香川県 伝説とおとぎの島 鬼ヶ島 2008.1.4

今年は何故か島に行きたかった。理由は特にないが、なんだか島には島独特な風習なり伝統があり、ちょっと変わった何か・・・が見つかるような気がした。そんな気持ちで瀬戸内の島々をいろいろと調べていくうちに香川県高松市沖にあの鬼ヶ島が実在することを知った。行かねばならない。
1月4日 今治を昼前の11時過ぎに出発し、高速で高松へ向けて走った。船の出港時間を考えると遅すぎるが、まぁだめもとで行ってみるか。
「サンポート高松」のパーキングに車を停めて、とりあえず船の時間だけを見ようと港へ向かった。通称「鬼が島」は女木島といい、高松港から船でたったの20分の距離にある小さな島だ。港へ近づくとちょうど女木島行き船が出港する直前だった。「まってぇー」と私一人駆け足で船に駆け寄り切符を購入する間出港を待ってもらった。やっと追いついた妻と風雅と3人無事に船に乗り込むことができた。ふうっ 相変わらずどたばたの旅だ。

男木島・女木島行きフェリーは真っ赤な色が目印だ。

女木島は港にある「鬼の館」が目印だ。

女木島には鬼の洞窟がある。行かなければ。港にある案内板。
夏以外に女木島に来る観光客は必ず「鬼の洞窟」へ行く・・と言うかここしか観光施設がない。船が港に着くと、当然のようにちっちゃなワゴン車(バスらしい)に案内され、山の上にある洞窟まで約10分のドライブだ。往復大人一人600円はいい値段だ。運賃は帰りに回収するというなんとものどかなシステムだ。
さて、ではなぜこの島が鬼が島なのかと言うと、資料を簡単に説明するとどうやらこの島に昔、海賊(鬼)が住んでおり、人々から財宝を強奪したり、婦女子を誘拐して猛威をふるっていた。岡山と讃岐を往来していたワカタケヒコ命(桃太郎)がそれを見かねて犬、キジ、猿にあたる家来を引き連れ鬼退治をしたという言い伝えが残っている。近代になり、文献や言い伝えを元に調査を行った結果、ここ女木島が鬼が島にあたり、鬼の隠れ家だった洞窟も発見されたことから桃太郎伝説が実話であったと言われている・・・どこまで本当だか?

洞窟近辺には多くの鬼が出没します
洞窟入り口付近には小さな売店が一つだけあり、入り口には受付兼ガイドのおじさんが一人います。おじさんは頼みもしないのにガイドをしてくれます。でも、受付も兼ねているので、ガイドをしている間は受付は無人になってしまいます。入洞料一人500円。

全長400メートルの人工の洞窟内部はまるで大きなアリの巣のような状態になっており、いくつかの部屋に分かれている。当時の鬼の様子?が人形で再現されています・・・・
約15分の洞窟探検を終え、再びバスで港へ向かった。
港には多くの鬼たちと何故かモアイが私たちを迎えてくれた。

このモアイ像はイースター島のモアイ修復練習用に造ったものだそうです

島には「オーテ」と呼ばれる石垣が有り、波風の害から家々を守っています。
島に渡ってから帰りの船に乗るまで、ちょうど1時間。この船に乗り遅れるとあと3時間待たないと船がない。この島で3時間をつぶすのは至難の業だ。
この後、再び高松港に着き、遅めの昼食を済ませてから一路滋賀の家へ向かった。