初秋の北海道 子連れ旅 2007919-0922

 今年の夏は暑かったぁー。仕事なんてやってられない。だけど、夫婦そろってお盆休みも取らずに、がんばりましたよ。そうっ北海道へ行くために!!
 北海道では紅葉が始まるこの季節、なかなか安いチケットが手に入らない。仕方ない・・・平日に仕事休むか・・・ということで半ば強引に9月の水曜日発で北海道へ行くプランを立てた。半ば呆れ顔の妻も本格的な北海道旅行は初めてのため、特に不満もなく決定した。問題は、2歳になる風雅がじっとしていてくれるか。まぁ、なるようにしかならないさっ。Go!

北海道は私にとって3回目。過去2回とも学生時代のため、もう10年以上も前の話となるが、今の私の放浪癖というか鉄砲玉と言うか、ふらふらと自由な旅のスタイルの原点は当時の北海道の旅にある。とにかく北海道があるから今の私があると言っても過言ではない。そんな場所に妻と息子と3人で訪れた。さて、10年ぶり初秋の北海道は私たちを快く迎えてくれるだろうか。出発前の天気予報は「北海道だけ雨・・・」
9/19 安いチケットだけあって北海道千歳空港に着いたのはすでに午後4時、そして天気は雨。すぐにレンタカーブースでレンタカーを手配して出発したのは5時前。本日の宿 北湯沢温泉に行く前にちょっと寄り道しようと思っていたルートもすべて変更。おまけに平日の渋滞とも重なり最悪のスタートである。
 雨の中宿に着いたのはもう辺りは真っ暗になった7時過ぎ。とにかく夕食だけは間に合った。食後、宿にいても何もない。そこから車で30分ほどの
洞爺湖では4月から10月にかけて、毎日花火大会が行われていて、「ロングラン花火大会」としてギネスブックにも登録されているらしい。行くしかないっ。

洞爺湖では花火大会観覧用の船が就航している。大人\1500は高いかやすいか?約30分間に300発の花火が打ちあがる。湖面に反射した花火が美しい。
1日目のイベントはこれだけ。とにかく天気が回復してくれるのを祈るばかりである。
9/20 旅行二日目。朝起きて、外を見ると「ざーっざーっ」 昨日よりもひどい大雨。すべての予定が狂ってしまう。当初、景色のきれいな羊蹄山やニセコパノラマラインを通り、積丹半島一周をする予定であったが、すべてキャンセルだ。それでも朝食を終えたころには少し雨脚も弱くなってきた。とにかく出発だ。

洞爺湖ほとりにある「
昭和新山」は昭和18年の地震をきっかけに盛り上がってできた山で、今でも火口付近からは湯気が立ち上っている

昭和新山 早朝なので、人はほとんどいないが、ちゃっかり駐車料金だけは取られてしまった。
洞爺湖からダメもとで羊蹄山を一周するルートを取りニセコ方面に車を走らせた。が、やはりダメなものはダメで、目の前にあるはずの羊蹄山の雄姿やニセコの絶景が霧と雲で全く見えない。仕方なく、ルートを少し変更し積丹半島をカットして、余市町へ向かった。ここには「ニッカウイスキー 余市工場」がある。天気も良くないので、ちょっと寄ってみることにした。

北海道だけあって、とても雰囲気のある工場で、見学ルートや売店も整備されていてとってもGOOD。妻は限定チョコレートのつまみ食いに余念がなかったが、私は昭和初期の趣のある建物群に見入ってしまった。
続いて、ちょうどお昼ごろ「小樽」に着いた。小樽と言えば運河が有名で、その運河に沿ってこじゃれたショップが並んでいる。風雅もお腹が空いているのか少し不機嫌気味。北海道といえば「ウニ」。運河沿いの食堂でイクラ・ウニ・サケの三色丼を頂いた。
十年前の記憶と比較すると、やはり観光化が進んでいて、シックな町並みも 造られた町 という雰囲気があるのを否めない。それでも親子3人で歩く運河沿いの遊歩道は、なんとなくほのぼのとさせてくれる。雨も上がってくれた。やはり私の日ごろの行いか?

