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前準備


バックアップの流れ 必修機材 OSについて
メディアについて    


バックアップの流れ

大まかな流れはこうなります。

リッピング → エンコード(編集) → ライティング

 

リッピングとは
本来CDののデジタルデータを、PC上で扱えるようにデータを吸い出す作業をいいます。ところがDVDの場合は、当初からPCで扱うことを前提に規格化されていますので、DVDで収録されているデータ自体はPC上で扱える形式になっています。ですから、DVDでのリッピングとは、コピープロテクトを解除してPC内に取り込むといった表現が、通常使われる意味ではないでしょうか。もちろんプロテクト解除した段階で違法です。リッピングをする(PCに取り込む)作業自体は、違法ではありません。ですからプロテクトのかかっていないメディアで作業しましょう。もちろん、個人的に使用するのためのバックアップということを忘れないでください。

 

エンコードとは
リッピングの作業後、記録型DVDに収めるために、容量をあわせたり(圧縮)、不要な部分を削除したりする作業です。ここでは、音声を削ったり、特典映像を削除したり、人それぞれの違う作業になります。残すものによって圧縮量が変わってきます。また、2枚に分割したい方もいるでしょう。この作業は、バックアップする工程の中で一番複雑な部分でもあります。DVDの タイトルによっては、いろんな収録方法がありますので、簡単にいかないことも多いです。

以前はこのエンコード作業に大変時間がかかりました。DVDの実データであるMPEG2をゼロから再圧縮しか方法がありませんでした。PCの性能にもよりますが、およそ、実際の再生時間の2〜3倍ほどかかりました。2時間の映画ならこの作業だけで、6時間ほどかかる計算ですね。最近は、バックアップするソフトも増え、エンコードもゼロから の再圧縮ではなく、トランスコード方式のものが大部分を占めるようになり、エンコード時間は約15分程度と大変楽になりました。

 

ライティングとは
エンコードで出来上がったデータを記録型DVDに焼き付ける作業です。DVDではデータファイルとは異なり、決まったフォルダ名とファイル名としなければ民生機で再生することはできません。またDVDとして記録するには焼き付けるファイルの順番も考慮しなければいけません。一部のライティングソフトでは、記録時にファイルの順番をに入れ替えたり等の、DVDとして規格に合わないものを作ってしまうため、PC上では再生可能出来るのに、民生機では再生できないメディアが出来上がってしまいます。ですから、DVDの規格に対応するライティングソフトを使用する必要があります。 私は使用しているB's Recorder GOLD 5では問題なくライティングできます。(但し、最新バージョンにアップグレードが必要)
対応していないソフトや古いソフトしかない場合は、データをイメージ化(ISOファイル)することでこの問題を回避することも可能です。最近のライティングソフトは、ほとんどがDVD規格に沿ったライティングに対応していると思います。

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必須機材

DVDを作成するにあたって、最低必要な機器をそろえましょう。

PC
ハードディスク
記録型DVDドライブ
ソフトウェアDVDプレイヤー
ライティングソフト

 

PCについて
最近のPCの性能ならまず問題はないと思います。エンコード時は重い処理になりますので、高クロックなCPUやメモリ量が多いほど、短時間で処理できます。2GHz程度のCPUであれば、そこそこ快適に作業が出来ると思います。うちのサブマシンのPen3 600Hzでも作業できますので、あまりPC性能にはこだわらなくても作成可能かと思います。但し、サブマシンではかなり時間がかかりますので、エンコード中は他の作業が出来ません。ちなみにメイン の自作マシンのスペックです。

CPU Intel Pentium 4 Processor 2.6CGHz
マザーボード ASUS P4P800 Deluxe
メモリ 512KB x2 PC-3200(400MHz) DDR SDRAM
ハードディスク Seagate ST380011A 80G
  Seagate ST3120026A 120G
  Seagate ST3160023AS 160G
グラフィックボード GeForce4 Ti 4200 AGP8x 128M
CDドライブ LG CRD-8400B
DVDドライブ HL-DT-ST GSA-4040B
ソフトDVDプレイヤー Power DVD 5
ライティングソフト B's Recorder GOLD 5 Ver. 5.43
OS Windows XP Professional SP1

