滋賀県高島町 古い町並みと川端(かばた)散策 2008.4.6

平成の大合併で私の住む滋賀県大津市も琵琶湖西岸の半分近くまでを占めるようになった。その西岸で大津市のすぐ上に位置するのが高島市である。以前レポートした風車や白ひげ神社も今では高島市の一部である。 
 高島市は自然がいたるところに残り、行楽にはもってこいの場所である。琵琶湖の水もぬるみ、色とりどりの花が咲き乱れるこの時期親子3人でドライブがてらにここまでやって来た。
 大津市内から湖西バイパスを乗り継いで約40分の距離だ。すぐ左手に見える琵琶湖バレイにはまだ白い雪が残っている。
国道161を北へ向けて走ると「高島市内」の看板が目に入る。その通りに道を左に入ると次に「びれっじ」というなぜかひらがなで書いた看板が道案内を始める。「びけっじ」は高島市の観光ポイントのひとつで歴史ある町並みを保存再生してまちの観光情報発信基地の役割も果たしている。100メートルほどの道の両側にパン屋や酒屋など店舗を兼ねた古い趣のある建物が続く。ぶらっと歩いても30分とかからない。 そして、土曜日だと言うのに、観光客は誰もいない・・・

「びれっじ」の裏通りには水路の残る古い町並みがある。びれっじで買ったパンをかじりながら町並み散策。写真は風雅の空中浮遊の瞬間です・・。
高島市散策でもう一つ見ておきたい場所があった。それは、「針江地区の川端(かばた)」である。
観光地ではないため、どの旅行雑誌にもほとんど紹介されていないが、ここ針江地区はH17年度に農水省の「美の里(びのさと)づくりコンクール」を受賞した町である。ここは比良山系を源に大量に湧き出る湧き水を利用した水路が町を貫いている。各家庭ではこの湧き水を利用した工夫がなされ「川端」と呼ばれる生活用水の仕組みを作り上げている。近くに車を停め、町中を親子3人お散歩だ。
「川端」は各家庭の敷地内にあるため、見て回るにはガイドさん同行が必要である。ただし、外から見るだけならOKということだった。ガイドツアーは月に2回ほど行われているので、興味のある方は是非どうぞ。

針江地区を流れる疏水には、清流でしか生育しない「梅花藻」が生えている。

民家の軒先 目を引く美しさ 

ちかくの田んぼにはつくしが超群生
川端のある町並み散策は外側から見るだけだ。それでもきれいな水路には鯉が泳いでいたり、洗濯場があったりと十分堪能できる

外から見た川端

洗濯場か?

鯉も泳ぐ水路 水のよごれのバロメーターにもなるらしい
高島市は今回紹介した以外にも琵琶湖、比良山の自然を取り入れたおすすめスポットがたくさん存在する。自然が好きな私にとっては何度でも訪れたい場所である。