湖国の春をつげる「琵琶湖びらき」と「ヨシ松明」 2004年3月13日(土)
 
 滋賀県には海がない。その代わりに日本一の湖琵琶湖がある。
桜のつぼみが膨らみ水もぬるむこの時期に、毎年「海開き」ならぬ「琵琶湖開き」が行われる。これまた毎年恒例でNHKの連ドラのヒロインが一日船長として観光船に乗り込み、大津の玄関である大津港一帯でパレードも行われる。今年のヒロインは「てるてる家族」の冬子役石原さとみさんだ。
朝9時にババババンという空砲と同時に「琵琶湖開き」の祝典がスタートした。 正直なところ、この音で目が覚めた。
 バルコニーからしばらく琵琶湖を眺めていると、多くの船やヘリコプターがこの祝典を盛り上げていた。
  「びわ湖開き」は琵琶湖の環境保全もその主旨であり、当日晴れの場合には「夜の部」として「ヨシ松明」催事が行なわれる事になっている。
 水辺のヨシ帯は湖辺生態系の保全や湖岸景観の保全など大きな機能を果たしている。 しかし 近年の都市化進展に伴い自然の姿が失われ ヨシ帯が減少する状況下、大津市では平成2年から市民・行政・事業所が一体となって 「湖辺ルネッサンス〜大津のヨシ作戦」 と名づけたヨシ保全活動を進めている。
 この活動の中から生まれたイベントの一つが「ヨシ松明一斉点火」であり、びわ湖に春を呼ぶ風物詩として定着し 年々広がりを見せている。 
 
 この行事に合わせて「ヨシ松明」を湖上から眺めるための観光船も出航する。大津市観光協会の主催するこの観光船の招待券プレゼント企画に、幸運にも見事当選したのだ。昼過ぎから、我々も大津港へ向かった。

京阪電車にかかっていた。うんこじゃなくて、なまずみたいです。

浜大津港では、現在サーカスも行われている。

この日のためにドレスアップした外輪船「ミシガン」

ヨシ松明観光として出航する観光船「ビアンカ」

船内では、フルートの演奏も行われている。いつもとは違う琵琶湖の眺めを堪能した。

暗くなるとちょっと寒いが、甲板に出て琵琶湖を眺めていた。
辺りも暗くなった午後7時に、湖岸7箇所で一斉にヨシ松明に火が灯された。オレンジ色に輝く炎に皆無口になり、しばしの間ただ激しく燃え盛る炎だけを眺めていた。

約2時間の遊覧を終え、再び浜大津港に戻ってきた。色鮮やかな花噴水が我々を迎えてくれた。