子供の虫歯について  その2

 
「今日は何もしないからね。」とか「見てもらうだけ。」等とやさしくあやしながら、子供を連れてくる
お母さんたちがいますが、そうなると僕はもう本当に診るだけしかできなくなります。(どうしても
急を要する場合はなんとか子供を説得して、治療をすることもありますが...)
 子供に絶対に嘘をついてはいけないと、そう思っているからです。
 嘘をついてしまうと、「歯医者はうそつきだ!」、「何をされるかわからない!」と思ってしまいます。
痛かったことよりも、もっと大きな心の傷が残ってしまうのではないでしょうか。大人になってからも
ずっと歯医者が怖くて、痛くてどうしようもなくなるまで、歯の治療ができなくなるかもしれません。
すぐ治せば、それほど痛みも無く治せるかもしれないのにです。そうなるともう、一生の問題です。
 子供の虫歯は、かなり悪くなるまで、あまり痛まずに進行することが多いです。そしてその進み方は
大人の虫歯よりもずっと速いのです。だから2歳から2歳半ぐらいで、乳歯が上下10本づつ位そろう頃に
一度虫歯を調べたほうがいいと思います。(もっと早くてもいいですよ。)そして半年に一度くらい
チェックしていければいいでしょう。(これも本当は3ヶ月に一度くらいがいいのですが)
そうするとほとんど虫歯にもならないだろうし、もしなったとしても早期に見つけられるために、
あまり痛くなく治療ができることになります。
 そしてもう一ついいことには、そうやって小さい時から、歯磨きのチェックをしていき、
検診の癖をつけた子供は、永久歯に生え変わり、自分で自分の歯を管理するようになっても、
虫歯の無い健康な歯並びを手に入れることができるのです。
 6歳までの虫歯は、すべて親の責任です。
 子供さんに、虫歯の無い歯並びをプレゼントしてあげて下さい。
             


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