電動歯ブラシについて

最近家電屋さんやドラッグストアで電動歯ブラシを良く見かけるようになりました。
たくさんの種類のものが並べられ、値段も1000円前後のものから20000円位するものまで
多様にわたっています。


     

ただこの電動歯ブラシについて、一般の方はたくさんの誤解を持っていられるようです。
電動歯ブラシもそれぞれにあった正しい使い方をしなければ逆効果にもなりかねません。
そこで少し説明をしていきましょう。

まず電動歯ブラシに興味を持つ方の殆どはそれさえ使えば簡単確実短時間で
歯をきれいにすることができると思っているようです。
しかし、電動歯ブラシは魔法のブラシではありません。プラークの除去率だけを比べれば
手用歯ブラシとフロスなどの補助清掃具の併用に勝るものはありません。電動歯ブラシは
ある程度簡単にそれに近い効果がえられると言うものです。まあ手磨き5分に近い効果が
3分くらいでできるかなというくらいに考えてください。3分といっても長いですよ。日本人の
平均歯磨き時間は37秒と言われてますからその5倍くらいですからね。
また、磨き方ですけどこれも間違っている人が多いようですね。
特に音波歯ブラシと超音波歯ブラシでは磨き方がまったく違いますから気を付けてください。

まず歯面への当て方ですがこれは手用歯ブラシの場合とまったく同じです。基本的には歯の面に
直角に当て、毛先を歯と歯の間に入れるようにします。電動および音波歯ブラシの場合はそのまま
6,7秒間動かさずに軽く押し付けたままにします。一箇所に長く当てすぎないように、
また圧を加えすぎないように気を付けてください。超音波歯ブラシの場合は手用歯ブラシの時と
同じように小さく振動するように動かします。このとき大きく動かしすぎると効果は非常に少なく
なりますので注意してください。(かえって逆効果になることも多いです。)
そして少しずつ歯ブラシを移動させてこれを繰り返し、口の中全体を磨くようにします。
歯磨き粉は付けなくても歯垢は十分落とせるのですが、そのままでは歯に茶しぶ等が沈着して
黒ずんでくることもあるので少量付けるようにするといいでしょう。歯磨き粉には
いろいろな効果が付帯しているものが多く個人個人にあったものを選べばいいと思います。
別に電動歯ブラシ用の歯磨き粉にこだわらなくても、最近の歯磨き粉は研磨剤の粒子も
かなり細かくなっているために研磨剤入りでもかまいません。(ヤニ取り歯磨きのような
研磨剤の多い特殊なものはよくありません。)研磨剤の入っていないものも最近は
多くなってきましたが、これらは前述の茶しぶ等は落とすことができませんのでご注意ください。

以上が基本的な注意点ですが、皆さんのお口の中は歯の形、生え方、本数、顎の大きさなど
皆違うわけでその磨き方も一様ではありませんので、やはり電動歯ブラシの場合も
歯医者さんで磨き方を習うと言うのが一番だと思います。
正しい磨き方をしてその効果を最大限に発揮できるように頑張ってみて下さい。


  

  怪我をして手が不自由な時や
  寝たきりの方の介助歯磨きとしても
  非常に重宝します。





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