Molly Village - School - ビジネス実務法務検定


ビジネス実務法務検定試験

 ビジネスマンとして最低限のコンプライアンス知識は持っていないと・・・と思い立ち、挑んだビジネス実務法務検定試験。試験勉強を始めて3カ月、独学で臨んだ2級・3級同時受験は、見事、(2級・3級ともに)一発合格!「法務」というと、難しく聞こえますが、「実務法務」とあって普段の仕事の中で使える知識ばかりで、実際の業務の中で、非常に役立っています。

試験概要

 ビジネス法務検定とは、全てのビジネスパーソンに求められる実践的な「コンプライアンス能力」を評価する為の検定試験です。現代ビジネス社会において、自分が関わる業務の法的なリスクを察知し、チェックし、問題点を解決に導くのに必要な基礎的、且つ、実践的な法律知識を体系的・効率的に学ぶことができる為、法務部門のみならず、幅広い層のビジネスパーソンが受験しているようです。

 試験は年に2回、7月(または6月)と12月に実施(1級は12月の1回のみ実施)され、毎年4〜5万人、累計では 約40万人が受験している法務系試験の登竜門的な検定試験となっています。他の検定試験と同様に、1級から3級までありますが、私の感覚から言うと・・・

 3級・・・・全てのビジネスパーソンが基本的に身につけておきたいレベル
 2級・・・・管理職、あるいは、財務・法務・総務に従事する人が身につけておきたいレベル
 1級・・・・法務部門、あるいは、法律系の仕事に従事する人、または、それを目指す人のレベル

という感じです。ちなみに、合格率は、3級が約80%、2級が約50%、1級が10%弱となっています。1級はかなり本気で勉強しないと合格できませんので、「法律系の仕事(資格)で生きていく」という人以外は、安易な気持ちでチャレンジしない方が身のためでしょう。

独学のポイント - ビジネス実務法務検定3級

  ビジネス法務の基礎レベル。出題範囲は広いですが、割と一般常識的な問題が多いので、社会経験を4〜5年積んでいる人なら、勉強をしなくても5〜6割は正解できるのではないでしょうか。「実務法務」というだけあって、実際のビジネス(商取引)に深く関連する内容が多くなっています。試験実施団体(主催者)である東京商工会議所が発行している「公式テキスト」と「問題集」(どちらも発売元は中央経済社)を一通り勉強すれば、十分に合格できるレベルになると思います。

 出題範囲の中で特に押さえておきたいのは、「会社」、「契約(書)」、「債権管理」、「各種法規制」、「労働関連法」あたりでしょうか。いずれも業務を行う上で、あるいは、会社という組織で働く上で、大変重要な内容ですし、”知っている人”と”知らない人”とでは、「仕事の質」や「人事評価」にも大きく影響するものだと思います。基礎的なコンプライアンス知識を持たずに営業活動を行うことが、どれだけ会社や本人にとって、リスクを生むことになるか・・・が、法務を勉強すると良く分かります。

 合格までの目安・・・・テキスト1冊、問題集1冊、1日1時間の勉強で、2〜3カ月。

独学のポイント - ビジネス実務法務検定2級

 3級に比べ、出題範囲そのものは大きく変わりませんが、内容がかなり深くなっています。一般社員ならココまで知らなくても・・・というレベルまで出題されますが、ある程度の決裁権を持つ「管理職」以上の方は、是非とも知っておきたい内容です。また、法務・財務・総務などの部署で働く人であれば、少なからず、2級レベルの法務知識を求められる場面にも遭遇するでしょうから、2級レベルの知識は身につけておきたいところです。

 勉強方法は、基本的に3級同様、東京商工会議所が発行している「公式テキスト」と「問題集」を中心とした対策で良いと思います。それだけでは不安がある人、応用力を身につけたい人は、他社から出版されているテキストや法務関連書籍も読んでおくのがおススメです。また、会社勤めをしている人であれば、会社で保管している実際の契約書や社内文書(稟議書など)、社内規定、決算書などを、その”成り立ち”と”内在するリスク”を考えながら、マジマジと眺めてみるのも良いと思います。但し・・・、会社の機密情報を勝手に持ち出したり、漏えいしたりすると、まさしく「コンプライアンスに反する行為」になりますので注意しましょう。

 ちなみに、2級レベルの知識を身につけておくと、いざ法的なトラブルが発生した時に、パニックにならずに冷静に対応することができます。そんなトラブルは発生しないに越したことはありませんが、ビジネスにトラブルは付きモノ。法的トラブルが多い職業の人(金融・保険、不動産など)は、例え営業マンであっても、2級レベルの知識は身につけておきたいですね。

 合格までの目安・・・・テキスト1冊、問題集1冊、関連書籍1冊、1日1〜2時間の勉強で約半年。

ビジネス実務法務 - 受験の心得5カ条


 1.ビジネスマンは、常に法的リスクに晒されていることを意識すべし。


 2.法務知識はいつか必ず役に立つ時がやってくる。信じて学ぶべし。


 3.法律用語は「慣れ」。とにかく量をこなして慣れるべし。


 4.読んで覚える、ではなく、「なぜそうなるのか?」を深く考えるべし。


 5.法務知識なくして、ビジネスに勝利なし、と心得るべし。