ヴェネツィア料理タイトル

更新情報:29-03-2007 レストラン情報を2件追加しました。

最近では日本でもイタリア料理がすっかり定着してきており、皆さんもいろいろな料理を お試しになってみたことと思います。
ヴェネツィアの料理といえば、何と言っても魚介類です。アドリア海からとれる様々な種類の魚介類をつかった料理が豊富です。昔はヴェネツィアの運河でもい ろいろと魚が取れたそうですが(現在40歳以上の人はたいてい子供のころ、運河で泳いだり、釣りをした経験を持つ)、今ではラグーナに面したところで釣ら れるイカとボラぐらいでしょう。
イカスミのスパゲッティでもおなじみのイカは、リゾットや又はインテッチャと呼ばれる煮込み料理、グリル焼きやフライにして食べます。
イタリア人はあまり生では魚を食べません。でも最近は前菜としてメカジキやマグロのカルパッチョ(生の牛肉を薄切りにしたもの)やスカンピのマリネなど生 の魚介類を出すレストランも増えてきました。

  1. イタリア料理の基本
  2. 代表的なヴェネツィア料理
  3. 飲み物
  4. ヴェネツィアのレストラン
  5. レストラン選びの注意
  6. おやつと喫茶
  7. スーパーで食材を買う

イタリア料理の基本

イタリア料理は基本的に

  1. 前菜(アンティパスト ANTIPASTO)
  2. パスタ・スープ類(プリモピアット PRIMO PIATTO)
  3. 肉か魚のメインディッシュ(セコンドピアット SECONDO PIATTO)
  4. 付け合わせ(コントルノ CONTORNO)
  5. チーズ(フォルマッジョ FORMAGGIO)
  6. デザート
  7. 食後酒、コーヒー類

という順番になっています。格式あるレストランだと、このようにコースとして全部食べるのが一般的ですが、日本人にはかなり多い量です。その時の体 調、様子を見て、お薦めとしては前菜とパスタ、あるいは前菜とメイン、又はパスタとメインというような組み合わせでオーダーするのがいいでしょう。
メインディッシュには普通、野菜の付け合わせはついてきません。ですから各自付け合わせを選ぶことになります。多くのレストランではワゴンなどに並べたり しているところもあるので、サラダ類、又は温野菜など自分で見て選んでもいいでしょう。
パスタを食べると、もうけっこうおなかがいっぱいになると思います。ですからチーズまで食べれる人はいないかもしれませんが、チーズが好きな人は地方特産 のチーズをためしてみてください。
デザートもよくワゴンにのっていて、見れるようになっています。その他、ワゴンになくてもアイスクリーム類はほとんどのところで扱っているはずですので、 訊いてみましょう。生のフルーツなんかと添えてくれるところもあります。
食後にはイタリア人はエスプレッソコーヒー、それに食後酒としてグラッパ、アマレット等のリキュールを飲みます。これは消化剤としての役割も持っていま す。イタリア人は食後には濃いエスプレッソを飲み、カプチーノ、カフェラッテなどの牛乳を使ったものはまず絶対に飲みません。観光客の多い町のレストラン であればオーダーすれば出してくれますが、小さい町のレストランなんかでは「そんなものは食後に飲むものではない」と言って断られることもありますので注 意してください。確かに牛乳を大量に使った飲み物はビネガーやレモンなどと食べ合わせが悪いので、そういうものを食べたあとはカプチーノなどは避けたほう が無難です。


代表的なヴェネツィア料理

ここにいくつか代表的なヴェネツィア料理をあげてみました。多くのガイドブックにも紹介されていますが、 ぜひ一度お試しください。
なお、ヴェネツィアでは多くのレストランで日本語のメニューをそろえていますので(現に私もいくつか訳しています)、そういうところならメニューを見て迷 うこともあまりないと思います。

