クーリエ・クライシス
発売:1998年3月
メーカー:ニューレーベルソフトウェア
価格:5800円
入手経路:SIRU氏よりレンタル
プレイ人数:1人

クーリエ・クライシス・・・
管理者はこのゲームの存在をSIRU氏より借りるまで知りませんでした。
どんなゲームかというと、「メッセンジャー体験ゲーム」とでも言いましょうか。
とにかく、プレイヤーはメッセンジャーとなって町の中にいる依頼人と受取人を
時間内に探して全ての書類を配達することが目的・・・なゲームです。
こう書くといかにも「普通のゲーム」という感じがするでしょ?
そんなソフトがこのコーナーに登場するわけがありません。
当然一癖も二癖もある「クソたまんねー」ゲームです。
決して「クソつまんない」クソゲーではありません。
意外にもファミ通のクロスレビューでは6,6,6,7という点数でした。
レビュアーのコメントにも「良い意味でのバカゲー」とのお褒めの言葉が多数・・・

まず、主人公の風貌がイカしてます。
メッセンジャーである彼は、ヘルメットにサングラスに無精ひげ・・・
つまり、失敗した中田英寿という表現がぴったりです。
しかも、名前はありません。
このソフトを起動してジーっと見ていると、最初の笑いどころが訪れます。
オープニングムービーをとばしてしまうせっかちな人は笑うことができません。
いかにそのムービーの流れをご紹介します。

街中をさっそうと駆け抜けるえせ中田・・・
裏路地に入った彼は、野犬に追いかけられるがそのスピードに犬はついてこれない!
うろつく酔っ払いのおじさんを霞め、さらに加速する彼。
しかし犬も追いかけるのを諦めない。
ちらりと後ろを振り向くえせ中田
しかし次の瞬間!彼の目の前には大型トラックが!!
「う”わぁあ”ぁ〜」
何ともいえない悲鳴を上げながらトラックに突っ込むえせ中田・・・

・・・と、ここでムービーは終わりです。
いきなりムービーで主人公が死んでしまいます。
期待に胸膨らませながらゲームを始めると、
画面いっぱいにえせ中田が!!よかった、死んでない!
しかし、これがメイン画面に関わらずアイコンの説明が一切ない!
セーブのアイコンに至ってはサターンの内臓RAMの絵です。
四苦八苦しながらゲームを始めると、アメリカンテイストあふれるBGMのもと、
ゲームが始まります。依頼人や受取人の位置は矢印で表示されるのでわかりやすいです。
しかし、角を曲がろうとした瞬間!
「う”わぁあ”ぁ〜」
出会い頭に車と衝突して10mは軽く吹っ飛ぶえせ中田!!
慌てて自転車を拾いにいくえせ中田!!無傷!?
初回は操作がよく分からずあたふたしているといきなりクビだ!の大文字が!
クビになると自転車が壊れるまで何をしても自由です。
ちなみにこのゲームは「パンチ」「キック」が標準装備されています。
ちくしょー!クビになったぜ!!とばかりに
道行く市民を殴りまくるえせ中田!
「う”わぁあ”ぁ〜」
と悲鳴を上げてその場に倒れる市民!
と、そうしているうちに警察が来た!!
ヤバイ、逃げろ!!メッセンジャーから一転して逃走者になったえせ中田!!
しかし、さすがはアメリカンポリス!!
容赦なく発砲してきます。容赦なくパトカーで体当りしてきます。
これにはさすがの彼もかなわない。力尽きてその場に倒れ込む。
追い討ちを掛けるようにブタ箱行きだ!との宣告が。

クレジットがあるうちはコンティニューすることができますが、
クレジットを使い果たして失敗すると、結果が表示されます。
結果画面は「この役立たず!!」から始まるのです。
さらに「また挑戦しなよ」と申し訳なさそうに最後に書いてあるのが印象的です。
ちなみに、クリアすると「お疲れ!」「次に行きなよ!」といわれます・・・

とにかくこのゲームは悲鳴が絶えません。
猛スピードでカーブを曲がりきれずに民家に突っ込んで「う”わぁあ”ぁ〜」
どこからともなく銃で撃たれて「う”わぁあ”ぁ〜」
野犬に追いかけられて「う”わぁあ”ぁ〜」
トリックを決めたは良いが着地に失敗して「う”わぁあ”ぁ〜」などなど・・・

これほどプレイしていて笑えるゲームはあまりないような気がします。
サターンユーザーは一度プレイしてみる価値はおおいにあるソフトです。


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