シマナミサイクリング

 今年のゴールデンウィークはあいにく天気に恵まれませんでしたが、その中の貴重な晴天の1日、
しまなみ海道にサイクリングに行って来ました。
 しまなみに行くのはこれが3回目ですが、橋を渡るのにアップダウンがきつくてなかなか距離を伸ばす事が
できません。自分達の自転車を持っていくために、スタート地点まで戻ってこなければならず(乗り捨てができず)
往復の距離をこがなければならないと言うのもその要因の一つでしょう。前2回で走破したのは、わずか
大島、伯方島、大三島の三島だけです。今回も、まあのんびり行こうと思っていたのですが…

さて、メンバーはいつもと変わらず、友人の藤岡君とその息子の慎太郎君。
今回のスタートは大三島の道の駅、多々羅しまなみ公園です。
途中、吉海町のバラ園によって最近こってるガーデニング用のつるバラなどを購入したりしたために
スタート時刻は10時半ほどでした。まあここから1時間半から2時間くらいゆっくり走り
飯でも食って3時くらいまでにここまで戻ってきて、マーレグラッシア大三島という海水の温泉でタラソテラピー
なぞというものを満喫しちゃおうかなというのが当初の計画でした。


   
多々羅大橋
   この三角の橋梁の所で鳴き龍現象が起こる























 まずは鳴き龍という共鳴現象で有名な多々羅大橋で拍子木を打ち鳴らしつつ、生口島に上陸。5kmほど
走ったところのサンセットビーチというところで、まだゼンゼン疲れている訳じゃないけど、なにか面白いもの
が無いかなと最初の休憩。
ここで次の因島までの15kmを40分で走ろうと計画。時速に直して24km程だけど僕らにとっては一生懸命。
まあここまでは順調でした。
ここで引き返しても往復40km弱。この辺でうろうろしながら帰るかなと思っていたら悪魔の声が…
「もう一つ橋を渡って向島まで行けば一応全島制覇になるなあ。」 藤岡です。
「けど15kmあるよ。往復で30km追加になる。次回尾道まで渡るってことにしたら。」
「いや、ここでもう1個行きたい。俺はゼンゼン疲れてない。」
普段はすぐもうこれくらいにしようと言う藤岡は今日は二日酔いではないらしく強気でした。
彼にそう言われればこちらからやめるわけにはいきません。
そうと決まれば時間が無い。すぐ出発です。

ただこの因島は今までの4島が観光主体の島だったのと違い、尾道への通勤圏内と言うことか島民の生活を
重視した島であるようで自転車ではちょっと走りにくかったですね。アップダウンも多く前方の見とおしも
悪いところが多くまだかまだかという感じで明らかにペースも落ちていました。
休みも殆どとらず走りっぱなしで因島橋をやっと渡ったのはもう1時半過ぎ。腹も減り、疲れもたまっていましたが
時間のこともありすぐにUターン。本当に向島は30mほどの上陸でした。

  因島大橋
  ここだけが自動車道の下を走る















  
全島制覇の記念写真
  向島はここまでしか来てない
           














オアシスを探す砂漠のさまよい人のように飯屋を探しながら、うつろな目をしたまましばらくこぎ続けました。
10kmほど進んだところでやっとレストランを発見。2時を過ぎていましたがようやく人心地つくことが出来ました。
ちょっとびーるなど飲みたいトコロでしたが帰りの運転があるために我慢我慢。
動きたく無くなった僕らはここでしばしの休憩。まだ20km以上あります。
重い腰を挙げ、また自転車に乗り込んだ僕達ですが、まだ元気回復と言うわけにはいきませんでした。
その僕達の目に飛び込んできたのが"フェリー"と言う文字。
暗黙の了解のようにふらふらと、行き先も時間も確認しないまま、橋の上がり口を通り越してフェリー乗り場へ。
どうやら生口島へ渡れる模様。時間も10分ほど待てばいいみたい。ただ、大きく距離を稼ぐ事は出来ず
対岸に渡る事が出来るだけでした。それでも橋への上り下りをしなくていいだけでもOK。
今の僕らには大きな味方となりました。フェリー料金は95円。

ほんとにこのフェリーで精神的にずいぶん楽になりました。
生口島の東側を走れば残りはもう15kmくらい。もう楽勝。この辺がこの日で一番気持ちよく走れたんじゃないかなあ。
写真なども撮りながら、またのんびりと進みました。
そしてようやく多々羅大橋が見えてきて、最後は争うようにして多々羅しまなみ公園までダッシュ。
4時を過ぎてました。


  
もう一度多々羅大橋、真下から















温泉に入ると、もう眠くなってしまいそうでパス。ソフトクリームで乾杯して、やっと帰路に着く事が出来ました。

今回のサイクリング行程
大三島―生口島―因島―向島  全行程65kmくらいかな
たいした事の無い距離かもしれないけどごくたまにしか自転車に乗らない僕らにとっては結構きつい1日でした。


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