最新スペックではないですが、この環境ではリッピングからライティングまで1時間程度です

 

ハードディスクについて
作成時に空き容量がかなり必要です。DVDの記録容量は最大でも8.5GBありますから、リッピング時にハードディスクに取り込む場合は、同じ容量が必要ですし、エンコード時にも別に4GBほど必要です。また、ライティング時にオンザフライ方式(DVDに直接書き込む)を使用しないのであればさらに4GBほど必要となります。ですから最低でも10〜15GBぐらい確保しておく必要があります。最近はDVDから直接リッピングからライティングまで行うものもあり、ハードディスクの容量をまったく使わずに、作成することが出来ますが、出来上がるDVDの作動確認が出来ないので、ハードディスクに一度落として確認する方法をお勧めします。

作業別 必要な容量  
リッピング 最大8.5GB程度 ハードディスクに取り込まない場合は不要。
エンコード 最大4.3GB程度 直接DVDに書き込む場合は不要。
ライティング 最大4.3GB程度 オンザフライ方式を使用すれば不要。

 

記録型DVDドライブについて
DVDにライティングするのに必要になります。DVD規格が複数ありますので、PC上でのみ再生するのであれば、特にこだわらなくてもいいと思いますが、民生機で再生するにはその機種で再生可能な 規格をライティングできるドライブを選ぶ必要があります。互換性の良さからいってDVD-Rが作成できるものなら、多くの民生機で再生させることが出来るでしょう。お持ちの民生機が他の規格に再生対応しているなら、DVD+RやRWなどでもかまいません。またDVD-RAMはDVD-video規格にライティングすることが出来ませんので、注意が必要です。
 外付けのドライブの場合、環境によってはライティング時に不具合(特にUSB接続)があるみたいなので、出来れば内蔵型のほうがいいでしょう。

 

ソフトウェアDVDプレイヤーについて
PC上でDVDを再生、鑑賞するのに必要で、「Win DVD」、「Power DVD」等が有名です。通常、記録型DVDドライブを購入時に付属していると思います。メーカー製のPCの場合もDVDドライブが付いていれば、入ってるかもしれません。Windowsに通常インストールされているメディアプレイヤーでも再生可能ですが、初期状態ではMPEG2コーデックが入っていないため、再生できません。何かしらの市販の再生ソフトを入れることによって、MPEG2コーデックがインストールされますから、それからは再生することが可能です。同じように、フリーソフトでもDVDの再生できるものがありますが、PC内にMPEG2コーデックがインストールされていないと再生できないのがほとんどです。MPEG2コーデックは使用するにあたり、ライセンス(有償)が必要なため、通常はフリーソフトではこのコーデックが入っていないからです。フリーのMPEG2コーデックもネット上で検索するとあるみたいですが、作動するかどうかは未確認です。
 エンコード後の作動確認には、「Power DVD」などの市販ソフトではなく、「IfoEdit」で確認することをお勧めします。理由はDVD内のIFOファイルはセクタ情報を元にファイルを読み込んでいきます。ですから複雑な編集をした後でセクタ情報の狂ったDVDが出来てしまうと、PC上では再生できるが、民生機では再生できないものが できる可能性があります。(最近ではファイル単位で読み込める民生機もあるみたいです。)「Power DVD」などは出来上がったDVDの規格が少しおかしくてもファイル単位で読み込むので、特にセクタの狂ったDVDデータでも問題なく再生される場合があります。これらのソフトで作動確認しても、民生機ではおかしい場合(再生できない、とまる)がありますので、お勧めできません。私は最終確認時は、IfoEditで行っています。これは「Power DVD」で見つからなかったエラーなども検出してくれるので、重宝しています。「IfoEdit」はフリーソフトですので、これで再生確認するには別途MPEG2コーデックが必要です。「IfoEdit」以外にファイル情報を元に再生するソフトが他にありましたら、お知らせください。