【前菜】

日本語名 イタリア語名 説明
イワシのマリネ SARDE IN SAOR/サルデインサオール イワシに衣を付けてフライしたものを、タマネギ、ワインビネガー、レーズ ン、松の実などと和えてマリネしたものです。
クモガニ GRANCEOLA/グランセオラ 地中海に棲息するカニの一種。ゆでたカニの身とサンゴをほぐしてオリーブ オイルとレモンで和えたもの。
シャコ CANOCE/カノーチェ ゆでたシャコにオリーブオイルをかけたもの。季節によっては大きさがかな り違う。
ゆでダコ FOLPI/フォルピ 小さいタコをゆでて、半分に切り、パセリ、レモン、オリーブオイルをかけ たもの。
ヴェネツィア風アンティパスト ANTIPASTO ALLA VENEZIANA/アンティパスト・アッラ・ヴェネツィアーナ レストランによっては違う名前で出しているところもあるが、要するに魚介 類にミックスオードブル。上記の前菜のほかに小エビ、ガルーゾイという貝などを添えたもの。
ムール貝の炒め蒸し PEOCI SALTAI/ペオーチ・サルターイ ムール貝を炒め蒸したもの。
アサリの炒め蒸し CAPAOZZOLI SALTAI/カパオッソリ・サルターイ アサリを炒め蒸したもの。ニンニクの味がきいていておいしい。


【パスタ・スープ類】

日本語名 イタリア語名 説明
イカスミのスパゲッティ SPAGHETTI ALLE SEPPIE NERE/スパゲッティ・アッレ・セッピエ・ネーレ ヴェネツィアの代表的な料理。イカスミにほんの 少しトマト風味が加えられている。
イカスミのリゾット RISOTTO ALLE SEPPIE NERE/リゾット・アッレ・セッピエ・ネーレ スパゲッティのソースと同じものだが、お粥風に なっている。こちらのお米はたいてい少し硬めに仕上げてある。
アカザエビ和えスパゲッティ SPAGHETTI CON SCAMPI/スパゲッティ・コン・スカンピ これはレストランによってだいぶ異なる。よくあ るのはトマトベースのものだが、中にはズッキーニなどの野菜とあえたホワイト系もある(ホワイトソースではなく、オリーブオイルあえ)。
魚介類のリゾット RISOTTO DI FRUTTI DI MARE/リゾット・ディ・フルッティ・ディ・マーレ 魚介類のリゾット、オーダーはたいてい2人前か ら。
ボンゴレ・スパゲッティ SPAGHETTI VONGOLE/スパゲッティ・ボンゴレ
SPAGHETTHI CAPAROSSOI/スパゲッティ・コン・イ・カパロッソイ
日本でもおなじみの一品。トマトソース・ベース (ロッソ)とオリーブオイル・ベース(ビアンコ)があるので確認すること。
アンチョビのスパゲッティ BIGOI IN SALSA/ビーゴイ・イン・サルサ 小イワシ又はアンチョビをオリーブオイルで炒め てスパゲッティとあえたもの。ちょっと塩辛い。
インゲン豆のパスタスープ PASTA E FAGIOLI/パスタ・エ・ファジョーリ インゲン豆と言ってもイタリア特有のマメでアズ キのように赤いもの。これを煮込んでどろっとしたスープに小粒のパスタが入っている。
グリーンピースのリゾット RISI E BISI/リージ・エ・ビージ グリーンピースのリゾット。


【メインディッシュ】

日本語名 イタリア語名 説明
魚介類のミックスフライ FRITTURA MISTA/フリットゥーラ・ミスタ イカ、小エビ、小魚などをカリッとフライしたもの。エビだけとかイカだけ とか単品でもオーダーできる。
魚介類のミックスグリル GRIGLIATA MISTA/グリリアータ・ミスタ スズキ、クロダイ、アンコウなどのグリル焼きの盛り合わせ。かなり量が多 いので、数人で人数分より一人前か二人前、少なくオーダーして分け合ったほうがよい。オリーブオイル、パセリがのっている。
イカスミのポレンタ添え SEPPIE NERE CON POLENTA/セッピエ・ネーレ・コン・ポレンタ イカスミの煮込みにポレンタを添えたもの。日本人にはちょっと塩辛いか も。
ヴェネツィア風仔牛レバー FEGATO ALLA VENEZIANA/フェガト・アッラ・ヴェネツィアーナ ヴェネツィア名物の唯一の肉料理。レバー肉をタマネギと炒め煮した一品。 ポレンタがついてくる。


