徳島・香川 ぶらり立ち寄りの旅 歴史の街「引田」 2006.8.16

ほぼ毎年のように妻の生まれ故郷の愛媛県今治市には帰っている。今年は往路で途中に広島県により、初めて竹原港から船で渡ったが、いつもは淡路島を縦断していく。毎度のことなので見慣れた景色は飽きてくるため、この他にも尾道から島なみ海道を渡ったり、瀬戸大橋を渡るルートなども試してみた。行きはまだ元気があっていいが、帰りとなるとどうしても最短ルートの徳島道利用を選んでしまい、いつも「ただ帰るだけ」となってしまう。そんなのいやだ・・・。今回は休暇的にも余裕があったため、四国の国道をつかい、ぶらり立ち寄りをしながら帰ることにした・・・・というか、勝手に決めた。
今治市から、海沿いに東へ向かうと香川県にはいる。いつもなら遠回りになるため通らない。観音寺市には「銭形」と呼ばれる砂浜に書いた巨大な「寛永通宝」がある。琴引山頂の展望台から一望できる。すぐ後ろは海水浴場となっていて、ちょっと遊んでいくことにした
琴引浜で少し風雅を遊ばせたた後、次の目的地へ向かった。一度行ったことはあるが個人的にどうしてももう一度行きたかったため、再度内陸に向かった。
徳島県に入り、巨大な吉野川沿いの国道192号線を東に少し走ると「加茂の大クス」の看板が目に入る。

1000年もの間、落雷や暴風に耐え強い生命力で威風堂々と今なおそびえる大クス。根元の周囲は19メートルもあり、天に向かって高々とそびえ大空にゆったりと広げた枝は、東西に50メートル、南北に45メートルにもなる。威風堂々ずばりで遠くから全体を眺めた姿といい枝振りといい、全国に巨木はたくさんあるが、個人的にいまだにこれほど立派なものは見たことがない。
ちっちゃな風雅がよりちっちゃく見えます。
後はただひたすら東へ車を走らせた。ラジオでは高速の渋滞状況が入ってくる。後部座席では疲れきった妻と風雅が爆睡中である。もう一箇所くらいどこか寄るところないかなぁ・・・と改めて地図とにらめっこすると、淡路島に渡る少し手前の東香川市引田町に小さく「町並み」と言う字が書いてある。情報はそれだけしかないが、またまた少し遠回りになるがとにかく行ってみることにした。
近くまで行ってもどこが「町並み」なのか良くわからない。仕方なく最寄のJR駅まで行き、町全体の地図をゲットし再度確認した。
どうやら海沿いに古い町並みが残っているらしい。


昔ながらの景観を今に伝える引田の古い街並み。
引田の古い街並みは引田の氏神である誉田八幡宮から本町通り沿いにかけて通り、大きな商屋や赤壁の醤油醸造所、入り組んだ路地など、閑静な通りにはアンティークな趣きが漂います。特に松の下近傍には引田御三家といわれる旧庄屋の「日下家」、醤油業の「岡田家」(かめびし)、酒・醤油業の「佐野家」(旧井筒屋)の家屋敷が軒を並べています。今も息づく街並みをごゆっくりとご鑑賞ください。

(東香川市観光案内抜粋)
お盆休みのためか、観光客もちらほら見かける。まったく知らない土地だったために思っていたよりも本格的な「町並み」にすこし感激。夜には灯りが点り町全体が更に幻想的な雰囲気になる・・・らしい

引田を代表する朱色の建物「かめびし醤油」

引田郵便局

この竹筒に灯りが点る
まったく知らずにぶらりと立ち寄った場所が思いの他印象的で、良かったと言うことはこれまでにも数回あるが、ここ引田もそれに値する。帰ってきてからインターネットなどで調べてみると、他にもいろいろなことがわかってくる。
ぶらり旅をしていてこんなときが一番うれしい瞬間だ。

別名「風の港町」