 

ライティングソフトについて
エンコード後に出来上がったDVDデータを記録型DVDに記録するのに必要です。このソフトも後付DVDドライブを購入したときには通常、同封されていると思います。もし もない場合は、フリーソフトでもあるみたいなので、そちらを使用してみてください。ライティングソフトで気を付けなければいけないことは、そのソフトがDVD規格に対応しているかどうかということです。未対応のものですと、記録は出来るが、民生機で再生できないものが出来上がってしまうことがあります。最近の新しいバージョンの ライティングソフトなら大抵対応しているでしょう。未対応のソフトしかない場合はDVDデータをイメージ化して DVD Decrypter を使うと書き込みが可能です。

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OSについて

出来ればWindowsXP(Win2000などのNT系)を推奨します。やはり安定してますし、NT系でサポートしているNTFSのファイル管理のほうが、画像などの大容量ファイルを扱うのに適しています。98系の場合のファイル管理 FAT32 では4GB以上のファイルが1ファイルとして扱えません。これで問題になるのがデータをイメージ化(ISO化)した場合に、4GBを超えてしまうことがあるからです。またライティング時にオンザフライ方式でしか焼けません。(データが4GBを超えるとき)
 私は98系を使用していたとき、リソース不足からくるフリーズすることがよくありました。今では、ADSLのような常時接続の環境が普及したので、ファイヤーウォールソフトや、ウィルスソフトが常駐するようになり、 リソース不足に悩まされることが多いのではないかと思います。NT系ではファイルの制御方法がリソースではないのでフリーズすることがほとんどなくなります。もし、98系をお使いでしたら、乗り換えることでかなり快適になりますので、これを機に乗り換えてみてはいかがでしょうか。XPでもファイル管理がFAT32の場合もありますので、その場合はNTFSに変更した方がいいと思います。

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メディアについて

DVDメディアを選ぶにあたって、国産品にするか、海外品にするか悩むところでしょう。結局は値段の問題だと思います。国産品は1枚あたり、300円前後、海外品は安いもので100円ぐらいからあります。海外品でよくある不具合としては

  • 外周部の書き込みエラー出る。

  • 再生中、後半でとまる。ノイズが出る。

  • ライティング後、数ヶ月で読み込み出来なくなる。

  • DVDドライブがメディアを認識しない。

メディアの品質が低いために、これらの症状が出やすいです。もちろん国産品でも出る場合もあります。ライティング時などに不具合があった場合は、まずメディアが海外品の場合は国産品を使ってみてください。また海外品を使用する場合は4GB程度に圧縮するほうが失敗する確立は減るみたいです。

「for VIDEO」と 「for DATA」はどう違う
記録メディアには「for VIDEO」と「for DATA」の2種類あります。本来はPCで使用するには、「for DATA」、家電製品で使うには「for VIDEO」だろうと思います。これらの違いは「for VIDEO」の方には「私的録画補償金」というものが、販売価格に含まれています。DVDレコーダーなどの家電製品に使用される前提で販売されていますので、テレビ等の放送(著作物)を録画することが通常使用と 考えられますので、最初から著作権料を購入者が負担している見たいな感じです。製品のディスク自体は、同じですのでPCで使用するにはどちらでもかまわないと思います。通常は「for VIDEO」の方が値段が高いはずですが、ものによっては安いものもありますので、どちらか好きなほうを選べばいいでしょう。家電製品で使用する場合は、製品によっては「for VIDEO」のメディアしか認識しないものもありますので、注意が必要です。

DVD-Rの2つの規格
DVD-Rには「for General」と「for Authoring」の2種類の規格があります。For General規格は一般仕様のドライブで使用するディスクの規格です。Authoring規格は業務用のオーサリングドライブ専用です。記録するためにはそれぞれ対応したドライブが必要となります。通常一般の方は、「for General」を購入すれば間違いないでしょう。

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