瀬戸内海 大島をひとまわり 2005.12.30(金)
2005年の年末は妻の実家の愛媛県今治市に帰ることにした。今治市は知る人ぞ知る「タオルの町」で、街中にもタオル関連企業の看板が目立つ。しかしながら、日本全体がそうであるように、中国からの安い商品が流入し、ここ今治も今や苦しい立場に立たされている。そういえば、タオルは自分で買うものというより何かのお祝いでもらうものであるという感覚が大きい。数年前には、お城のような「タオル美術館」と言うものがオープンし、結構客も多いと聞く。まぁ、それ以外見るところがないと言うのが本音だとおもうが・・・。
本州と四国を結ぶ3番目のルート「しまなみ海道」は広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶルートとして約10年前にオープンした。このルートの特徴は、点在する島々の間をいくつかの橋でつないでいるというところだ。その結果、未だに高速道路が開通していない島などでは島の一般道を走ることになり、島の様子を身近に感じることもできる。
 本州から四国に向かうルートで最後の島が「大島」である。
四国と大島を結ぶ間の巨大な橋は「来島海峡大橋」といい、世界初の三連吊橋「来島海峡大橋」(全長約4km)として知られている。その美しい姿は橋の両側にある展望台から眺めることができる。ただ、たったこの距離が車一台片道1700円というちょっと割高な料金には納得がいかない。

四国側の来島海峡展望館からの眺め。少女の銅像がいい感じでしょ。
12月30日 特に用事の無かった私の発案で息子風雅に海を見せてやろうということになった。大島はしまなみ海道のルートとしては何度が通ったことはあるが、ゆっくりと島内を走ってみたことは無い。片道1700円の通行料はバカらしいが、来島海峡大橋を渡って、いざ大島へ!

大島は農業と水産業、そして大島石といわれる石材業が盛んな島である。しまなみ海道のルートになったおかげで交通量も増し、観光産業もちらほらと見られるようになってきた。

橋に対抗して頑張っている今治-大島間のシャトルカーフェリーターミナル「下田水港」。道の駅もできていて、観光客は思いのほか多かった。でも、何も無いことを知り、皆そそくさと車に乗り込んでいた。

観光ガイドにもほとんど出ていないが、島の特産の一つに「大島醤油」がある。その蔵は趣のあるつくりをしており、一見の価値がある。店はオープンしていたが、結局誰も出てこなかったので、そのまま帰った。本当にのどかな島である。
大島の観光ガイドを見てもほとんど何も書いていない。まぁ、隠れた名所を見つけるのが島観光の醍醐味でもあるのだが、ずっと車を海岸沿いに走らせても本当に何も無い。

こんなところにボウリング場?と思って近づいてみたら、普通の工場でした・・・

島のいたるところに大きな瓦礫が積み上げられていました。主に墓石として利用される大島石です。
大島 亀老山からの来島海峡の眺望は名高い。来島海峡大橋が眼下に見渡せ、わざわざ写真を撮影する高台までが用意されている。確かに予想以上の絶景に少し感動した。 

その名の通り、老いた亀の伝説が残る亀老山展望台。

立派な展望台です。

二人の愛の永遠を誓った鍵。こんなところにもありました。

大島からの帰りは、橋を渡るよりも安いと宣伝しているシャトルフェリーを利用しました。車一台につき何人乗っても片道1000円。時間が合えば、絶対こっちの方がお得だわ。風雅も初めて見る海と潮風に足をばたつかせて喜んでいた。