プラークコントロールについて

 歯周病というものは、口の中の細菌が原因で起こるはぐきの炎症です。
 口の中には、300種類以上の細菌が繁殖していて、それらがバランスを保つことによって
口の中は健康に保たれています。
 しかし、歯垢がたまることによって(歯垢というものは食べ物のカスではなく、実に70%以上が
細菌のかたまりなんです。)、歯周病の原因となる細菌が成長するのに都合のいい環境になり
その勢力を伸ばしてきます。
 そしてまた、それにより歯周病が進むことにより、ますますその細菌にとっていい環境が
出来上がり、歯周病もまた進行していくことになります。
 そこで必要になるのが、プラークコントロールです。
 最近、TVなどでもよく耳にするこのプラークコントロールという物は、
単に歯磨きの方法を覚えると言うことではなく、その人にとっての一番いい
口の中の細菌のバランスを整えていくと言うことです。
 これは歯科医院で私たちが主体になって行うものでは無く(歯科医院で歯科衛生士の行う
プラークコントロールも有りますが)、個々の患者さんが自分自身で毎日行っていくものです。
でも、単に歯を磨くと言うだけでは『"みがいている"と"みがけている"は違う』とよく言われるように
不完全なものになりがちです。
 自己流のみがき方で、よく磨けている方もいらっしゃいますが、一般にそれは危険です。
間違った磨き方は(磨き過ぎも)害になることも有ります。
 正しいみがき方、特にその人の歯並び、歯の数、口の大きさ、磨き癖、そして歯周病の
進行度などによる、一人一人にあった正しい磨き方というものが有ります。
 これは歯科医院で習うようにしたほうがいいと思います。
 正しい歯磨きはなかなか根気の要るものではありますが、自分の歯を長く健康に
使っていくために、頑張ってください。

 

  
歯ブラシは大きく動かし過ぎないように

  細かく振幅を繰り返しましょう

コラム1 目次に戻る

topに戻る