【デザート】

日本語名 イタリア語名 説明
レモンシャーベット SGROPPINO/スグロッピーノ これは「食べる」シャーベットではなくて「飲む」シャーベット。レモン味 のアイスクリームにプロセッコ・ワイン、ウォッカを合わせてシェークしたもの。口直しに飲むことも。
ビスケットとワイン BISCOTTI VENEZIANI E VIN SANTO/ビスコッティ・ヴェネツィアーニ・エ・ヴィン・サント ヴェネツィア特産のビスケット、ブッソラーイやマンドルラートを、甘くて アルコール度の高いワインに浸しながら食べるもの。ぜひ、食後の歓談にゆっくり味わいながら食べて欲しい。

*上記以外はフルーツサラダ、ティラミス、ジェラートなど、イタリア中どこでも食べられるデザートをたいてい揃えています。

ヴェネツィア料理に関してはこの本もお薦め!
ヴェネツィア料理大全―食の共和国からのおくりもの


飲み物

イタリアではやはり、食事にはワインでしょう。でもその前にアペリティフとしてヴェネツィアでは人気のあるスプリッツ(SPRITZ)なんかを試してみてはいかがでしょうか。これは白ワインをガス入りミネラル ウォーターとアペロールというリキュールで割ったカクテルですが、アルコール度はあまり高くありません。レストランに入ってからオーダーすることも出来ま すが、一般的にはみんなレストランに行く前にバールへ寄って飲みます。「仕事のあとに一杯!」というときにも飲んだりします。

食事の時ですが、上にも書いたようにやはりワインでしょう。イタリアでは最近若い人がワイン離れをしており、20代の人はアルコール類よりもコカ コーラやファンタ、水、それにアルコールと言ってもビールぐらいしか飲みません。でもやはり魚介類とはぜひ地元の特産のワインを試してみてください。

そんなにワインに詳しくないのですが、代表的な種類を挙げてみました。参考になるかどうかという程度です。

【白ワイン・vino bianco】

日本語名 イタリア語名 説明
ピノー・グリジョ Pinot Grigio ちょっと辛口。しかしわりと何にでも合うワイン。
ソアーヴェ Soave ヴェネト地方を代表するワイン。すっきりしていて、けっこう飲みやすい。
トカイ Tocai 辛口のワイン。ものとしてはフリウリ地方のものが有名。
プロセッコ Prosecco 発泡性のワイン。私のお気に入り。シャンパンよりおいしいと思っていま す。食前酒にしてもよし、食事の時のメインのワインにしてもよし。すっきりした味わいです。

【赤ワイン・vino rosso】

日本語名 イタリア語名 説明
カベルネ Cabernet 私のお気に入りの赤。コクがあっておいしいです。ちなみに私は魚でも赤ワ インです。
メルロ Merlot コクがある赤。
ヴァルポリチェッラ Valpolicella ちょっと辛口の赤。好き嫌いがあるかもしれません。
バルドリーノ Bardolino 比較的飲みやすい赤。


ヴェネツィアのレストラン

ヴェネツィアはローマ、フィレンツェと並ぶ観光都市です。ですから、観光客向けのレストランが多く、地元の人は正直に言ってあまりヴェネツィアのレ ストランへは行きません。私にとっても日本人の友人が来たりして、レストランに行こうというと、頭が痛くなります。以下に挙げるレストランは「ぜひぜ ひ!」というわけではないのですが、私も比較的よく利用しているレストランで、味、サービス、値段が妥当なところです。
なお、下記のレストランでの予算の目安は、ワインも飲むとして40ユーロ位からです。予約等は各自で行なって下さい。