おいしかった三色丼 でも、風雅が不機嫌でゆっくり味わって食べれなかった。

風が止まると水面に鏡のように映りこむ倉庫群が、また趣がある。

倉庫の裏側はショップ街になっている。妻はここで食後のデザート?!として「じゃがバター」を食べていた。
実は2日目の宿は道央の層雲峡温泉にとっている。小樽から約300キロの地点。そろそろ向かわないと夕食に間に合わない。この後は、高速道路などを使って富良野を通るルートでとにかく北上した。10年前に来た時は1時間100キロの計算で何とか行けたが、今回はところどころで小さな渋滞にあって思い通りに進めない。後部座席では気持ちよさそうに妻と風雅が眠っている。そして、何とか夕方5時前に富良野に入った。ラベンダーやドラマのロケ地で有名な土地だが、季節外れのためラベンダーはすでに終わっていた。その代わり色鮮やかな花が植えられていて、思わず立ち寄ってみることにした。

富良野でも有名な「
富田ファーム」。シーズン中には、近くにJRの駅が出現する。
9/20 旅3日目。朝 5時過ぎに目覚ましで起きた。ここ層雲峡大雪山系黒岳の登山出発地点としても有名で、温泉街からロープウェーとリフトを乗り継いで7合目まで上ることができる。また、ふもとからは約24キロにもわたる断崖絶壁の柱状節理や見事な滝を眺めることができ、道央のメジャーな観光ポイントである。そして、日本の紅葉はここからスタートすると言われ、すでに黒岳頂上付近では色づき始めていると聞く。団体客が押し寄せるその前に是非行ってみたい・・・ということで朝食前の朝6時過ぎ発のロープウェーに乗った。 

ロープウェー乗り場。まだ人はまばらだ。

層雲峡温泉街が小さく見える

7合目付近ではすでに紅葉が始まっていた。

一瞬のぞいた晴れ間から光の筋が山々を照らした。
約1時間の黒岳散策の後、ホテルで簡単な朝食を取り、本日の旅の出発。
層雲峡ならではの景色を見に行った。

すでに団体バスも行動を開始している。できるなら一緒になりたくない。それに、驚いたことにほとんどが中国人だった。

ずうずうしい中国人団体客がいなくなったわずかな時間に写真を撮った。「銀河の滝」。冬には凍ってしまう。
妻の希望と息子風雅が喜ぶと思って行ったあのマスコミが作り上げた人気の「旭山動物園」。駐車場からすでに大混雑。中に入ると・・・人・人・人 。人気のあるブースには行列が出来上がっている。それに常に歩きながらの見学でゆっくり見ていることもできない。人気のあるブースはことごとくパス。それでも一通り見て回ったが、時計を見てみると園内にいたのはたったの40分だった。思っていた通りマスコミと旅行業界に踊らされているだけだ。京都の市営動物園や大阪の天王寺動物園、愛媛の砥部動物園の方がずっとずっと楽しめますよ。

とかなんとか言いながら、マスコミにおどらされて撮った写真。「あざらし館」にて。
今回の北海道旅行で私が一番楽しみにしていた場所「美瑛」。過去2回の旅では全く立ち寄りさえしなかったポイントだ。北海道らしい壮大な景色を是非この目で見てみたいと思う。
ガイドブックではなだらかな丘にまるでパッチワークのように色とりどりの畑が遠くまで見渡せる「
パッチワークの丘」や「パノラマロード」が紹介されている。テレビのCMにも利用されるという。ちょうどお昼時なので、近くのコンビニでお弁当を買った。景色を見ながらのお弁当はおいしいに違いない

「パッチワークの丘」 天気が・・・。

タバコのCMに使われた「セブンスターの木」

車のCMに登場した「ケンとメリーの木」

咲き誇るひまわり畑

哲学の木
今回の旅で一番色鮮やかで美しかった「色彩の丘」。美瑛を代表する景色です。
三日目は夕方近くまで景色のきれいな美瑛・富良野あたりをうろちょろした。北海道の壮大さが実感できるスポットで期待通りの場所だった。たくさんの写真も撮ったが、やはり天気がいまいちだったのが残念でならない。真っ青な空の下で見る美瑛の丘はまた格段とすばらしいに違いない。

三日目の宿は札幌市内の
定山渓温泉。札幌市内で渋滞に巻き込まれ宿に到着したのは夜8時ごろ。急に雨も降り出した。ふぅっ北海道3泊4日の旅もあと少しで終わりである。
最終 9/21 四日目の朝も早朝に目が覚めてしまった。雨も上がっているようだ。朝食までにはまだ時間があるので、温泉街を少し散歩することにした。何故か起きてしまった風雅も一緒に連れて行けとごねる。仕方がないので肩車をしながら早朝の温泉街を散策した。
 札幌市内から車で30分ほどの距離で空港までも近いので北海道旅行の最終日の宿として人気の高い場所である。マスコットがカッパということで街中のあちこちにカッパのモニュメントが置いてある。景色は特に撮るものはないがコミカルなカッパたちは面白い。
無事に四日間の旅を終えた。風雅もとっても元気で大自然にはしゃぎっぱなしであった。今回は主に道央に重点を置いて回ったが、北海道の本当の魅力は摩周湖・知床・網走などの道東と根室・稚内などの道北にある。「今度は道東に重点をおいてまたこよなっ」と言う私の提案に「風雅と二人で行きっ」と妻。
よしっ、風雅っ今度はパパと二人旅だ!