TOPあかげらの表紙>第257号



― 「冬(物)じまい」 ―
 
 光の2月、温かさの3月。

 暗く寒い冬がずっと遠くに感じられるほど、日に日に強くなっていく日差し。

 白鳥の甲高い鳴き声が空高く響いて夕景の山の端に遠のいていくこの季節、新しい1年またが巡ってきたことを一番強く感じます。

 セーターやコートが重苦しく見えて不釣合いに見えるのもこの季節。

 今年は殆ど使うことのなかった冬装備の道具のあれこれですが、しまう前に少し名残惜しんで描いてみました。

                          161 田中弘美