TOPあかげらの表紙>第219号


          −利尻富士圧巻・斜里岳断念−

 全国には沢山の「富士」のつく山があります。私はその沢山の富士に登っているわけでもなく比較はできませんが6年前、この山とであい「ビビット」ときた感動は今でも残っています。

 標高1721m、鋭い山頂の稜線やそれに続く尾根がくっきりと見え海からつきだした山容はまさに「富士」の王者か。利尻富士は圧巻でした。スキーでのニセコやアポイ、ヨウテイ、シレトコなど眺めたり、登ったりと少しは北海道の山を楽しませていただきました。

 昨年の夏は千田さんの案内で総勢4人のパーテーでしたが斜里岳登山をめざしました。そして、「平和憲法9条を守り抜いて、平和な目本と世界を−北海道・斜里岳頂上から発信!」の横断幕をも準備しました。しかし、連日続く長雨、朝の4時に山小屋を出るときもどしゃ降り。山のおじさんが「今日登られるんですか?」の一言で、「やめましょう」と断念。気象条件に対応して、こういう決断をした山友会員ならではの判断とものの考え方・「哲学」にあらためて感動させていただきました。この数分後、大型バスで乗りつけた民間会杜による登山ツアーの人たちが雨の中を登っていった様をみて唖然。山のおじさんも唖然。

 山はいつでもそこに存在しています。これからもお互いに安全・油断大敵に心がけ、楽しい山行を心がけたいと思っています。それにしても、北海道の山は奥が深い。登らなくとも眺めても感動!

                           滝沢村在住 151工藤和雄