【イタリアのレストランの種類】
RISTORANTE リストランテ:格式あるレストラン。テーブルクロスも布、グラスも2つ以上、フォークとナイフも2本以上おいてある。半ズボンなどではあまり以下ない方がよい。
TRATTORIA トラットリア:もうちょっと気さくなレストラン。テーブルクロスも紙だったりする。しかし最近はトラットリアの高級化も進んでおり、あまりリストランテと大差がない。
PIZZERIA ピッツェリア:ピザが食べられるレストラン。昔は本当にピザしかなかったが、最近はたいていパスタ料理なども食べられる。値段としては手頃。
OSTERIA オステリア/BACARO バーカロ:ヴェネツィアの典型的な居酒屋。木のテーブルに木のイスなどで統一されている。カウンターで飲物やおつまみだけの利用もOK。

チップについて・・・イタリアのレストランでは"copertoと呼ば れる席料(カバーチャージ)とサービス料12%がたいてい含まれています。ですからチップの必要はありませんが、サービス料が入っていなかったり、とても サービスや味に満足した場合、あるいは頼んでメニューにないものを作ってもらった場合にはほんの気持ち程度おいてもいいでしょう。目安は値段の5%から 10%ぐらいで。あるいは一人につき1ユーロから3ユーロぐらいで十分です。
なお、催促された場合には、当然のことながらあげる必要はありません。

【ヴェネツィアのレストラン】

レストラン名
場所
コメント
HOSTARIA ALL'OMBRA
オスタリーア・アル・オンブラ
カステッロ地区のガリバルディ通り。海側から通りに入ったら右側にある一番最後のレストラン(ほぼ通りの終わり)。
住所:Via Garibaldi, Castello 1252/A tel: 0415231179
カステッロ地区のかなりはずれ、といっても最も地元民でにぎわっている通りにあるレストラン。ヴェネツィアの伝統料理。
VECIO FRITOLIN
ヴェーチョ・フリトリン

リアルト橋からサン・カッシアーノ広場を経て、橋を渡ったところ。
住所:Calle della Regina, San Polo 2262
電話:0415222881
イリーナさんという女性オーナーの取り仕切るレストラン。伝統的な料理や季節の料理が楽しめます。
ALLA MADONNA
アッラ・マドンナ
リアルト橋の近く。サン・ポーロ側。
住所: San Polo 594 tel: 0415210167
ガイドブックや雑誌にも取り上げられている有名 なレストラン。観光客でにぎわっていますが、お勧めできます。あまり格式張っていないし、気さくな感じです。
OSTERIA DA ALBERTO
オステリーア・ダ・アルベルト
ヴェネツィア市立病院、サン・ジョヴァンニ・ エ・パオロ広場の近く
。住所:Cannaregio 5401 tel: 0415238153
ヴェネツィア風居酒屋の気さくなレストラン。 ヴェネツィアの伝統料理を楽しめます。要予約
VINI DA GIGIO
ヴィーニ・ダ・ジージョ
ストラーダ・ノーヴァにあるスタンダ(スー パー)のすぐそば。住所:Cannaregio 3628/a tel: 0415228597 私が一番利用しているレストラン。メニューも季 節色豊かに変えられる。ワインの種類も豊富なので、ワインをいろいろと試してみたい人にはお勧め。要予約
OSTERIA OLIVA NERA
オステリーア・オリーヴァ・ネーラ
ピエタ教会の裏、サンマルコ広場から徒歩10分 ぐらい。住所:Castello 3417/8 tel: 0415222170 小さいけれど、ワインの種類もけっこうあり、 ちょっと創作料理っぽいヴェネツィア料理が楽しめます。要予約
BARBANERA
バルバネーラ
サン・ズリアン教会とサンタ・マリア・フォル モーザ広場の間。サンマルコ広場から徒歩10分ぐらい。住所:Castello 5356/57 tel: 0415210717 サンマルコ広場近くの気さくなピッツェリア。安 いセットメニューなどもあり、また夜中の12時がラストオーダーなので、遅く到着の場合も利用できます。
LA CARAVELLA
ラ・カラヴェッラ

