愛媛県 今治、新居浜の旅 2008.1.2

2008年の正月は妻の地元 愛媛県 今治市で過ごすこととなった。最近ではETCの割引も充実していて、長距離でも深夜の12時から4時の間にICをすぎると3割引となる。大津から今治は途中で瀬戸内海を渡る必要があり、高速料金だけでも1万円以上かかってしまう。利用しない手はないっ。1月1日 早朝の3時過ぎに家を出発し、最寄の京都東ICを4時前に無事通過。その後はひたすら西へ向かった。今回は広島県 尾道市から愛媛県 今治市へ渡る「しまなみ海道」ルートを通ることにした。
 しまなみルートはいつの間にか全線が開通していて、一度も高速を降りることなく今治市に上陸した。早朝で空いていたのもあり、過去最短の4時間で到着。息子 風雅も大喜びだ。
結婚してから早11年。それまで全く知らなかったこの土地も毎年訪れているため、特に見て回るところもない。正月ぐらいじっとしていれば良いと思うだろうが、それができないのが私なのだ。
今回は訪れる前にいろいろとネットで情報を調べてみた。近くに巨木があるようだ。ちょっと時間つぶしに行ってみた。

今治市内にあるとある小学校のグラウンドの片隅にあるクスの巨木。これほどの大きさならば普通市や県の天然記念物指定を受けそうなものだが、そんな雰囲気は全くなく、横にはグラウンド整備用の道具が無造作に転がっていた。そのおかげか、妻も小さいころからこの大きな木に登って遊んでいたという。子どもたちと一緒に育つ木 指定なんか受けたらそれもできなくなるだろう。このままでいいのかもしれない。そのためか、数多くある巨木サイトにも全く紹介されていない。

丹原町「土居の大楠」
この木はネットで探した。大体の場所だけ調べて後は実際に行ってみれば大きいので分かるだろう・・・・甘かった。広すぎて分かる分けない。それでも車でしばらく走りまわりようやくたどり着くことができた。人が横に立つとその巨木ぶりがよくわかる。
今治市と言えば、知る人ぞ知るタオル生産量日本一だ。中国などの安価なものに押されて一時よりは衰退したが、それでも最近では質の良い、付加価値の高いタオルで再び脚光を浴びている。「今治タオルプロジェクト」なるものまで動いているようで、そっと見守ってみよう。
 タオルが日本一・・・と言っても観光にはつながらない気がするが、それは今治商人?!の本領発揮で、「タオル美術館」なるものがでーんとそびえている。あるのは知っていたが、まともに見るのは初めてだ。

中は愛媛のお土産から、タオルに関するグッズが販売されていた。ちょっと寄り道してのぞいてみるにはいいかもよ。

タオルです・・・。
有料ゾーンでは、実際のタオル製造工程が覗けて、それなりに面白い。途中から、絵画やタオルの芸術作品などが飾られていて内容は充実していた。大人一人800円は高いか安いか?

タオルの水族館

日本一長いタオルも飾っていた
今治から、高速で30分ほど走ったところに、かつて日本の三大銅山のひとつ「別子銅山」がある。「産業遺産の町 新居浜」のシンボルともなっている銅山跡地は今では道の駅にも指定され、食堂から温泉までもが併設された施設「マイントピア別子」となっている。
 
1961年 住友家の開坑に始まり、1973年までに65万トンという膨大な量の銅を産出し、住友グループと共に日本の近代化に貢献した。

入り口付近には変な焼き芋売りがいた。

「旧水力発電所」
別子銅山の動力源になる電気を供給。レンガ造りがいい。

観光坑道のあるところまで鉱山鉄道で連れて行ってくれます・・・と言っても歩いても10分程度の距離です。それでも風雅は大喜び。

坑道入り口

内部には当時の様子を再現しています。
マイントピア別子内 および 周辺をご紹介します。

鉱山鉄道の赤い鉄橋

「第四通洞」

当時 実際に使用されていた鉄道 鉄橋

近くには当時の面影を残した集落がありました。石垣が特徴です。

近くには別子銅山記念館がありますが、訪れた日は休みでした。残念・・・。

公園内には当時実際に利用した列車も展示してあります。
何度も訪れた土地でも探してみればいろいろと見どころがあるもんです。それもインターネットが普及したおかげかな。

新居浜市は別子銅山を中心に「産業遺産の町」として世界遺産登録を目指していると言う。個人的な意見だが、ムリだろう。というか昨年登録された石見銀山にしろ高野山にしろ、日本国民が行った事もなく知らない場所が世界遺産に登録されること自体、世界遺産の質の低下を感じてしまう。毎年、数が増えるのもどうかと思う。今年早々、地元の琵琶湖も世界遺産登録を目指す・・・と知事の発言があった。あ〜あ〜。