着飾った人たちが。
う〜ん、気分が高まってくる。
そして金丸座。


鼠木戸という低いくぐり戸を通りその中に。
ここは現存する日本最古の芝居小屋だそうで
(実際には鉄骨で補強されたり蛍光灯の照明があったりで江戸の..というわけにはいかないが)
非常に雰囲気がある。
昔学生時代に通った唐十郎の赤テントのように
さあこれから芝居を見るぞという
見る側にとっても襟を正すというか、気合を入れるというか
非日常の世界に入っていくような気がする。

そしてちょ〜んという拍子木が鳴り、いよいよ開演と相成るのですが
結論から言うと
ひじょう〜〜〜に

面白かった。
























 「暫」で鎌倉権五郎景政を演じる市川海老蔵
   (こんぴら歌舞伎大芝居パンフレットより)






初めてのものが内容について言うのはおこがましいですから触れないようにしますが
芝居の最中は
口をだらしなくあけ、顔中の筋肉を緩ませて
ニヤニヤしている自分を実感しました。
もう最高楽しかった〜。

惜しいところは桟敷席が狭すぎる。
一度座ると身動きが出来ず、足がつりそうでした。
その体勢のせいで非常に疲れました。
次回来るときのためにもっと楽そうな席を物色したけれど
どこも似たようなもんかな。
まそれくらいは我慢しなくちゃね。

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