サンマルコ広場の近く、ホテル・サトゥルニア内のレストラン。住所:San Marco 2398, Calle Larga XXII Marzo tel: 041.5208377 ヴェネツィアの高級レストランの一つ。高いですが、雰囲気もいいし、割とおいしいです。要予約。
BISTRO DE VENISE
ビストロ・デ・ヴェニス

リアルトからサンマルコ広場を結ぶファッブリ通りにある。住所:San Marco 4685, Calle dei Fabbri  tel. 041.5236651
昔は気さくなピッツェリアとしてオープンしたのが、いつの間にか高級レストランに変身。パリのビストロ風のインテリアはおしゃれ、オススメメニューは16〜17世紀のヴェネツィア料理の再現レシピです、
ALLA PALAZZINA
アッラ・パラッツィーナ

駅から左側へ行き、商店街を抜けて一つめの橋を渡った右側。住所: Ponte delle Guglie, Cannaregio 1509 tel. 041717725
伝統的なヴェネツィア料理。暖かい季節にはテラスのテーブル席が気持ちいいです。
OSTARIA AL DIAVO'LO L'AQUASANTA
オスタリア・アル・ディアヴォロ
リアルト橋の近く。サン・ポーロ側。上記のアッラ・マドンナと同じ通りにある。住所:S. Polo 561/B
ヴェネツィア風居酒屋の気さくなレストラン。カウンターで飲むだけでも可。大運河のゴンドラ漕ぎなどもよく利用しているところです。

【メストレのレストラン】

レストラン名
場所
コメント
AMELIA TRATTORIA
アメーリア・トラットリア
メストレ、高速出口ミラネーゼ(Miranese)のすぐそば。タクシー で行くのが便利。住所:Via Miranese 113, Mestre tel: 041913955メストレ一番の高級レストラン。予算は10万リラぐらいをみておいたほう がいいが、メストレに泊まって、おいしいものを食べたいときにはオススメ。厨房には日本人のコックもいる。要予約。











レストラン選びの注意

残念ながらヴェネツィアも観光都市であるがゆえに、観光客を相手にあくどい商売をしているところが多くあります。ここでは個人的体験、日本人観光客 からの直接の苦情、地元評判などからいくつかの注意事項を記します。

1. レストランの入口で客の呼び込みをしているところには出来るだけ入らないほうが無難。これはヴェネツィアだけでなく、他の観光都市でも当てはま ることです。
2. 以下の詐欺には注意!
   a.ワイン・・・ワインをお任せにするととんでもなく高いものを持ってくる。 スパゲッティが3000円ぐらいなのに10万円ぐらいのワインを出す。必ずワインリストから選んで値段を確認すること。
   b.ロブスター・・・魚介類のスパゲッティを頼むとロブスターを付けてくる。 サービスだと言われ、喜んで食べていると、あとで勘定書きにしっかり入っている。グラム計算なので、とんでもなく高くふっかけてある。
3.量り売りの魚のグリルを注文する場合は、必ず見せてもらい、値段を聞くこと。恥ずかしいことではありません。
4. サンマルコ広場から近いダニエリ・ホテルの横の通りのレストランはあまり評判がよろしくないので、注意が必要です。
5. クレジット・カードで支払えない。入 り口にカードのマークがあるのに、いざ払うときになると「カードはだめ」と言ってくるところがあります。これはオーナーがカード会社への手数料を払いたく ないため(脱税目的もあり)、できるだけ現金を手にしたいというもの。「機械が故障」「電話回線が通じない」とかいろいろと言ってきますが、カードが使え るはずですので、どうしてもカードで払いたい、無理なら払わない、という理由をつけて払って下さい。



