●まっち〜の完全突然脱出マニュアル●





これを書くことは以前から考えていました。
「脱出」を決意したあの日、泣き崩れた顔をほんの少し上げたあの日 「さてどうしよう・・・」一体何から手をつけるべきかわからなくなって・・・ 不眠不休とは大げさですが、実際この頃は次のことを常に考えながら動いていたので フルで体も頭も回転させていました。
年末だったこともあり、手当たり次第捨てることから始めてみました。 「最後の家族旅行」も行っておくべきと決意し、嫌がる夫を無理やり連れて 温泉旅行へ行きました。大掃除は例年よりも念入りに、徹底的にやりました。 年が明けてから、引越しの準備にとりかかり、1月の末には部屋の鍵を手に入れていました。 2月の半ばに引っ越すはずが3月になったのはアクシデントのせいで、 それでもかなりスムーズに事は運んだと思います。 人それぞれの脱出の形があると思いますが、私の場合の脱出とその段取りについて ご参考までにご紹介したいと思います。 DVの方の脱出時にも参考にしていただけると思います。

@新居の準備編
A市役所へ行こう編
B学校・幼稚園に連絡しよう編
C引越しの準備編
の4編で構成されており、順を追って説明して行きます。

@新居の準備編 「完全突然脱出マニュアル」一度目の今日は、「新居の準備」編です。 脱出を考えている状況と、実際に部屋を探しに出る状況とはかなりテンション的 に差がありますね。 もう本当に出て行こうと思ったとき、まずは脱出先の確保でしょう。

一般に、賃貸住宅を借りる場合、保証金・家賃一ヶ月分・業者の手数料(だいたい1ヶ月分)が 最初に必要な費用となります。あらかじめそれを計算に入れた上で業者を訪問しましょう。 不動産業者はその地元で長く商売をしているところか、もしくは大手が良いと思います。 案内は室内で二人きりになることも多く、トラブルも少なからずあるからです。 物件はできるだけたくさん見た方がいいと思います。今日決めて欲しいなどという言葉には 一切乗らなくて良いのです。

案内の最中に業者が「どうしてお住み替えですか?」「ご主人のお仕事は?」などいろいろと 質問を投げかけてきますが、これは「夫の両親と同居中だが、折り合いが悪いから引越ししたい、 ついては両親には部屋探しをまだ内緒にしているため、家への連絡はしないで欲しいし、 日中私の携帯が繋がるときにだけ連絡をして欲しい」
「夫はすごく気難しい人だから私に連絡して欲しい」
「ここには夫と、私と子供とで住みます」
とあらかじめ逃げを打っておくことです。※くれぐれも夫に直接連絡が行かないように、注意します。 母子家庭で、専業主婦だと収入証明があげられず、はねられるケースが多いので、 ここは夫の名義でとりあえず借りることを私はお勧めします。あとで名義の変更はできますし、 実際家族で住むはずが夫だけ入居が後になるなんてのはよくある話ですので。 ただし、住んでいる地域等の問題で、夫に露見する可能性があると思ったら、素直に母子家庭だと言ってもいいと思います。事情が事情だけに情報等も守ってくれるでしょう。 物件を決定する前に、「この物件はリフォーム前です」だったり「美装して引渡しです」などと 現状は汚いが、きれいにして引き渡すなどの条件がついた場合は、できるだけ 先に内装をしてもらってその状態を確認してから、契約したほうがいいと思います。 家主の美装・内装の思っている範囲と、借主の思っている範囲が微妙にズレていて トラブルになるケースもあるからです。

物件が決定したら、次は契約というところですが、その前に審査がある場合があります。 契約に必要な書類と一緒に、審査に必要な書類が言い渡されます。

※ 業者の中には夫に連絡するところもありますので【くれぐれも注意です】

用意するもの
  • 夫の源泉徴収票
  • 家族全員の住民票
  • 保証人の印鑑証明・収入証明
  • 印鑑(契約は認可)(保証人は実印)

などを提出するよう求められるケースが多いと思います。

夫の身分証明書のコピーを要求することもあると思います。 私は夫の免許証を言われたので、夫が寝ている間にコピーしました。 保証人は私の場合自分の父親になってもらいました。 審査が終了したら次は契約です。契約は、「夫が忙しいので・・・」と契約書を持ち回りで してもらえるようあらかじめ依頼しておきます。持ち回りというのは家主と直接顔をあわせずに 書類のデリバリーのみで契約を終了させる形をいいます。 契約書は「送ってもらうのは具合が悪いので・・・」と言い、自分で取りに来る旨伝えます。 双方の署名捺印がなされれば契約の締結となります。   契約の締結と同時に、先ほどの保証金・家賃1ヶ月分・仲介手数料の支払い・鍵の引渡しが 行われます。これでようやくあなたも「自由への鍵」を手に入れたわけです♪

鍵を手に入れても、すぐに住めるわけではなく、 電気ガス水道の手続きを事前にしておかなければなりません。 他市への脱出であれば、その地の電話帳を手に入れると楽ですが、 事前に不動産屋で電話番号を聞いておくのもいい方法だと思います。
契約が済んだら手配をして、入居に必要なモノを買い集めます。 まず一番に何が必要かというと「カーテン・電気・トイレットペーパー・雑巾・バケツ」です。 私はこれを新居5点セットと呼んでいます。 とにかくカーテンがないと物騒だし、電気がつけられないし、 とりあえず電気がないと夜大変なことになります。

掃除をするのにバケツと雑巾が要るし、トイレに入りたくなっても紙がないと入れません。 というわけで、この5点は一番最初に買う必要のあるものです。 (家にあるものでももちろん構いません) バルサンを炊きたい人は、早めにしておくといいです。食器を運んでからだとできません。 5点セットが揃ったら、次はコーヒーカップとおやかんを買って、コーヒーを淹れて 一人、「自由の味」を楽しんで下さい。 私はこの「自由の味」を飲んだとき、泣きました。顔にはプロテクターを貼ってました。

新居での準備品としては当面、消耗品については新しいものをガンガン 買っておくといいと思います。 当日そのようなものをいちいち持ち出している時間はないからです。 次はA市役所へ行こう編 です。お楽しみに。


この情報は「モラルハラスメント・ブログ」からお借りしたものです。
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