レトロな町並み集 京都府 伏見 ・ 岐阜県 美濃 ・ 滋賀県 柏原宿
京都府 伏見 酒蔵の町並み

京都市の南に位置し、良質な地下水の湧き出る地域「伏見」。水のおいしいところにお酒は付き物で、ここ伏見も兵庫の「灘」、広島の「西条」と日本三大酒どころとして有名な町である。正直、日本酒にはあまり興味はないが、酒蔵の続く趣のある町並みを歩きたくなり、今年3月の休日にぶらり訪問した。
ここ伏見の酒蔵で一番目に付くのが月桂冠大倉記念館である。入り口側にある駐車場は大型バスも停まれるほどの広さがあり、ここに車を停めて町並みを見て回るのがお勧めだ。表の様子とはうって変わって、建物正面から左側に回り濠川沿いにでると白壁土蔵の連なる酒の街ならではの趣を感じることができる。

月桂冠大倉記念館

堀川沿いには多くの絵描きが筆を握っていた
他にも黄桜の酒蔵にはシンボルの河童博物館なども併設されており、街中をぶらぶら歩くだけで半日はつぶすことができる。
近くの商店街「竜馬通り」も味があっておもしろい。
岐阜県美濃 うだつのあがる町

2007年6月。久しぶりに一人きりの時間がとれたので、車で隣の岐阜県を訪れた。以前、徳島県脇町の「うだつ」を紹介したが、ここ美濃市も「うだつのあがる町」として名を売っている。日曜日に訪れたにも関わらず、観光客はほとんどいないひっそりとした町だったが、まあそれはそれで趣があってよかった。

「うだつ」とは、屋根の両端に張り出す防火壁のこと。塗り込めの民家、土蔵、格子・・・江戸時代から続く造形美が今なお息づいていた。

これまで、数々の町並みを見てきた中で正直「美濃」は今ひとつ魅力にかけた。その理由は新と旧が中途半端に入り混じった点にあると写真を見ながら気づいた、それでもまっすぐな町の向こうに山が堂々と位置する光景はここの町の魅力でもある。また、美濃和紙は全国的に有名で和紙アートとのコラボで町おこしも行われている。

りっぱなうだつがあがっている
町並みから少し歩いて長良川沿いまで行ってみた。
長良川沿いに川を見守るかのように静かにたたずむ「上有知(こうずち)川湊灯台」があった。この木製の灯台は、かって美濃の町が長良川船運の拠点であった名残をだ。
町並み散策は変なものの宝庫でもあるからやめられない。

帰ってきてから、ネットで調べてみたら「ホモゲ牛乳」って全国にあるんですね・・・ネーミングが・・・
滋賀県 山東町 柏原宿

新幹線も停まる滋賀県米原市の北に位置する柏原宿は、中山道宿場町として栄えた町で、当時は1.4キロメートルにわたって近江8宿の中でも一番長く、とてもにぎわった街道筋であった。清流の町として有名な醒井宿からも近く、2007年7月にちょっと寄ってみた。

正直に言うが、近くに来るまでこのような町並みがあるなんて全く知らなかった。予想通り、休日だというのに観光客は誰もおらず、さらに住民もだれも歩いていない。ただ、「柏原宿歴史館」なる建物の中から聞こえてくる地元民の笑い声だけが妙に響き渡っていた。

とにかく寂しい通りだが、町並みはきれいだ。

町並みの入り口に建つシンボル的存在。
今回は「旅の足跡」100回目記念の恩赦として、単独で紹介するには物足りないが放っておくにはもったいない町並みスポット三つをまとめて紹介した。地図とじっとにらめっこしてみたら意外と近くにもいろんなスポットがあるもんですね。日本の町並み探訪はすでに私のライフスタイルになっており、これからも続けて行きます。