おやつと喫茶

イタリアで町を歩いていると、どこででも見かけるのがバール(BAR)。これは日本の「バー」とは全然違うもので、言ってみれば立ち飲み喫茶という ものです。イタリア人はここで朝食、おやつ、アペリティフを飲むのに利用し、イタリア人にとっては欠かせない社交の場ともなっています。
どこのバールに行っても、メニューはたいてい同じものです。コーヒー・紅茶類、アルコール類、ソフトドリンク類、それにサンドイッチ (Tramezzini)やパスティーナ(Pastina)と呼ばれるプチケーキ類が置いてあるところもあります。
また、最近はカフェ形式になっていてテーブル席があるところがありますが、立ち飲みと座って飲むのでは値段が違うのでご注意を。テーブルにつく場合は、普 通ウェイターが注文を聞きに来ます。




スーパーで食材を買う

最近はレストランなどに行かずに、地元の人のようにスーパーへ行って食材を買い、ホテルで食べる、という人も増えているようです。確かに外食が続くと飽き ますし、出費も重なります。そんな時、自分で目に見ておいしそうなものを買って試してみるのもいいでしょう。
「ヴェネツィアにもスーパーマーケットはあるんですか?」という質問をよく受けるのですが、ハイ、ちゃんとあります。スペースが限られているため、そう大 きくもなく、品揃えも限られますが、ヴェネツィア人の食生活をのぞいてみるにはいいでしょう。

〈スーパーなどで買える食材〉

ANGOLO GASTRONOMIA(アンゴロ・ガストロノミア)というような名称で呼ばれるコーナーでは、ガラスケースの中に並んでいるハムやチーズをはじめ、既に 調理されている魚介類料理やラザーニャ、野菜などが売っています。量り売りなので、好きな分だけ買うことができます。

*買い方(スー パーによっては違う形態のところもあるかもしれませんが、だいたいこんな感じです)
1. まずコーナー近辺に番号札を配布している小さい機械があるの、そこで番号をとります。電光掲示板で確かめながら、自分の番号が来たらとにかく何語で もいいから、存在感をアピールすること。イタリア語では「TOCCA A ME!(トッカ・メ、私の番!)」といいましょう。でないと、誰もいないと思われて次のおばちゃんが「あたしよっ!」と出てきてしまいま す。
2. 商品の名前が読み取れたり、知っている場合はそれをいい、わからなかったら指を指します。「UN PO'(ウン・ポ少し」 「PER UNA PERSONA(ペル・ウナ・ペルソーナ)一人前」「PER DUE PERSONE(ペル・ドゥーエ・ペルソーネ)二人前」「UN ETTO(ウン・エット)100グラム」などと希望の数値を言ってみましょう。
3. ほしいものが全て注文し終わったら、「BASTA COSI'(バスタ・コズィ)これで結構です」と言って、全部袋に入れてもらい、受け取ります。スーパーの場合、支払いは全てレジで行いま す。
4. 野菜や果物を買う場合:売り場にビニールの手袋がお いてあるので、必ずそれを着用してから野菜や果物を手にとってください。ほしい分だけビニールに入れ、秤でその野菜や果物の番号を押します(係の人がいる ところもあり)。

〈ヴェネツィアのスーパー〉
なかなか歩いていて、どこにでもあるというわけではありませんので、いくつか上記のような食材が買えるところを紹介します。
SUVE (スーヴェ)
サン・マルコ広場に最も近いスーパー。サン・リオ通り(SAN LIO)にあります。サンマルコ又はリアルトからサンタ・マリア・フォルモーザ広場(Campo Santa Maria Formosa)へ行く途中
COOP (コープ)
ローマ広場近くに最近できた、ヴェネツィアにしては大型スーパー。駅や ローマ広場の近くに宿泊する人には便利。水上バス1番、41/42,51/52番乗り場近く。ジュデッカ島の水上バス乗り場PALANCA(パランカ)の 近くにもあります。
BILLA (ビッラ)
駅からリアルト広場へ向かう商店街ともいえるようなストラーダ・ヌオー ヴァ通りSTRADA NUOVAに一つと、リド島の水上バス乗り場近辺に一つ、そして水上バス乗り場サン・バジリオSAN BASILIOの近くに一つあります。


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