岡山県 ベンガラの里「吹屋ふるさと村」 2004.5.3(月)

今年のGWは前半と後半に用事が入っているために、結局間の5/3.4で岡山県を訪ねることにした。これまでにも何度も通り過ぎている町だが、今回はあらためてまだ行った事のない昔懐かしい町並みの残る地区を中心に見て回ることにした。天気予報もあまりよくない。さて、どうなることやら・・。
岡山県の中国自動車道「新見IC」を降りて約30分ほどで「吹屋ふるさと村」に着く。ここは江戸から明治にかけて中国地方随一の銅山とベンガラの町として栄え、その面影が今でもベンガラ格子の町並みに色濃く残っている。町全体がベンガラの朱色に染まっていて、ちょっと一風変わった町並みだ。国選定重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている。
この朱色がベンガラの色。「ベンガラ」とはこの染料のことで銅を精錬する際の副産物として採れる鉄を主成分とした染料だ。身の回りにもいくつかベンガラを利用しているものがあるはずです。
当時の面影を残す町並みはお土産屋あり、資料館ありとゆっくりあるいて見て回ることをお勧めする。
週に1日しかやっていないって、これでやっていけるのか・・?
「ベンガラ館」
今ではもうここでは作られていないが、当時のベンガラ工場を再現して見学できる施設がある。ここベンガラ館は当時の手作業でのベンガラ製造の様子を見ることができる。ちなみに「ベンガラ」はインドのベンガル地方の名に由来しているらしい。
「吉岡(吹屋)銅山 笹畝坑道」
この銅山は807年に発見された。その後1690年から1930年にかけて銅の採掘が行われ、現玉島港から大阪の銅役所まで大量の銅を運んでいたという。
 坑道は網の目のように奥深くまで彫り進められており、電気のない当時の苦労は相当なものであったことが想像できる。
突然現れる人形にびっくりします。
当時、ベンガラ製造で巨大な富を築いた「広兼邸」が公開されている。下の駐車場から見上げれば、まるでお城のような邸宅。
映画「八つ墓村」のロケが行われたところとしても有名だ。そういわれてみれば、なんとなく不気味な気もする建物だった。