山陰 鳥取 国道9号線沿線で温泉三昧の旅 2008.7.19-20

7月に入り猛暑が続いている。いたるところでセミも鳴き始めている。もうすっかり夏だ。
この3連休何もせずに家でじっとしておくというのも一つの手だが、息子風雅も家にいるので、結局は相手をしなければならなくなりゆっくりと休むわけにはいかない。そこで、急遽18日の夜に地図とにらめっこし、山陰地方に車で向かうことにした。行き先も目的も行き当たりばったりの旅。ただ、風雅は前回の車中泊の旅が気に入ったようで、「車で泊まりたい」とひとりおおはしゃぎだ。
7月19日の朝、三連休の初日と言うこともあり、なるべく家を早めに出たかったが、いろいろと準備をしていると10時をすぎてしまった。一番混雑する時間だ。でも仕方がない・・・京都から国道9号線にはいり、ただひたすら鳥取県を目指すことにした。道は予想していたほど渋滞しておらず、ガソリン高で車での外出控えの影響だろうか・・・。
9号線をひた走り、兵庫県から鳥取県に変わる直前のところに「湯村温泉」がある。ここは日本一熱い源泉98℃が湧き出し、町のシンボル「荒湯」では白い湯けむりの中温泉卵を作る人が多く集まっている。いかにも温泉街らしい温泉で、河原の足湯や細い階段沿いの駄菓子屋も町の雰囲気をかもし出している。個人的には4度目の訪問だ。山陰旅行の途中に立ち寄るのに丁度良い温泉だ。

近くの店で生卵を購入し、温泉卵の作成中。

ドラマ「夢千代日記」の舞台として知られる。
湯村温泉では、足湯につかりながら温泉卵を食べただけ。また中を散策するだけで大粒の汗が出てきた。一風呂浴びて汗を流したい・・・。9号線を鳥取県に入ってすぐのところに「岩井温泉」がある。
 岩井温泉は、1300年もの歴史があり山陰最古の湯といわれ、鳥取県の東端、岩美町にある温泉だ。
 この岩井温泉には、奇習と呼ばれている「ゆかむり」という風習があるらしい。どこがで見たような気がする。江戸時代から伝わる「ゆかむり」は、お湯に長く浸かれるようにと、湯船に入って頭に手拭いを乗せ、湯かむり唄に併せて柄杓で湯を頭から被る独特なものです。


ここで 「ゆかむり唄」も聞けます。  http://yukamuri.net/index.html
岩井温泉でひとまず汗を流し、そのまま9号線を鳥取に向けて走った。
日本一大きな砂丘「
鳥取砂丘」だ。風雅にはおおきな砂場と教えており、今回の旅で楽しみにしていたスポットの一つだ。
すでに夕方5時をすぎていると言うのに暑い。にもかかわらず風雅は一人おおきな砂場ではしゃぎまわっている。汗びっしょりで砂まみれで、さらに砂に寝転んだりして、どうしようもない。

あ〜あ〜
当初、9号線をひた走り島根県まで行こうかとも考えていたが、どうやらムリのようだ。そこで、鳥取市から30キロほど西に位置する東郷湖畔「羽合温泉」に宿を予約した。東郷湖は周囲12キロメートルではじめて来たが、とてもきれいな湖だった。そのほとりには「東郷温泉」「羽合温泉」の二つの温泉街があり、その間を遊覧船で結んでいる

東郷湖の夕陽 遠くに風力発電用風車が見える

羽合温泉には足湯が4箇所ある。いずれもむちゃくちゃ熱い。50度以上ある足湯、誰が入るのか。バス停にある足湯

「ハワイ」にかけて町もハワイアン!?

東郷湖のシンボル「四ツ手網」古くから行われていた漁法の一つで今ではシンボルとして残されている

道の駅「はわい」から眺めた羽合温泉
羽合温泉から車で20分ほど走ったところに城下町「倉吉」がある。快適なトイレで有名で、おみやげ物では天女とトイレにちなんで「天女の忘れ物」という御菓子がある。茶色でとぐろを巻いているこの御菓子、一度お試しあれ。
倉吉で有名なのが、玉川沿いに並ぶ白壁の土蔵群。約400メートルにわたってつづく土塀は一見の価値あり。

水路に鯉は、古い町並みならでは
今回の旅の目的の一つは風雅を海で泳がせること。
天気は最高で、すでに海水浴客で9号線の渋滞も始まっている。鳥取県の海岸沿いはどこでも海水浴場のようにきれいな砂の海岸だ。たまたま通りかかった海岸、人がすくなかったのが理由で急遽ここで泳ぐことに・・・・。しかし、波の高い日本海は風雅にはとてつもなく怖かったようで、一度抱いて水につかるなり「こわいーっかえるーっ」と泣きわめいてしまった。結局、砂浜で1時間ほど遊ぶだけで、海水浴はおわりっ。
ちょっとしか泳いでないが晴天の日差しは強烈で、特に首から肩にかけてがひりひりしてきた。それに体も塩水でべとべとで頭も洗いたい。地図とにらめっこし、白兎海岸から少し内陸に入ったところに「吉岡温泉」がある。あまり大きな温泉街ではなさそうだが、ちょっと寄ってみることにした。
吉岡温泉は吉岡川沿いに湧出する山峡の閑静な温泉で、初夏にはホタル狩りを楽しむことがでるようだ。数件の温泉宿もすこしひなびた感じも丁度いい。公衆浴場が大人200円と言うのもなおよろしい。
お湯はむちゃくちゃ熱く、きっと50度以上あるに違いない。皆、肩までつかることができずに断念していたが、私は思い切ってチャレンジ。日焼けがチクチクしてむちゃくちゃ痛かったが、それがここの売りなのだろう。
ちなみに2箇所ある足湯も例に漏れずむちゃくちゃ熱く、ゆっくり足をつけておくことは不可能であろう。

町の公衆浴場
この旅の締めくくりとして、考えていた場所が有る。「浦富海岸」だ。約10年ほど前にたまたまこの辺りをとおってたまたま寄ってみた場所だったが、その遊覧船から見る景色は私が今まで見た中でベスト3に入る絶景だった記憶がある。あらためて見ておきたいと思っていた。天気も最高。
遊覧船乗り場には、予想に反して大型バスもたくさん停車しており、大勢の客が船を待っていた。
以下、遊覧船案内HPからの抜粋です。

日本海の荒波と風雪が彫りあげた、目をみはるばかりの豪快な景観。どこまでも透き通る海水に浮かぶ夢のような白亜の島々。−浦富海岸は、山陰海岸国立公園中もっとも明眉な景勝地として古くから多くの人々の目を楽しませてきました。日本三景の松島の女性的な美しさに対して、ダイナミックで男性的な魅力から「山陰の松島」と呼ばれています。島々の間を遊覧船でめぐる40分間は、鳥取砂丘、大山と並ぶ、鳥取県観光の見逃せないハイライトです
浦富海岸は松島よりも、北山崎よりも個人的には好きな景色だ。40分の遊覧船もあっという間だ。

この後、ただひたすらに再度国道9号線をひた走り、滋賀県大津までまで帰ってきた。
途中に通った「和田山町」は他の地域よりもガソリンがリッター10円ほど安かった。