TOPあかげらの表紙>第346号



-初秋の安達太良山に青空があった-

 初秋10月2日、安達太良山(1699,2m)の山行。この山は高村光太郎の『智恵子抄』で「頂上の上には本当の青い空がある」と詠んだことで知られ、この日は青く澄みきった空が広がり最高の登山日和、全国から訪れた登山者も多く賑わった。紅葉の見頃にはまだ早く三分程度。火山の火口は頂上から少し下方「絵」の裏側にありスケールが雄大。

 頂上の形状から岩手の「乳頭山」と同様、「乳首山」とも呼ばれるが、三ツ石山に良く似た山だ。これと同じ頂上の形状は全国的に多数あるが、周辺に山がない独立峰の頂上が風に吹かれ岩だけが残り、この様な突端が突き出た頂上に成ると納得する。表紙の絵は九合目から頂上を望む。

●時を経て安達太良山は智恵子抄青空ありて紅葉愛らし

                        
                        No459 三澤信裕